どうでもいいと思う人の特徴や心理とは?無気力状態を脱却する対処法も紹介
日常生活の中で「どうでもいいや…」と思うことが増えていませんか?
元々の性格が大ざっぱなら「なんでもいい」なんて言葉もよく出るかと思いますが、急にどうでもいいと思うことが増えたなら要注意。
ストレスによって無気力状態になっているのかもしれません。
そこでこのページでは、どうでもいいと思ってしまう人の心理や共通する特徴について紹介します。
何事にも興味を持てない無気力状態を脱却するための情報も解説するので、無気力な状態を改善したい人はぜひ参考にしてください。
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どうでもいいと思う人の特徴
「どうでもいい」が口癖になっている人には共通する特徴があります。
ここでは5つの特徴を紹介するので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
すぐに諦める
「どうでもいい」が口癖になっている人の多くは、どうせ頑張っても報われないからと諦め癖が付いてしまっています。
努力をすれば良い結果が出ることでも、行動を起こす前から諦めてしまうため、自己の成長を促すことができません。
また、嫌なことがあるとすぐに諦めてしまうことから、転職を繰り返しがちなところも特徴といえるでしょう。
めんどくさいことが嫌い
めんどうなことは極力避けたいという『めんどくさがり屋』も、「どうでもいい」が口癖です。
めんどくさがりの人は仕事や友人関係、家族問題などのめんどうなことを避けて生きています。
めんどうな問題に関わりたくないため、どうでもいいと突き放して逃げてしまうのです。
ネガティブ
ネガティブ思考の人は、何事もマイナスに捉えます。
たとえば「自分はあの人から嫌われている」「自分にはこの仕事はできない」など、確証もないのにネガティブに決めつけてしまいます。
後ろ向きの考えばかりが駆け巡っていると気持ちが落ち込み、どうでもいいやと感じはじめるのです。
好奇心がない
「どうでもいい」が口癖の人の多くは、何事にも興味を持てません。
とにかく好奇心がなく、中には自分が好きなことすらわからないという人もいます。
楽しいこと・悲しいことなどに頓着がないので、表情も乏しくなりがちです。
他人と比較しがち
「どうでもいいや」と思いがちな人は、他人と自分を比較してしまう癖があります。
ルックスや持ち物、生活水準などありとあらゆることで、つい他人と自分を比べてしまうのです。
その結果「周囲の人と比べて自分は劣っている」という劣等感が積み重なり、どうでもいいやと感じて無気力状態を作ります。
他人と自分を比較すればするほど、自信を失っていくため、投げやりな気持ちから抜け出せなくなってしまうのです。
どうでもいいと思っている人の心理
何事にも無気力な人は、なぜいろいろなことに興味が持てないのでしょうか?
ここでは「どうでもいい」が口癖の人の心理について解説します。
何も考えたくない
どんなことに関しても「どうでもいい」と片付けてしまうのは、何も考えたくないという心理の表れかもしれません。
人はいろいろなことを考え、行動して生きています。
行動した結果がプラスになれば、その人の自信につながるでしょう。
しかし、マイナスな結果が多いと「どうせ上手くいかない」と投げやりになり、何も考える気が起きない程の無気力状態に陥ってしまいます。
かまってほしい
すべてにおいて「どうでもいい」と思ってしまう人は、周囲の人にかまってほしいという気持ちを抱いている場合もあります。
「どうでもいい」と口にしてばかりいると、周囲はなぜそこまで無気力なのかが気になるもの。
中には、心配してくれる人もいるため、自分のことを気にかけてほしいという気持ちから「どうでもいい」と発言するのです。
しかし、周囲が心配してくれているにもかかわらず、投げやりな態度を見せ続けていれば、「めんどくさい人だな…」と思われてしまうでしょう。
完璧を求めている
「完璧にできないなら、しないほうがいい」という極端な考えで、どうでもいいと感じていることもあります。
ものごとに完璧を求める人は結果に強いこだわりがあり、望み通りにいかなかった場合に挫折感を味わいます。
そんな挫折感の積み重ねが、どうでもいいと感じる無気力状態を生み出してしまうのです。
