ダブルバインドは恋愛成就のカギ!デートや告白を断らせないテクニックとは
デートの誘いを断られたり、告白して振られたりすることが多い人は、心理学テクニック「ダブルバインド」を駆使するのがおすすめです。
交渉を有利に進められるため、恋愛だけでなく、ビジネスでも活用することができます。
今回の記事では、恋愛成就のカギになる心理効果『ダブルバインド』について解説していきます。
デートや告白を断らせないテクニックを習得して、恋活・婚活に役立てましょう!
Contents
「ダブルバインド」の意味とは
ダブルバインドとは『二重拘束』を意味する言葉です。
相反する2つのメッセージを同時に送ることで、相手を混乱させるコミュニケーションを指します。
たとえば、仕事場で「わからないことがあったら何でも聞いて」と言われ、質問したら「自分で考えてよ」と怒られる状況を想像してみてください。
「聞いて」と「自分で考えて」という相反するメッセージが同時に発信されると、誰でもどう行動すればいいか分からなくなってしまうでしょう。
2つの矛盾する命令を出すことで、相手に精神的なストレスを与えるコミュニケーションが『ダブルバインド』というわけです。
もっとも中には嬉しい板挟みもあります。
「今度の休みはディズニーシーに行く?USJに行く?」と聞かれると、どっちとも行きたくて悩んでしまいますよね。
つまりダブルバインドが引き起こす状況は、メッセージ次第で相手にとってマイナスにもプラスにもなるのです。
否定的ダブルバインドは、モラハラやパワハラにつながる可能性が高いので避けるべきですが、肯定的ダブルバインドはうまく活用すれば、円滑な人間関係の構築に役立ちます。
使い方をマスターして、うまく日常生活に取り入れていきましょう。
恋愛相手にダブルバインドを使うときのポイント
セールスや商談で使われることが多い「肯定的ダブルバインド」は、恋愛シーンでも効果を発揮します。
まずは恋愛相手にダブルバインドを使うときのポイントを見ていきましょう。
信頼関係が築けている相手に使う
ダブルバインドを恋愛相手に使うときは、2人の距離感を軽視してはいけません。
それほど親しくない相手にいきなり「どっちがいい?」と選択を迫れば、馴れ馴れしいと思われてしまう可能性大です。
強引で自己中心的な人という印象を与えれば、恋愛成就から遠のいてしまうでしょう。
ダブルバインドは信頼関係が築けている相手に使うのがポイントです。
自分への警戒心が和らいだタイミングで、2つの選択肢を提示しましょう。
選択肢を慎重に検討する
ダブルバインドは相反するメッセージを提示するテクニックのため、それを使えば相手が混乱する事態は避けられません。
困惑させられて嬉しい人はいませんから、提示する選択肢は慎重に検討する必要があります。
たとえば、好きな人に「チョコレートとヨウカン、どっちがいい?」と聞いたとします。
しかし相手が2つとも好きでなければ、断り方を考えなければなりません。
断ることに罪悪感を覚えるため、余計にストレスが溜まってしまうでしょう。
ダブルバインドを効果的に使うなら、相手の好みをリサーチすることが重要です。
相手にとって好ましい選択肢を提示できないうちは、使用しないほうがいいでしょう。
LINEやメールは使わないほうが成功率アップにつながる
ダブルバインドは、電話しているときや直接会っているときに使うのがベストです。
リアルタイムの会話では良い結果を得られても、テキストメッセージで同じようにいくとは限りません。
なぜなら、書き言葉は答えを返すまでに、いくらでも時間をかけられるからです。
自分にベストな回答を探っているうちに、断りたくなるかもしれません。
そのため、ダブルバインドを用いて交渉するときは、LINEやメールは使わないほうが成功率アップにつながります。
相手に深く考える時間を与えなければ、恋愛を有利に進めることができますよ。
失敗しても諦める必要はない
ダブルバインドに失敗しても諦める必要はありません。
