好きとは何か。恋愛感情で人を好きになる意味や定義と気持ちの確かめ方
人を好きになると芽生え始める恋愛感情。
頭で考える間もなくすぐに「好き!」と思える人もいれば、「好き」という感情が分からない人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、恋愛感情で人を好きになることがどういうことなのか「好き」の意味を交えながら解説します。
自分の気持ちと向き合いながら一緒にチェックしてみてくださいね。
Contents
「好き」とは何か
「好きって何?」と改めて聞かれると、うまく答えられない人もいるのではないでしょうか。
普段の生活で当たり前のように使われている「好き」の定義についてみていきましょう。
「好き」という感情を言語化して、自分の感情と向き合ってみてくださいね。
人や何かに向ける「好き」という感情の意味
「好き」の意味を辞書で調べると「心が惹かれること。気に入ること。また、そのさま」と書いてあります。
「好き」の対象は、人以外にも物や行動などさまざまです。
例えば食べ物や趣味など、自分が気に入っているものに対して抱く感情を「好き」といいます。
また、対象が人の場合、恋愛感情以外に家族・友達・物などに対しての「好き」もあるでしょう。
「好き」の定義は対象がどんな人や物であれ、自然と心が惹かれる様子です。
人に対する「好き」には5つの種類がある
「好き」の感情は、対象の相手によって形が変わります。
恋愛感情を持つ好きな人への「好き」と家族や友達に向けての「好き」は違うのです。
どのような違いがあるのか、5つの種類を例にみていきましょう。
恋愛感情としての「好き」
恋愛感情としての「好き」は、異性として相手を意識している時に生まれる感情です。
心が惹かれて「気づくとその人・物のことばかり考えてしまう」「目で追ってしまう」など、無意識の行動が多くなるでしょう。
また「好き」を自覚すると「もっと近づきたい」「時間を共にしたい」と思うようになります。
そして、心だけじゃなく、肉体的にも相手に近づきたいという想いが強くなるのです。
その気持ちは次第に「相手から必要とされたい」「同じ気持ちでいて欲しい」と、相手からの「好き」を望むようになります。
家族へ向ける「好き」
家族に向ける「好き」は、見返りを求めない愛情です。
家族を大切に想い「幸せにしてあげたい」「ずっと元気でいて欲しい」などの感情が自然と湧き出てきます。
家族は時間を共有することが多いので、時には素直になれずに喧嘩をすることもあるでしょう。
それでも心から嫌いになったわけではなく、次の日には自然と仲直りしているなんてこともありますよね。
毎日言葉にはしなくても心の中に根付いている「好き」が強いのが、家族に対しての感情です。
友達として「好き」
友達としての「好き」は、相手を大切に想い、一緒に時間を過ごしたいと思うことです。
考え方や趣味が合う友達は、話していると楽しくて時間を忘れてしまうこともありますよね。
家族にも話せないようなことでも友達になら相談できるという人もいるでしょう。
嫌な部分が多少見えたとしても「それもこの人の性格だから」と受け止められるような深い信頼関係があります。
異性の友達の場合、恋愛感情の「好き」との違いは肉体関係を持ちたいかどうか。
「相手に触れたい」などの感情はなく、ただ一緒にいると心地良いだけであれば、友達としての「好き」である可能性が高いでしょう。
憧れや理想で抱く「好き」
憧れや理想で抱く「好き」は「わたしもこんな風になりたい」という尊敬の感情です。
例えば、身近にいる理想の先輩や上司への感情は、未来の自分が目指したい目標になります。
テレビで見る芸能人やスポーツ選手などに抱く憧れは、自分にはないものを持っていて「すごい!」という感情。
強く憧れていて好きなので、ずっと見ていても飽きないでしょう。
