「1月といえば何?」1月の風物詩やイベントなどをランキング形式でご紹介!
「1月といえば何?」と質問されたとき、どのようなことを思い浮かべますか?
今回は、成人男女200人を対象に、1月といえば何を思い浮かべるのかアンケート調査を実施しました。
風物詩やイベント、食べ物別に調査結果を紹介しますので、チェックしてみましょう!
Contents
1月は新年の始まり「お正月」のイメージ
成人男女200人に「1月にはどんなイメージがありますか?」と聞いたところ、以下のような意見がありました。
- お正月でおめでたいイメージ
- 1年の始まり。冬休み。新年会。寒い。
- 正月のイメージが一番強く、気持ちを新たに目標を設定したり、新しいことを始めたりする月。
- お正月で実家へ帰ったり、初売りに行ったり、忙しいけど楽しいイメージ
今回のアンケート調査では、「正月」や「新年(1年の始まり)」と回答した人が多くいました。
それに関連する「初詣」や「家族の集まり」という意見もあり、1月といえば年始の行事やイベントのイメージが強いようです。
また、「新たな気持ちでスタートする」「心機一転」といった心理的変化についても多くの意見が見られました。
他にも、「寒い」「雪」「寒波」など冬に関する意見があり、過ごし方としては「忙しい」「のんびりする」といった正反対の意見が入り混じっていました。
1月の風物詩といえば何?
お正月のイメージが強い1月ですが、1月の風物詩として思い浮かぶもののランキングは次のようになりました。
【1位】年賀状
1月の風物詩を聞いてみたところ、「年賀状」が全体の3割を占めて1位でした。
新年の挨拶はLINEやメールで行う人が増えていますが、年賀状での交流を楽しみにしている人も多いのかもしれません。
年賀状は新年のお祝いとともに、自分や家族の近況報告、旧年中のお礼を伝えるのが一般的です。
元日(1月1日)、または1月7日(関西は1月15日)の松の内までに届くようにするのがマナーとされています。
【2位】帰省
2位は「帰省」で、全体の約2割を占めています。
家族と一緒にお正月を過ごすために、年末年始の休暇に帰省する人は多いです。
企業や職種などで違いはありますが、年末年始休暇は通常12月29日〜1月3日。
2024年・2025年の年末年始休暇は、前後の土日を含めて、12月28日(土)〜1月5日(日)まで最大9連休となります。
年末年始は帰省ラッシュで混雑しやすいので、早めに予定を立てておくことをおすすめします。
【3位】正月遊び
1月といえば、正月遊びをイメージする人もいるようです。
代表的な正月遊びは「凧揚げ」「福笑い」「羽根つき」「だるま落とし」「こま回し」などがあり、それぞれに縁起の良い意味があります。
例えば、
- 凧揚げ:高く上がるほど健やかに成長する
- 羽根つき:厄をはねて子供の無病息災を願う
- こま回し:お金がまわる、物事が円滑にまわる
などです。
お正月には願いを込めて、伝統的な正月遊びを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
1月のイベントといえば何?
1月は年初めの月ということもあり、行事やイベントが豊富ですよね。
そんな1月を代表するイベントランキングは、次のような結果となりました。
【1位】初詣
1月のイベントを聞いてみたところ、「初詣」が半数以上を占めて1位でした。
初詣は年が明けて初めて神社や寺院に参拝することを指します。
まずは地域の守り神である氏神様や、檀家となっている菩提寺に新年のご挨拶をして、1年を無事に過ごせたお礼や感謝を伝え、新年の平安を願うのが基本です。
初詣に行く日に決まりはありませんが、1〜3日の三が日に行くのが一般的で、できれば7日(関西地方は15日)の松の内まで、遅くとも節分までに行くのが良いとされています。
【2位】年始挨拶
2位は、新年の初めに行われる「年始挨拶」でした。
年が明けたときの挨拶は、「明けましておめでとうございます」とお祝いの言葉を使います。
年始挨拶をするのは、1月7日まで(関西地方は15日まで)の松の内までが一般的です。
お世話になった人や仕事関係の人などに挨拶回りをする際は、できるだけ松の内までに行いましょう。
【3位】初売り
3位は「初売り」で、2位の年始挨拶と同程度の割合を占めていました。
初売りは新年を迎えて初めて物を売り出すことです。
1月2日は「事始め(ことはじめ)」と呼ばれ、新年を迎えて初めてのことを行うのに縁起が良い日とされています。
そのため、1月2日に初売りをするのが一般的ですが、商業施設や店舗によって1日や3日などに初売りをするケースもあります。
4位以下を見てみても、「お年玉」や「駅伝」など、お正月に関連するイベントや行事を選ぶ人が多く、1月といえばやはり年始のイメージが強いようです。
ちなみに、「十日戒(とおかえびす)」は、毎年1月9日〜11日に関西地方を中心に行われる商売繁盛を願う行事で、縁起物の熊手を買って帰る慣わしがあります。
1月の食べ物といえば何?