あえて一度断られることで、自分の要求を通りやすくする心理テクニックがあるからです。
『ドア・イン・ザ・フェイス』と呼ばれる手法で、やり方は簡単です。
まずは「AとB、どっちがいい?」と聞き、どちらも断られたタイミングで「じゃあ、Cはどうかな?」と投げかけるだけでOK。
相手は拒否した後ろめたさから次のお願いが断りにくくなります。
ダブルバインドと組み合わせる場合、最初に提示するAとBには断られる可能性が高いものをあえて持ってくるのがポイントです。
その上で、本命のCを提示すれば成功率を上げられます。
ダブルバインドを活用した恋愛テクニック【例文付き】
ここでは、ダブルバインドを活用した恋愛テクニックを例文付きで紹介します。
意中の異性がいる人はぜひ参考にしてくださいね。
連絡先を聞き出すとき
気になる人の連絡先は早めにゲットしたいものですが、「連絡先を教えてくれる?」と言うと、教えるか教えないかの2択になってしまいます。
断られてしまえば2人の関係はそれ以上深められません。
連絡先を聞き出すときは「LINEとメール、どっちなら連絡とれる?」と聞くようにしましょう。
連絡ツールを提示することで、「連絡先を教えない」という選択を封じることができます。
とはいえ、相手から警戒心を抱かれている状態では、成功率はグッと下がります。
会話が盛り上がったタイミングで、すかさず切り出すようにしましょう。
電話がしたいとき
好きな人と電話がしたいときにも、ダブルバインドは有効です。
ストレートに「電話していい?」と聞くと「ダメ」と断ることができますから、いつかけたらいいかを尋ねてみましょう。
「電話するなら土曜と日曜、どっちが都合いい?」と聞けば、電話することを前提に話を進めることができます。
「日曜日なら家にいるかな」と相手が答えたら、「何時頃なら平気?」と重ねて質問しましょう。
相手の都合に合わせて決めていくことで、嫌悪感を抱かれずに電話の約束を取り付けられるはずです。
デートに誘いたいとき
デートに誘いたいときにも、ダブルバインドを活用しましょう。
手順を踏んで「デートしない?」と誘えば、するかしないかの選択肢になってしまいます。
そのため、この段階をスキップして「デートしない」の選択肢をなくすのがポイントです。
デートに誘うときは、「今度の休みなんだけどドライブと水族館なら、どっちに行きたい?」とプランを選んでもらいましょう。
このとき、提示する選択肢はどちらとも相手にとって魅力的であることが重要です。
相手を混乱させるダブルバインドには、ネガティブな側面がどうしてもあります。
好意的に受け止めてもらうには、どちらを選んでも相手にとって良い結果になる必要があるのです。
デートスポットを提示するなら、慎重に選んでくださいね。
2軒目に誘いたいとき
レストランやカフェで楽しくデートしたあと、そのまま解散したくないときもありますよね。
デート相手といい雰囲気なら、「もう1軒行かない?」と聞くのは野暮です。
ムードを大事にしながら、さりげなく次のお店を提案しましょう。
2軒目に誘いたいときは、「この近くに素敵なカフェとバーがあるんだけど、どっちに行ってみたい?」と聞けば、行くこと前提で話が進みます。
事前に2軒目候補のお店を調べておけば、スムーズに誘導できるでしょう。
せっかく相手が行く気になっているのに、店が分からずモタモタすれば、楽しい雰囲気が壊れてしまいます。
事前のチェックは怠らないようにしてくださいね。
相手を自宅に呼びたいとき
相手を自宅に呼びたいときに「うちに来ない?」と聞けば、「行かない」と言われる可能性があります。
そのため、来るかどうかではなく、自宅で何をするかを聞いてみましょう。
たとえば、「家で映画を観るのとゲームで遊ぶの、どっちをしたい?」「話題のワイン取り寄せたけど、赤と白だったらどっちが飲みたい?」、と投げかけてみるのがおすすめです。
もっとも自宅に呼ぶのは難易度が高いので、ちょっとした工夫をプラスしましょう。
