「面白いこと言って」と言われたらどうすればいい?対処法とNG行動を解説

「面白いこと言って」という要求は会話の中でありがちなことです。
しかし、急に面白いことを言ってほしいと言われても「どう対応すればいいのか分からない…」という人がほとんどでしょう。
下手なリアクションをすれば場をしらけさせる可能性もあるので、円滑な人間関係のためにも良い対処方法を知っておきたいところです。
そこで、今回の記事では「面白いこと言って」と言われたときの上手い対処法とNG行動を解説していきます。
Contents
「面白いこと言って」と言う人の心理
対応を間違えないためにも、まずは「面白いこと言って」と言ってくる人の心理を知っておきましょう。
相手の考えが予想できれば、その場に合わせた適切な対応がしやすくなるはずですよ。
退屈なだけ
「面白いこと言って」と言ってくる人は大体無責任です。
ただ退屈なだけで、周りの人に面白くしてほしいと考えて、相手の気持ちなど考えずに要求してくる人は少なくありません。
「そもそも自分から面白くすればいいのに…」と思ってしまいますが、何も浮かばないので身近な相手に頼ってくるのでしょう。
重い空気をどうにかしてほしい
重い空気の会合や会議というのはあるものです。
そうした重い空気を変えようとして、「面白いこと言って」と周囲に振る人もいます。
どんよりとした空気を自分1人で打破するのは難しいので、別の誰かに丸投げしてしまうのでしょう。
無茶振りで困らせたい
無茶ぶりで相手を困らせたいという気持ちから「面白いこと言って」と要求してくる人もいます。
急に「面白いことを言って」と無茶ぶりをされたら、どんな人でも戸惑ってしまうでしょう。
無茶ぶりされた側が困惑する姿を見たいがために、わざと仕掛けてくるのです。
こういった場合は、こちらも本気にせず適当に受け流すようにしましょう。
「面白いこと言って」と言われたときの対処法
合コンや飲み会、あるいは趣味の集まりなど、あらゆるシーンで「面白いこと言って」と言われる可能性はあるでしょう。
そこで「面白いこと言って!」と言われたときの具体的な対処法を紹介します。
自分の失敗エピソードを話す
「面白いこと言って」と言われたときのベターな対応の1つは、自分の失敗エピソードを話すことです。
失敗エピソードであれば、そこそこ笑いがとりやすく、周囲の共感も得られやすい傾向があります。
学生時代の失敗談や子供の頃の勘違い話など、自分の失敗ネタなら周囲を傷つける心配もないので多少過剰に話しても大丈夫でしょう。
全力でスベりにいく
「面白いこと言って」と言われたら、いっそ全力でスベりにいく方法もあります。
くだらないダジャレを言うなり一発ギャグを全力でやるなりして、つっこみ待ちでスベりにいくのがおすすめです。
とくに面白いことが思い浮かばないときは、下手に笑いをとりにいくよりもスベったほうがその場が盛り上がりやすいでしょう。
盛り上がるゲームを提案する
「面白いこと言って」という無茶ぶりに対して、盛り上がるゲームを提案するのも手です。
「山手線ゲーム」や「英語禁止ゲーム」なら、道具がなくてもすぐにゲームを始めることができます。
すぐにゲームを提案できるように、いくつか簡単なパーティーゲームを事前に調べておくとよいかもしれません。
冗談っぽく相手に振り返す
「面白いこと言って」と言われたら、言ってきた相手に冗談っぽく振り返すのもアリです。
「自分は思いつかないから、〇〇さんお願いしますよー」と軽い感じで投げ返せば、面白いことが言えなかったとしても、その後の会話が広がりやすくなります。
ただし、普通のトーンで言い返すと怒っているように聞こえてしまう可能性があるので、あくまでも冗談っぽく軽いトーンで言うのがコツですよ。
準備が大切!「面白いこと言って」に対する備え
「面白いこと言って」と言われたときに戸惑ってしまわないよう、日頃から準備しておくのもおすすめです。
急な要求にも対応できるように、ぜひ以下の方法を参考に備えておきましょう。
鉄板ネタをメモしておく
「面白いこと言って」と言われて、すぐに対応するのは難しいものです。
そこでおすすめなのが、前もって鉄板ネタをメモしておくこと。
自分の身に起こったことや友達から聞いた面白ハプニングなど、ネタになりそうなことをその都度メモしておけば話の引き出しを増やすことができるでしょう。
