ターニングポイントとは?訪れるタイミングやつかむ方法を解説!
転機や変わり目を意味する「ターニングポイント」は、人生において急に訪れるものです。
チャンスを最大限生かすには、ターニングポイントのタイミングを予測したりイメージを持っておいたりすることが大切。
そこで今回の記事では「ターニングポイント」が訪れるタイミングやつかむ方法、マイナスなターニングポイントの見極め方について解説していきます。
Contents
「ターニングポイント」とは
そもそも「ターニングポイント」とは一体何なのでしょうか。
ターニングポイントは転換点・転機・重要な変わり目を意味する言葉です。
歴史が大きく動く転換点や組織における重要な変わり目、さらには個人の人生の中での節目の瞬間はまさに「ターニングポイント」に当たるものだといえます。
ターニングポイントでは重要な選択や価値観の変更を迫られることもありますが、適切に立ち向かうことでその後の大きな成長につながる可能性が高いです。
自分の糧にするためにも、ぜひターニングポイントが訪れるタイミングやつかむ方法を知っておきましょう。
ターニングポイントが訪れるタイミング
ターニングポイントというと、就職や結婚、あるいは離職や転勤といった物事が大きく動く瞬間を想像する人がほとんどだと思います。
しかし、実際のターニングポイントは以下のタイミングで訪れるパターンが多いです。
出来事の直前
ターニングポイントは大きな出来事の直前に訪れることが多いです。
例えば「就職」という出来事の前には、当然「就職活動」があります。
就活や面接で何をしたか、どんな努力をし、どんな企業を選んだかといった行動が「就職」という結果を産み出します。
就職という出来事そのものよりも、その直前の行動自体がまさに「ターニングポイント」になりえるといえます。
出来事の直後
出来事の直後が「ターニングポイント」となっているパターンもあります。
これも「就職」を例に考えましょう。
就職後の人間関係の形成や上司とのコミュニケーションは、実に重要です。
ここでの行動がプラスに働けば仕事を続けやすくなりますが、選択を間違えてしまうと働きづらくなったりモチベーションが下がったりする可能性もあります。
大きな出来事があったからそれで終わり、ではなくそこからどう行動するかが「ターニングポイント」になる可能性が高いことは覚えておいたほうが良いでしょう。
ターニングポイントをつかむ方法
ターニングポイントは待っていれば自動的に訪れるものではありません。
では、ターニングポイントをうまくつかむためにはどうすればいいのでしょうか。
前向きに考える
ターニングポイントをつかむには、常に前向きに考えることが大事です。
ネガティブな思考が癖になっていると、せっかくチャンスが訪れても「自分には無理」と跳ね除けてしまいます。
できるだけ物事を前向きに受け止め、ポジティブに考えるように心がけていれば、いざターニングポイントが訪れたときも積極的にそのチャンスをつかみ取ることができるでしょう。
兆候を感じ取る
ターニングポイントを見極めチャンスをつかみたいなら、兆候を感じ取れるように感覚を研ぎ澄ませておくことが必要です。
例えば、気になる人と偶然会う機会が増えた、同じような言葉かけられることが多いなど、自分へのヒントを与えてくれるような兆候を感じ取ることがチャンスにつながります。
「運命が動いているのかも…」と思えたら、ぜひ自分からも積極的に動きましょう。
ピンチをチャンスと捉える
もしピンチが訪れても、消極的にならずチャンスと捉えることが大事です。
なぜなら、そうしたピンチを乗り越えたあとにこそターニングポイントが訪れる可能性が高いからです。
今の自分にできる最善を尽くすことで、スキルがアップしたり解決能力が上がったりするため、ターニングポイントへの対応力もおのずと磨かれます。
新しいことに挑戦する
ターニングポイントを自分でつかみたいなら、新しいことに挑戦するのがおすすめです。
同じことを繰り返していても、なかなかチャンスは訪れません。
気になっている習い事を始めてみる、あるいはボランティアやサークルに参加してみるのも良いかもしれません。
大袈裟なことが難しいのなら、帰りのルートを変えたり朝の散歩をはじめたりするのもいいでしょう。
日常の中にチャレンジを取り入れることで、思いがけないターニングポイントに巡り合える可能性が高まります。
マイナスに働くターニングポイントもある
残念ながら、全てのターニングポイントがプラスに働くとは限りません。
ここでは、マイナスに作用する可能性のある「ターニングポイント」について見ていきましょう。
仕事
仕事でのわかりやすいマイナスなターニングポイントは、大きな失敗、左遷、セクハラ・パワハラ、事故や災害などです。
これらは誰にとってもネガティブな経験であり、このターニングポイントを乗り越えることこそが重要な課題となるでしょう。
一方、一見良いターニングポイントに思えるようなものも存在します。
しかし、その人の性格や状況によってはマイナスに働いてしまう可能性も少なくありません。
- 仕事内容の変化や役割の変更
- 昇格や昇進
- 勤務地の変更
とくに上記のような仕事上での変化は、ある人にとってはプラスに働いてもある人にとっては大きなプレッシャーとなり、今までよりもモチベーションが下がることもあり得ます。
自分にとってマイナスになりそうなターニングポイントが訪れたときは、無理やりあがこうとせず現状維持を目指すことも大切です。
プライベート
プライベートでマイナスに働く可能性のあるターニングポイントは、配偶者との離婚や死別、自分や家族の病気、結婚などです。
結婚もとらえかたによっては、家族を持つことへの重圧や大きな環境の変化などがプレッシャーとなり、ネガティブな気持ちを引き起こすこともあります。
生活上の大きな変化はどんなものでもストレスとなる可能性があります。
ターニングポイントだからといってむやみに張り切らず、まずは変化に慣れることを優先すべきでしょう。
ターニングポイントをつかむ準備をしておこう!
ターニングポイントは人生における飛躍のチャンスです。
いつ何時訪れるかわからないターニングポイントをつかむためには、普段から準備しておくことが大切でしょう。
物事を前向きにとらえ、身の回りの兆候に敏感になることが重要なターニングポイントをつかむ力となります。
ぜひターニングポイントを好機に変えて、自分自身の糧へとつなげてくださいね。
- ターニングポイントとは、人生における重要な転換点のこと
- ターニングポイントは大きな出来事の直前や直後に訪れることが多い
- ターニングポイントのチャンスをつかむには、前向きでいることやピンチをチャンスと捉える気持ちが大事
- 仕事やプライベートでマイナスのターニングポイントが訪れたときは、無理やりあがこうとせず粛々と対応することが大事