嫌な予感が当たる理由はコレ!不安に襲われているときの対処法を解説
嫌な予感が的中した経験がある人は多いのではないでしょうか。
大事なプレゼンの資料を忘れたりお財布を落としたりと、日常生活にトラブルはつきものです。
良い予感はめったに当たらないのに、なぜか悪い予感の的中率は高いと感じませんか。
今回の記事では、嫌な予感が当たる理由と不安に襲われているときの対処法を解説します。
Contents
嫌な予感がなぜか当たる理由
第六感が働いて胸騒ぎが起きると、その後すぐに体調を崩したり仕事で不測の事態が起きたりと、トラブルを招くことがあります。
なぜ嫌な予感は的中してしまうのでしょうか。
まずは嫌な予感が当たる理由について見ていきましょう。
自己防衛本能が働いているから
地震が起こる前に動物が異常行動を起こすのはよく聞く話ですが、人間も危機的状況にはとても敏感です。
そうした自己防衛本能が働いているからこそ、嫌な予感は当たるのです。
良い出来事であれば、突然起きても何も困ることはありませんよね。
しかし、悪い出来事は何らかの被害をもたらす可能性があるため、未然に防ぐに越したことはありません。
最悪の状況を回避すべく、人は嫌な予感を敏感に察知するのです。
悪い出来事は記憶に残りやすいから
嫌な予感ばかり当たると感じるのは、一種の思い込みかもしれません。
悪い出来事というのは男性・女性問わず、記憶に残りやすいからです。
こうした心理傾向を心理学では「ネガティビティバイアス」といいます。
人間の脳はポジティブなことよりも、ネガティブなことに反応する傾向があります。
生き残るためには身の回りに起きる事故や災害に瞬時に反応しなければなりません。
そうした悪い事態に備えるには、ネガティブな経験を覚えておく必要があります。
たとえば、消費期限切れの食べ物を口にしてお腹を壊した、上司に反論したら罵声を浴びせられて心が病んだなど、自分にとって辛い出来事は二度と経験したくありません。
今後同じ災難が降りかからないよう、自分の行動を改めるために忘れてはならないのです。
そのため、悪い出来事こそ記憶に残りやすく、嫌な予感ばかりが当たるように感じる人が多いでしょう。
仕事でも恋愛でも嫌な予感が当たる人の特徴
できれば嫌な予感とは無縁でいたいものですが、頻繁に的中させてしまう人もいます。
ここでは嫌な予感が当たる人の特徴を紹介します。
ネガティブ思考
嫌な予感が当たる人は、ネガティブ思考であることが多いです。
悪いことが起きるのではないかと常に気を張っているため、些細な変化にも気づきやすく、結果として嫌な予感の的中率が高くなります。
また、ネガティブ思考が行き過ぎると、何をしても無駄だと早々に諦めてしまいがちです。
リスクマネジメントを怠れば当然、悪いことが起きやすくなります。
嫌な予感が当たる人は、負のループから抜け出せず、辛い思いをすることが多いでしょう。
思い込みが激しい
思い込みが激しい人も、嫌な予感が的中しがちです。
人はこうなるに違いないと思い込むと、それを実現するために行動する傾向があります。
社会心理学ではこの心理現象を「予言の自己成就」といいます。
悪い予感を実現するために行動するわけですから、的中率は当然上がります。
思い込みが激しいせいで、ネガティブな出来事を自ら引き寄せてしまっているのです。
洞察力が優れている
誰かが突然「嫌な予感がする」と言い出し、それが的中すると霊感でもあるのかと疑ってしまいます。
しかし事前に危険を察知できるのは、その人たちの洞察力が優れていることが理由かもしれません。
普段見慣れた何気ない風景の些細な違和感に気づき、その原因を突き止める能力に長けている人は、まるで予言のように将来のことを言い当てます。
嫌な予感が当たる人は、優れた洞察力によって異変を察知する力があるのでしょう。
嫌な予感がして不安に襲われているときの対処法
嫌な胸騒ぎが収まらないと何の前触れかと心配になるものです。
心がモヤモヤしたままでは、日常生活に支障をきたしてしまうかもしれません。
最後に、嫌な予感がして不安に襲われているときの対処方法を紹介します。
原因を考える
嫌な予感がしたら、まずは原因を考えてみましょう。
今の状況に明らかな不安要素があるなら、解決策が見つかれば安心できるはずです。
漠然とした不安を抱えたままでは、嫌な予感は的中してしまいます。
トラブルを引き起こさないためにも、不安に襲われている理由を考えてみてください。
たっぷり睡眠をとる
胸騒ぎを起こす外的要因が見当たらない場合は、たっぷり睡眠をとるようにしましょう。
疲れているとネガティブ思考に陥りがちです。
嫌な予感がするのは、心身の疲労が原因かもしれません。
自分のベッドでぐっすり寝たら、カーテンを開けて朝日を浴びましょう。
日光を浴びることで幸せホルモンのセロトニンが分泌されますから、前向きに考えることができるようになるはずです。
心身の健康を取り戻して、嫌な予感を吹き飛ばしてくださいね!
