関わりたくない人の特徴や職場にいる嫌いな人・友達への対処法を解説!
対人関係において悩みはつきものです。
誰しも自分と合わない人はいるでしょう。
会社や学校といった身近なところに関わりたくない人がいる場合はとくに厄介です。
今回の記事では、関わりたくない人の特徴や上手な対処法を紹介します。
苦手だけれど避けられない面倒な友人や知人がいる人は、ぜひ参考にしてください。
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関わりたくない人の特徴
多くの人が関わりたくないと思う人には、いくつかの共通した特徴があります。
面倒なことに巻き込まれる前に、以下の傾向が見られる人と極力関わらないことが自衛につながるでしょう。
ネガティブ思考
周囲から「関わりたくないな」と思われるような人は、基本的にネガティブ思考です。
愚痴や卑屈な態度が目立つため、周りにいる人は気を使って疲弊してしまいます。
負のオーラを漂わせていれば、一緒にいて居心地の悪さを感じるものです。
否定的な言動の多いネガティブ思考の人とは極力、関わらないほうがいいでしょう。
怒りっぽい
友人や同僚から「関わりたくない」と思われる人は、短気で怒りっぽい傾向があります。
何が地雷になるかわからないため、普通に話しかけるのも躊躇われる相手です。
一緒にいてハラハラする人に好印象を抱く人はいないでしょう。
常にイライラしている人や物事に噛みついてばかりの人は、次第に周囲から浮いてしまうのです。
自己中心的な性格
自己中心的な性格をしている人は、知人から「関わりたくない」と思われがちです。
常に自分が一番じゃないと気が済まないため、幼児性が強く周囲に気を使わせます。
思いどおりにいかないと怒ったり泣き出したりして、その場の空気を凍らせることすらあるでしょう。
また、社会人の場合は頼まれた仕事を放置する可能性がある、大切な顧客に失礼なことをしかねないなど、周囲の人は常にフォローしなければなりません。
自己中心的な性格の人が職場にいると、業務がスムーズに進まなくなるので、厄介者扱いされてしまうのです。
清潔感がない
清潔感のなさも、多くの人が感じる関わりたくない人の特徴です。
髪がベタベタな人や洋服が染みだらけの人は、当然ながら周囲から避けられます。
汚い人に近寄りたくないのはもちろん、私生活のだらしなさが見えてしまうからです。
不潔な状態を放置する人は気を使えないことが多いので、関わらないのが吉でしょう。
人によって態度を変える
相手によって態度を変えるタイプの人とは、距離を置くのがおすすめです。
利害関係のある人には媚びへつらうのに、部下や後輩といった自分より弱い立場の相手に高圧的になる人は信用できません。
相手から格下と判断されれば、貶めてくる可能性があります。
また、好き嫌いを態度に出す大人げない一面がある人にも注意すべきです。
相手を見て表情を変える人は、友人としても仕事仲間としても面倒な存在といえます。
自分の非を認めない
多くの人が関わりたくないと感じる人には、自分の非を認めないという特徴があります。
「優れた人間だと思われたい」という考えが根底にあり、自分が間違っていた場合でも絶対に認めないのです。
場合によってはトラブルの原因を他人のせいにすることもあるでしょう。
自分の優位性を保つために責任転嫁する人はただのトラブルメイカーです。
関わるべき相手ではありません。
デリカシーがない
身近な人から関わりたくないと思われる人にはデリカシーがありません。
他人のコンプレックスを指摘する、嫌がられることを平気でするなど、思いやりに欠ける人は避けられて当然でしょう。
また、デリカシーがないと他人のプライバシーに土足で踏み込んでしまいがちです。
本人には悪意がないため、不快に思う言動を繰り返してくる可能性が高いでしょう。
デリカシーのなさが目立つ人とは距離を置くのが得策ですよ。
関わりたくない人が関わってくるときに無視するのはNG
デリカシーに欠けわがままな「関わりたくない人」に一度つかまってしまうと面倒です。
だからといって、身近にいる関わりたくない人を完全に無視するのは得策とはいえません。
ここでは、なぜ無視するのがまずいのか、その理由を解説していきます。
相手の怒りを買う可能性があるから
身近にいる関わりたくない人を無視するのがNGなのは、相手の怒りを買う可能性が高いからです。
いくら鈍感な人でも、さすがに無視されれば相手の悪感情に気づくでしょう。
自分に非があるとは思いもしないでしょうから、即座に無視した側を敵認定します。
会社や学校での人間関係をこじらせないためには、完全無視は悪手と言わざるを得ません。
周囲に気を使わせてしまうから
身近にいる関わりたくない人を無視するのがおすすめできないのは、周囲にも気を使わせてしまうからです。
関わりたくない人を無視することで、「あの2人はケンカしているのかも…」「何かあったのかな」と、周りの人たちは不穏な空気に戸惑ってしまうでしょう。
あの人たちを接触させないようにしよう、と結果的に周囲を巻き込んでしまうため、面倒でも身近な人を無視するのはやめておくことをおすすめします。
関わりたくない人への対処法