1月の食べ物についても質問したところ、お正月にちなんだ食べ物が多くランクインしました。
【1位】おせち料理
1月といえば思い浮かべる食べ物は、「おせち料理」が半数近くを占めて1位でした。
おせち(御節)は季節の節目を祝う特別な料理で、おせち料理にはそれぞれ縁起物としての意味があります。
例えば、田作りは「五穀豊穣」、黒豆は「健康」、栗きんとんは「財産」、数の子は「子孫繁栄」、紅白なますは「平安」といったように、それぞれ願いが込められています。
【2位】お雑煮
2位は「お雑煮」で、全体の3割以上の人が回答しています。
お雑煮は三が日(1月1日〜3日)に食べるのが一般的で、お餅は「長生き」、大根は「家庭円満」、にんじんは「魔除け」など、具材に縁起の良い意味が込められています。
入れる具材は地方によって異なり、山間部であれば山の幸といったようにそれぞれの地域の産物が使われます。
また、丸餅や角餅、白味噌仕立て、すまし汁仕立てなど、お餅の種類や味付けも地域によって異なっています。
最近ではご当地のお雑煮が食べられるお店もあるので、自分の地域以外のお雑煮を食べてみるのも楽しいかもしれませんね。
【3位】お餅
お正月はお餅を食べる風習があることから、1月といえば「お餅」を思い浮かべる人も少なくありません。
丸くかたどったお餅には年神様の魂が宿るといわれており、年神様の魂が宿ったお餅をいただくことを「御魂分け(みたまわけ)」といいます。
お正月に年神様の魂が宿ったお餅を家長が家族に分け与えることを「御年魂(おとしだま)」といい、現代のお年玉のルーツになったといわれています。
1月の魅力は他にもたくさん!
1月の魅力は他にもたくさんあります!
ここでは、季節の花や旬の食材を紹介します。
季節の花
1月の季節の花には、以下のようなものがあります。
- 水仙
- 椿
- 黄梅(おうばい)
- 蝋梅(ろうばい)
- 山茶花(さざんか)
- 南天(なんてん)
- 千両(せんりょう)
- スイートピー
- ラナンキュラス
- クリスマスローズ
- アネモネ
- ヒヤシンス
- フリージア
- パンジー など
1月はお正月や成人式などさまざまな行事やイベントがあり、お花屋さんではプレゼントや装飾に使われる花が多く売られています。
南天や千両はお正月の縁起物として親しまれていて、南天には「難を転ずる」という意味があり、千両には「利益」や「裕福」といった花言葉があります。
旬の食材
1月の旬の食材には、以下のようなものがあります。
- ブリ
- フグ
- 牡蠣
- 帆立
- 大根
- 白菜
- キャベツ
- 水菜
- 春菊
- 山芋
- ブロッコリー
- カリフラワー
- 小松菜
- ニラ
- 伊予柑
- ゆず
- みかん
- いちご など
1月は魚や野菜、果物など、多くの旬の食材があります。
寒い季節は免疫力が下がりがちなので、いろいろな食材から栄養を摂取するのがおすすめです。
1月はお鍋にぴったりの食材が豊富にあるので、帰省して家族や友人と集まったときや新年会などでは、皆でお鍋を囲むのも良いかもしれませんね。
新たな年のスタートを切り、1月を楽しく過ごそう!
1年の始まりとなる1月は、伝統的な行事やイベントが多い時期です。
帰省して家族と過ごしたり、おせち料理やお雑煮などの特別な料理を食べたりして楽しく過ごす予定の人も多いのではないでしょうか。
そうでなくても、1月ならではの季節の花を愛でたり、旬の食材を使った料理を味わったりすることで、1月を満喫することができますよ。
今回紹介したアンケート結果を参考に、さまざまな1月の楽しみ方を知り、自分なりの過ごし方で楽しく新年を迎えてみてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:成人男性・成人女性
アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名)
実施日:2024年10月28日
調査実施主体:ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)
調査会社:株式会社アイベック
- 1月といえば、正月や新年(1年の始まり)のイメージを持っている人が多い
- 1月の風物詩といえば、1位「年賀状」2位「帰省」3位「正月遊び」
- 1月のイベントといえば、1位「初詣」2位「年末挨拶」3位「初売り」
- 1月の食べ物といえば、1位「おせち料理」2位「お雑煮」3位「お餅」
- 1月の季節の花は「水仙」「蝋梅」「スイートピー」など、旬の食材は「ブリ」「牡蠣」「伊予柑」など