選択肢にはどちらも相手が好きなものを選びますが、両者に差をつけるのです。
A・Bどちらも同じ程度好きなものだと、迷い続けてしまい選べないかもしれません。
そうなると自宅に行くこと自体が先送りにされる可能性大です。
しかしA・Bの選択肢のうち、後者に相手が飛びつくだろうものを用意しておけば、迷うことなくBが選ばれ、その時点で自宅訪問が確定します。
告白するとき
好きな人と2人きりで遊ぶ機会が増えてきたら、告白を検討するタイミングが訪れます。
意中の男性・女性に気持ちを伝えるときは、成功率を高めるために『ダブルバインド』を使うのがおすすめです。
告白のセリフは「付き合ってください」が王道ですが、それではNOという選択肢を与えることになります。
OKの返事をもらいたいなら「〇〇のことすごく好きなんだけど、このまま結婚する?それとも付き合っちゃう?」と提案しましょう。
自宅に呼ぶときと同じで、2つの選択肢にあえて差をつけるのがポイントです。
Aを『結婚』、Bを『交際』にすると要求のレベルが変わります。
告白段階でいきなり結婚というのは現実的ではないですよね。
そのため、相手は自然とBを選ぶことになります。
また、選択肢を提示する際は、非現実的な『結婚』を先に言いましょう。
最初の要求を否定させることで、次に提示する『交際』が拒否しづらくなるからです。
ダブルバインドを使うときの注意点
ダブルバインドは交渉を有利に進める心理テクニックですが、使用時には気をつけるべき点があります。
最後に、ダブルバインドを使うときの注意点を紹介します。
プレゼントをおねだりするのはNG
どちらも回答がYESになる選択肢を用意できるなら、ほしいものを確実に買ってもらえるのでは?と考えてしまうかもしれません。
しかし、ダブルバインドを使ってプレゼントをおねだりするのはNGです。
2つの矛盾したメッセージを出せば相手は混乱します。
判断力が低下すれば、購入してくれるかもしれません。
しかし、得をするのはプレゼントをもらう自分だけで、相手には何のメリットもありません。
相手が損をするダブルバインドは、マイナスな状況を生むだけです。
怒りを買う恐れがあるため、プレゼントのおねだりに使うのはやめましょう。
多用するのはNG
ダブルバインドはうまく使えば恋愛を有利に進められますが、多用するのはNGです。
何度も使えば相手の拒否権を認めない強引な人という印象を持たれてしまいます。
また、選択肢を提示して相手に選ばせるので、何でも人任せで優柔不断と思われる可能性もあるでしょう。
早く距離を縮めたいからと多用するほど、嫌われる可能性が高まります。
ダブルバインドの効果を発揮するには、いざというときに使うのがポイントです。
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ダブルバインドを使えば恋愛がうまくいく可能性大!
相反するメッセージを同時に発信するダブルバインドは相手を混乱させますが、メッセージ次第では良い結果をもたらすことができます。
肯定的ダブルバインドを使えば恋愛がうまくいく可能性大です。
もっともそれなりの信頼関係が築けている相手でなければ、効果は期待できません。
初対面の相手にいきなり使っても、かえって悪印象を抱かれてしまう可能性があるので注意しましょう。
恋愛関係になるには、相手への思いやりを忘れないことが大切です。
ダブルバインドを使う際も、好きな人を尊重してくださいね。
- ダブルバインドとは相反する2つのメッセージを同時に送ることで、相手を混乱させるコミュニケーションを意味する
- 恋愛相手にダブルバインドを使うときは、信頼関係が築けている相手に使う・選択肢を慎重に検討する・失敗しても諦めないことがポイント
- ダブルバインドは連絡先を聞き出すとき・電話がしたいとき・デートに誘いたいとき・告白するときなどに使える
- ダブルバインドを使ってプレゼントをねだったり多用したりするのはNG