人のせいにする人の心理状態とは?上手な付き合い方と対処法を紹介!

あなたの周りには、自分のミスを人のせいにする友達や職場の上司はいませんか?
男性や女性に関わらず、ミスや失敗などを人のせいにする人は少なからずいますよね。
接する機会の少ない人ならまだいいのですが、家族や恋人、職場の中にいたときは、どうしたらよいか困ってしまうこともあるのではないでしょうか。
この記事では、人のせいにする人とはどんな人なのか、その深層心理やうまく付き合うための対処方法を紹介します。
「あの人、人のせいにして困る…」と悩んでいる人にはためになる情報ばかりですよ。
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人のせいにする人の特徴とは?
責任転嫁する人や常に自分は正しいと思っている人が、職場や学校など身近にいると困りますよね。
「人のせいにする人」とはどんなタイプなのか、性格や行動の特徴をみていきましょう。
自分も人のせいにする可能性がないか、自己チェックするのもおすすめです。
自分に自信がない
「人のせいにする人」は、自分に自信がないタイプが多いといえます。
自分の能力が不足していることに気づいているため、自分の発言に自信を持つことができません。
ミスが発覚したとき「私は違うと思ったんだけど、みんながそれでいいっていうから」「上司にいわれたので」と人のせいにする傾向があります。
このような自己肯定感が低いタイプは、人のせいにする可能性があります。
精神的に弱い
すぐ「人のせいにする人」は、精神的に弱いという特徴を持っています。
「人のせいにする人」は罪悪感を持つことさえ精神的に耐えられないので、自分は失敗していないということにして、本質をねじ曲げてしまう傾向があります。
これは幼少期の過ごし方が今に影響しているといえるでしょう。
過去に失敗を乗り越えるという経験が少なく、失敗することに対して精神的に弱く育ってしまったといえます。
子どもの精神のまま大人になってしまい、失敗に対する恐怖心が人一番強いのです。
自分の非を認めない
「人のせいにする人」は自分の間違いを認めることは、負けになってしまうと思う傾向があります。
自分の非は絶対に認めたくないので、無理やり理由をこじつけて誰かのせいにすることもあります。
「しゃべり方が変なあの人のせいにしてしまおう」「はっきりしゃべらないあの人が悪いんだ」「あの人は日頃の責任を取るべきだ」と本来の問題とはまったく関係ない理由をこじつけがち。
エスカレートすると攻撃欲が高まり「新人のくせに」「アイツの目つきが気にいらないから」「みんな嫌ってるし」と、いじめに発展する可能性もあります。
自己保身が強い
自分の評価を下げたくないために、自己保身が強くなる人もいます。
地位や名誉を失いたくない、デキる自分が失敗したことを周囲に知られたくない、という理由から、他の人に責任転嫁をしたり、最初から問題などなかったように平気で嘘をつくこともあるでしょう。
他力本願である
物事がうまくいかないことを、周りの人や置かれている環境のせいにする他力本願な人もいます。
「毎日が面白くない」「やる気がいまいち出ない」「恋人がいない」など、うまくいかないことをすべて周りのせいにしたり、今の環境が悪いと思う傾向があります。
自分が世界の中心であるかのような幼児的万能感を持ったまま大人になったため、人任せになっているといえます。
原因は自分になると考える自責思考タイプとは真逆の他責思考タイプといえるでしょう。
人のせいにする人の心理とは?
