マウンティング男の気になる心理状態と狙われやすい男性の特徴・撃退方法
職場の同僚や友人などに「俺はすごいぞ!」とマウンティングしてくる人はいませんか?
マウンティングとは、相手よりも自分が優位であることを示す行為を指します。
その行為には相手を見下すニュアンスが含まれているので、されて気分が良いものではありません。
今回の記事では、マウンティングをする男性の心理と、マウンティングされやすい人の特徴を紹介します。
マウンティング男を撃退する方法も解説するので、職場のマウンティング男の対応に困っている方も参考にして下さい。
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そもそも「マウンティング」ってどんな意味?
そもそも「マウンティング」とは、動物が自分の優位さを示すために相手に馬乗りになる様子を表す言葉です。
男性がマウンティングをする場合は、相手よりも自分の方が優位であることを示すために行われます。
具体的には、
- どんな仕事をしているか?
- いくら稼いでいるか?
- どれだけ異性からモテているか?
などの優位性をアピールする指標として用いられる傾向があります。
どちらかといえば、異性である女性にマウントを取るよりは、男性同士の同性にマウントを取ることが多い傾向にあります。
職場にもいる…マウンティング男のあるある
ここからは、マウンティング男のあるあるを紹介していきます。
身の回りに当てはまる人がいないかチェックしてみてくださいね。
学歴に関する自慢
マウンティング男のあるあるは、学歴に関する自慢です。
- 「俺って◯◯大学出身なんだよね」
- 「勉強なんて全然してこなかったけど、合格できたわ」
などのように、出身大学の知名度や、偏差値が高いなど入学試験の難易度で優位性を示すのが特徴です。
仕事に関する自慢
仕事に関する自慢も、マウンティング男にありがちなパターンです。
仕事に価値を置くマウンティング男の場合は、有名企業や大手企業に勤めていることや社内評価をステータスにしています。
「会社の重大なプロジェクトを任されてるんだよね」「部署内で成績が1番だったよ」などのように、一緒にいても頻繁に仕事の自慢話をしてくるでしょう。
給料に関する自慢
マウンティング男の多くは、給料に関する自慢をしてきます。
年収や月収は、男性の競争社会では重要視されるステータスです。
高級車やブランド物の時計など、高収入に直結しやすい所有物を見せつけることで、マウンティングする場合もあります。
恋愛に関する自慢
マウンティング男のあるあるは、恋愛に関する自慢です。
「付き合っている彼女はいるか?」「女子からどれだけモテているか?」などの恋愛経験でマウンティングする男性も少なくありません。
中には整った容姿を持つ彼女を隣に置いて優越感に浸ることも。
自分の彼女と他人の彼女を比較して、マウントをとってくる可能性もあるので注意しましょう。
マウンティング男の気になる心理状態
マウンティングをする男性の心理が気になる人も多いのではないでしょうか。
こちらで詳しく、マウンティング男の心理を紹介します。
実は自信がない
実は自分に自信がない人こそ、マウンティングをする傾向があります。
自慢話をするのも、人を見下した言動をするのも、すべては自信のなさの裏返しです。
確固たる自信を持っているのであれば、わざわざアピールして他人に認めてもらう必要もありません。
「否定されたらどうしよう…」「攻撃されたらどうしよう…」といった恐怖心から自分を守るために、マウンティングをしてしまうのです。
周りから評価されたい
周りから評価されたいという承認欲求が大きいことも、マウンティング男にありがちな特徴のひとつです。
このタイプの人は、自分の価値を見出すことができないため、他人から褒めたれたり、羨ましがられたりすることで心を満たしています。
収入や職業を誇示して周りから評価を得ることで自尊心を満たそうとするのです。
寂しくてかまってほしい
寂しくてかまってほしいことも、マウンティング男に多い心理状態です。
自信のない男性にありがちな特徴で、周りからすごい人と思われることで、人とのつながりを見出そうします。
「みんなにもっと注目されたい!」という気持ちからマウンティングをして、自身の孤独感を解消しようとしているのです。
マウンティング男に狙われやすい男性の特徴
