「愛」とは何か?恋との違いや愛を育む6つの考え方、名言特集を紹介
「愛情」「家族愛」「自己愛」など、「愛」という言葉は日常生活の中で当たり前のように使われます。
しかし、改めて「愛」とは何か?と問われると説明するのは簡単ではありません。
「恋愛」の中にも「愛」はあり、「恋」と「愛」の違いがわからないという人も多いです。
この記事では、愛とは何か、恋と愛の違いや愛の育み方を紹介するので、今一度ご自身の愛について考えてみましょう。
Contents
「愛」とは何?
愛という言葉はさまざまな意味を含むため、一言で表すことができません。
恋人を愛しく思う気持ちや、家族を大事に思う気持ち、動物を守ってあげたいという気持ちもこれらは全て愛です。
人間だけでなく動物やモノに対しても、大切にしたいという気持ちを持っていればそこに愛は存在しているといえるでしょう。
愛の対象がこれだけ幅広いのですから、もちろん愛の形も一つだけではありません。
近くでお世話をしてあげることも愛ですし、遠くからそっと見守るのも愛です。
存在する愛の数だけ違った愛の形があるのです。
「恋」と「愛」の違いは何?
愛について知りたいときに、考えなくてはならないのが恋との違いです。
ここでは愛と恋の違いについて解説するので、愛についての理解を深めましょう。
無条件で与えたいのが「愛」
愛と恋の違いは無条件で与えたいと思えるかどうかです。
恋は相手に対して恋愛感情があり、自分に好意を抱いてもらいたいという心理からくるものです。
しかし愛に相手の気持ちは関係なく、ただ自分が相手に与えてあげたいと打算心なく思います。
相手を尊重するのが「愛」
まだ相手への気持ちが恋の場合は自己満足が優先されるので、相手の気持ちより自分の気持ちが先行します。
そのため、自分の気持ちを押し付けたり、相手を自分の思い通りにしようとしたりする傾向が目立ちますが、恋愛関係であればそれが当然でしょう。
一方、愛は自己犠牲あって成り立つもの、何よりもまず相手の気持ちを尊重します。
たとえ自分が辛い思いをしてでも、相手が幸せになる道を選ぶでしょう。
人間そのものに感じるのが「愛」
恋という言葉が使われるのは、恋愛対象になっている相手に限られています。
愛は恋愛感情を抱いている相手だけではなく、家族や友人、さらには人間そのものまで対象になります。
愛の方が幅広い意味を持ち、恋よりたくさんのものを包括しているのです。
見返りを求めないのが「愛」
愛は見返りを求めません。
「自分にメリットがあるから」と考えているうちは本当の愛ではないといえるでしょう。
「相手の笑顔が見たい」「相手に幸せになってほしい」という気持ちが愛の源になります。
与えることだけで自分が満足できるのであれば、それは愛に間違いありません。
二人で育むのが「愛」
恋は片想いでもできますが、愛はお互いが想い合っていないと成り立ちません。
「愛し合う」という言葉にもあるように愛は二人で育んでいくものです。
パートナーから愛されているという確信が愛情をより深くしていきます。
「愛」を知る・育む大切な考え方
愛には形がなく目に見えないので、愛を知るためには自らの努力も求められます。
ここでは、愛を知り、育むための大切な考え方を紹介するので、日常生活の中で意識するようにしましょう。
相手の意見に最後まで耳を傾ける
相手の意見はきちんと最後まで聞くようにしましょう。
愛を育むためには、相手の考えを尊重することが大切です。
そのために相手の話を聞き、理解することが必要になります。
相手の意見が間違っていると感じたときや、誤解が生じているときには、話を遮って訂正したくなるときもあるでしょう。
そんな気持ちをぐっと堪えて、相手の話に耳を傾けることで、相手の気持ちに寄り添うことができます。
なんでも相手に共有する
楽しいことや嬉しいことは、愛する人に共有したくなりますよね。
しかし良いことばかり共有し、悲しいこと・辛いことを話せないようでは、それは真実の愛にはなりません。
どんな感情・体験であっても、伝えることでお互いを愛し合うことができ、絆が深まるのです。
妬み・嫉妬・悪口を持たない
妬みや嫉妬、悪口などは、愛から一番遠い感情です。
ネガティブな感情を持って生活していると、相手を思いやる気持ちは湧いてきません。
まず自分自身が幸せでハッピーな人生を送っていなければ、愛を知ることは難しいでしょう。
相手のすべてを理解しようとする
愛を育むには相手の全てを理解しようとする気持ちが必要です。
