浮気を許す人・許さない人の割合を大調査!再発防止に効果的な許すときの条件

恋人に浮気されたとき、許すべきか別れるべきか悩む人は多いでしょう。
パートナーから裏切られたら、悲しみや怒りの感情が一気に湧いてくるものです。
しかし、感情に任せて判断してしまうと、後悔を招く恐れがあります。
負の感情に支配されているときは、一度冷静になることが大切です。
今回は、成人男女200人を対象に実施した「浮気」に関するアンケート調査を実施しました。
ぜひ恋人を許すか否かの判断材料にしてみてください。
Contents
浮気をされたことがある人は4割以上いる
成人男女200人に「恋人に浮気されたことはありますか?」と聞いてみたところ、「ある」と回答した男性は約5割、女性は4割でした。
浮気されたことがない人のほうが多い結果ではありますが、恋人に裏切られている人が4割以上いるため、決して少なくないことがわかります。
とはいえ、浮気のボーダーラインは人によって異なるものです。
「2人で食事に行ったら浮気」と考える人もいれば、「肉体関係を持ったら浮気」と考える人もいます。
裏切りの証拠を見つけたときは、相手を一方的に責めるのではなく、まず価値観の擦り合わせが必要でしょう。
参考:https://happymail.co.jp/happylife/definition/affair-line/
浮気を許す人の割合は5割弱・許さない人は5割強
次に、浮気を許す人と許さない人の割合を調査しました。
「浮気が発覚したあと恋人を許しましたか?」と質問したところ、「許した」と回答した男性は49人、女性は44人で、男女ともに5割弱という結果が出ました。
恋人に裏切られたからといって、必ずしも別れにつながるとは限らないことがわかります。
一方、「許さない」と回答した男性は51人、女性は56人で5割強を占めており、僅差で許さなかった人のほうが多くいました。
浮気は信頼を裏切る行為ですから、許せない気持ちが生まれるのは当然でしょう。
彼女・彼氏の浮気を許した理由
彼氏・彼女から傷つけられたのに、許せたのはなぜなのでしょうか。
「恋人の浮気を許した理由はなんですか?」と質問したところ、以下のような声が寄せられました。
【彼女の浮気を許した男性の意見】
- 自分が相手のことを好きだったので、反省した言葉を信じて許しました。
- 相手のことが好きでしたし、浮気させたのは自分のせいでもあったので許しました。
- 出来心というのもあるし、自分が素っ気ない態度をとっていた面もあるので、一回限りということで許しました。
男性の場合、「彼女のことが好きだから許した」という意見が多く見られました。
好きな気持ちが消えなければ、恋人関係を続けようと考える人が多いようです。
他にも、「自分に足りない部分があったから」「しっかり反省していたから」と、寛大な心で受け止める意見も少なくありませんでした。
男性は浮気をされた背景や裏切り行為が発覚したときの態度を、冷静に見る傾向があるといえるでしょう。
【彼氏の浮気を許した女性の意見】
- まだ一緒にいたかったし、楽しい思い出のほうが強かったので許しました。
- 何度も謝ってくれたのと「 一回の過ちで気持ちはない」と言ってくれた言葉を信じようと思い許しました。
- 私からすれば浮気だけど本人は浮気だとは認識しておらず、とことん話したことで謝罪してもらったからです。
女性も男性と同じく「彼氏のことが好きだから許した」という意見が多く見られました。
浮気をされた辛さよりも、彼氏といられなくなるほうが辛く感じる傾向にあるようです。
他には、「きちんと謝罪してくれたから」「深く反省していたから」といった回答が見られ、相手の誠意を感じて許した女性もいました。
男性は浮気が発覚したときの態度が、その後の明暗を大きく左右することがわかります。
彼女・彼氏の浮気を許さなかった理由
彼氏・彼女の浮気を許さなかった人の理由も気になるところです。
「恋人の浮気を許さなかった理由はなんですか?」と質問したところ、以下のような声が寄せられました。
【彼女の浮気を許さなかった男性の意見】
- 結婚を考えていた相手だったので、信用することができなくなったからです。
