バンギャル=バンギャとは?外見・実態の特徴やV系用語など深い生態を解説
個性的なファッションが特徴のバンギャですが、V系に関することは知らない人も多いのではないでしょうか。
派手な見た目の人が多いため、「なんとなくとっつきにくそう」というイメージを持ってしまいがちですが、彼女たちは好きなことに夢中なだけで、変わり者なわけではありません。
この記事では、バンギャの特徴や繰り出される用語などから、その生態に迫ります。
バンギャを目指している人や、単純にV系に興味がある人はぜひ読んでみてくださいね!
Contents
バンギャとは
ヴィジュアル系をよく知らないという人は、「バンギャ」という言葉自体知らないかもしれません。
まずは、バンギャについて解説していきます。
言葉の意味
「バンギャ」とは「バンドギャル」を略した言葉です。
「バンドギャル」とは、主にヴィジュアル系のバンドをこよなく愛する女性たちのことを意味します。
ちなみにヴィジュアル系は、化粧やファッションなどで世界観を構築するスタイルで、音楽ジャンルではありません。
「エモ」や「メタル」といった音楽ジャンルが好きな女性を指すこともあります。
それらのジャンルに詳しくない人にとっては、どう違うのかよくわからないかもしれませんね。
バンギャの派生語
「バンギャ」から派生した言葉がいくつかあるので紹介します。
「ギャ男」:「バンドギャル男」を略した言葉で、ヴィジュアル系バンドが好きな男性のこと
「コテギャ」:基本的にコテコテなV系ファッションをする女性のこと
「オタギャ」:バンギャである上に、二次元オタクも兼任している人のこと
「音源ギャ」:ライブには行かないで、CDで音楽を楽しむV系ファンのこと
「オバンギャ」:長年ヴィジュアル系を愛するファンのこと
「ネタギャ」:セーラー服やぬいぐるみなどの「ネタっぽい服」を着てライブに行くややKYなバンギャのこと
【外見編】バンギャの特徴
バンギャは基本的に個性的なファッションをしています。
ここからは、バンギャの外見に関する特徴を紹介していきましょう。
髪型は2パターン
バンギャの髪型は大きく分けると2パターンあります。
1つ目は、ヴィジュアル系バンドマンを意識した「男性っぽい髪型」です。
ホストのようにトップをツンツンに立てたり、アシンメトリーにして固めるといったメンズスタイルが人気です。
熱狂的なファンだと、刈り上げヘアにする人もいます。
カラーは基本的に派手な色にしますが、金色だけでなく、赤や紫、緑や青など、それぞれ好きなバンドメンバーに合わせて色を選択するバンギャが多いです。
2つ目の髪型は「ロリータを意識した髪型」です。
お人形さんみたいな巻き髪ロングヘアをしていたら、バンギャの可能性大。
このタイプの人は、V系の音楽が好きな女性がハマりやすいアニメに影響されていることが多いです。
独特な服装
バンギャは服装がとても独特で、髪型同様ヴィジュアル系のファッションを好む人とロリータ系のファッションを好む人に分かれます。
ヴィジュアル系のファッションを好む人は、基本的に黒を基調とした服装をします。
全身黒ずくめのファッションで、白や銀を差し色にする人が多いです。
ホストのような恰好や、執事のように襟があるシャツを取り入れる人も少なくありません。
ロリータ系のファッションを好む人は、全身白でふわふわのドレスを着たり、頭にボンボンや大きなリボンをつける人もいます。
どちらかといえばパステルカラーよりも、原色で派手な色の服装を好む人が多いです。
ちなみに全身黒のフリルドレスは「ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)ファッション」といわれています。
メイクが濃い
バンギャはメイクが非常に濃いのも特徴です。
ヴィジュアル系もロリータ系も、「女性が自分を可愛くするため」にメイクをするというよりは、「化けるため」にメイクをするので、ナチュラルメイクは論外です。
とくに目元のメイクを重要視する人が多く、シャドーは派手な色を濃く塗り、アイラインは普通のメイクの3倍程度の太さでくっきり描きます。
また、V系バンドメンバーがカラコンをしているので、それを真似してバンギャもカラコンをする人が増えています。
【実態編】バンギャの特徴
バンギャは性格も独特で、バンギャじゃない人と比べると、個性強めな人が多いです。
次はバンギャの実態に関する特徴を紹介します。
V系の人が好きなブランドに詳しい
V系の人が好きなブランドに詳しい人は、実はバンギャかもしれません。
ギャルに憧れている人は、ギャル系の人が好きなブランドの服を買うようになるので、自然とギャル系ブランドに詳しくなりますよね。
それと同じく、バンギャもV系の人が好きなブランドで服をゲットするので、自然とV系の人が好きなブランドに詳しくなります。
