オフ会とは何をする会？おすすめの場所や注意点・マナーを紹介

この頃よく耳にする「オフ会」という単語。

もしかすると「誘われたことがある」という人もいるかもしれませんね。

しかしなんとなく意味は知っていても、どんなことをする会なのかがわからないと躊躇してしまうもの。

この記事ではオフ会とは何をする会なのか、よくある内容や注意点・マナーを解説しますので、オフ会初心者の方はぜひ参考にしてくださいね。

オフ会とは？

「オフ会」とは普段オンライン上で連絡を取り合っている人たちが、実際に集まって楽しむ交流会のこと。

オンラインではなく「オフライン」で集まるため「オフ会」と呼ばれています。

一般的には、共通の趣味を通じてSNS上で知り合った人たちが交流するオフ会が多いですが、中にはインフルエンサーがフォロワーと交流を持つために開催するケースも。

参加者に共通する趣味や目的によって、オフ会の雰囲気も内容も大きく異なります。

オフ会では何をする？

「オフ会」とひとまとめにしても、何のオフ会かによってイベントや催しの内容は様々。

この項目ではよくあるオフ会の内容を4つ紹介しますので、オフ会をイメージしながらチェックしてくださいね。

趣味について語り合う

オフ会の催しとしてまず多いのが、趣味について語り合うことです。

アニメのオフ会ならアニメのストーリーや登場キャラクターについて、車のオフ会なら好きな車種やドライブコースについてなど、それぞれの趣味について徹底的に語り合います。