心を閉ざしている
仕事でミスが続いたり、友人や家族との関係がこじれたりすることが立て続けに起これば、誰だって落ち込んでしまいますよね。
嫌なことが連続すると、自分の心を守るために心を閉ざしてしまいます。
心を閉ざすと周囲への関心が薄れるため、「どうでもいい」という言葉が口癖になってしまうのです。
現状から抜け出したい
「今の自分に納得できない」「ツラい現状から抜け出したい」というときは、どうすれば現状を打破できるのかと悩みますよね。
周囲に相談して方法を模索できればいいのですが、一人で抱え込んで自分自身を追い込んでしまうタイプも少なくありません。
自分自身を追い込み過ぎるとキャパオーバーになり、「もうどうでもいい…」と無気力状態になってしまいます。
本心は現状から抜け出したいと考えていても、やる気が失われてしまうので、今の状態をキープすることすら難しいでしょう。
人生どうでもいい…そんな無気力状態を脱却する対処法
人生なんてどうでもいい…そんな風に悲観していては何事も楽しめません。
ここでは無気力状態から脱却する改善方法について解説します。
「どうでもいい」と思ってしまう自分を変えたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
やりたいことリストを作る
無気力なときは、やりたいことを書き出し、リスト化してみましょう。
ポイントは、ちょっとでもやりたいと思うことは全て書き出すこと。
やりたいことリストを見ているうちに、他にも「挑戦したいな!」と思えることが徐々に出てくるはずです。
やりたいことを思い浮かべるだけで、いろいろなことに関心が向くようになるため、無気力状態から脱することができますよ。
なにもせずに体を休める
社会人は、忙しさが原因で無気力になってしまうこともあります。
そんな人は体を休めることを優先させてください。
- お風呂につかって体をほぐす
- 大好物をお腹いっぱい食べる
- 7時間以上睡眠をとる
など、ゆっくり休んで体の疲れを癒してあげれば、気持ちをリセットすることができます。
忙しさによるストレスが原因なら、しっかり休息をとることで気持ちが晴れ晴れとしてくるはずですよ。
ご褒美を用意する
無気力の原因がストレスなら、自分を思い切り甘やかしてあげることも大切です。
前から欲しいと思っていたものを買ったり、おいしいものを食べたり、自分にご褒美を用意してあげましょう。
ご褒美があることでモチベーションがあがり、ストレス解消にも効果的です。
投げやりな気持ちになったときは、自分にご褒美を与えて無気力状態から脱却しましょう。
自分を責めない
仕事でミスが続けば、自分自身を責めてしまいがちです。
しかし、自分を責めるとどんどん気持ちが落ち込み、無気力状態になってしまいます。
そのため、必要以上に自分を責めないようにしましょう。
自分のミスを反省することはもちろん大切ですが、すぐに気持ちを切り替えて問題解決に目を向けることがポイントです。
「自分なら乗り越えられる」と前を向けば、無気力状態から抜け出すことができるでしょう。
人と話す
無気力状態から脱したいと思ったら、人と話すこともおすすめです。
人との会話はストレス発散につながり、無気力状態から脱出する糸口になります。
もちろん「最近やる気が起きなくてさ…」と、無理に現状を相談する必要はありません。
なんでもない会話をするだけでもストレスは緩和されていくため、とりあえず誰かと話してみましょう。
どうでもいいが口癖になっていたら休息が必要なサインかも!
日常生活を送る中で突然、「どうでもいい」が口癖になったら要注意!
それは心が傷ついているサインかもしれません。
何事に対しても「無気力だな」と感じたら、まずは自分の体をしっかり休めましょう。
休息以外にも、自分にご褒美をあげたり誰かと会話を楽しんだりすることもおすすめです。
ストレスが緩和されれば、きっと「どうでもいい」という感情は薄れていきます。
無気力状態から脱却し、いろんなことを前向きに楽しめる人生を送りましょう!
- 「どうでもいい」が口癖の人には「諦め癖がある」「めんどくさがり屋」「ネガティブ思考」といった特徴がある
- 無気力状態の人は「何も考えたくない」「現状から抜け出したい」などの心理を抱えている場合がある
- 無気力状態から脱却するためには体をしっかり休め、ストレスを緩和することが大切