一粒万倍日とは?読み方やすると良いことといけないこと・天赦日と重なる開運日も紹介!
「一粒万倍日」について、実はよくわかっていないという人は多いのではないでしょうか。
六曜の「大安」と同じように吉日として扱われていますが、やると運気が上がることもありますが、逆に運気を下げてしまうこともあるので注意が必要です。
この記事では、一粒万倍日について解説し、読み方や開運日などについても紹介します。
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一粒万倍日とは?読み方や意味を解説
中には一粒万倍日という言葉を初めて聞いたという人もいるでしょう。
その日にすると良いことなどをチェックする前に、そもそもどんな日なのか意味をきちんと知って、正しく使えるようにしておくことが大切です。
まずは、一粒万倍日とは何か、読み方や意味を解説します。
読み方
一粒万倍日は「いちりゅうまんばいび」または「いちりゅうまんばいにち」と読みます。
「一粒」を「ひとつぶ」と読む人もいますが、正しくは「いちりゅう」なので覚えておきましょう。
意味
「一粒万倍日」には、一粒の種が何倍にもなるという意味があります。
一粒の籾が後に何万もの稲穂になる様子で例えられることが多いです。
そのため、この日に始めたことは、後に何倍にもなって自分に戻ってくるとされています。
良いことも悪いことも何倍にもなって自分に返ってきてしまう日なので、注意が必要ですよ。
由来は仏教用語
元々は仏教用語に由来してできたのが「一粒万倍日」と言われています。
大方便仏報恩経(ダイホウベンブツホウオンギョウ)という教えの中に、一粒の籾が実って収穫する頃には、何万もの稲穂になると説かれており、これは、たとえ小さな行いでも、後に大きな利益を得ることがあるという教えです。
これが元になり「一粒万倍」という四字熟語が誕生したのが、一粒万倍日の由来になっています。
一粒万倍日にすると良いこと
一粒万倍日は、何かを始めるのに適した日です。
そのため、やってみたかったけど今まで手を出せていなかったことに挑戦したり、新しいものを買ってみるのがおすすめ。
早速、一粒万倍日にすると良いことを具体的に見ていきましょう。
新しいことを始める
新しい習い事を始めてみたり、引っ越しをするのも良いでしょう。
何か新しいことを始めたいと思ったときに、一粒万倍日から挑戦すれば良いことがあるかもしれませんよ。
何かを始めたいと思ったときに、まず一粒万倍日がいつなのかチェックする習慣をつけるのがおすすめですよ。
財布を新調する
一粒万倍日は金運アップが期待できるため、財布を新調するのもおすすめです。
お金に関わることをこの日にスタートさせると、お金がどんどん増えていくと言われています。
さらに効果を高めたい人は、金運UPに繋がる色の財布を選んだり、開運や金運が上がる財布と言われている財布を選びましょう。
この日に財布を新調できなくても、予め買っておいて、一粒万倍日に使い始めると同じ効果が期待できますよ。
宝くじを買う
宝くじ売り場に「本日は一粒万倍日」という旗が立っているのを見かけたことはないでしょうか。
一粒万倍日は小さな投資をすると、大きな利益を得られる可能性がある日と言われているので、この日に買えば、宝くじで高額当選も夢ではありませんよね。
結婚式や入籍をする
一粒万倍日は結婚式や入籍にも適した日です。
小さな幸せを後に何倍にも増やせると捉えて、お祝いごとに使うのは良いとされています。
結婚式、入籍以外でも、プロポーズや両親の顔合わせなど大切な日に使うと良いでしょう。
結婚式の日取りを決める場合には、六曜の「大安日」を気にする人も多いので、合わせてチェックするようにしてくださいね。
一粒万倍日にやってはいけないこと
一般的に開運日とされている一粒万倍日ですが、やってはいけないこともあるので注意が必要です。
その日の行いが後に何倍にもなって自分に戻ってくるため、悪い行いをしてしまうと、さらに悪くなって自分に戻ってきてしまいます。
悪いことは急にやってくることも多いため、避けられない場合もありますが、日にちを選べる場合は避けるのがおすすめです。
ここからは、一粒万倍日にやってはいけないことをチェックしましょう。
ローンを組む
一粒万倍日にローンを組むのはやめましょう。