1つだけでなく、2、3個ネタをストックしておけば、急な無茶ぶりにもある程度応えられるはずですよ。
芸能人のモノマネを練習しておく
「そうそう面白い話なんて身の回りに転がってない…」という場合はモノマネがおすすめです。
誰もが知っている芸能人のモノマネやアニメキャラクターのモノマネなら、ある程度場を温めることができるでしょう。
そこまで似ていなくても、モノマネなら勢いで笑いがとれることも多いです。
いざというときに照れてしまわないように、友達の前で事前に練習しておく方がよいでしょう。
相手の情報を調べておく
「面白いこと言って」に対応できるよう、相手の情報を調べておくのも1つの手です。
事前に会う人の趣味や好み、興味のあるトピックに関する話題を仕入れておけば、たとえ無茶ぶりされても話題には困りません。
興味深いマメ知識や雑学などを披露すれば、相手もきっと喰いついてくれるでしょう。
トランプを用意しておく
「面白いネタやモノマネを披露するのは難しい…」という人もいるでしょう。
自分から発信するのが苦手なら、事前にトランプを用意しておくのがおすすめです。
「何か面白いこと言って!」と言ってくる相手は、退屈しているパターンがほとんどでしょう。
トランプを出してババ抜きや七並べ、神経衰弱といった誰もが知っているゲームを提案すれば、退屈をしのげるだけでなく、みんなで一緒に盛り上がることができますよ。
「面白いこと言って」に対するNG行動
「面白いこと言って」と言われたときに、やってはいけないNG行動があります。
間違った対応をして場を冷めさせないために、ぜひチェックしておきましょう。
無視や話題をスルーする
「面白いこと言って」という提案は確かに理不尽なものですが、だからといって無視や話題をスルーするのはNGです。
その場の空気を悪くするだけでなく、あなた自身が「空気の読めない人」扱いされる危険性があります。
たとえ上手く対応できないとしても、「無茶ぶりですよー」「逆に〇〇さん面白いネタあります?」と適当にあしらうことをおすすめします。
真顔で拒否する
「面白いこと言って」と言われたときに、真顔で拒否するのもNGです。
無視やスルーと同様、その場をしらけさせたり変な雰囲気にさせたりしてしまいます。
拒否したくなる気持ちもわかりますが、なるべく柔らかい雰囲気でネタがないことを素直に伝えるとよいでしょう。
誰かを傷つけるような話をする
「面白いこと言って」と言われたときに、誰かを傷つけるような話をするのは絶対にやめましょう。
他人の恥ずかしい失敗や容姿に対する批判など、そうした話題で盛り上がろうとすると周囲から引かれてしまう可能性大です。
誰かを傷つけてとる笑いは、楽しい雰囲気をぶち壊しにしてしまいます。
ダラダラと長く話す
「面白いこと言って」という振りに対して、ダラダラと長く話すのはやめましょう。
長い話はオチがわかりづらく、「結局つまらなかった」というイメージが強くなるからです。
短時間で笑いがとれるネタがないのなら、「今は面白い話はないよ」と笑顔で断るほうがマシでしょう。
「面白いこと言って」に対応するためには事前の準備が大切
「面白いこと言って」という要求に、急に応じるのは難しいものです。
しかし、いざというときのために備えておけば、困った無茶ぶりに対応することも不可能ではありません。
突然の「面白いこと言って」に戸惑わないためにも、普段から面白い鉄板ネタやモノマネを用意しておくことをおすすめします。
また、自分から発信するのが苦手ならゲームやトランプなどを提案するのもよいでしょう。
難しく考えず、その場の空気に合わせて柔軟に対応するように心がけてくださいね。
- 「面白いこと言って」と言ってくる人の心理には、「退屈なだけ」「重い空気をどうにかしてほしい」「無茶ぶりで困らせたい」などがある
- 「面白いこと言って」と言われたら、自身の失敗エピソードを披露したり全力でスベりにいったりするのがおすすめ
- 「面白いこと言って」という要求には、鉄板ネタをメモしておいたりモノマネを練習しておいたりするなど事前準備をしておけば安心
- 「面白いこと言って」という理不尽な要求に腹が立ったとしても、無視や真顔での拒否はNG