「褒め上手」な人とは?特徴や相手が喜ぶ褒め方・モテる言葉を紹介

褒め上手は、相手の気分をアゲたり親近感を抱かせたりできるので羨ましいですよね。
人をうまく褒めるスキルがあると、ビジネスでも恋愛でもコミュニケーションを円滑にして人間関係を築くのに役立ちます。
この記事では、褒め上手な人の特徴・なる方法や、相手を喜ばせたり異性にモテたりする褒め方のコツを紹介しています。
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「褒め上手」の意味とは?
「褒め上手」とは、相手のことを優れている、立派だとたたえる意味の「褒める」ことが、うまいという意味です。
上手な褒め言葉には、相手へのリスペクトや好意、いたわる気持ちなどが込められていて、褒められた人は自分のことを認められたと感じて嬉しくなります。
また、褒めた人の印象アップにもつながって親密度が増したり、褒めた側も気分が良くなったりすることもあります。
しかし、上辺だけのお世辞や間違った褒め方だと相手に不快な思いをさせることもあるため、ただ褒めればいいというわけではありません。
褒め上手な人の特徴は?
人を褒めるのは気恥ずかしいし、あざとく見えるのではと心配で、苦手意識を持つ人は多いでしょう。
何気なく相手が嬉しくなるようなことを言えるようになるには、褒め上手な人の特徴を参考にすると褒め言葉や褒め方のコツがわかるかもしれません。
はじめに、褒め上手な人の特徴について解説します。
思ったことを素直に口にできる
褒め上手は、自分がいいと思ったことを照れることなく、素直に口にできます。
相手に気に入られたくて心にもないことを言ったり「こんなこと言ったらどう思われるだろう」と気構えたりしないので、すんなりと言葉が出てくるのです。
正直な気持ちから出る褒め言葉は、嫌味がなく説得力があるので相手の心に響くでしょう。
褒め上手な人は、年齢や立場の違いなどを気にすることなく相手を褒められる、おおらかさもあります。
普段から周りの人を見ている
普段から何気なく周りの人のことを見ていて、小さな変化にも気づけるような観察力がある人は、褒め上手が多いでしょう。
服装や持ち物など外見の変化や、日頃の努力や気遣い、以前に比べての成長ぶりなど、他の人のことにも関心を持っているため、変化や長所に気づくことができます。
褒められた相手は、他人から変化を認められたことを知って嬉しく感じますし、自分の良き理解者として相手を意識するようになるでしょう。
雑談が得意
褒め上手な人は、職場で業務の話が済んだらあとは黙っているタイプではなく、ちょっとした時間に周囲の人と雑談するのが得意です。
日常の雑談からいろいろな情報を得ているので、人の意外な一面を知っていたり、ひそかな苦労などにも気づいていたりして、褒める話題が豊富にあります。
また、コミュニケーション能力が高く顔見知りが多いので、多方面の人とフランクに会話を楽しみ、それぞれの「言われたら喜ぶネタ」も心得ているでしょう。
ボキャブラリーが豊富
「すごいですね」「なるほど」と機械的に相槌をうつだけでも会話が続きますが、褒め上手とは言えません。
ボキャブラリーが豊富で「あなたのここがすごい」ポイントを的確な言葉で伝えて、相手の気分をますます良くできる人が、褒め上手なのです。
同じ意味の言葉でも、伝え方によっては褒められた人が嬉しくなることもあれば、的外れに感じてしまうこともあります。
語彙力や表現力に加えて、相手の状況や心理をくみとる力も高いでしょう。
欠点を長所として受け止められる
褒め上手な人は、周りの人や本人が欠点だと思っていることでも、長所として受け止められます。
例えば、行動が遅くマイペースな人のことは「慎重でブレない人」として評価して、実際に言葉に出して本人を褒めます。
それは、褒め上手な人は人の欠点より長所に気づきやすく、偏見なく他人の特徴をポジティブに認められるからです。
褒められた人は、コンプレックスだったことが強みになるとわかって勇気づけられるでしょう。
自己肯定感が高い
相手のことをあるがままにリスペクトできる褒め上手は、精神的なゆとりを持っています。
自己肯定感が高く自分を信じているため、他人が優れていることに対して僻んだりマウントしたりしません。
自分に自信がないと、他人のいい面に気づいても嫉妬して心から褒められなかったり、アラ探しをしようと意地悪な目で見たりします。
お互いに気分が良くなるような褒め方ができるようになるには、相手だけでなく自分自身のことも認めることが必要です。
褒め上手になるには?