人のせいにするという行為は、自分にも責任があるにも関わらず、他人に責任の全てをなすりつけるということです。
無意識のうちに、自分を守ろうとする自己防衛の気持ちが働いているのでしょう。
ここでは、人のせいにしようとする人の心理について解説していきます。
責任から逃れたい
「人のせいにする人」は責任から逃れたいという心理が働いているのでしょう。
またこれは、幼少期に周囲に過保護に育てられた関係性が影響しているといえます。
面倒なことは誰かにやってもらい、問題が起きても誰かが責任を取ってくれていたので、責任感が育っていないのでしょう。
大人になっても「周りがフォローしてくれなかったせいで、自分は失敗してしまったのだ」と責任逃れをする傾向があります。
怒られたくない
「人のせいにする人」のなかでも、プライドの高い人や傷つきやすい人は、怒られたくないという心理が働きます。
怒られるということは、自分で自分自身を否定することになるので、怒られること自体を受け入れられず、自分の失敗を人のせいにしてしまうのです。
傷つきたくない
失敗を認めてしまうと、自分が傷ついてしまうため「人のせいにする」心理が働くのでしょう。
過去に失敗が原因で嫌われてしまったり、周囲から距離を置かれてしまった経験がある場合は、失敗すること自体がトラウマになっている可能性があります。
「もう二度とあんな苦しい思いはしたくない」という気持ちが無意識のうちに働き、人のせいにすることで、自分の立場を守ろうとするのです。
人に評価されたい
上司や母親など、特定の相手に認められたいという心理が強くなりすぎて、人のせいにしてしまうこともあります。
心理学的にもすべての人間の欲求の中には「承認欲求」があるとされており、承認欲求が強すぎる人は、失敗すると自分の評価が下がると思っているため、人のせいにすることで評価を守ろうとしているのでしょう。
「人から評価されたい」「人から肯定されたい」というのは人として当たり前の気持ちですが、度が過ぎるのはいけません。
自分を守りたい
「人のせいにする人」は嘘をついてでも、自分を守ろうとする傾向があります。
自己愛が強く、世界は自分を中心にまわっていると思っていることも。
「なんでも自分が一番だ」「周りが自分を助けるべき」と考えているので、自分が失敗したとしても、人のせいにして自分を守るために正当化します。
自分の価値観を相手に押し付けることもあるでしょう。
人のせいにすることで生じるデメリットとは?
「人のせいにする人」は、自己中心的なその場しのぎの嘘をつき、自分には問題がなかったということにしようとします。
ここでは、人のせいにすることで生じるデメリットについて紹介します。
成長しない
「人のせいにする人」は、問題に立ち向かおうとしないのでなかなか成長しません。
人間が成長するためには、失敗を振り返り、改善策を考えて行動することに意味があるのです。
しかし「人のせいにする人」は失敗を振り返るどころか、失敗した事実を隠し、考えることを放棄してしまうのです。
信用を失ってしまう
人のせいにする行為を続けていると、信用を失ってしまう可能性があります。
「本当はあの人が責任をとるべき話なのに、私に責任転嫁した」「あの人はいつも嘘をついて誰かのせいにしている」と一度思われると「人のせいにする人」のイメージはずっと消えないでしょう。
また、嘘をついて一時的にその場をしのげたとしても、失った信用を取り戻すことは難しいといえます。
ひとり寂しい末路を辿ってしまうでしょう。
職場での人間関係が悪くなる
「人のせいにする人」は自分に都合のいいように行動するので、職場での人間関係が悪くなるケースがあります。
周りの人たちからしたら、いい気がしないのは当然ですよね。
自己愛が強く自己中心的な考えのせいで「責任を取るのは面倒だ」「自分だけラクしよう」と考える傾向があります。
仕事でサポートやフォローしてもらえない
「人のせいにする人」は信用がなくなり、仕事においてサポートやフォローをしてもらえなくなる可能性があります。
「あの人は、失敗をすぐ人のせいにする」という噂は、職場などの小さな世界ではすぐに広まります。
また、周りの人は、いつか自分に責任転嫁が回ってくるのではないかと思い、避けるようになり、業務のサポートやフォローをしてくれなくなる可能性もありますよ。
出世への道が遠くなる
「人のせいにする人」は、周りからの信頼もなく、自分で責任を取らないので出世への道が遠くなるでしょう。
目先の利益ばかりを気にして「失敗の責任を取るのは損になる」と考え、責任逃ればかりしているので、周りから「責任を取らない人間」という悪い評判がたってしまいます。
また、長期的に物事を考えられない人、失敗を挽回できない人、と判断されて出世への道が遠くなる可能性があります。
人のせいにする人への対処法や上手な付き合い方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ハピ恋チャンネルをご覧いただきありがとうございます♪