一粒万倍日に借金をしてしまうと、借金がどんどん増えていき返済が苦しくなる可能性があります。
特に大きなローンなどは契約日を選べることが多いので、避けて契約するようにしましょう。
ローンだけでなく人からお金を借りる場合も、この日を避けるのがおすすめですよ。
誰かに物を借りる
誰かに物を借りるのも控えましょう。
この日に物を借りてしまうと、なかなか返せなくなってしまう可能性があります。
また、物だけでなく、人に借りを作ってしまうなど、後にトラブルに繋がりやすいことは、なるべく避けるように注意しましょう。
夫婦間のトラブル
一粒万倍日は夫婦間のトラブルも避けた方が良い日です。
小さな夫婦喧嘩だとしても、後に大きなすれ違いに繋がってしまうかもしれません。
また、離婚届けを提出したり、離婚に向けて話し合いを始めたりするのにも不向きな日です。
ネガティブな感情を抱くような話は避けるように気をつけてくださいね。
他人とトラブルになる
他人とトラブルを起こすのも避けるように気をつけましょう。
この日にトラブルを起こすと、そのときは小さな出来事だったとしても、後に大事になってしまう可能性も。
自分では避けられないこともたくさんありますが、自分からトラブルを起こさないように注意することが大切です。
何か言いたいことがあったとしても一粒万倍日にはぐっと堪えて翌日に伝えるようにしましょう。
一粒万倍日以外の吉日
吉日と言われる日は一粒万倍日だけではありません。
そのため、もし逃してしまったとしても、吉日をしっかり把握できていると、タイミングが合わなかった場合でも、他の吉日を使って運気をアップできる可能性も。
また、吉日にも色々な種類があるので、しっかり把握して正しく使い分けることで、より運気をアップできますよ。
ここからは、一粒万倍日以外に知られている吉日を紹介します。
天赦日
天赦日は日本の暦の中で最も縁起が良いと言われる「最強開運日」です。
「天が全てを赦(ゆる)してくれる日」とも言われており、この日に始めたことは全てうまくいくと言われています。
一粒万倍日が月に何日もやってくるのに対して、天赦日は1年に5、6回しかやってこないので、日頃からカレンダーをよくチェックしておきましょう。
寅の日や巳の日
寅の日や巳の日も古くから親しまれている吉日の1つです。
どちらも12日に1度やってくるので、月の中でも何度かチャンスがあります。
寅の日は金運アップや旅行などの長距離移動に適した日と言われており、巳の日は金運・財運アップの日です。
さらに縁起の良い日を知りたいという場合は、60日に1度やってくる「己巳の日」もチェックしましょう。
母倉日や大明日
母倉日や大明日も吉日として知られています。
母倉日は「天が人を慈しむ日」と言われており、結婚式など婚姻に関わるお祝い事に特に良い日です。
大明日は太陽の光で先々まで照らされるという日なので、旅行や引っ越しなど移動に関することに特に良い日でもあります。
どちらも月の中に何日もチャンスがあるので、こまめにチェックして運気を逃さないようにしてくださいね。
一粒万倍日と天赦日が重なる開運日
一粒万倍日と天赦日はどちらも縁起が良い日ですが、年に数回、2つが同じ日にぶつかることがあり、その日は特に縁起が良いと言われています。
一粒万倍日が月に何日かあるのに対して、天赦日は1年に数日しかないので、2つが重なる日はとても貴重で「最強開運日」と言われることも多いです。
何か新しいことを始める時は、2つの吉日が重なる日を逃さないようにしましょう。
一粒万倍日にしたことは良いことも悪いことも自分に返ってくる!吉日に運気をアップさせよう
一粒万倍日は、一年に数日しかない貴重な吉日の一つです。
また、新しい事業を始めたり、お財布を買ったりするのに最適な日ですが、良いことだけでなく悪いことも自分に返ってきてしまう日なので、人とのトラブルになることは避け、運気が上がる行動を取りましょう。
また、常にチェックしておきたい人は一粒万倍日カレンダーを購入するのがおすすめです。
他にも吉日と呼ばれる日はたくさんあるので、こまめにチェックして、運気アップに役立てましょう。
- 一粒万倍日とはその日に始めたことが、後に何倍にもなって戻ってくる日
- 物事を始めたり、財布や宝くじを買うのに適した日
- 借金や人とのトラブルを避けるように気をつける
- 一粒万倍日と天赦日が重なる日は最強開運日と呼ばれ、1年に数回しかない