人を褒めたいと思っていても、最初のうちはぎこちなくなったり、うまい言葉が出てこなかったりするものです。
しかし、日々の生活で周りの人を褒めながら、少しずつ慣れていけば上達していきますよ。
続いては、褒め上手になるためにおすすめの方法を紹介します。
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褒め言葉の「さしすせそ」を使う
褒め上手になる第一歩として、褒め言葉の「さしすせそ」を覚えておくと便利です。
- さ「さすがですね」
- し「知りませんでした」
- す「すごいですね」
- せ「センスがありますね」
- そ「そうなんですね」
使いすぎるのは良くありませんが、次に言う言葉を考えている間に言ったり、会話の糸口として使ったりすれば、コミュニケーションを円滑にする効果があります。
これは目上の人に向けた言い方ですが、語尾を変えれば同僚や後輩、プライベートの会話でも役に立つでしょう。
自然なシチュエーションで褒める
「今日は何か褒めなくては!」と気負っていると、不自然になったり相手を困惑させたりしがちです。
褒め上手になるには、自然なシチュエーションで褒めるのがコツ。
「おつかれさまです、今日のネクタイ似合ってますね」「ありがとう、いつも助かります」などと、挨拶のついでに軽く言えば自然に褒められます。
「日常会話にプラスして何かいいことをサクッと一言」程度に考えて、言った後はお互いが気分良くなれるような気軽な褒め方をしましょう。
照れずに口に出す
相手のいいところを見つけても、実際に口に出すのはなかなか勇気がいるかもしれません。
しかし、黙って考えているだけでは相手に気持ちが伝わりませんので、照れずに口に出しましょう。
明らかなお世辞や嫌味にとれるような言葉でなければ、褒められて悪い気がする人はいません。
普段お世話になっている人や好意を伝えたい相手だけでなく、仲のいい友達や同僚など話しやすい相手も普段から褒めていれば、徐々に褒め上手になれるでしょう。
相手に興味を持つ
相手に興味がなくて、特徴や変化に全く気づかなければ褒め上手にはなれません。
たとえば、男性が女性にただ「美人ですね」と言えば不信感を抱かれるかもしれませんが「今の髪型、似合いますね。」と言えば、どうでしょうか。
ヘアスタイルを変えたことに気づいてもらえたと、喜ぶ女性がほとんどでしょう。
気配りや性格の特徴など、日頃から見ていないとわからないことを人から褒められるのは、男女問わず嬉しいものです。
頑張っている姿勢を褒める
褒め上手は、業績や昇進など結果を褒めるだけでなく、頑張っている姿勢など努力や過程を褒めます。
結果が出にくい業務や目標に達するまでの途中の段階では、本人は努力していても周りから注目されることはあまりないでしょう。
しかし、近くでずっと見ている人には努力や小さな成長に気づきます。
仕事でも趣味でも、頑張っていることを他人から認められるのは嬉しいですし、続けて頑張ろうと思うモチベーションにもなるでしょう。
【例文あり】褒め上手な言葉と使うコツは?
褒め言葉に凝った表現は必要ありませんが、何をどう褒めるかは重要なテーマです。
シチュエーションに応じた褒め方や褒め言葉を知っておくと、ビジネスに役立つだけではなく、恋愛でも異性からモテるようになれますよ。
次は、褒め上手な言葉とコツを具体例とともに紹介します。
センスの良さを褒める
センスの良さを褒めるのは、ビジネスでも異性との会話でも相手を喜ばせる定番の褒め方です。
日常シーンで何気なく使うと相手との関係性がアップしますし、その後の会話の糸口にもなります。
例文
部下に「先日手配してくれた歓迎会のお店、いいチョイスだってみんな喜んでたよ。」
上司に「この資料はとてもわかりやすいですね。私も参考にさせて頂きます。」
異性に「今日のスーツ、センスいいね。その色、すごく似合う!」
信頼している気持ちを伝える
お互いに相手のことを信頼していても、言葉に出して伝えるのは難しいですよね。
褒め上手になれば、相手を褒めながらお互いの信頼関係が確かめられるので、よりよい人間関係が続けられます。
例文
部下に「お客様から褒められて鼻が高かったよ。やはり任せて良かったよ。」
上司に「以前から、一緒に仕事させて頂くのを楽しみにしておりました。」
友人に「いつも愚痴を聞いてくれてありがとう。聞き上手だから何でも話せるんだよね。」
具体的に褒める
「かわいい」「いいね」のような抽象的な褒め方だけでなく、具体的に何を褒めたのか明らかにした方が、褒められた人の満足度がアップします。
褒め上手になるには、具体性のある褒め言葉をプラスすることを心がけましょう。
例文
部下に「今月は業績が10パーセント上がってるし、先月から調子いいよね。」
上司に「的確なアドバイスを頂いて助かりました。○○のことには気づきませんでした。」
異性に「○○さんて、なんでも知ってるよね。普通、ここまで詳しい人いないよ。」
質問形式で褒める
褒められることに慣れていない人だと、ただ褒められただけでは照れてしまったり、何と返したらいいか困ったりすることもあります。
質問形式で褒めれば、その後の会話をスムーズに続けられるでしょう。
例文
部下に「ミスがないから、仕事に滞りがなくて助かる。何かコツがあるの?」
上司に「意外な一面をお持ちなんですね。始められたきっかけは何だったんですか?」
異性に「○○さんて、品があるよね。前からそんな感じだったの?」
当たり前のことを評価する
褒め上手は本人が当たり前のことだと感じていることでも、褒めることができます。
他の人が見過ごしそうなことの中にも、注意していれば良い面や変化が見つかりますし、相手への気持ちを伝えることもできます。
例文
部下に「いつもオフィスをきれいにしてくれてありがとう。気配りが素晴らしいね。」
上司に「丁寧に教えて頂いてありがとうございます。何度も聞いてすみませんでした。」
異性に「前に言ったこと覚えててくれたんだね。すごく嬉しいな。」
褒める時の注意点は?