マウンティングされる男性には、一定のパターンが存在します。
ここからは、マウンティング男に狙われやすい男性の特徴を見ていきましょう。
自己主張が少ない人
マウンティング男に狙われやすい男性の特徴は、自己主張が少ない人です。
自分の意見をはっきり伝えてくる相手だと、マウンティングした時に返り討ちにされてしまう危険性があります。
そのため、マウンティング男は自己主張が少なく何も言い返してこない男性をターゲットにする傾向があるのです。
みんなから好かれている人
みんなから好かれている人も、マウンティング男に狙われやすい男性の特徴です。
「自分よりモテている」「上司や同僚から称賛されている」などのように、自分以外の誰かが注目されていると、マウンティング男は妬ましいと感じます。
「あいつばかりみんなに好かれて、なんか気に食わない」と嫉妬心をこじらせ、マウンティングの対象にされてしまうのです。
容姿が整っている人
容姿が整っている人も、マウンティング男に狙われやすい傾向があります。
顔のパーツや身長といった容姿は、本人の努力では変えることが難しいものです。
プライドが高くかつ、自身の容姿に劣等感がある男性ほど、自分が手にすることができない羨ましさから、イケメン男性をマウンティングの対象にするのです。
うざいマウンティング男の撃退方法
最後に、マウンティング男の撃退方法を紹介します。
事あるごとにマウンティングされてストレスが溜まっている…。という人はぜひこれらの方法を使ってマウンティング男を撃退してくださいね!
自慢や悪口は真に受けず聞き流す
マウンティング男の撃退方法は、自慢や悪口は真に受けず聞き流すことです。
「そうなんだ」「へー」と受け流されると、相手と張り合う気持ちが薄れます。
マウンティングされても真に受けるのではなく、聞き流して余裕のある大人な対応を貫きましょう。
最低限の関わりに留める
マウンティング男に困っているときは、最低限の関わりに留めることが大切です。
職場の人であれば、挨拶や業務連絡といった最小限のコミュニケーションに留めてみましょう。
急に関わりを減らしてしまうと相手に不信感を与えてしまうため、徐々に距離を取ることがポイントです。
日頃から褒めておく
マウンティング男の撃退方法として、日頃から褒めておくことも効果的です。
承認欲求が満たされていないタイプのマウンティング男には、「すごいね」「君には敵わないよ」と相手の気持ちを満たしてあげることで、マウンティングの行為自体を減らすことができます。
感情のままに動かない
感情的にならないことも、マウンティング男を撃退する上で大切なことです。
感情のまま相手にやり返すと、思わぬトラブルの元になります。
友達であれば感情的にぶつかり合うこともありますが、浅い関係の人にはイライラしてもグッと堪えて冷静に対処するようにしましょう。
嫌なものは嫌とはっきり伝える
マウンティング男の撃退方法は、嫌なものは嫌とはっきり伝えることです。
「そういう言い方はやめて欲しい」「見下した言い方をされると傷つく」と伝えて、自身の苦しい気持ちを伝えてみましょう。
マウンティングをする男性の中には、相手が嫌がっているとは知らず無意識のうちにマウンティングをしている人もいます。
そのような人にとっては、はっきりと気持ちを伝えることで、反省しマウンティングを辞めるきっかけにもなるかもしれません。
上司や同僚にマウンティング男がいるときは上手にかわすことが大切!
マウンティングされると、イライラや悔しさから感情的に言い返したくもなりますが、それでは相手と同レベルだと認めていることになります。
完膚なきまでに相手を言い負かしたとしても、その人と良好な関係性を続けることは難しいでしょう。
上司や同僚にマウンティング男がいるときは上手にかわすことが大切です。
ぜひ今回の記事で紹介した内容を参考に、マウンティング男に振り回されない日々を送って下さいね!
- マウンティングとは、相手よりも立場が優位であることを示す行動や言動のことを指す
- マウンティング男は、仕事・学歴・恋愛において偏った価値観を持っている
- マウンティング男の心理は、自信のなさや、評価されたいなど気持ち
- マウンティングされる男性の特徴は、自己主張が少ない人・みんなから好かれている人・容姿が整った人
- マウンティングする人と良好な人間関係を保つには、冷静な対応を心がける・嫌だとはっきり伝えることなどが大切