比較する生き方を卒業!人と比べないで生きていくための秘訣を徹底解説!
「自分は自分、他人は他人」なんて頭ではわかっていても、どうしても人と比べてしまう人が多いのではないでしょうか。
人と比べることで自分を見つめ直し、切磋琢磨して向上することができる前向きな人もいますが、「あの人と比べると自分なんて…」と後向きな考え方をしてしまうこともありますよね。
この記事では、つい人と比べてしまう人のために、人と比べずに生きていく秘訣を徹底解説します!
人と比べてしまうがゆえに生きにくさを感じている人は、ぜひ読んでみてくださいね!
人と比べない自分になりたい!
誰だって好んで人と比較しているわけではありません。
兄弟が多く親から比べられて育った、学校のテストで上位の人が発表されていたなど、これまでの環境がまさに競争社会であった場合は、無意識に自分と人を比べてしまいます。
常に自分と人を比べる人生を送っていると、落ち込む場面が多くなるかもしれません。
一方、人と自分を比べない人は、自分という人間のキャパをしっかり理解しており、「自分ならこのくらいできれば上等だ」と過大評価も過小評価もしません。
そうすると無駄に人と比べて落ち込むこともないのです。
また、明確な目標がある人も誰かといちいち比べません。目標のために努力するため、自分自身の向上に忙しく、他のことに気を取られない精神力を持っているのです。
人と比べないようになったら、今よりもっと楽に生きられるでしょう。
人と比べてしまう理由
そうはいっても日常的に人と自分を比較してしまう人は多いですよね。
なぜ人と比べてしまうのか、その理由を解説します。
優越感を味わいたいから
人と自分を比べてしまうのには、優越感を味わいたいという理由があります。
仕事の結果が微妙なときや、資格試験などで思うような結果が出せなかったときなど、自分より結果が低い人と比べることで、「あの人と比べれば自分はまだマシかな」と優越感や安心感を味わおうとするのです。
他にも恋愛のシーンでは、「あの人の彼氏よりは私の彼氏のほうがカッコいいな」などと心の中で比べて、自尊心を高めています。
マウントをとりたがる人も、このような心理が影響している場合が多いです。
負けたくないから
他人と比べてしまうのは、人に負けたくないことが理由になっている場合もあります。
元々の性格が負けず嫌いで、闘争心が大きいため、どんなことでも人と競い合うことに価値を見出すのです。
学生時代であれば友達とテストの結果や部活の結果などを比べ、大人になれば同僚と営業成績を競ってしまいます。
このタイプは人と比べることで「負けるもんか」と自分を成長させることができ、プラスの結果に繋げることが多いです。
ただ、どんなに小さなことでも負けたくないという気持ちが強いため、周囲からは器が小さい人と思われてしまうことも少なくありません。
自分に自信がないから
自分に自信がないために人と比べてしまう人も多いです。このタイプは自己肯定感が低く、後ろ向きな考え方をしています。
「自分なんて…」「あの人はあんなにできているのに…」などの言葉を使い、マイナスな気持ちになってしまうのです。
自分に自信がある人は、「自分はこれでいい!」とありのままの自分自身を受け入れていますが、このタイプの人は自分に対して劣等感を感じることが多いでしょう。
狭い世界にいるから
人と自分を比べてしまうのは、狭い世界にいるからかもしれません。
たとえば、グローバルな場所にいれば、多種多様な人がいて「みんな違ってみんないい」というそれぞれの生き方を、日常生活を通して感じることができます。
しかし、古い価値観や同じ思考を持っている人が集まる場所にいれば、「あの人のようにならなければいけない」という周りからのプレッシャーがあります。
こうあるべき…という行動から少しでも外れると、周りから奇異な目で見られてしまうので、自然と人の目を気にするようになってしまうのです。
周囲の評価が気になるから
周囲の評価が気になるというのも、人と自分を比べてしまう原因の1つです。
日本で生まれ育っている人は、多かれ少なかれ競争社会を経験しているでしょう。学力の優劣や会社の名前など、他人から評価される機会はたくさんあります。
小さい頃からそういった環境で育った人たちは、自然と周囲の評価を気にするようになってしまうのです。
人と比べないで生きていくための秘訣
誰とも比較せずに生きていくほうが自分の人生を謳歌している感じがしますし、楽に生きられるでしょう。
そこで次は人と比べないで生きていくための秘訣を解説します!
相手の背景を考えてみる
人と比べないで生きていくためには、相手の背景を考えてみるのが有効的です。
今やSNSには、友達や同僚のリア充感満載の写真や動画がたくさんアップされていますよね。しかし、そういったSNSに載っているものは、実は「リア充っぽいだけ」なのかもしれません。
承認欲求のために、「成功したこと」や「自分のハッピーな瞬間」だけを切り取って人に見せている可能性もあります。そういった不確定な事実と自分を比べて落ち込むなんて時間の無駄です。
リア充感満載の写真や動画を見たら、「こんな自由な人生を手に入れるまでに、涙ぐましい努力をしているのかもしれない」という思考にすると気持ちが楽になるでしょう。
自分が望む未来や目標を明確にする
人と比べないで生きていくには、自分が望む未来や目標を明確にすることが大切です。
自分の好きなことや、やりたいことがわからない人ほど、自分の現状に不満を述べ、他人を羨む傾向にあります。しかし、生きている限りどんな人にも「明日」はやってきます。
そういった1日1日の積み重ねで未来は変化していくので、「自分がこれからどうなりたいのか」「どういう未来を望むのか」を今一度自分に問いかけて、「そのために自分がどうするべきか」を明確にしましょう。
ブレない自分の軸があれば、人と比べることの無意味さを感じられるはずです。
「敵」ではなく「味方」と考える
人と自分を比べてしまうとき、「敵」ではなく「味方」と考えるのもいい対処法です。
人と比べて羨む気持ちは決して悪いものではありません。その人のようになりたいのなら、その人の生活習慣を真似したり、発言や行動を取り入れてみるといいでしょう。
優劣や勝ち負けでジャッジするのではなく、横並びの対等な関係として良い部分をどんどん吸収することで、自分の成長につながります。
自然と誰かと自分を比べて心が乱されることもなくなりますよ!
