同棲中に喧嘩したときの対処法5選!喧嘩が起こる原因や予防法を解説
恋人とひとつ屋根の下で暮らす「同棲生活」に憧れる人は多いでしょう。
好きな人と一緒にいられるのは嬉しいですが、相手の意外な一面にショックを受ける場合があります。
生活を共にするなかで不満を感じると、喧嘩に発展してしまうことが少なくありません。
衝突を繰り返すと別れを招く恐れがあるので注意が必要です。
今回の記事では、同棲中に喧嘩する原因や対処法、予防法について解説していきます。
同棲中に喧嘩が起こる原因
同棲をはじめると、別々に暮らしていたころより喧嘩が増えてしまうことがあります。
なぜ好きな人と一緒にいるのに揉め事が起きてしまうのでしょうか。
まずは同棲生活ならではの喧嘩の原因を見ていきましょう。
パートナーに期待しすぎてしまうから
同棲中に喧嘩が起こる原因のひとつとして、パートナーに期待しすぎてしまうことが挙げられます。
「彼なら〇〇しておいてくれるはず」「彼女ならこうしてくれるだろう」という思い込みが、相手への不信感につながる場合があるのです。
恋人に期待していたことが叶わないと、多くの人が裏切られたような気分になるでしょう。
パートナーといえど四六時中、彼女・彼氏に気を遣いながら生活するのは難しいものです。
相手に期待するほど不満を抱く回数が増えてしまい、喧嘩に発展しやすくなります。
金銭感覚が一致しないから
金銭感覚のズレから同棲中に喧嘩が起こる場合もあります。
たとえば、生活費を節約しながら結婚資金を貯めているのに、相手が高いものばかり購入していたらイライラしてしまうでしょう。
反対にお金持ちのパートナーがケチケチすると、不快な気分になるケースもあります。
とくに生活を共にしている場合、相手のお金の使い方は非常に目につくため、別々に暮らしているカップルよりも揉める原因になりやすいのです。
食事に対する好みや考え方が異なるから
一緒に暮らしている2人の食の好みや考え方が異なっていると、それが喧嘩のきっかけになることがあります。
彼女が自炊派でも、彼氏が外食派だとすれ違いが起きるため、次第に食事の時間がストレスになってしまうのです。
生きていく上で食べることは必要不可欠な行為ですから、避けることはできません。
好みが合わない人と毎日食事を共にすれば、不満は溜まっていく一方でしょう。
お互いの意見が対立したままだと、毎回喧嘩に発展してしまう可能性があります。
家事に関して不満があるから
家事に関しての不満があると、同棲中の喧嘩が起こりやすくなります。
分担したはずのことをやってくれない、洗濯や掃除のやり方が適当など、相手に対して不満があると指摘したくなるものです。
一方で「今すぐやってほしい」「やり方はこうだよ」と、いちいち文句を言われる側もストレスになるでしょう。
家事に対する意識が違いすぎると、衝突の原因となるので注意が必要です。
お互いの生活習慣が違うから
朝起きる時間や入浴のタイミング、休日の過ごし方などは人それぞれです。
しかし同棲すれば、ひとり暮らしのころは気にならなかった、パートナーの生活習慣に不満を抱くことがあります。
一緒にいる時間が長くなるぶん、相手の行動が目につきやすくなるからでしょう。
パートナーのせいで自分の生活リズムが崩されるとストレスは避けられません。
相手のペースに合わせる生活が続けば、不満は溜まる一方です。
生活習慣の違いに我慢の限界を迎えたとき、大きな喧嘩につながることがあります。
同棲中に喧嘩したときの対処法5選
どんなに仲の良いカップルでも同棲中の喧嘩を避けることは難しいです。
大きな揉め事に発展する前に、衝突したときの適切な対処法を知っておきましょう。
お互いに冷静になる
恋人と口論になっても、一旦家に持ち帰ることができないのが同棲生活です。
そのため、喧嘩がヒートアップして、余計なことまで口にしてしまう場合があります。
2人の関係悪化を防ぐには、一度お互いに冷静になることを心がけましょう。
怒りが収まらないときは、一旦別の部屋に行ったり短時間出かけたりするのもアリです。
気持ちが落ち着いてから、何が問題だったのか冷静に話し合ってみてください。
悪いところがあれば素直に謝る
もし自分自身に悪いところがあって喧嘩をしたのなら、素直に謝るようにしましょう。
いつまでも意地を張っていると、気まずい状態が続いてしまいます。
自分の非を認めて謝罪することで、仲直りのきっかけがつかめるかもしれません。
喧嘩の発端は相手だとしても、怒りに任せてひどい言葉を口にしたのなら謝るべきです。
自分の悪い部分は反省し、すぐに謝罪することが円満に暮らすための秘訣といえます。
相手の気持ちを尊重しながら話を聞く
喧嘩をすると自分の気持ちを理解してほしくて、相手にマシンガントークをしがちです。
パートナーに感情をぶつけてばかりだと話し合いになりません。
喧嘩をしたときこそ、相手の気持ちを尊重しながら話を聞くことが大事です。
