「無心になる」ための7つの方法を紹介!得られる効果やメリットとは
毎日の仕事に家事や育児…、ふとした瞬間に「なにも考えたくない!」と思うことはありませんか?何かに追われた日々は、ストレスを募らせ心身ともに疲れ果ててしまいますよね。
そんなストレスから解放する手段として、「無心」になることをおすすめします。
今回の記事では、無心になることで得られる効果を解説するとともに、無心になる方法も紹介していきます。
毎日頭を使いすぎて、一度リセットしたいという人はチェックしてみてください。
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無心とは
まずは、「無心」という言葉の意味を、具体的に解説していきます。
類語も紹介していきますので、「無心」についてシッカリと理解していきましょう。
言葉の意味
「無心」の意味を辞書で調べると、次のように記されています。
- 無邪気なさま・雑念や欲望にとらわれないさま
- 意思・感情の働きがないこと
中国春秋時代の哲学者である老子は「常に無心であれ」という言葉を残しており、無心になると偏った考え方をすることはない、と説いています。
昔と比べると今は物が溢れ、便利な世の中になりました。
そのため、煩悩を手放して無心になるのは、慣れていないと少々難しいことかもしれません。
【例文】
- 無心で遊んでいたら日が暮れてしまった
- 無心になって飲み食いする
- 神経を集中させて無心になる
「無心になる」の類語表現
「無心になる」の類語表現は次のとおりです。
- ひた向きになる
- がむしゃらになる
- 夢中になる
- 一生懸命になる
- 我を忘れる
どれも、ひとつの物事に対して一途に突き進むさまや、余計なことを一切考えていないさまを表現しています。
嬉しいメリット!無心になることで得られる効果
頭の中を一度リセットして、真っ白な状態にすることで得られる効果はたくさんあります。
ここでは、無心になることの嬉しいメリットを紹介します。
これを知れば、心を無にする時間を設けたくなるはずですよ!
リラックスできる
無心になることで、心身ともにリラックスすることができます。
疲れが取り除かれるだけでなく、睡眠の質も上がるという嬉しい効果も。
頭の中をリセットすることで、日々のストレスや不安も減少するメリットもあるので、仕事や人間関係などに疲れたときこそ、一旦無心になってみるといいでしょう。
幸福感を感じられる
無心になると、邪念や欲望などの負の部分が薄れる傾向があります。
そうすると、幸せホルモンと呼ばれる脳内物質「セロトニン」の分泌が促進され、ポジティブで前向きな感情をもちやすくなるといわれています。
気持ちが明るく前向きになることで、幸福感を感じることができ、精神的に安定した状態をキープしやすくなるのは嬉しいメリットです。
切り替え上手になる
無心になると、幸福感が増える効果があると紹介しました。
気持ちがポジティブになることで、なにかマイナスなことが起きてもすぐに切り替えることができます。
ネガティブな人だと、失敗をしたあと落ち込みやすく、引きずる傾向にありますよね。
しかし、無心になることで一度気持ちを落ち着かせることができ、自分を客観視することができるのです。
次になにをすればいいのかが冷静に判断できるようになるので、失敗してしまったときなどに無心になることを習慣づければ、切り替え上手になるでしょう。
ひらめきやアイデアが生まれる
無心になると、余計なことを考えない分、突然のひらめきや思いもよらなかったアイデアが生まれたりします。
あれをしなきゃ、これをしなきゃ、と色々と考え事をしていては、良いアイデアも浮かびません。
なにか新しい発想やひらめきを生み出したいときは、頭をフラットな状態にして生活してみると、意外とすぐに思い浮かんでくるかもしれませんよ。
サクッと行動に移せる
頭の中がごちゃごちゃしていては、行動に移すスピードも遅くなってしまいます。
失敗したらどうしよう…なんて、デメリットばかりを考えていては何もできませんよね。
無心になることで、あれこれ悩まずに自分の気持ちに素直に従うことができるようになるため、決断してから行動に移すまでのスピードが早くなるのです。
行動しなければ結果は得られませんが、そのスピード感がUPすることは大きなメリットだといえるでしょう。
失敗しないために色々と悩むのは悪いことではありませんが、少しでもアクティブに行動したいのなら、自分の直感を信じて無心で挑むこともたまには必要といえます。
無心になる方法
常に周囲の人たちの目を気にしてしまい、頭の中がいつも考え事でいっぱいの人は、無心になるのが苦手なのではないでしょうか。
次は、そんな人でも無心になれる簡単な方法を紹介していきます。
どれもすぐにできることばかりですので、日頃から悩みやストレスを抱えているのであれば、参考にしてガス抜きをしましょう!
