彼ピッピ（かれぴっぴ）の意味や使い方とは？彼ピと好きピの違いも紹介！

近年、SNSのハッシュタグやコメントなどで多く見られるようになったJK用語の1つ「彼ピッピ（かれぴっぴ）」。

「かれぴっぴ」とは、「友達以上恋人未満の人」、「彼氏候補」、「仲のいい男友だち」のことを指し、恋愛感情を含まない場合もあります。

また、他にも「彼ピ」や「好きピ」といった似たような言葉も存在していることから、今さら「彼ピッピ」の意味なんて聞けない！という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、「彼ピッピ」の意味や使い方、さらには「彼ピ」などの類似語との違いについて解説していきます。

男友達を彼ピッピにする情報も書いてあるので、好きな人がいる人は要チェックですよ。

彼ピッピ（かれぴっぴ）の意味

「彼ピッピ（かれぴっぴ）」とは、彼氏候補になりそうな相手や、友達以上恋人未満な関係の男性を意味します。

由来や語源ははっきりしていませんが、2014年頃からSNSなどで使われたことがきっかけで、世間に認知されていったようです。

「彼」と付いていることから恋人と勘違いする人も多いですが、まだ付き合ってはいない特別な相手を指すときに使われる若者用語となります。

また、場合によっては単なる親しい男友達を指して「彼ピッピ」と呼ぶこともあるようです。

「彼ピ」と「好きピ」の違いとは

彼ピッピと似た言葉として、「彼ピ」と「好きピ」というものがあります。

これらは「彼ピッピ」とは違う関係性を表した言葉です。

「彼ピ」は彼氏や恋人を意味して、「好きピ」は好きな人や片思い相手のことを指します。

そのため、親密度でいうと「彼ピ」が一番であり、続いて「彼ピッピ」「好きピ」の順になります。

彼ピッピ（かれぴっぴ）の使い方

続いて、「彼ピッピ」を会話の中で使うときの具体的な例文を紹介します。

「まずは彼ピよりもかれぴっぴがほしいなぁ！」

前述したとおり、「彼ピ」は恋人であり「彼ピッピ」は恋人未満の男性を意味します。

つまり、この例文は「彼氏はまだほしくないけど、彼氏候補になるような親しい男友達（かれぴっぴ）がほしい」ということになります。

対して「好きぴはいないの？（好きな相手はいないの？）」と聞かれた場合は、「好きピはいるけど、まだかれぴっぴってほどじゃないし…」と、「好きピ」や「彼ピッピ」の使い分けによって関係性を段階的に表すことも可能です。

「今のかれぴっぴは恋人候補なんだよね！」

「彼ピッピ」には友達以上の関係性であるという意味が含まれていますが、文脈によっては非常に親しい男友達を指す場合もあります。

そのため、仲の良い男友達でありながらも、恋人候補であることをしっかり示したいときには、例文のように明確に伝えるのがおすすめです。

反対にただの男友達であるということを強調したいときは、「今のかれぴっぴは彼氏候補として見れないな～」と言えば相手に伝わりやすいですよ！

「かれぴっぴだと思っていた人から告白された！」

前述したように、彼ピッピは意外と幅のある関係性を示す言葉です。

使用者によっては「恋人関係になるまでリーチのかかった相手」を指すこともあれば、この例文のように「非常に親しい男友達」を指す場合もあります。

もしも彼ピッピが恋人に昇格した場合は、彼ピッピから彼ピになるというわけです。

紛らわしい言葉でもあるので、前後の会話で彼ピッピがどういう存在かを伝えるのがベストです。

彼ピッピ（かれぴっぴ）を使うときの注意点

ツイッターやインスタなどのSNS上で使われることが多い「彼ピッピ」。

語感も良く、つい取り入れてみたくなるワードですが、現実で使用する際は以下の点に注意する必要があります。

知らない人に使うと勘違いされる

彼ピッピを使うときは、相手もその言葉の意味を知っているかどうかが非常に重要です。

「彼」というワードが入っているため、知らない人は高確率で「彼ピッピ＝彼氏」だと誤解するでしょう。

そのため、当たり前のように「彼ピッピ」の話をしていると「あの子彼氏ができたのね」と、周囲から合コンに誘われなくなったりするかもしれません。

また、いろんな彼ピッピの話題が出ることで、二股・三股を平気でかけている悪女と誤解されてしまう可能性もあります。

陰で「たくさん彼氏のいる女性」という誤解を招かないためにも、「彼ピッピ」は言葉の意味を正しく知っている人との間だけで使うのが無難です。

30代が使うと痛い女として見られる

「彼ピッピ」や「彼ピ」などの使用者は、基本的に10代の若年層が中心です。

そのため、20代ならまだしも、30代を超えた人が使ってしまうと少々痛い人に見えてしまう場合があります。

「彼ピ」「ぴえん」などの「ピ」が入る用語は、どうしても女子高生用語のイメージが強く、大人の女性が使うと無理して若作りしている感が出てしまうのです。

また、語彙力のない残念な大人に思われてしまうかもしれません。

大人世代は落ち着いた言葉遣いが好まれます。

ネタとしてならともかく、無理に若者言葉を使う必要はありません。

もしも使う場合は、冗談の通じる内輪限定にしておきましょう。

「かれぴっぴ」の意味や使用上の注意について動画で見たい人は、ストーリーに乗せてわかりやすく紹介している以下のマンガ動画をご覧ください！

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「かれぴっぴ」を使うときは誤解を招かないように要注意！

彼ピッピは一言で関係性を表すことができるため、非常に便利な言葉です。

とくに友達以上恋人未満の微妙な関係の男友達がいる人にとっては、使い勝手のよい用語といえるでしょう。

しかし、「彼ピッピ」は「親しい友達レベル」で言っているのか、「彼氏感の強い恋人候補」として使っているのか、人によって受け止め方が微妙に違います。

とくに相手が「彼ピッピ」という言葉の意味を知らない場合は、あらぬ誤解を招く危険性もあります。

「かれぴっぴ」を会話に取り入れるときは、勘違いされないように注意しながら使うことが大切です。