あまり自分本位になり過ぎず、恋人の意見に寄り添うことを心がけましょう。
相手の言い分を聞くことで、落としどころが見つかるかもしれません。
円満な同棲生活を送るコツは、恋人に思いやりを持って接することです。
自分の気持ちを正直に伝える
同棲生活において、我慢のし過ぎはNGです。
喧嘩をしたときに相手の意見だけを受け入れれば、心のモヤモヤは解消されません。
我慢することが衝突を繰り返す原因となります。
喧嘩中に相手の気持ちを聞いたら、同じくらい自分の気持ちも正直に伝えましょう。
遠慮せずに本音を伝えたほうがパートナーからの理解を得られやすくなり、今後の同棲生活にいい影響を与えるはずです。
ただし、自分の気持ちを伝えるときは相手を責めるような言い方にならないよう、冷静に話すことを心がけてください。
喧嘩の原因を解消する
喧嘩が起こるのには、必ず原因があります。
自然と仲直りするパターンもあるでしょうが、話し合いをしないのはおすすめできません。
同じことを繰り返さないよう、衝突する発端となった事柄を解消することが大切です。
たとえば生活習慣の違いが原因なら、やり方についてお互いが納得できる折衷案を考えて、より快適な同棲生活のために話し合うといいでしょう。
喧嘩したら原因を追及し、早期に解消していくことが、円満な同棲生活を続けていくための鍵となります。
同棲中の喧嘩を予防する方法
どんなに好きな人でも一緒に暮らせば、多かれ少なかれ嫌な部分が見えてしまうでしょう。
相手に文句を言いたくなるかもしれませんが、できるだけ不毛な争いは避けたいものです。
最後に、同棲中の喧嘩を予防するための方法を紹介していきます。
相手の立場になって考えるようにする
同棲中の喧嘩を避けるには、相手の立場になって考える癖をつけることが大切です。
一緒に暮らしている恋人といえど、結局は他人です。
もとは生活環境が違う相手ですからある程度、価値観のズレが生じるのは仕方ありません。
あまり自分のやり方・考え方にこだわってしまうと、恋人にストレスをかけてしまいます。
喧嘩腰な態度をとりそうなときは、まず相手の立場で考えてみることからはじめましょう。
彼女・彼氏の気持ちを推し量ることで、落ち着いて話し合いができるはずです。
同棲のルールを固めすぎないようにする
同棲するならある程度のルール作りは必要ですが、決まり事が細か過ぎるのはNGです。
生活していれば体調を崩したり残業したりと、何かと不測の事態が起こるものです。
細かいルールが多くなるほど、すべてを守ることが難しくなります。
約束を破られるたび、お互いイライラするので喧嘩の原因となりかねません。
同棲のルールはアバウトに設定するのがおすすめです。
「疲れたときは家事をさぼってもOK!」「片づけは休んでからでもOK!」など、心の負担にならない程度の決まり事を作るといいでしょう。
気になることは放置せずに話し合う
一緒に生活していると、相手のちょっとした部分に違和感を覚えることがあります。
そんな場合は放置せずしっかり話し合うことが大事です。
「自分が我慢すればいい」「気にしなければいい」と最初は思っても、積み重なっていくうちに大きなストレスとなります。
不満が爆発して喧嘩に発展する前に、気になることは相手に伝えましょう。
自分の意見を押し付けるのではなく、パートナーの話を聞く姿勢でいれば上手にコミュニケーションがとれるはずです。
感謝と謝罪の気持ちは言葉にして伝える
いつも一緒にいる相手には、つい感謝や謝罪が適当になりがちです。
「やってくれて当たり前」「許してくれて当たり前」という態度でいると、パートナーを不快な気持ちにさせてしまいます。
同棲しているカップルこそ、感謝と謝罪の気持ちを忘れてはいけません。
「ありがとう」「ごめんなさい」と口にすれば、相手を尊重していることが伝わります。
ぜひ普段から「あなたを大切に思っている」という気持ちを込めて、感謝と謝罪の言葉を忘れないようにしてください。
常に恋人への思いやりを持つことで、些細な喧嘩はしなくなるでしょう。
同棲中の喧嘩は予防と適切な対処が大事
同棲中の喧嘩は、険悪な状態でも逃れられないので苦痛に感じがちです。
衝突を繰り返すと別れを招く恐れがあるので、早めに対処することをおすすめします。
また、どんなに好きな相手でも他人同士であり、考え方や生活習慣が違うのは当然です。
自分に従わせようとするのではなく、お互いに尊重し合える関係性を築くことが大切です。
少しずつ2人の価値観をすり合わせていけば、円満な同棲生活を続けていけるでしょう。
- 同棲中の喧嘩は、パートナーに期待しすぎる・金銭感覚の不一致・生活習慣の違いといったことが原因で起こりやすい
- 同棲中に喧嘩したときの対処法として、お互いに冷静になる・相手の気持ちを尊重しながら話を聞く・自分の気持ちを正直に伝えることが挙げられる
- 同棲中の喧嘩を予防したいなら、相手の立場に立って考えることが大事