- 気持ち悪いという思いでいっぱいだったからです。
- 一度とはいえ、自分から彼女の気持ちが離れたことが悲しく感じ、自分たちの関係性を軽く考えられたことがショックだったからです。
男性の場合、「信頼関係が崩れたから許せなかった」という意見が多く見られました。
好きな気持ちがあっても、相手を信じられなくなってしまったら、良好な関係を続けていくのは難しくなります。
また、浮気をされて「気持ち悪い」「最低の行為」「騙された」と強い嫌悪感を抱いたことで、気持ちが冷めてしまった人も少なくありませんでした。
彼女の裏切り行為が発覚した時点で、別れを決意する男性は多いようです。
【彼氏の浮気を許さなかった女性の意見】
- 「そういうことをする人だったんだ」と信用が一気に崩れたから許せませんでした。
- 平気で裏切られる神経が許せなかったからです。
- 浮気をされたことよりも、言い逃れることしか考えていない態度に信用できないと感じたためです。
女性も男性と同じく「相手を信頼できなくなって別れた」という意見が多く見られました。
お付き合いを続けていくには、相手への信頼がとても重要なことがわかります。
また、自分の友達や後輩など身近な人と浮気されたことで、別れを選んだ女性もいました。
裏切り行為をしてきた相手がどちらも信頼している人であれば、心の傷は計り知れません。
自分の身近な人と浮気をされたら、すぐ別れを決意するのは当然でしょう。
浮気を許すときの条件ランキング
「浮気を許すときに約束した条件があれば教えてください」と質問したところ、「次の浮気は許さない」が最多回答でした。
次いで「浮気相手の連絡先を消す」、「何か禊をしてもらう」の順番となり、とても多くの人が何かしらの条件を提示していることがわかります。
これから2人の関係を修復していくうえで、浮気相手との関係を断つことや、反省の色を見せることを望む人が多いようです。
1位:次の浮気は許さない
浮気を許すときの条件として、約65%の人が「次の浮気は許さない」を挙げています。
裏切り行為を繰り返すようでは、相手への信頼は回復しません。
2人の関係を再構築したいなら、「次の浮気は許さない」と伝えて、恋人の心に強く植えつける必要があります。
2度目の裏切り行為にチャンスがないことをしっかり理解させれば、不誠実な行動をとる可能性はグッと低くなるでしょう。
2位:浮気相手の連絡先を消す
「浮気相手の連絡先を消さないと許さない」という条件を提示する人も少なくありません。
疑いたくはないですが「もう浮気はしない」と言っても、裏では連絡をとり合って不適切な関係を続ける可能性があります。
恋人に裏切られたときは、相手の連絡先を目の前で消させるのがおすすめです。
ただし、不誠実な人だと削除した電話番号やLINE以外の連絡手段を利用していたり、他の人と浮気したりする場合があります。
浮気相手の連絡先を削除したからといって安心してはいけません。
3位:何か禊をしてもらう
浮気を許すときの条件ランキングには、「何か禊をしてもらう」も上位にランクインしています。
「イライラした気持ちが収まらない」「相手に反省させたい」というときは、浮気した恋人に何かしてもらうのがいいでしょう。
たとえば、
- 欲しかった物を買ってもらう
- 行きたかった場所に連れて行ってもらう
- 豪華なレストランで食事を奢ってもらう
など、気持ちが収まることを提案するのがおすすめです。
ただし、浮気をしてもお金で解決できると思われないよう注意しましょう。
「次は許さない」と釘を刺しつつ、禊をしてもらうのがベターかもしれません。
浮気の再発防止策として「ルールを破ったときのペナルティを決めた」カップルが多い
「浮気の再発防止策として何かしたことはありますか?」という質問では、「ルールを破ったときのペナルティを決めた」が最多回答でした。
次いで「自分磨きに励む」、「言葉と態度で愛情を伝える」と答えている人が全体の約3割を占めています。
浮気した恋人だけに反省を促すのではなく、自分の行動を改める人も少なくないようです。
アンケート調査では、複数の再発防止策を実践しているカップルが多く、2度と同じことを繰り返さないよう努力する様子が垣間見られました。
