モラハラ男の特徴とは?付き合う前にモラハラ男かどうか見分ける方法を解説
「付き合う前は優しい人だったのに、彼氏になったら高圧的に…」という経験をしたことはありませんか?
残念ながら、付き合ってから「モラハラ男」に豹変する男性は少なからず存在します。
彼女に上から目線で説教してきたり、ちょっとしたことで人格否定してきたりするようなモラハラ気質の男性とは、できればお付き合いしたくないですよね。
そこで今回の記事では、モラハラ男の典型的な特徴や見分け方について解説していきます。
モラハラ男の特徴12選
まずは、モラハラ男に共通する特徴を押さえておきましょう。
これらの項目に当てはまる男性は、モラハラタイプ男性である可能性が高いので、早めに距離を取ることをおすすめします。
不機嫌な態度で脅そうとしてくる
不機嫌な態度で脅そうとしてくるのは、典型的なモラハラ男の特徴です。
気に入らないことがあると、ドアを乱暴に閉めたり、大きく溜息をついたりして不機嫌さを全面に出します。
不機嫌な態度を取られたら、萎縮して言うことを聞いてしまいますよね。
話し合いではなく、不機嫌な態度で他人を従わせようとするのは、モラハラ気質の特徴だと言えるでしょう。
ミスや欠点をいつまでも指摘してくる
モラハラ男は、相手のミスや欠点をいつまでも指摘してきます。
仕事や生活上の些細なミスは、その場で注意すれば済む話ですよね。
しかし、モラハラ男は「自分が上」「相手は下」という意識が強いため、時間が経ってもしつこく指摘してくるのです。
放置すると次第に支配関係が生まれてしまうため、できるだけ早めに関係を断ち切りましょう。
恩着せがましい発言が多い
恩着せがましい発言が多いのも、モラハラ男の特徴です。
「俺くらいしかお前の話し相手にならない」「お前のためを思ってアドバイスしている」などと、上から目線でいろいろ言ってきます。
相手をしなければそれまでですが、何度もしつこく言われ続けると、次第に「そうなのかもしれない」と思い込むようになってしまうでしょう。
いつの間にか主従関係になってしまい、その関係から抜け出せなくなる可能性もあります。
やたらと恩を着せてくるような発言が多いなら、モラハラ男の可能性を考慮して対処する必要があります。
注意が人格否定にまで及ぶ
注意が人格否定にまで及ぶのも、モラハラ気質の特徴です。
仕事でトラブルやミスが発生したとき、ミス自体やその原因について指摘し、以後そのようなことが起きないように注意しますよね。
このとき、モラハラ男は相手の性格や家庭環境まで否定します。
しかも、本人は「良心的な注意をしている」「アドバイスをしている」と思い込んでいる節があるのです。
ナチュラルに人格否定をしてくるのはモラハラ男の特徴と言えるでしょう。
怒ると無視して圧力をかけてくる
モラハラ男は、怒ると無視して圧力をかけてくることがあります。
圧力をかけられると、相手は罪悪感を抱き、その険悪な状況を改善するために機嫌を取ろうとします。
モラハラ男はこの心理を上手く使い、上下関係を作ろうとしているのです。
単に落ち着くまで相手との接触を避けているだけなら問題ないのですが、相手の存在を無視することで相手をコントロールしようとするタイプは、モラハラ男の危険性があります。
嫉妬深く束縛が激しい
モラハラ男には、嫉妬深く束縛が激しいという特徴もあります。
「他者との関わりを断つのが、相手を支配するためにもっとも簡単で有効な方法」と理解しているのです。
「自分の言う通りにさせたい」という気持ちが強いため、自分以外の人間の影響が及ばないように相手を囲い込もうとします。
相手の行動を逐一把握しようとしたり、友人関係にまで口出ししてきたりするようなら、危険なサインです。
普通なら口を出さないプライベートにまで踏み込んで干渉してくるなら、モラハラ男の可能性が高いと言えるでしょう。
弱みや恐怖心を使って女性を支配しようとする
モラハラ男は、弱みや恐怖心を使って女性を支配しようとします。
相手を脅して従わせることで、2人の関係を成立させようとするのです。
「言うことを聞かなければ大変なことになる」「〇〇しなければキレるかも」といったふうに、相手の弱みや恐怖心を揺さぶることで言いなりにさせようとします。
婚姻関係にある場合、経済的制裁や子供への影響をちらつかせることも多いです。
生活面でも精神面でも支配されると、妻側が抵抗するのは難しくなってしまうでしょう。
いつも主導権を握りたがる
いつも主導権を握りたがるのも、モラハラ男の特徴です。
モラハラをする男性は常に自分が一番上でなければ気が済みません。
日々のスケジュールから会話、デートの場所など、どんな些細なことも自分主導で進めます。
相手の意向を汲み取りながら物事を決めるのなら、リーダーシップのある男性と言えるでしょう。