人のせいにする人への対処法と上手な付き合い方
周りに「人のせいにする人」がいる場合は、うまく付き合うことが大切です。
ここでは、実際にはどのように対処していけばよいのか、「人のせいにする人」と上手に付き合う方法を紹介します。
あまり深く関わらない
「人のせいにする人」とは、あまり深く関わらないことが一番でしょう。
できることならまったく関わらないのがよいのですが、社会人になるとそうもいきませんよね。
職場の人や仕事の付き合いは無下にはできません。
しかし、深く関わらなければ、相手もあなたに必要以上に近寄らないのでイライラすることも少なくなるでしょう。
適度な距離感で接するようにしてください。
仕返ししないこと
たとえ「人のせいにする人」に責任を押し付けられたとしても、決して仕返ししてはいけません。
できる限り意見はせずに、受け流すことが肝心です。
仕返しされた相手は、逆上してますます攻撃性を増してしまう危険性があります。
やられたからといってやり返してしまうと、あなたも同類にみられ、理解者を失いかねませんよ。
感情的にならず冷静に対処する
「人のせいにする人」が身近にいてイライラしても、感情的にならず、冷静に対処することをおすすめします。
「人のせいにする人」に責任をなすりつけられたら、あなたも思わず被害者意識が出てしまい感情的になるかもしれません。
しかし、そんな中でも感情に流されず、冷静に間違いを指摘することができれば「人のせいにする人」からの攻撃を避け、さらに、周りからの理解を得ることができるでしょう。
割り切った付き合いをする
「人のせいにする人」がいても、そういう人だと割り切って付き合うことができれば、自分の精神的負担はかなり少なくなるでしょう。
「人のせいにする人」をなんとかしようとまともに対処しても、自分自身の神経をすり減らすだけです。
適度な距離をおいて、割り切った付き合いをすることが望ましいでしょう。
周りに助けを求める
「人のせいにする人」の対応がどうしても難しい場面がでてきたときは、周りの人に助けを求めましょう。
一対一の話ではなくなるので、相手が逆上してきたときの対応もしやすくなるはずです。
悩み相談室を利用したり、臨床心理士に相談するのもいいでしょう。
誰かに話を聞いてもらうことで、自分の気持ちも軽くなることもありますよ。
親や子供など近い人が「人のせいにする人」だったら?
職場や近所の人などではなく、恋人や配偶者、親や子供が「人のせいにする人」という場合もあるでしょう。
自分に近い人の場合には、関わらないように放っておくこともできず、どうするべきか悩みますよね。
身内が起こした失敗を自分に責任転嫁してくるような人だった場合は、どうすべきなのか、対処方法をみていきましょう。
適度に距離を置くことも大切
身近な人が「人のせいにする人」の場合でも、距離を置くことを考えてみましょう。
彼氏や彼女といった恋人の場合は、別れることも一つの手かもしれません。
親の場合は、別居がむずかしいのなら、仕事などをいい訳にして、一緒にいる時間を少なくするようにしましょう。
夫や妻といったパートナーも、一旦距離を置くのがおすすめです。
全てを真に受けないこと
相手の言うことをいちいち聞き入れていても、相手の都合に振り回されて精神的に疲れてしまうだけですよね。
話を聞くときは、相手の言うことを真に受けないようにすることが上手く付き合うコツです。
人のせいにする人はマッチングアプリにもいる
男女の出会いの場として一般的になりつつあるマッチングアプリ。
多くの人が利用している分、マッチングアプリにも何でも人のせいにする人はいます。
せっかくの出会いを残念なものにしないためにも、プロフィールをよくチェックしたり、実際に会う前にきちんとやり取りをしたりしましょう。
おすすめはマッチングアプリ「ハッピーメール」です。
累計会員数3,500万を突破しているので、多くの出会いが期待できます。
ぜひハッピーメールで、あなたにとって理想のパートナーを見つけましょう。
人のせいにする人との付き合いは厄介なものです!上手に受け流し、適度な距離を保つようにしましょう!
「人のせいにする人」は自己愛が強く、自己中心的なところがあるので、巻き込まれてしまうと厄介になるでしょう。
「人のせいにする人」が周りにいる場合は、相手を変えることよりも、こちらが冷静に感情的にならないように対応することを意識するといいでしょう。
日頃から適度な距離を保つことで、人のせいにする人がストレスにならない存在になりますよ。
必要以上に相手にせずに、あなたの人生を楽しんでください!
- 「人のせいにする人」は育ちの過程の影響が大きく、自分に自信がなく、精神的に弱いところがある
- 「人のせいにする人」は怒られるのが怖く、過去の経験からもう傷つきたくないと思っている
- 「人のせいにする人」は自分を守りたいという自己愛が強く、自己中心的な人が多い
- 人のせいにすることは、周りからの信頼を失い、人間関係を悪くすることである
- 「人のせいにする人」とは、適度な距離をおいてあまり深く関わらないようにする