瞑想する
無心になるためにもっともおすすめな方法が「瞑想」です。
瞑想をすると集中力が高まり、前向き脳が活発になることで、思考もポジティブになるといわれています。
プロスポーツ選手やモデルなども、マインドを高めるためや、リラックスするために取り入れていますよね。
方法はとても簡単です。
座禅をするようなイメージで、目を閉じて、全身の力をゆっくり抜き、呼吸を整えるだけ。
鼻から息をゆっくり吸って、少し止め、口から長く息を吐きましょう。
これを繰り返すだけで、心も体も安定した状態になるので、朝起きたときや夜寝る前など、日々の生活のルーティンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
自然を眺める
透き通った青い空や、道に咲いている花を見るだけで、脳はリラックスした状態になれます。
公園の木々や大空を羽ばたく鳥を、なにも考えずにぼーっと眺めるのも癒やし効果抜群です。
また、時間があるのならば、綺麗な景色や自然を、絵の具や水彩パステルを使って無心で描いてみるのも気分転換になっておすすめです。
絵には、そのときの自分の心情が表れやすいので、自分を見つめ直す良いキッカケにもなるかもしれません。
スポーツをする
体を動かすことが好きなら、スポーツをすると無心になれるでしょう。
心地よいスポーツは、心も体もすっきりしますよね。
一生懸命になればなるほど、日々のストレスや考え事、ネガティブな思想を吹き飛ばしてくれます。
大切なのは、無理をしすぎないこと。
体に負荷をかけすぎてしまうと、疲労が溜まり逆効果になってしまいますので、ちょうどいい頻度や時間を把握することもポイントです。
趣味に没頭する
無心になる方法として、趣味に没頭することもおすすめです。
好きなことをしていたら時間があっという間に過ぎてしまった…という経験は、ほとんどの人が経験したことがあるはずです。
自分だけの世界に入りこんでいる時間は、なによりも楽しいし、没頭している間は他のことを考えないで済むので自然と無心になれます。
読書、歌、楽器、物作りなど、自分が興味のあるものならなんでもかまいません。
これといった趣味がないのであれば、時間を忘れて没頭できる趣味をぜひ見つけてみてくださいね。
掃除をする
無心になりたいときは、家の中をとことん綺麗に掃除してみてください。
テキパキと一生懸命に掃除をするのがポイントです。
「床にチリひとつ残さない!」「水回りをピカピカに磨き上げる!」などと目標を決めて集中し、余計なことを考える暇を与えないようにしましょう。
家が綺麗になれば、心もスッキリして気持ち良いと感じるはずです。
ゆっくり湯船につかる
湯船にゆっくりつかることも、無心になる効果的な方法です。
心身ともにリラックスした状態になり、汗とともに雑念も流れていくでしょう。
癒し効果のある入浴剤を使ったり、半身浴をしたり…楽しみ方はさまざまです。
脳がスッキリした状態を作るとリラックス効果が倍増すること間違いなしなので、シャワーで済ませがちな人は、楽しみながら湯船につかる癒しの時間を設けてみてください。
ヒーリング音楽を聴く
音楽には気持ちをリラックスさせてくれる効果があります。
自分の好きな音楽を聴くのもアリですが、無心になる際におすすめなのは、クラッシック音楽です。
クラッシックは「聴くと精神が安定する」とされ、ヒーリング音楽として使われることもあり、癒し効果抜群です。
反対に、歌詞がある音楽はあまりおすすめしません。
聴いたときに歌詞の言葉の意味を考えたり、自分の心情と重ね合わせてしまったりして、無心になることは難しいからです。
頭の中をリラックスさせたい人は、自然の音や瞑想用BGMなどの歌詞がついていないヒーリング音楽を聴いてみてください。
頭の中をリセットできたら新しい出会いのチャンス
余計なことばかり考えて人付き合いをしても、ストレスを溜め込むだけです。
頭の中をリセットして自分の気持ちに素直になれたら、心からリラックスできる恋人や友人に出会えるチャンスです。
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ときには無心になる時間も大切
大人になるにつれ、子どもの頃のように無心でなにかに取り組むなんてことは少なくなってきます。
人間関係の悩み、仕事や家事でのストレス…。
誰でも悩みやストレスを抱えて生きています。
無心になることでそれが無くなるわけではありませんが、頭の中を一度リセットすると、新しい発想や前向きな思考に切り替えることができます。
自分自身が抱えているストレスや不安を手放すためには、時々無心になることは大切であり、必要不可欠な行為だといえるでしょう。
- 「無心」とは、無邪気なさま・雑念や欲望にとらわれないさまを意味している
- 無心になると、リラックスできる・幸福感を得られる・切り替え上手になれるなどのメリットがある
- 無心になるには、瞑想をしたり、自然を眺めたり、ヒーリング音楽を聴いたりなど、リラックスした状態を作ることがおすすめ