しかし、気分によって相手を振り回す、相手の意見は一切聞き入れないといった態度であれば、間違いなくモラハラ気質と言えます。
「こうあるべき」という思い込みが強い
モラハラをする男性は「こうあるべき」という思い込みが強いです。
固定観念が強いため、多様性に対して柔軟な対応ができません。
男女のあり方や職業・経歴への思い込みなど、「〇〇ならこうあるべき」という思いが強く、自分の考え以外を認められないのです。
自分の考えからはみ出た人を見ると、許せない気持ちが抑えられなくなり、モラハラという行動に表れます。
白黒ハッキリつけたがる
白黒ハッキリつけたがるのも、モラハラ男の特徴のひとつです。
世の中には白黒つけられない、つけないほうがいい物事があると大抵の人は理解しています。
しかし、モラハラ男はグレーゾーンに対して許容する精神を持ち合わせていません。
「〇〇についてはあなたが間違っている」「YESかNOかで答えて欲しい」など、ハッキリと回答を求めます。
納得がいかないと必要以上に答えを求めたり、高圧的に迫ったりしてしまうのです。
何でもかんでも白か黒かで結論づける男性は、モラハラ男の可能性があるでしょう。
学歴や社会的地位が高い
モラハラを行う男性は、学歴や社会的地位が高い傾向があります。
いわゆるエリート階層で育ってきたため、「自分は優れている」「社会でも上位の存在である」という認識が強く、できない人やミスをする人の気持ちがわからないのです。
そのため、自分と同じ階層にいない者を見下す癖がついてしまっています。
もちろん、高学歴や社会的地位が高い人全員が、モラハラ気質なわけではありません。
しかし、モラハラ男の場合は自分の恵まれた立場が、悪い意味で他人を見下してもいい根拠になってしまっているのです。
ストレスを抱え込みやすい
モラハラ気質はストレスが要因のひとつだと言われています。
仕事が上手くいっていない男性、もしくは趣味がなくストレスの発散方法がない男性は日々の鬱憤をモラハラによって晴らそうとしているのです。
プライドが高い性格をしているので、誰かに甘えたり相談したりすることができないのでしょう。
ストレスを上手く解消できないため、自分より弱い立場の人にイライラをぶつけてしまうのです。
ストレスが多くなると周囲に当たり散らすタイプは、モラハラ気質だと言えるでしょう。
付き合う前にモラハラ男かどうか見分ける方法
付き合う前に相手がモラハラ男かどうか見極めましょう。
この項目では、付き合う前にモラハラ男かどうか見分けるためのチェックポイントを紹介します。
言葉の使い方に注目する
モラハラ男か見極めたいなら、相手の言葉の使い方に注目しましょう。
- 他人を見下すような言葉が多い
- 目下の相手に対する当たりが強く、命令口調
- いかにも自分が常に正しいといった言い回しが目立つ
上記のような特徴が見られるタイプなら、モラハラ気質を持っている可能性が高いです。
自分が取り込まれてしまう前に距離を置いたほうがいいかもしれません。
他人に対する態度をチェックする
モラハラ男かどうかを見分けるには、他人に対する態度をチェックすることも大事です。
女性に対しては一見優しくても、それ以外の人への態度が悪ければモラハラ男の可能性があります。
友達や先輩、後輩、店員への態度をしっかりチェックしましょう。
高圧的だったり失礼だったりする場合は、そのうちあなたも同じような扱いをされるかもしれませんよ。
感情の変わりやすさをチェックする
モラハラ男かどうか見極めたいなら、感情の変わりやすさをチェックしておきましょう。
「急に押し黙って不機嫌になる」「笑ったり怒ったりと忙しい」など、感情の起伏が激しいタイプの男性は要注意です。
感情をコントロールできない人は、その不機嫌さで相手を支配したり感情に任せて威圧したりする傾向があります。
「すぐに不機嫌になって面倒だな…」と感じるような男性は、モラハラ気質の可能性が高いので、お付き合い相手としては避けることをおすすめします。
モラハラ男だとわかったら早めに距離を置こう
モラハラ男は一度付き合ってしまうと厄介です。
モラハラで苦しむ前に、しっかりと相手の男性の素行をチェックしましょう。
モラハラ傾向のある人は、普段から目下の相手に高圧的だったり、固定観念に縛られていたりしていることが多いです。
本記事で紹介してきたことを参考にして、モラハラ男をしっかり見分けましょう。
- モラハラ男は、不機嫌な態度で脅そうとしてくる・ミスや欠点をいつまでも指摘してくる・やたら主導権を握りたがるといった特徴が目立つ
- 学歴や社会的地位が高く、ストレスを抱え込みやすいタイプはモラハラ男になりやすい
- モラハラ男かどうか見極めるには、言葉の使い方・他人への態度・感情の変わりやすさをチェックするといい