友達以上恋人未満ってどういう関係?曖昧な関係を続ける男女の心理を解説

「友達以上恋人未満」とは、友達というには親しすぎるけど恋人というわけではない微妙な関係のことを意味します。
そんな曖昧な関係が心地良い場合もあれば、その曖昧さにもどかしさを感じイライラしてしまうこともあるでしょう。
なぜ一部の男女は、関係をはっきりさせずに友達以上恋人未満という中途半端な状態を続けてしまうのでしょうか。
そこで今回の記事では、友達以上恋人未満な関係を続ける男女の心理を解説していきます。
Contents
友達以上恋人未満ってどういう関係?
「友達以上恋人未満」とは、どういう関係なのでしょうか。
多くの場合、友達以上恋人の関係はどちらか一方が好意を抱いている、いわゆる「片思い」状態である可能性が高いです。
どちらも仲の良い友達だと思っているなら、それは親友であり、友達以上恋人未満という表現にはなりません。
友達以上恋人未満と思っている側に好意があり、現状に不満を感じているためそのような表現になるのでしょう。
友達以上恋人未満は、仲の良い友達ながらどちらかが好意を抱いている片思い関係であることが多いといえます。
友達以上恋人未満な関係の特徴7選
では、どんな男女が「友達以上恋人未満」な関係であることが多いのでしょうか。
その特徴を見ていきましょう。
2人で良く出かける
友達以上恋人未満の男女は、2人きりで出かけがちです。
普通の友人同士であれば、他の友達を交えて複数人で出かけるパターンが多いでしょう。
しかし、友達以上恋人未満だと2人で出かけることにも抵抗がなく、趣味や好みが合うといった理由から、お互いだけで連絡を取り合うことも珍しくありません。
共通の友達がいるにもかかわらず2人きりで出かける関係を築いている場合、友達以上恋人未満の関係になりやすいでしょう。
2人で出かけることを「デート」と表現する
恋人でない2人が出かけることを「デート」と表現するなら、友達以上恋人未満の関係の可能性が高いです。
デートというのは一般的に、恋人同士や異性として意識しているもの同士が一緒に出掛けることに対して使われる言葉だといえます。
そうした言葉を特定の相手に使うということは、どちらかが好意を持っている証拠です。
単なる友達であれば「一緒に出かける」と言うのが一般的でしょう。
にもかかわらず「デート」とわざわざ言うのは、微妙な恋心を主張しているからといえます。
用がないのに連絡が続く
友達以上恋人未満の2人は、用がないのに連絡が続くことが多いです。
何気ない会話が成り立つのは、どちらかが相手に少なからず好意を持っているからでしょう。
意味のない連絡を「面倒だな」と思わずに楽しめるのは、友達以上の関係性ができているからです。
何気ない会話が延々と続くようなら、友達以上恋人未満の関係である可能性が高いといえます。
物理的な距離が近い
友達以上恋人未満な2人は、物理的な距離が近くなります。
いくら友達であっても、男女間ではある程度物理的な距離を置くのが一般的です。
しかし、友達以上恋人未満の関係だとパーソナルスペースへの侵入に違和感を覚えなくなっていたり、どちらかがそれを望んでいたりするため、相手が近くてもあまり気にしません。
物理的な近さは心の近さの表れであり、友達以上の関係性であることを物語っているといえます。
相手が心の支えになっている
相手が心の支えになっていると感じるなら、友達以上恋人未満の関係といえます。
他の人に話せないようなことでも彼・彼女には話せたり、価値観や考え方が近くて気持ちを共有しやすかったりするのは、他の友達よりも精神的な近さを感じている証拠です。
悩みや困りごとがあるときに、一番に頼りたい相手として真っ先に頭に浮かぶのなら、それは友達以上の気持ちがあるということでしょう。
心の支えになっている相手に好意を抱くことは多いので、友達以上恋人未満の関係になることは自然な流れともいえます。
スキンシップをとることがある
スキンシップをとることがある2人は、友達以上恋人未満だといえます。
手を繋いだり肩にもたれかかったりするなど、こうしたスキンシップは通常の男女の友達同士ではあまりみられないことです。
普段から距離感が近く、抵抗なくスキンシップを行えるというのであれば、単なる友達という関係を超えていると考えるのが普通でしょう。
2人がその関係を恋人と呼ばないのなら、それはまさに「友達以上恋人未満の関係」といえます。
どちらかが嫉妬することがある
どちらかに恋人や好きな人ができると、もう一方が嫉妬する場合は、友達以上恋人未満の関係である可能性が高いです。
友達であれば、相手に好きな人ができるのは喜ばしいことですよね。
片方に親しい異性が現れた途端、嫉妬してしまうのは通常の友達関係ではあまりないことです。
もし自分自身が相手に嫉妬を感じたり、自分は何も思っていなくても相手が嫉妬してきたりする場合は、友達以上の関係ができあがっているといえるでしょう。
友達以上恋人未満な関係を続ける男女の心理
「友達以上だけどはっきり恋人とは言えない」そんな微妙な関係を続けてしまうのはなぜなのでしょうか。
ここでは、友達以上恋人未満の関係を続ける男女の心理について解説していきます。
2人の関係を壊したくない
友達以上恋人未満の関係を続けたがる人は、2人の今の関係を壊したくないと思っていることが多いです。
仮に告白したとしても振られるかもしれないし、気持ちをはっきりさせることで気まずくなってしまう可能性もあります。
友達以上恋人未満で上手くいっているので、「一歩踏み込んで関係を壊すくらいなら…」と、現状維持を望む人は多いのです。
今の関係に満足している
現状の関係に満足しているから、友達以上恋人未満を続けているという場合もあります。
異性だけど気軽に遊べて、恋人というわけではないけど心の支えになっている、という関係性は非常に貴重なものです。
今の関係に満足できている以上、どちらかの気持ちが変わらない限り、恋人へと発展することはないでしょう。
恋愛対象に入っていない
どちらかが友情100%で付き合っているなら、今の関係を変える意味はないと思って当然でしょう。
友達以上には思っているものの、どちらか一方でも相手を恋愛対象としては見ていなければ、それ以上関係を進展させるのはむずかしいです。
結果として、友達以上恋人未満といった曖昧な関係が続くことになります。
友達以上恋人未満の関係は片思いなことが多い
友達以上恋人未満は非常にデリケートな関係性です。
恋人とははっきり言えないけど、心地の良い関係性でもあり「今の状態を続けたい…」と考えてしまうこともあるかもしれません。
お互いが同じ気持ちであれば問題ありませんが、もしどちらかに恋心がある場合は少し厄介です。
もし曖昧な状態を脱却したいのなら、まずは相手に自分を異性として意識させる必要があります。
今の関係をどうしたいのかをよく考えて、関係性を変えたいなら勇気を持って行動することをおすすめします。
- 友達以上恋人未満な関係は、一見恋人まであと一歩の雰囲気だが、実際はどちらかの片思いであることが多い
- 友達以上恋人未満な男女は、2人でよく出かけたり物理的距離が近かったりと、普通の友達以上の親密さを持っている
- 2人の関係を壊したくない・今の関係が心地良い・恋愛対象ではない、といった心理から友達以上恋人未満の関係を続ける人は多い