好意から褒めているつもりでも、間違った褒め方をすると相手の心に響かないばかりか、不快に思われて逆効果になる可能性もあります。
最後は、褒め上手になるために絶対覚えておきたい、褒める時の注意点を紹介しましょう。
大げさな言葉を使わない
褒め上手は、人を褒めるのに大げさな言葉を使ったり、わざとらしい態度になったりしません。
過剰な褒め方をされると、多くの人は違和感を抱きますし、シチュエーションによっては「言葉の裏に別の意味があるのではないか」と疑ってしまうからです。
褒める時はシンプルな褒め言葉や褒め方を心がけ、相手に余計な心配をかけないこと。
相手が嫌がっているようなら言い方を工夫したり、話題を変えたりするなど、自分本位にならないで相手の気持ちを尊重しながら褒めましょう。
上から目線にならない
人を褒めるときに気をつけたいのは、上から目線になったり相手にそう思わせたりしない褒め方をすることです。
例えば「男性なのに気が利くね」など自分のイメージを押し付けたり「意外とできるから驚いた」などと、できないことを前提にするのは褒め上手と言えません。
また、相手を褒めた後に「私も実はね」と自分の自慢話にすり替えたり「悪くないけど本当はこうした方が」などとアドバイスしたりするのも、NGな褒め方です。
他の人と比較しない
褒める時にやりがちな失敗が、他の人と比較して褒めることです。
例えば「○○さんに比べて、ご立派ですね」と褒めた場合、褒められた人が下手に肯定すれば、第三者から悪口を言っていると思われかねないので、返事に困るでしょう。
「私は全然ダメなのに凄いですね」と自分を卑下すれば、褒めた相手が気を遣って「いえいえ、○○さんこそ」と、褒める立場が褒められる側に変わることもあります。
誰かを貶める言葉は避けて、相手をリスペクトする気持ちだけをストレートに伝えましょう。
明らかな嘘はつかない
相手をおだてようとする気持ちが先行して、明らかな嘘をつくのはかえって失礼に当たります。
50代の人に「20代にしか見えませんね。」などと無理のある褒め方をすれば、大抵の人はお世辞だと気づきますし、バカにされたと思って不快になることもあるでしょう。
褒め上手になって、相手が心地よく褒め言葉を受け取れるような褒め方をするには、褒める行為そのものではなく、相手を尊重するポジティブな視線を持つことが大切です。
褒め上手になって恋を成就させよう
褒めるのが上手い人は、異性を喜ばせることができるので、恋愛を有利に進められます。
人を喜ばせる褒め方をマスターして、素敵な恋愛を成就させましょう。
とはいえ、身近に出会いがなければ、恋は始められませんよね。
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褒め上手はビジネスでも恋愛でもメリットがいっぱい!
褒め上手な人の特徴は、観察力があり変化や長所に気づきやすく、特徴をポジティブにとらえ、良いと思ったことは気負わずに口にできる素直さがあること。
自然で相手に喜ばれる褒め方を覚えたり、相手に関心を持ち気づいたことをさり気なく褒めたりできるようになれば、褒め上手になれます。
シチュエーションに応じた正しい褒め方ができるようになると、仕事だけでなく恋愛でもメリットがいっぱいです。
上から目線などNGな褒め方にならないよう注意して、褒め上手になりましょう。
- 褒め上手は、他人に関心を持ち長所や変化に気づきやすく、素直に言える
- 挨拶のついでに一言褒めたり、相手が喜ぶ褒め方を覚えて照れずに褒めよう
- センスの良さなど内面を褒めれば、関係性が高まり会話のきっかけにもなる
- 相手を尊重しない褒め方をすると、逆効果になることもある
- 仕事でも恋愛でもコミュニケーションを円滑にする褒め上手になろう