ここからは、関わりたくない人への適切な対処法を紹介します。
自分がストレスで辛くなってしまう前に、ぜひ試してみてくださいね。
忙しいアピールをする
いくら関わりたくない相手でも、あからさまに冷たくするのは難しいでしょう。
そこでおすすめなのが忙しいアピールをすることです。
常にやることがある、仕事に追われているといった雰囲気を醸し出すことで、相手も「誘いづらいな」と自然に離れてくれるでしょう。
万が一遊びに誘われたときも、事前に忙しいアピールをしておくことで断りやすくなります。
物理的距離をとる
関わりたくない人とは物理的距離をとるようにしましょう。
声をかけられても近づかずその場で会釈や挨拶をする、なるべく視界に入らないようにするなど、物理的に距離をとっていれば無駄な接触を防ぐことができます。
会話が必要なときは敬語を貫くことで、心理的距離をとるのがおすすめです。
よそよそしさを感じれば、それ以上近づいてくることはないでしょう。
大事なこと以外は適当に相槌を打つ
関わりたくない人との会話はストレスが溜まるものです。
コミュニケーションをとる必要がある場合、大事なこと以外は適当に相槌を打つことをおすすめします。
価値観の違う相手の言うことを真に受けているとこちらの身がもちません。
相手が原因で人間不信に陥ってしまう前に、ある程度は話を受け流すことを心がけましょう。
(職場の人の場合)上司に相談する
関わりたくない人が同じ職場の場合は面倒です。
物理的距離を置くわけにもいかず、どんどんストレスが溜まってしまいます。
どうしても耐えられない…というときは、信頼できる上司に相談しましょう。
会社には従業員の健康を守る「安全配慮義務」があり、困りごとには真摯に対応してくれるはずです。
それでもうまくいかない場合は異動願いを出す、転職するなどとにかく相手から離れることをおすすめします。
(友達の場合)縁を切る
関わりたくない人が友達の場合は、いっそ縁を切るという方法もあります。
人間関係のしがらみもあるかもしれませんが、会社の人間よりは影響が少ないはずです。
迷惑ばかりかけられていて、これ以上一緒にいても辛いだけなら、縁を切ることを考えてもよいでしょう。
ただし共通の知り合いには理由を話しておくのがベターです。
トラブルが延焼しないよう根回しをしておくことをおすすめします。
(家族の場合)一人暮らしをする
関わりたくない人が、親・兄弟といった家族の場合は非常に辛いものです。
過干渉な家族や暴力的な家族など、身内ゆえに歯止めの利かない理不尽な扱いを受けるケースは珍しくありません。
もし実家暮らしでそのような目に遭っているのなら、家を出て一人暮らしすることをおすすめします。
自分を守るためにも、一旦家族から離れて冷静になれる時間を取り戻しましょう。
学生や金銭的な問題で家を出るのが難しい場合は、友達の家に遊びに行く・休日は図書館を利用するなどして顔を合わせる機会を最小限に抑えるのが賢明です。
関わりたくない人がいるときのNG行動
関わりたくない人にイライラして、感情的になってしまうこともあるかもしれません。
だからといって悪感情をあらわにするような行動に走ってしまうのはNGです。
そこで最後に、関わりたくない人がいるときにやってはいけない行動を紹介します。
相手に嫌がらせをする
いくら関わりたくない人であっても、こちらから相手に嫌がらせをするのはNGです。
大事な情報を共有しない、仲間外れにするといった大人げない行動をすれば、自分自身が嫌な人になってしまいます。
たとえ面倒な人であっても、意地悪をしてよい理由にはなりません。
むしろ相手から訴えられたら、自分が処罰対象になる可能性が高いです。
相手を前にイライラした気分になったとしても、表面上は大人な対応を心がけましょう。
SNSに悪口を書き込む
嫌いな人や面倒な人のことをSNSに書き込むのはNG行動です。
それが真実であってもネット上に悪口を書き込むのは、誹謗中傷や名誉棄損にあたる可能性があります。
関わりたくない人に悩まされたとしても、誰もが見れるSNSに悪口を書き込まないようにしましょう。
どうしても愚痴りたくなったら、まったく関わりのない友人に相談するか誰にも見られないメモ用紙に書いて捨ててしまうことをおすすめします。
関わりたくない人とは一定の距離をキープしよう!
関わりたくない男性や女性が身近にいると非常に厄介です。
我慢してコミュニケーションをとり続ければ、大きなストレスを抱えることになってしまいます。
もし関わりたくない人がいるなら、物理的にも心理的にも距離をとって、なるべく接触を減らすことが大事です。
いくら嫌いだからといっても、意地悪をするのはやめましょう。
相手を攻撃せず、適度な距離感をキープすることが心の安定につながりますよ!
- 多くの人が関わりたくないと思う人には、ネガティブ思考・怒りっぽい・自己中心的な性格といった特徴がある
- 関わりたくない人を無視すれば、相手の怒りを買ったり周囲に気を使わせたりするのでNG
- 関わりたくない人には、忙しいアピールや物理的距離をとることで対処するのがおすすめ
- いくら関わりたくない人でも、嫌がらせやSNSへの悪口の書き込みは絶対やめよう