「語り合う」といってもみんなの前で発表するのではなく、基本的にはその場にいる人と自由に話し合うスタイルがほとんど。

参加人数が少ない場合は、全員でワイワイと盛り上がりながら語り合う場合もあります。

ゲームをする

オンラインゲームやボードゲームなど、ゲームに関するオフ会の場合は、実際にそのゲームを楽しむことが多いです。

参加者の中で1位を競ったり、いくつかのグループに別れてゲームをしたりと、ゲームによって開催スタイルは様々。

基本的には該当するゲームのファンが多くかなりやりこんでいるため、レベルの高い勝負を楽しむことができます。

また、ゲームとは全く関係がないオフ会でも、参加者同士の親睦を深めるためにゲームを行うケースもあります。

撮影会をする

オフ会の中には撮影会を楽しむケースもあります。

例えば車やバイクのオフ会。

それぞれがお気に入りの車・バイクで会場へと集合し、その後は車種などのトークで盛り上がりながら車を撮影して楽しむのです。

中には「自分は持っていないけれど、写真に収めるのが好き」という理由でオフ会に参加する人もいます。

ファッションやコスプレなどのオフ会も、撮影会が設けられているケースが多いです。

普通に遊ぶ

参加者同士の交流をオフ会の目的にしている場合、ただ単に遊ぶだけのケースもあります。

聖地巡礼など趣味にまつわる場所に遊びに行くこともありますが、バーベキューやボウリング、カラオケを楽しむだけのケースも。

「初対面なのに盛り上がるの？」と思うかもしれませんが、みんな共通する趣味があるため打ち解けやすいのがオフ会のいいところ。

遊びをエンジョイしつつ趣味の話で盛り上がることができるため、最終的にはかなり仲が深まるケースも少なくありません。

オフ会におすすめの場所は？

続いてはオフ会を開催するのにおすすめの場所や会場を紹介します。

それぞれ違うメリットがあるので、これからオフ会イベントを企画しようとしている人は必見です！

飲食店

オフ会の場所としてまずおすすめなのが、居酒屋やカフェなどの飲食店です。

食べ物や飲み物を事前に準備する必要がない上、出来立ての美味しい料理を味わうことができる点が魅力的。

お店にコースを依頼すれば金額も明確なため、細かい計算をする必要もありません。

また、お店によってはスクリーンやプロジェクター、マイクなどの各種アイテムが完備されているのもポイント。

様々な催しをスムーズに行うことができます。

カラオケ

続いておすすめなのがカラオケです。

こちらも食べ物や飲み物を手配する必要がなく、手ぶらで参加することができます。

さらに、カラオケは個室であるため、周りを気にしなくていいのもメリットの一つ。

音楽やアニメのオフ会なら、歌ったり踊ったりして楽しむことができます。

もちろん、音楽に関係のないオフ会でも、カラオケを通して親睦を深められる点も魅力的。

カラオケ店によってはDVDを再生できることもあり、共通の趣味を映像で楽しむことができます。

レンタルスペース

一軒家やマンションなどの、レンタルスペースもオフ会向けです。

プライベートが確保されているため、リラックスしながら参加者同士で交流を楽しむことができます。

また、レンタルスペースによってはテレビやスピーカーが完備されていたり、キッチンを自由に使えたりするのも大きなメリット。

趣味に関係する映像をみんなで鑑賞したり、パーティー料理をみんなで作ったりしながら盛り上がることができます。

キャンプ施設

最近は室内だけでなく、キャンプ施設等の屋外で行うオフ会も人気です。

といっても実際にキャンプをするわけではなく、キャンプ場でバーベキューをするのがメインイベント。

みんなで買い出しに行ったり、調理を楽しんだりしながら交流することができます。

また、キャンプ施設でのオフ会はアウトドアを極めている人たちの「BBQオフ会」の会場としても大人気。

それぞれ自慢のキャンプ飯を振る舞ったり、便利なアウトドア用品を披露したりして盛り上がります。

ホテルの宴会場

ホテルに併設されている宴会場も、オフ会の開催場所におすすめです。

会場が大きく大人数を収容できる他、飲食店やカラオケよりもフォーマルなのが魅力的。

その分料金はやや高額になるものの、料理や各種設備などは非常に充実しています。

そのためちょっとしたオフ会よりも、大規模なオフ会や公式オフ会などで利用するのが良いでしょう。

ホテル併設であれば、遠方からの参加者がそのまま宿泊できる点も魅力です。

オフ会でよくあるトラブルとは？

オフ会は楽しいものですが、トラブルが全くないかといえばそうではありません。

続いてはオフ会でよくあるトラブルを3つ紹介しますので、巻き込まれないようにしっかり確認しましょう。

マルチ商法や宗教に勧誘される

オフ会の参加者の中には、同じ趣味を持つ人との交流を目的としているわけではなく、マルチ商法や宗教勧誘を目的としている人が混ざっていることもあります。

しかも最初から勧誘をするのではなく、初めは普通の参加者を装って仲良くなろうとしてくるのが怖いポイント。

お互いに話しやすい雰囲気を作り、ある程度関係が深まったところで勧誘を始めるケースが多いです。

おかしいと思ったらすぐに連絡をやめ、関わらないようにしましょう。

男女のトラブルに巻き込まれる

オフ会では男女のトラブルも多いです。

交流を深めるうちに男女の仲になったのであれば問題ありませんが、中には初めから遊び相手を探しに来ている人もいます。

また、一方的に好意を寄せられてストーカーされるケースも少なくありません。

いずれの場合も安易に連絡先を教えたり、住んでいる場所がわかったりするような会話を控えることが大切です。

また、困ったらすぐに誰かに助けを求めましょう。

お酒を強要される

オフ会の場ではお酒が提供されることがあります。

その際、場を盛り上げるために一気飲みを強要されたり、飲めないのに強引に飲まされたりするトラブルも多いです。

さらに、女性の場合は泥酔させられてホテルに連れ込まれるという卑劣なケースも。

お酒が飲めない場合はあらかじめ伝えておく、もしくはお酒が提供されないようなオフ会を選んで参加しましょう。

お酒が提供されるオフ会の場合は、強要されそうになったらすぐに帰るのがおすすめです。

オフ会にマナーや注意点はある？

オフ会でのトラブル例を見て参加が怖くなった方もいるかもしれませんが、どうぞご安心を。

次のマナーや注意点を守れば、トラブルに巻き込まれることなくオフ会を楽しむことができますよ。

事前にイベントの内容や参加者のSNSをチェックする

オフ会に参加する際にまず行って欲しいのが、事前にイベントの内容をチェックすること。

すでに数回開催されているイベントであれば、写真や口コミで過去の様子を確認することができますし、初開催のイベントであってもプログラム等が公開されている可能性が高いです。

また、イベントのページから参加希望者のSNSをチェックできることもあります。

怪しい人や危険な雰囲気はないかあらかじめ確認しておけば、当日安心して参加することができますよ。

むやみに個人情報を教えない

オフ会に参加したら、当日はむやみに個人情報を教えないように注意しましょう。

特に、本名や連絡先・職場の場所や住所に関する情報は絶対に教えてはいけません。

当日はニックネームで交流する、連絡先を聞かれたらイベント申し込みに使ったSNSを教えるなどして、個人情報は守りましょう。

安易に教えてしまうと個人を特定されたり、ストーカー被害にあったりする可能性もあるため、十分に注意してくださいね。

写真を無断でSNSにあげない

オフ会の様子やオフ会で出会った人と撮影した写真を、勝手にSNSにアップするのはNG。

思わぬトラブルを招く可能性があります。

オフ会の様子をアップしたい場合は主催者に可否を確認する、参加者と撮った写真は相手の許可をとるなどして、事前にきちんと確認しましょう。

後で確認するのが大変な場合は、その場で確認すると手間が省けます。

また、自分以外の人が写っている写真を友達に勝手に送るのも、トラブル予防のために控えましょう。

お金の貸し借りはしない

オフ会でトラブルを招きやすいのが、参加者同士でのお金の貸し借りです。

素性を知らない人にお金を貸すのは、大変危険なこと。

絶対に返ってこないと言っても過言ではないでしょう。

仮に相手の個人情報を知っていたとしても、それが本当の情報かは正直わかりません。

返ってこなくてもいい程度の金額であれば問題ありませんが、高額なお金の貸し借りは必ずと言っていいほどトラブルに発展するため、絶対にやめましょう。

参加者とは適度な距離感を保つ

オフ会の参加者とは、ゆっくりと信頼関係を築くのがマナーの一つ。

というのも、元々はSNS等で知り合ったオンライン上の関係です。

それにも関わらず急に距離を詰めたり詰められたりしたら、不快に感じることがあるでしょう。

まずは共通する趣味の会話などの当たり障りのない話からはじめ、少しずつ関係を築いていくのがベスト。

お互いに心を許せるようになってから、オフ会以外の場所で会ったりプライベートな話をしたりするのがおすすめです。

オフ会は交友関係が広がる場所！マナーを守って参加すれば安心

これまでSNSでしかやり取りをしてこなかった人と実際に会えるオフ会は、交友関係が広がる魅力的な機会です。

同じ趣味を持つ人同士が集まるため会話も盛り上がりやすく、楽しいひと時を過ごせるでしょう。

ただ、お互いの素性はよくわからないため、参加するにはある程度の注意が必要です。

安易に個人情報を教えない、身の危険を感じたらすぐに立ち去るなど、安全に交友関係を広げられるようにしてくださいね。