憧れの凛とした女性になりたい!正しい意味や使い方、なるための方法を紹介
あなたには理想の女性像がありますか?
こんな女性になってみたい、こういう人に憧れるというイメージは誰もが少なからずもっているのではないでしょうか。
中でも「凛とした女性」は老若男女問わず憧れの強い存在です。
そこで今回の記事では、「凛とした女性」の正しい意味やそうした女性になるための方法を紹介していきます。
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「凛とした」の意味とは?
何気なく使っている「凛とした」という言い回しですが、実はフィーリングで使っている人も多いのではないでしょうか。
「凛とした」とは、りりしく引き締まった様子や態度を意味する言葉です。
凛々しく聡明な様を示しており、見た目が美しいだけではなく内面から湧き出る魅力を表した言葉といえるでしょう。
以下では「凛とした」という言葉についてさらに詳しく見ていきます。
由来
「凛とした」は、りりしい姿を意味する「凛たり」とするの過去形である「した」が組み合わさった言葉です。
りりしい様子を意味する言葉に「した」を付け足すことで、より強調した言い回しとなっています。
ちなみに「凛」と似た漢字に「凜(りん)」というものがありますが、これらの意味はほぼ同じです。
ただし「凜」のほうが「寒さで引き締まった」というニュアンスが強いので、文脈で使い分けるとよりベターかもしれません。
類語
「凛とした」の類語には以下のものが挙げられます。
- 潔い
- キリッとした
- 精悍な
- 凛然たる
- 上品な
- 気高い
いずれもりりしく素敵な佇まいや様子を表す言葉ですが、人に使うのか風景に使うのか対象によって言い換えられる類語はさまざま考えられるでしょう。
英語
英語で「凛々しい」を表現する場合「dignified」という単語を使うことができます。
「dignified」は冷静で堂々とした様子、あるいは厳かなさまを言い表す言葉であり、日本語の「凜とした」と近い意味合いといえるでしょう。
また、より気高さを表現したいなら「graceful」、落ち着きはらった様子を強調するなら「calm」などの単語を使うことも可能です。
花言葉
「凛とした」という表現は花言葉にも採用されています。
代表的な花は「カラー(白)」です。
カラーは結婚式でもよく使用される人気の花で、くるりと巻かれた花弁が特徴。
清楚でありながらすっきりとした印象で、まさに「凛とした」のイメージにぴったりの花です。
「凛とした」の使い方
続いては「凛とした」の使い方を例文とともに見ていきましょう。
「凛とした」は通常、「凛とした〇〇」のように後ろに名詞を入れて使用します。
【例1】
- お客様の理不尽なクレームにも、彼女は凛とした態度で臨んだ
- その和風庭園には凛とした空気が広がっていた
また、「凜と〇〇する」といった形で動詞として表現することも可能です。
【例2】
- 緊張感漂う会議の中、その彼の発言は凜と響いた
凛とした女性に共通する特徴
りりしく清廉な凛とした女性に憧れる人は多いでしょう。
続いては、どんな特徴を持った人が「凛とした女性」として見られるのか解説していきます。
自分軸を持っている
凛とした女性は自分軸をしっかり持っているため、周りに振り回されることがありません。
噂や世間の目に惑わされず、自分の思ったことを貫くことができます。
例えば買い物1つにしても広告やスポンサー商品に踊らされることはなく、たとえ無料でも自分に必要ないものは増やさないのです。
一方で他人を思いやる優しさも兼ね備えており、一緒にいることで安心感が得られる女性といえます。
落ち着いた雰囲気
落ち着いた雰囲気も凛とした女性の特徴です。
常に冷静に周囲を観察しているので、思いがけないトラブルが生じてもすぐにフォローにまわることができます。
何事にも慌てず騒がず対処できるので、同僚や友人にもひそかに頼りにされているタイプです。
どんなときも姿勢がいい
凛とした女性と言われる人は、どんなときも姿勢がいいのが特徴です。
ピンとした背筋で行動する姿は誰が見ても美しく、憧れの的になるのもうなづけます。
凛とした女性を目指すなら、まずは姿勢を正すことからはじめましょう。
品がある言葉選び・動作
凛とした女性は、品がある言葉選びや動作を常に心がけています。
言葉遣いや動作はその人の品格を決定づけるものです。
クレバーで凛とした女性でいるためには、美しい言葉遣いや所作を身に着けることが大事なのです。
凛とした女性になるための方法
凛とした女性に憧れてはいても、どうすればいいのか…という人は多いでしょう。
最後に、凛とした女性になるためのおすすめの方法を紹介します。
新聞・本を読む
凛とした女性は賢く会話上手な一面を持っています。
今から勉強するのは難しいかもしれませんが、毎日新聞や本を読むことで知識を蓄えることが可能です。