対象の相手が異性の芸能人の場合、リアルに恋をしている可能性もありますが、大半の人は「恋人関係になれるわけないけど好き」「応援したい」という気持ちが多い傾向にあります。
母性本能として抱く「好き」
母性本能として抱く「好き」は「無償の愛」です。
例えば母親が子供に向ける「好き」の場合、子供が同じように愛情を返してくれなかったとしても、好きの気持ちは消えません。
相手の感情がどうであれ「無償の愛」で尽くすことができるのです。
これは母親に限ったことではありません。
父親が母性本能を持つこともありますし、祖父母が孫に対して抱く感情でもあります。
自分の気持ちが恋愛感情の好きなのか分からない理由
自分の「好き」の気持ちが恋愛感情なのか分からない人は、人を好きになれない別の理由があるかもしれません。
本来「好き」という感情は意識して発生するものではなく、自然と湧き出るものです。
心が動く前に頭で考えてしまう場合は、「好き」が発生しづらい原因を考えてみましょう。
人を好きになるのが怖い
人を好きになるのが怖くて、無意識のうちに恋愛感情が芽生えることを避けているのかもしれません。
「好きになると周りが見えなくなってしまう自分が怖い」「信用して裏切られるのが怖い」など、好きになって自分が傷つくのが怖いという気持ちが大きいのでしょう。
この感情の大半は、過去の経験からきている可能性が高いです。
過去の恋愛でつらい思いをした人は「もうあんな想いはしたくない」と思うでしょう。
その想いが強ければ強いほど「好き」の感情に対して慎重になります。
慎重になると頭で考えすぎてしまい、自分の感情がよく分からなくなるのです。
恋愛に対して慎重になることも大切ですが、時には感情に身を任せてみてはいかがでしょうか。
他人が自分のことを好きになると思えない
自分に自信がなく「自分のことを好きになる人なんかいない」と思っていませんか?
自己肯定感が低すぎると「どうせ好きになっても両思いになれないし」などと思い込んで、恋愛感情をスルーしてしまうのです。
また「自分が誰かを好きになるなんて気持ち悪い」と、自分に対して嫌悪感を覚える場合もあります。
自分の決めつけや思い込みで「好き」の感情をかき消しているので、一度自分の思い込みを取っ払いまっさらな気持ちで、自分はどうしたいのか考えてみましょう。
過去の経験から性的欲求に嫌悪感がある
過去に性的な被害に遭ったことがある人は、恋愛に関して嫌悪感を抱く人が多いです。
「好き」という感情は芽生えるものの、肉体的関係を持ちたいというところまで気持ちがいかないのです。
そのため「これは恋愛感情の好きではないのかもしれない」と気持ちにブレーキをかけてしまいます。
また、両親の夫婦関係が影響している場合もあるでしょう。
幼少期に両親の夫婦喧嘩を頻繁に見ていると「結婚しても幸せになれない」「愛し合って結婚してもどうせ別れる」など、ネガティブな結婚観や恋愛観を抱きやすいのです。
過去の経験はトラウマのように根深く、簡単に取り去れるものではありません。
現状を打破したい人は、専門のカウンセラーや機関に相談してみるのも良いでしょう。
恋愛経験が少ない・恋愛から遠ざかっていた
恋愛経験が少なすぎて「好き」が分からない、もしくは恋愛から遠ざかっていたため「好き」の感情を忘れてしまったという場合です。
そもそも恋愛経験が少ないと「これって好きってことなのかな?」と悩み、「好き」の気持ちの正解が分かりません。
大半の人は、そこから相手と距離を縮めていくことで好きな気持ちを認識していきますが、自分の気持ちを確かめるのが面倒で考えなくなってしまう人もいます。
また、自分の気持ちが分からない段階で、相手から強めにアピールされると逃げたくなってしまうでしょう。
相手と距離を縮めていくことで芽生える感情もあるので、自分のペースで関係を築いていけると良いですね。
恋愛感情で人を好きになるとどんな気持ちになる?