歴代彼氏はバンドマン多め
バンギャはバンドマンと付き合うことが多いです。
V系バンドばかり追っかけているため、それ以外の男性が見えなくなっているのでしょう。
楽器ができるというのが大きなプラスポイントですし、その雰囲気や出で立ちに惹かれる女性も少なくありません。
バンギャはヴィジュアル系のファッションをした男性が好きなので、相手がヴィジュアル系であれば、音楽性はあまり関係ありません。
たとえ売れていないバンドの人でも、ライブやファンレターがきっかけで付き合うこともあるのです。
好きなバンドマンへの愛が重い
バンギャはヴィジュアル系に関するオタクなので、好きなバンドマンへの愛が重い傾向にあります。
最初はただのバンドファンだったとしても、その気持ちを越えて、恋愛対象としてバンドメンバーに本気で恋をしてしまう人も少なくありません。
恋は盲目状態になり、推しのバンドマンに全財産をつぎ込んだり、妄想をこじらせて現実との境界線が曖昧になっていたりすることがあります。
気持ちが大きくなりすぎて、暴走してしまう人もおり、くだらない小競り合いに巻き込まれるなんてことも…。
どこか中二病っぽい節がある
バンギャはどこか中二病っぽい節があります。※ネット用語では「厨二病」といいます。
ヴィジュアル系はポップで明るい歌詞の曲というよりも、暗くて辛い気持ちや苦しみを表現した曲が多いため、どこか闇を感じさせる雰囲気がありますよね。
そういった内容の音楽が、バンギャの中にある中二病魂をくすぐり、ハマらせてしまうのです。
怪我をしていないのに包帯を巻き付けたり、服に大量の安全ピンをつけたりするのも、ヴィジュアル系バンドへの憧れが強い証拠です。
周囲の人を気遣える
バンギャは見た目が派手なので、非常識な人と思われがちですが、意外と周囲の人を気遣える常識人です。
礼儀正しいのはもちろん、相手の気持ちに共感する能力が高く、性格は優しい人が多い傾向にあります。
バンドのライブに行っても、みんなライブを楽しみたいので、激しくノリながらもしっかりルールを守るという人がほとんどです。
アイドルオタクのように、たまにそのバンドが好きすぎて暴走してしまう人もいますが、バンギャの風紀は厳しいので、そういう人は先輩バンギャから厳しいお叱りを受けることもあります。
バンギャが繰り出すV系用語
V系について詳しくない人にとっては、V系用語は使い方が謎な言葉も多いですよね。
そんな人のために、とくによく使われるV系用語を解説します。
「あがる」:ファンを辞めること
「女形(おんながた)」:女性っぽいルックスや雰囲気があるバンドマンのこと
「顔ファン」:V系の音楽に惚れこんでいるのではなく、バンドマンの顔でファンになった人のこと
「逆ダイ」:スタンディングの状態で、ステージに向かって飛び出し、突っ込んでいくこと。とくにインディーズのライブで行われることが多い。バンドによっては逆ダイするための曲があることも。間違ったポイントで逆ダイすると、他のファンに超迷惑
「コテ系」:コテコテのヴィジュアル系のこと。派手なファッションとメイクをこよなく愛し、「THEヴィジュアル系」の人たちのこと
「咲く」:左右の手で外回りに半円を描き、曲や煽りに合わせて花のように手を開いたり閉じたりすること。バンギャならではのアクション
「全通」:バンドのライブツアーなどに全て参加すること。その時間と資金力が、バンドに対する愛情だとされている
「ソフビ」:ソフトヴィジュアル系の略。コテ系ではなく、ナチュラルメイクで既製品の衣装を使う人たち。曲調もメロディー重視で、ヴィジュアル系っぽくない曲が多い
「ヘドバン」:ヘッドバンキングの略。ライブ中に頭を八の字に振ったり、上下に激しく振ること
「貢ぎ」:バンドマンのことが好きすぎで、プレゼントや現金など、尋常じゃなくバンドマンに貢いでしまう人のこと
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今回のお話で、バンギャの魅力に気づいた人もいるのではないでしょうか?
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派手で怖そうに見えても思いやりがあるバンギャもたくさんいる!
ヴィジュアル系に親しみがない人にとっては、外見が派手な人が多いバンギャは怖そうに見えることもありますよね。
しかし、大好きなバンドのために情報をかき集めたり、全てのライブに参加できるように移動費が安く抑えられる高速バスで移動したり、健気に応援している思いやりがあるファンも多いです。
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見た目も大事ですが、男女ともに中身にも目を向けることを忘れないでくださいね!