ズボラってどういう意味?ズボラな人の特徴や改善方法をわかりやすく解説

行動や言動がだらしのない人を意味する「ズボラ」という言葉。
つい自分を卑下するときに使ってしまいがちですよね。
しかし、ズボラが過ぎると周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。
ズボラな自分に嫌気が差しているのなら、ぜひ今からでも改善を目指しましょう。
そこで今回の記事では、ズボラな人の特徴や改善方法をわかりやすく解説していきます。
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ズボラとは
「何気なく使っているけど正しい意味には自信がない…」という人もいるでしょう。
まずは、ズボラの意味や言い換え表現を改めてチェックしておきましょう。
ズボラの意味
ズボラとは、行動や言動がだらしなく、しまりがない様子や態度を表す言葉です。
時間や締め切りを守れなかったり部屋や服装が乱れていたりするなど、ズボラが過ぎると他人に迷惑をかけてしまうことも少なくありません。
ズボラが自虐で済んでいるうちはいいですが、周囲からもズボラを指摘されるようになってしまったら、自身の言動を改善する必要があるといえるでしょう。
ズボラの言い換え表現
ズボラという言葉は、「だらしない」「ルーズな」「怠惰」「ずさん」などに言い換えることができます。
いずれも「やるべきことをきっちりとやり遂げない」というマイナスのイメージが強い表現です。
一方、「細かいことを気にしない」というポジティブな部分を強調するなら、「おおらか」「自然体」などに言い換えることができるでしょう。
ズボラという言葉自体は基本的にあまり良い印象ではありません。
しかし、文脈によってはポジティブな意味で使われることが、ごくまれにあります。
その場合は、上記のような言い換えも可能です。
ズボラな人の特徴4選
続いて、ズボラな人の具体的な特徴を見ていきましょう。
もし当てはまる項目が多いと感じたら、あなたも周囲からズボラな人だと思われている可能性大です。
部屋が散らかっていて汚い
ズボラな人は部屋が散らかっていて汚いです。
出したものを元に戻すという基本ができないので、服や使ったもの、さらにはゴミなどが散乱したままになっています。
部屋は自分のテリトリーなので余計に「掃除をしてキレイに保とう」という気持ちが湧いてこないのかもしれません。
時々思いついたように掃除するタイプもいますが、この場合も一度掃除したら数ヶ月また掃除しない日々が続くことが多いです。
約束や時間を守れない
ズボラな人は約束や時間を守ることが苦手です。
計画的に動くことが面倒だと感じてしまうので、約束のために早く起きるなどの時間調整が苦手な傾向があります。
結果として、時間に遅れたり約束事をさぼってしまったりしてしまうのです。
本人は「それくらい大丈夫だ」と思っていますが、周囲の人たちはその遅刻癖やドタキャン癖に嫌気が差してしまいます。
身だしなみに気を使わない
身だしなみに気を使わないのもズボラな人の特徴です。
襟や袖が汚れていたりシャツに汚れがついたままだったりしても、あまり気にしません。
「身だしなみを整えるのが面倒だから」という理由で普段はあまり外出をしない、なんて人もいます。
物事を先延ばしにしてしまう
ズボラな人には物事を先延ばしにしてしまう癖があります。
早めにやっておいた方が楽だとわかっていても、「まだ大丈夫だから」「急がなくてもOKだから」とギリギリまで放置することが多いです。
しかし、先延ばしし過ぎて結局焦ることになるのは日常茶飯事。
同じ過ちを何度も繰り返してしまうこともあるでしょう。
ズボラになる原因や心理
実は、ズボラな人も「きちんとやった方がいい」と思っていることが多いのです。
では、なぜズボラになってしまうのでしょうか。
その原因や心理を解説していきます。
ズボラな環境に慣れている
ズボラになってしまう人は、そもそもズボラな環境に慣れていることが多いです。
「幼少期にズボラな親の元で育った」「周囲の友人もズボラな人ばかり」など、ズボラな生活態度がスタンダードであれば、自分だけ改善しようとはなかなか思えないでしょう。
元々の性格がマイペース
ズボラな人は、元々の性格がマイペースなことが多いです。