人は恋愛感情が芽生えると、どんな気持ちになるのでしょうか。
好きになった時にどのような感情になるのか、例を交えながら紹介します。
思い当たる感情や行動がある時には「好き」の感情が芽生え始めている証拠です。
自分の感情を自覚するための参考にしてみてくださいね。
気がつくとその人のことばかり考えている
通勤通学の時や家で1人でいる時など、気がつくとその人のことばかり考えてしまう傾向があります。
2人きりで喋れたなど嬉しいことがあった時は、その出来事を思い返してニヤついてしまうこともあるでしょう。
また、きれいな景色を見た時や面白い出来事があった時に「あの人に教えてあげたいな」と思うこともあります。
「最近この人のことばかり考えているな」と気づいたら、「好き」の始まりかもしれません。
その人の声が聞きたい・会いたいと思う
「声が聞きたい」「会いたい」という感情は、恋愛感情の始まりです。
好きという感情が芽生えると、同じ時間を共有したいと思うようになります。
電話をかけたくなったり、休日に会おうと誘ってみたりする人もいるでしょう。
2人だけの時間を作りたいという気持ちがだんだん強くなっていくのが、まさに恋愛感情です。
LINEやDMの返信に悩む
好きな人に返すLINEやSNSのDMは、友達に返信する時より時間をかけて考える人が多いでしょう。
これは「好印象を持たれたい」「変なことを言って嫌われたくない」などの心理が働くからです。
また「すぐに返信すると都合の良い女って思われないかな」と、返信するまでの時間を気にする女性もいます。
恋愛感情がない友達に返信するときには、悩みすぎることはないでしょう。
悩むということは自分が相手にどう思われるか気にしているということです。
その時点で、その人のことが気になっているといえるでしょう。
その人のSNSをついチェックしてしまう
ついSNSをチェックしてしまう場合は、その人のことが気になっている証拠です。
FacebookやInstagramなどのアカウントをチェックしている時点で、自分にとって相手が特別な存在になりつつあるのでしょう。
SNSを通して相手の日常や趣味が知りたいという気持ちから、毎日チェックしたくなる人も珍しくありません。
どうでも良い人やただの友達のSNSは、さほど気にならないはずです。
毎日のように特定の人のSNSをチェックしている人は、もうすでに恋愛感情が芽生えているかもしれませんね。
連絡のやり取りが途絶えるとソワソワする
今まで毎日連絡をとっていたのに急にやり取りが途絶えた時、落ち着かずソワソワするようであれば、恋愛感情が芽生えている可能性が高いです。
連絡が来ていないか1日に何回も確認したり、自分から連絡したくなる衝動に駆られたりして落ち着かない状態ではありませんか。
心が落ち着かない状態になって、いつの間にか相手への気持ちが大きくなっていることに気づくこともあるでしょう。
連絡が途絶えて動揺している場合は、もうすでに好きになっている可能性が高いです。
相手のことをもっと知りたくなる
「相手のことをもっと知りたい」と思う感情は「好き」につながります。
好きになると相手のどんな些細なことでも知りたくなるものです。
例えば好きな食べ物や趣味、休日にどんなことをしているのかなど、知れば知るほど嬉しくなります。
「もっと知りたい」という気持ちが強くなり、相手に質問ばかりしている人は「好きなのかもしれない」と思って良いでしょう。
気になっている人に触れたいと思った
気になっている人に触れたくなった場合には、一歩先の感情に進んでいるかも知れません。
好きな男性に触れたくなるのは自然な感情です。
例えば「手を繋ぎたい」「くっつきたい」など、自然とつながりたい欲求が芽生えるのです。
2人で歩いていた時などに「触れたいな」と感じたら、好きになり始めていることに気づきましょう。
一緒にいるとドキドキしたりキュンとする
一緒にいる時に心臓が高鳴ったりキュンとしたりする場合は、好きになっている可能性が高いです。
例えば、不意に手が触れた時にドキッとしたり、かっこいい仕草を見たときにキュンとしたりします。
男友達にはドキドキしないのに、特定の男性にだけドキドキする場合は、恋愛感情が芽生えている証拠です。
気になる人に対して性的欲求を感じるかどうか
気になる人に対して性的欲求を感じるかどうかは、恋愛感情において重要なポイントです。
友達や家族には抱くことがない感情は、好きな人との関係をもっと先に進めたいと思っている証です。
相手と深くつながりたいという気持ちが性的欲求になって表れます。
相手と異性が話していると嫉妬してモヤモヤする
相手が他の異性と話している様子を見て、モヤモヤや嫉妬を感じるようであれば、好きになっている可能性が高いです。