ポジティブな面に目を向ける
人間は危機的状況を回避しようとネガティブな面に目を向けがちです。
しかし何事も裏があれば必ず表があるものです。
頻繁に嫌な予感がする人は、日頃からポジティブな面に目を向けることを意識しましょう。
「二度あることは三度ある」といいますが、「三度目の正直」ともいいます。
悪いことが起こるとまた同じ目に遭うのではと考えてしまいますが、悪いことばかり続くとは限りません。
悪い可能性が50%あるなら、良い可能性だって50%あるはずです。
危機意識を持つことは大切ですが、ネガティブな面ばかり見る行為は悪い予感の的中率をアップさせます。
ポジティブ思考を身につけて、不安な気持ちに支配されないようにしましょう。
自分にとって良い出来事を引き寄せるには、ネガティブ思考を脱却することが不可欠です。
周囲の人に相談する
嫌な予感に苛まれているときは1人で抱えこまず、周囲の人に相談しましょう。
自分では気づかなかったポイントを指摘してもらえるかもしれませんし、不安解消につながるアドバイスをくれるかもしれません。
また、自分の気持ちを言葉にすることで、問題と客観的に向き合うことができます。
話しているうちに心の落ち着きを取り戻し、自己解決するケースも少なくないのです。
嫌な予感がするときは、周囲の人に相談してみましょう。
趣味や仕事に没頭する
何も問題はないのに漠然とした不安に駆られているときは、趣味や仕事に没頭するのがおすすめです。
暇があると考えなくてもいいことまで考えてしまうものです。
とにかく忙しくして、余計なことを考える時間をなくしてしまいましょう。
充実した毎日を送っていれば、自然とポジティブに物事を考えられるようになるはずです。
何かに集中することで、嫌な予感が頭をよぎることはグッと少なくなるでしょう。
深呼吸をおこなう
嫌な予感がするときは、深呼吸をおこなうといいでしょう。
人は不安になったり緊張したりすると、自然と呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると交感神経が優位になり、心が落ち着きません。
そのため、不安に襲われたときは深呼吸して心身をリラックスさせましょう。
やり方は簡単です。
口からゆっくりと息を吐き切り、今度は鼻からゆっくりと息を吸っていきます。
これを5回ほど繰り返せばOKです。
立ったままでもできるので、不安を感じたらぜひ試してみてくださいね。
運動をする
嫌な予感がして不安に駆られているときは、運動をするのがおすすめです。
運動をするとセロトニンの分泌を活発にする効果が期待できます。
嫌な予感がしたら、不安が大きくなる前に思い切り体を動かしましょう。
コンビニまで全力ダッシュしてもいいですし、時間があればウォーキングを楽しんでみてもいいかもしれませんね。
何もせずじっとしていると、ネガティブな感情に支配されてしまいます。
とにかく運動に集中して、嫌な気持ちをリセットしましょう。
不安を癒してくれるパートナーと出会おう
嫌な予感はトラブルを回避するのに役立ちますが、不安に囚われやすい人もいます。
不安な気持ちを癒してくれるパートナーが、そばにいれば気持ちも軽くなるでしょう。
とはいえ、身近に出会いがなくて寂しい人もいるはず。
もし、素敵なパートナーを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめ。
累計会員数3,000万を突破しているので、数多くの出会いが期待できます。
ぜひハッピーメールで、素敵な恋をはじめましょう。
悪い予感は回避できる!
不安が胸をよぎると気持ちが沈んでしまいます。
しかし、そのおかげで悪い出来事を回避できることもあります。
事前の備えさえあればトラブルは防げるので、ネガティブに考え過ぎないことが大切です。
思い込みが激しいと嫌な予感を自ら実現させてしまうことにもなりかねません。
不安な思いに囚われやすい人は、物事の良い面に目を向けるようにしましょう。
また、危機管理能力は生きる上で必要ですが、危険を察知するだけでは意味がありません。
嫌な予感がするときは、未然にトラブルを防ぐよう対処することが重要なのです。
前向きに問題解決に取り組み、嫌な予感を上手に活用していきましょう。
- 嫌な予感が当たる理由として、自己防衛本能が働いている・悪い出来事は記憶に残りやすいなどが考えられる
- 仕事でも恋愛でも嫌な予感が当たる人には、ネガティブ思考・思い込みが激しい・洞察力が優れているといった特徴がある
- 不安に襲われたら原因を考えたり、人に相談したりするのがおすすめ
- 嫌な予感とポジティブに向き合えば、トラブルをグッと減らすことができる