「自分のペースでやりたい」「周囲に合わせたくない」という気持ちが強いので、結果として周囲からズボラに見えてしまうのでしょう。
また、マイペースで他人を気にしない性格が、よりズボラに拍車をかけることもあります。
周囲に対する関心が薄い
ズボラな人は、周囲に対する関心が薄いです。
他人からどう思われるか気にするタイプの人であれば、約束や時間はしっかり守りますし、身だしなみも当然きちんとするでしょう。
しかし、ズボラな人は周りの人たちへの関心が薄いので、「みんなに嫌われないようにしなきゃ」という気持ちをあまり持たないのです。
たとえズボラな言動に顔をしかめられても、ほとんど気にすることがないのでしょう。
ズボラな自分を改善する方法
多少ズボラなくらいであれば、周囲から目をつぶってもらえることもあるでしょう。
しかし、ズボラが過ぎると周りの人たちから疎まれたり、自分自身がデメリットを被ったりすることも少なくありません。
ズボラな自分を改善したいのであれば、ぜひ以下の方法を試すことをおすすめします。
小さな努力を継続する
ズボラな性格を一気に変えようとするのは難しいです。
そこで、小さな努力を1つでも継続することをおすすめします。
例えば、食事の後片付けだけはやる、トイレだけは掃除するなど、できそうな範囲で小さな努力を続ければ挫折しづらいはずです。
そうした努力を続けていれば、少しずつきちんとした部分が身についていくでしょう。
やることや用事をメモする
ズボラな人は、やるべきこと自体を忘れてしまうことも少なくありません。
そんな場合は、やることや用事をしっかりメモするようにしましょう。
目に入る場所にメモがあれば、やること自体を忘れることはないはずです。
また、メモを何度も目にすることで自身へのプレッシャーにもなり、積極的な行動を促す効果が期待できます。
毎日カーテンを開ける習慣を作る
ズボラすぎて生活自体が乱れていると感じるなら、毎日カーテンを開ける習慣をつけましょう。
カーテンも開けずベッドから出ないままだと、どうしても一日中ダラダラ過ごしてしまいがちになってしまいます。
毎朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びることで、きっと気分も明るくなるはずです。
気分が明るくなれば自然と行動的になり、物事がどんどん捗るようになるでしょう。
楽しい予定でスケジュールを埋める
気が進まないことばかりだと、人間は動くこと自体が億劫になってしまいます。
そこでおすすめなのが、まずは楽しい予定でスケジュールを埋めることです。
映画が好きなら映画館に行く、スイーツが好きならカフェ巡りをするなど、自分がやりたいと思う予定を積極的に入れれば、きっと体も動かせるはずでしょう。
やらなければならない予定のあとにご褒美的予定を入れれば、先延ばしの癖もきっと改善されていくはずですよ。
全てを改善しようと思わない
ズボラな自分にコンプレックスがあるとしても、全てを改善しようと思わなくて大丈夫です。
ズボラな人はおおらかでストレスが少ない人だともいえます。
「他人に対してもおおらかでいられる」「必要以上に自分を追い込むことがない」という部分は、決して悪いところではありません。
そうしたズボラのメリットは活かしつつ、遅刻癖や身だしなみなどの直したほうがいい部分だけ改善していくことをおすすめします。
ズボラな自分を脱却するために小さなことから始めてみよう
少しズボラなくらいなら大丈夫ですが、ズボラが過ぎると周囲からの信用を失うこともあります。
遅刻癖や先延ばし癖など、相手に迷惑をかけてしまうくらいズボラな場合は、改善することを心がけていきましょう。
まずは、何でもいいので小さな努力を継続することが大事です。
コツコツできる習慣がつけば、きっとズボラからも脱却できるはず!
無理せず自分のできる範囲から、改善を目指していってくださいね。
- ズボラとは行動や言動がだらしなく、しまりがない様子や態度を表す言葉
- ズボラな人には、部屋が汚い・約束や時間を守れない・物事を先延ばしにするなどの特徴がある
- ズボラになる原因としては、家庭や周囲の環境・マイペースな性格・周囲への関心の薄さなどが挙げられる
- ズボラな自分を改善するためには、まず小さな努力を継続することから始めよう