他の人と話している姿に嫉妬するということは、独占欲があるということ。
「私とだけ仲良くしてほしい」という感情は、独占欲です。
ほかにも「他の人に取られたくない」という気持ちも、好きの表れといえるでしょう。
もしもこのようなモヤモヤを抱えている場合は、相手に自分のことだけを見てほしいという気持ちがあることを自覚しましょう。
あの人と付き合いたい?自分の気持ちを確かめる方法
恋愛感情の「好き」を自覚し始めると、「付き合いたい」と恋人関係を望むようになるのは通常のことです。
「付き合いたいのかどうか分からない」という人は、自分の気持ちを確かめてみましょう。
そうすることで、自覚していなかった感情に気付くことがあるかもしれませんよ。
自分の気持ちを確かめる方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
気になる人とのコミュニケーションを増やす
気になっている人がいるのであれば、積極的に自分からコミュニケーションをとっていきましょう。
相手との接点を増やさないと、自分の気持ちを確かめる術がありません。
自分から話しかけるなどして、相手とのコミュニケーションを増やすことで「やっぱりこの人のこと好きかもしれない」と気づくことができるのです。
話す回数が多ければ多いほど、相手のことを知ることができます。
「相手のことをよく知ってからじゃないと好きになれない」という人は、なおさら話す機会を増やしましょう。
2人きりで会う機会を作る
自分の気持ちを確かめたいのであれば、思い切って2人きりで会おうと誘ってみましょう。
2人きりで会うという行為自体が特別なことなので、相手もあなたのことを意識しているかもしれません。
その日を境に、一気に恋愛関係が進む可能性もあるでしょう。
相手との恋愛関係が進んだ時に「嬉しい」という気持ちの高まりがあれば、好きという気持ちが強くなっている証拠です。
また、2人きりで会うことで相手の見えなかった部分をより知ることができます。
その時に「やっぱりいいな」と思うか「ちょっと違うかな」となるかによって、好きな気持ちを確かめることができるでしょう。
相手のことをよく知るためにも、勇気を出して2人で会う機会を作ってみましょう。
相手に恋人や好きな人がいるか探ってみる
相手に恋人や好きな人がいるか探ってみた時の、自分の感情で好きかどうか気づくこともあります。
好きになった人に恋人や好きな人がいると知れば、自分が彼女になれる可能性が低くなるので、ショックが大きいでしょう。
もし相手に恋人や好きな人がいない場合は「ラッキー!」などと心の中でガッツポーズをすることもあるかもしれません。
どちらにしても自分の感情が動くので、思い切って相手に直接確かめてみるのも良いでしょう。
直接確かめるのが難しい人は、信頼できる友達などに聞いてみてはいかがでしょうか。
好きになれる人に出会おう
恋愛感情の「好き」が分からない人は、胸がときめくような相手にまだ出会っていないだけかもしれません。
恋をすると毎日が楽しくなって、あなたの人生を豊かにしてくれます。
たくさんの人と出会って、好きな人を見つけましょう。
もし手軽に出会いを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。
累計会員数3,000万を突破しているので、数多くの出会いが期待できます。
恋愛を前提とした出会いなので、あなたの意識が変わるきっかけにもなるはず。
ぜひハッピーメールで、好きな人を見つけて恋愛を楽しんでくださいね。
相手に向けた「好き」が恋愛感情か確かめよう!
恋愛感情の「好き」は、気づくとその人のことばかり考えていて、相手と時間を共有したいと思うことです。
その気持ちが大きくなると「相手に触れたい」など肉体的なつながりも求めるようになります。
どうしても恋愛感情が分からないという人は、過去の恋愛や家庭でのトラウマなどによって無意識に好きになることを避けているのかもしれません。
人を好きになることで表れる行動や感情に向き合ってみましょう。
自分の行動や感情に意識して目を向けることで、自分の中にある恋愛感情に気付けることがあります。
恋人関係になることを望んでいるのかを確認するためには、自分から行動していきましょう。
- 「好き」の意味は「心が惹かれること。気に入ること。また、そのさま」
- 「好き」には恋愛感情・家族・友達・憧れ・母性の種類がある
- 恋愛感情が分からない場合は、好きになることが怖かったり過去のトラウマに縛られていたりする可能性がある
- 人を好きになると自然に出てくる行動や感情がある
- 相手とのコミュニケーションを増やして2人きりで会う機会を作っていけば、自分の気持ちが確かめやすい