人間は自分の価値観を基準にしてものを考えるので、相手の考えを理解するのは簡単なことではありません。
それでも相手のことを理解しようとする気持ちが、相手を思いやることに繋がり、愛を知るきっかけになります。
見返りなく幸せを願う
自分の幸せよりも相手の幸せを願う気持ちが芽生えたら、それは愛といっていいでしょう。
自分に見返りが一切ないのに、相手のために行動するのはなかなかできることではありません。
それでも相手のために何かしてあげたいと思う気持ちが愛なのです。
心の苦しみを受け止める
愛を貫き通すには、痛みや苦しみを伴うことがあります。
相手のために自分が犠牲になったり、相手の幸せのために自分が身を引かなくてはならなかったりと、報われない気持ちになることもあるでしょう。
しかし、愛を理解するためには、その心の苦しみでさえ受けいれなくてはなりません。
「愛とは何か」一言で知れる名言特集
数々の偉人が愛についての言葉を残しています。
最後に「愛とは何か」一言で知れる名言特集を紹介するので、迷ったときの心の支えにしてくださいね。
「愛されることより 愛することに愛は存在する」
これは古代ギリシアの有名な学者アリストテレスの言葉です。
愛は見返りを求めることではなく、相手に与えるものであるという考えを示しています。
この名言からも、相手のために何かしてあげたいと思う気持ちが愛であるのは間違いないといえますね。
「愛の反対は憎しみではなく無関心である」
辞書では愛の反対語は憎しみであると出てきます。
しかし、マザーテレサは愛の反対は無関心であるという言葉を残しました。
愛は相手のことを考えて、理解しようとすることから生まれます。
そもそも相手になんの関心もなければ、愛が生まれる可能性はゼロです。
この言葉は、相手への関心を持つことが愛を知る第一歩だと教えてくれているのです。
「愛とは信頼。人を愛する時は完全に信じることよ」
これは世界的な女優であるマリリン・モンローが残した格言です。
こちらが愛を注いでいても、想いが伝わらなかったり、報われないのではと不安になったりすることもありますよね。
しかしそれでも、相手を疑わずに信じ切ることが愛であると伝えています。
「愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ」
フランスの作家スタンダールは、愛がどういうものかを簡潔な言葉で表しました。
愛する人を幸福にすることが、愛を与える唯一の方法だと語っています。
見返りを求めずに、相手のことだけを考えて行動することは愛がなければできないこと。
ぐうの音も出ないような完璧な表現ではないでしょうか。
「愛はお互いに見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
「星の王子様」の著者である、サン=テグジュペリは、愛のあり方を説いています。
恋をしているときは、お互いのことばかり見てしまいますが、それが愛に変わると二人で同じ方向を向いて共に歩んでいくことになります。
恋と愛の説明で、これ以上わかりやすいものはありませんね。
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愛には、さまざまな形があるので、自分の人生で見つけるものです。
あなたが愛し、愛されるパートナーと出会って、自分の愛の形を見つけましょう。
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愛を知るためには深く人と関わることが大切!
愛には形がなく、表現だけなのでどのようなものかわからないと悩んでしまうこともあるでしょう。
しかし、形がないからこそ、人によってさまざまな愛の形が存在します。
相手のことを大切に思い、自分よりも相手の幸せを優先したい気持ちが高まれば、それが愛です。
見返りを求めずに、相手のために行動するのは簡単なことではありません。
「相手の幸せのためなら自分が犠牲になってもいい」と思えるようになるには、それだけ深く人と関わる必要があります。
愛を知るための第一歩は他人に関心を持って、良好な人間関係を築くことであるといえるでしょう。
- 愛とは相手を大事に思う気持ちや慈しむ心の中に存在する
- 恋との違いは「自分の気持ちを優先するか、相手の気持ちを尊重するか」
- 愛を知るために大切な考え方は「相手の意見に最後まで耳を傾ける」「なんでも共有する」など
- 数々の偉人が愛についての名言を残しているので心に刻もう