新聞や本によって知識が広がれば、不意の話題にオロオロすることなく堂々と会話を楽しむことができるでしょう。
身だしなみを整える
凛とした女性を目指すなら、身だしなみも重要です。
とくに第一印象で好感度を上げたいなら、ある程度見た目を整える必要があります。
よれた服やぼさぼさの髪型などは言語道断です。
おしゃれであってもデザインが個性的すぎるものや奇抜なものは残念ながら凛とした印象を与えることはできません。
凛とした女性に見られたいのなら、清潔感ある優等生的な身だしなみを目指しましょう。
理想の女性を真似する
憧れのイメージに近づく早道は、はっきりとした理想像を持つことです。
凛とした女性になりたいのなら、ぜひ理想の女性の所作やライフスタイルを真似してみましょう。
身近な凛とした女性や、凛としているイメージのある有名人など、お手本になる人を見つけて真似することで、きっと自分にも凛とした部分が身についてくるはずです。
自分に厳しく人に優しくする
凛とした女性でいたいなら、自分に厳しく人に優しくする生き方を心がけましょう。
自分に厳しい人はつい他人にも厳しくなりがちですが、自分と他人はあくまで別個の存在です。
ストイックでありながら、他人にはそれを強制しない柔軟さが凛とした魅力につながるのです。
嫌われることを怖がらない
凛とした女性は自分というものを持っています。
もし、凛とした人を目指すなら嫌われることを怖がらない覚悟が必要でしょう。
嫌われたくないからと本心とは違う意見を言ったり、他人にすり寄ったりするのはスマートとは言えません。
自分にも他人にも誠実でいるために、すべての人にいい顔をしないことも大事です。
一人の時間を充実させる
凛とした女性を目指すなら、一人の時間を充実させることをおすすめします。
凛とした女性は他人や恋人に依存しません。
趣味やスキルアップの時間を大切にしているので、一人で過ごすことが苦痛じゃないのです。
ぜひ一人のときも充実した時間を楽しんでみましょう。
感情的にならない
凛とした女性はいつも落ち着いています。
それは普段からパニックにならないような強さや冷静さを忘れないからです。
もし嫌なことやトラブルがあっても、感情的にならず落ち着いて対処することを心がけましょう。
デスク・バッグを整理する
デスクやバッグの中身がぐちゃぐちゃでは、凛とした女性とはいえません。
凛とした大人の女性を目指すなら、身の回りをきちんと整理することも大切です。
不要なものを持たず整理整頓された環境作りができる人は、自分自身の思考も整理されているもの。
デスクやバッグ、部屋をしっかり整頓することで、いつしか自分自身の思考も洗練されていくでしょう。
上品な話し方・所作を心がける
凛とした素敵な女性になるためには、上品な話し方・所作を心がけましょう。
言葉遣いが汚い人や行動がガサツな人は凛とした女性とはいえません。
まずは姿勢を正し、話し方や所作を一つひとつ丁寧に行うことで洗練された大人の女性に近づけるはずですよ。
ボディメンテナンスを行う
凛とした女性になるためには、ボディメンテナンスが欠かせません。
荒れた肌やたるんだ体型はすさんだ生活を思い起こさせ、凛としたイメージとはほど遠くなってしまいます。
入浴や睡眠といった基本的な生活習慣はもちろん、スキンケアの方法やメイクの仕方を見直してみることも大事です。
健康管理を行う
凛とした女性になるためには、土台となる健康管理も大事です。
忙しいからと、つい食生活や睡眠習慣が乱れてしまう人も多いでしょう。
しかし、そうした不摂生が積み重なると体だけでなく心まで疲れてしまいます。
健全な身体や精神を持った素敵な女性でいるためにも、普段から健康管理に気を配ることをおすすめします。
凛とした女性になって仕事も恋愛も自分調子で楽しもう!
気高さと強さを兼ね備えた「凛とした女性」は誰もが憧れる人物像の1つでしょう。
もし凛とした素敵な女性になりたいなら、精神面でも身体面でも自身をブラッシュアップさせる必要があります。
凛とした女性は周囲に流されず、自分軸をしっかり持っています。
また、立ち居振る舞いも美しく大人としての品があるのも特徴です。
目指すにはハードルが高い、と感じるかもしれませんがその特徴を知り実践する努力を重ねれば凛とした姿に近づいていくことは可能です。
ぜひこの記事や関連ページなどを参考に、凛とした素敵な女性を目指してくださいね。
- 「凛とした」とは、りりしく引き締まった様子を意味する
- 凛とした女性は、自分軸があり他人に振り回されない落ち着いた雰囲気を持っている
- 凛とした女性は姿勢が良く、立ち居振る舞いも上品で洗練されている
- 凛とした女性を目指すなら、自分に厳しくかつ嫌われることを恐れない姿勢が大事
- 凛とした女性を目指すためには普段の生活習慣も大事。身の回りの整頓を心がけ、自分自身の体のメンテナンスも怠らないようにしよう