「絶起(ぜっき)」ってどういう意味?元ネタや絶起しない方法を解説

「絶起(ぜっき)」という言葉を聞いたことがありますか?
若者やギャルの間で使われている言葉なので、意味や使い方を知らない人も多いでしょう。
この記事では、「絶起」の意味や元ネタ、絶起しない方法について解説します。
「若者言葉をきちんと押さえておきたい!」という人は、是非とも参考にしてください。
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絶起(ぜっき)とは
まずは、絶起の意味や使い方などを見ていきましょう。
絶起の意味
「絶起(ぜっき)」は、「絶望の起床」の略で、寝坊したときの絶望感を表しています。
ちょっとした寝坊ではなく、到底予定に間に合わない寝坊をした際に使われます。
絶起の使い方
絶起は、ユーモアを交えて寝坊を伝える際に使われる言葉です。
LINEやXなどのSNSで使われており、平仮名で「ぜっき」と表記することもあります。
使い方は以下の通りです。
【例文】
- 絶起したから1限には間に合わない
- ぜっきしたから待ち合わせ遅れる!ごめん!
- 朝早いのに夜更かししたからぜっきの予感しかない
動詞として使う場合は「絶起した」「絶起する」のように、「した」や「する」を付けて使われます。
また、「絶起の予感」のように、名詞として使われることもあります。
絶起の元ネタは?
絶起がいつどのようにして生まれたのかは、詳しく分かっていません。
ただ、2017年にギャル語流行語大賞にノミネートされていることから、2017年以前から使われていたようです。
絶起は死語?
絶起は2017年より前に誕生した言葉であるため、「既に死語になっている」と思う人もいるでしょう。
しかし、今でもXやインスタなどのSNSでは、「絶起」を使った投稿を見かけることがあります。
そのため、「絶起はまだ死語になっていない」と言えるでしょう。
絶起しないために気をつけること
絶起は、人の信用を失いかねない行為です。
ここでは、絶起しないために気をつけるべきことを解説します。
生活リズムを整える
絶起しないためには、生活リズムを整えましょう。
夜遅くまで飲んでいたりスマホをいじったりしていると、次の日に絶起する可能性が高まります。
「この時間には寝る!」と事前に決めておき、睡眠時間を確保するようにしましょう。
起きたら連絡し合うグループLINEを作る
起きたら連絡し合うグループLINEを作れば、絶起しにくくなります。
「時間になっても起床の報告がなければ、同じグループLINEの仲間が電話する」というルールを作り、絶起を未然に防ぎましょう。
絶対に絶起してはいけない予定がある場合は、とくに役立ちます。
朝早い予定を入れない
いつも絶起してしまう人は、いっそのこと朝早い予定を入れないようにしましょう。
「待ち合わせの時間を遅くしてもらう」「1限に授業を入れないようにする」などの対策を取れば、絶起を防げるはずです。
絶起してしまったときはどうするべき?
絶起してしまったら、素直に謝るべきです。
人に迷惑をかけてしまっている以上、誠意が伝わるように謝罪するしかありません。
変に言い訳をしたり嘘をついたりすると、かえって信用を失う可能性が高いです。
自分の非を認め、誠心誠意謝罪することを心がけましょう。
絶起とは「絶望の起床」の略
「絶起」とは、「絶望の起床」の略であり、寝坊したことを表す若者言葉です。
絶起してしまうと人に迷惑をかけることになるので、なるべく絶起しないように、事前に対策を取るようにしましょう。
絶起してしまったときは、素直に謝罪して誠意を伝えることが大切です。
変に言い訳をせず、きちんと心を込めて謝罪しましょう。
- 「絶起(ぜっき)」は、寝坊したときの絶望感を表している言葉
- 絶起がいつどのようにして生まれたのかは、詳しくは分かっていない
- 絶起しないために気をつけることは「生活リズムを整える」「起きたら連絡し合うグループを作る」「朝早い予定を入れない」
- 絶起してしまったら素直に謝るべき