また、「とくに何もしていないカップル」が約1割いますが、何も対策をとらないとまた浮気をされて破局につながる可能性が高いです。
浮気を許すなら、何かしら再発防止策をとることが重要でしょう。
【浮気防止策①】ルールを破ったときのペナルティを決める
浮気を防ぐには、「嘘をつかない」「異性と2人で会わない」といったルールを決めて、それを破ったらペナルティを科すのが効果的です。
ただし、決まりごとが多すぎたりペナルティが重すぎたりすると、守るのが面倒になるかもしれません。
ルールは3つ程度で、浮気防止につながるような内容がベストです。
ペナルティは「デートの費用を全て出す」「プレゼントを買う」など、軽すぎず重すぎない程度のものにするといいでしょう。
【浮気防止策②】自分磨きに励む
浮気を防ぐには自分磨きに励み、魅力的でいることも大きなポイントです。
恋人を異性として見られなくなると他の異性に目移りしやすくなるので、ファッションやヘアケア、体型維持などに気を使うようにしましょう。
また、読書をしたり資格取得を目指したりなど、内面的な魅力を高めることも大切です。
恋人に釘付け状態になれば、浮気の2文字が頭をよぎることはなくなります。
【浮気防止策③】言葉と態度で愛情を伝える
恋人の愛情不足が原因で浮気に走る人は、意外と少なくありません。
そのため、きちんと言葉と態度で愛情を伝えるようにすると、浮気防止策になるでしょう。
「大好きだよ」と言ったり抱きしめたりして、不安の芽を摘んでいくことが大切です。
自分のことを誠実に愛してくれていると感じられれば、裏切ることに罪悪感を覚えやすくなります。
軽い気持ちで浮気ができなくなるので、日頃から愛情を伝えることがポイントです。
【浮気防止策④】GPSアプリを使用する
浮気防止策として、GPSアプリを使用する人もいます。
GPSアプリはいつでも相手の居場所を確認できるツールです。
「常に恋人から見られている」と感じれば、軽率な行動をとることはできなくなります。
ただし、勝手に相手のスマホにGPSアプリを入れて監視するのは違法行為なので、必ず恋人の承諾を得るようにしましょう。
【浮気防止策⑤】「浮気はしない」という誓約書を書かせる
恋人に自分の罪を重く受け止めてもらいたいときは、「浮気はしない」という誓約書を書かせるのが効果的といえます。
誓約書をつくるときは、
- 浮気の事実
- 再発防止の約束
- 約束を破ったときの違約金
などを正確かつ明瞭に記載しておくのがポイントです。
最後に内容を確認して、お互いの署名と押印を忘れてはいけません。
誓約書を書かせることで事の重大さを理解させることができ、軽い気持ちで浮気できなくなるでしょう。
浮気を許した恋人とうまくいく可能性は「約60%」
成人男女200人に「浮気を許したあと2人の関係はどうなりましたか?」と質問したところ、「交際を続けている」が85人、「結婚した」が39人でした。
この結果から浮気を許した恋人とうまくいく可能性は、約60%ということがわかります。
意外と浮気が発覚しても、関係を修復して幸せになっているカップルは多いようです。
しかし、約40%のカップルは別れているため、恋人の浮気を許すかどうかはよく考えたほうがいいでしょう。
恋人の浮気を許す・許さないの判断は慎重になろう!
浮気のボーダーラインは人によって異なるため、相手はセーフと思っていても自分はアウトと感じる場合があるものです。
裏切り行為をされた理由によっても、許す・許さないの判断基準は変わるでしょう。
浮気が発覚したら、まずは恋人としっかり話し合うことが大切です。
今回のアンケート結果を参考に、パートナーの浮気を許すか許さないか、慎重に判断してくださいね。
- 浮気をされたことがある人は約4割を占めている
- 浮気を許す人・許さない人の割合は約半々
- 浮気を許すときの条件ランキングは、1位「次の浮気は許さない」、2位「浮気相手の連絡先を消す」、3位「何か禊をしてもらう」となっている
- 多くのカップルが取り組む浮気の再発防止策として、「ルールを破ったときのペナルティを決める」「自分磨きに励む」「言葉と態度で愛情を伝える」などが挙げられる
- 浮気を許した恋人とうまくいく可能性は「約60%」である