比較対象を「過去の自分」にする
誰かと比べることで日々のモチベーションが上がるという人は、比較対象を他人ではなく「過去の自分」にするという方法もあります。
たとえば「ダイエットを3ヵ月頑張ってみる!」という目標をたてたのであれば、3ヵ月後に過去の自分と比較するために、写真を撮っておくといいでしょう。
自分に変化がみられてこそ、達成感を得ることができるはずです。
仕事であれば、去年の自分の仕事ぶりと現在の自分の仕事ぶりを比べてみると、さらなるモチベーションアップにつながるでしょう。
人と比べたところで自分の幸せにつながることはないと認識する
最も大切なことは、人と比べたところで自分の幸せにつながることはないと認識することです。
どんなに人と自分を比べても、他人は他人であり、自分は自分です。夢や目標、幸せの基準だって人それぞれでしょう。
それなのに評価基準を自分ではない誰かに設定し、大きな差を実感して落ち込んでしまうと、自分自身を否定するという悪循環に陥ります。
自分の人生の主人公は自分であり、自分を変えられるのは自分しかいませんよ!
自分の魅力や長所を伸ばす
人と比べないで生きていくためには、自分の魅力や長所を伸ばしていきましょう。
得意なことや好きなこと、他人にはない自分らしさや強みなどを再認識し、小さなことでもいいのでそれを活かす活動をしてみてください。
とくにこれからの時代は、SNSで自分を表現するような発信をしていくのがおすすめです。
日本では褒められると、「いえいえそんなことは…」と謙遜することが美学とされていますが、海外に行けば褒められたら「ありがとう」と素直に受け止めます。
それは自分が魅力的な人間になるためにしっかり努力することや、自分を認めることができていて自分に自信があるため、「そんなことはないです」と否定する必要がないからです。
自分の魅力や長所がわからないという人は、家族や友達に聞いてみるといいでしょう。
自分で自分を褒めて自己肯定感を高める
人と比べないで生きていくためには、自分で自分を褒めて自己肯定感を高めることもポイントです。
「今日はいつもよりメイクがうまくできた」「今日は昨日より効率的に仕事ができた」などと、日常の小さなことでも自分で褒める習慣をつけましょう。
それは他人に言う必要はなく、自分だけが知っていればいいのです。
自分で自分を褒めて認めてあげると、不思議と自分の価値観や振る舞いも変化し、ポジティブな変化をもたらしてくれるはずです。
人と比べないことで得られるメリット
人と比べない生き方をすると、ポジティブなことがたくさんあります。
人と比べないことで得られるメリットを解説するので、比較癖をなくしたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
あるものに目を向けて感謝できる
人と比べないことで得られるメリットは、今あるものに目を向けて感謝できるようになるということです。
「あの女優さんはあんなにキレイで羨ましいな」「あの人はあんなに裕福で羨ましい」など、人間の欲は尽きることがありません。しかし、今の自分は本当にそんなに悲観するほど辛い状況でしょうか?
自分にないものばかりを求めるのではなく、「美味しいごはんを大好きな友達と食べられる」「住む家や仕事があってありがたい」など、自分の手の中にあるものに目を向けるようにしましょう。
そうすることで日々のささやかなハッピーに感謝できるようになり、「あの人のことは羨ましいけど、自分の人生も悪くないな」と思えるようになるはずです。
人や物事の悪い部分にフォーカスしなくなって生きやすくなる
人と比べないようになると、人や物事の悪い部分にフォーカスすることがなくなるため、生きやすくなります。
悪い部分にフォーカスしている限り、気分は落ち込みますし、その波動によってネガティブな物事を引き寄せてしまいます。そんなネガティブ思考を脱却するには、人と比べないことが1番です。
そうすることで不平不満が少なくなり、普段の言動がプラスに変化するので、自然とポジティブな人や物事を引き寄せられるようになるでしょう。
自分の芯がブレることなく集中できる
人と比べないで生きるようになると、自分の芯がブレることなく集中できるというメリットもあります。
誰かと比べはじめると、気が散るために意欲が低下してしまいがちです。
しかし、しっかり自分軸を持ち人と比べることがなくなると、物事に集中できるうえに「誰にも流されずに自分の意志で動けている」という自己決定感を高めることにもつながります。
自分の芯がブレなければ、人生の中で多少厳しい状況になったときでも、自分で立ち直れる力を持つことができます。
自分のことが好きになれる
人と比べないことで得られる最大のメリットは、自分のことが好きになれるということです。
落ち込んでみたり、他人の目を気にして無理をしたりすることがなくなるため、ありのままの自分を愛せるようになります。
人と比べないことで心の余裕ができ、自分を認めることができるのです。
人と比べないで生きると人生が一気に楽になる!
人と比べて生きると、ある意味目標ができていいような気になりますが、その気持ちがプレッシャーになり、ネガティブ思考に陥ってしまっては元も子もありません。
「自分もあんな風になりたいな」という魅力的な人が周りにいるならば、その人の特徴を自分に取り入れ、素敵な自分を目指しましょう。
人と比べないで生きることは、ストレス対策の1つにもなるのでおすすめです。