4月といえば?風物詩や行事、食べ物などをランキング形式でご紹介!

桜や入学式、花見など、さまざまなイメージがある4月。
今回は、成人男女200人を対象に、「4月といえば思い浮かべるもの」について、アンケート調査を実施しました。
風物詩、行事・イベント、食べ物、花の種類別に調査結果をご紹介します。
手紙やビジネスメールに使える4月の季語もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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4月の風物詩といえば何?
4月といえば何をイメージするか聞いたところ、1位は「桜」でした。
200人中109人と半数を超えており、4月というと桜を思い浮かべる人が多いことがわかりました。
2位は「入学式・入社式」、3位は「新年度・新学期」でした。
【1位】桜
桜(ソメイヨシノ)は、3月下旬〜4月上旬頃にかけて九州や四国、関東などから咲き始めます。
4月には各地で満開の桜が楽しめることから、4月の風物詩といえば桜を思い浮かべる人が多いのでしょう。
【2位】入学式・入社式
入学式・入社式は4月上旬に行うのが一般的です。
4月になると、真新しい制服やスーツを着た人たちの初々しい姿が目につくようになります。
人生の節目となる大切な行事のため、4月というと入学式・入社式を思い浮かべる人が多いのかもしれません。
【3位】新年度・新学期
4月は新年度・新学期を迎え、新たなスタートを切る季節です。
緊張感や不安、期待が入り混じり、新しい出会いにワクワクする人もいるでしょう。
社会人は忙しくなる時期のため、4月になると憂鬱になる人もいるかもしれませんね。
4月の行事・イベントといえば何?
4月の行事やイベントといえば何を思い浮かべるか聞いたところ、1位は「入学式・入社式」、2位は「花見」、3位は「エイプリルフール」でした。
「入学式・入社式」が約6割、「花見」が約3割で、1位と2位が大きな比率を占めました。
【1位】入学式・入社式
4月の行事では、大半の人が入学式・入社式を思い浮かべるようです。
入学式や入社式はほとんどの人が経験しているため、印象深いイベントなのでしょう。
【2位】花見
桜を眺めながら食事やお酒を楽しむお花見は、日本人にとって欠かせない春のイベントのひとつです。
お花見は、平安時代に貴族が桜を愛ながら歌や蹴鞠を楽しんだのが始まりといわれています。
江戸時代の寛文年間には八代将軍吉宗が飛鳥山や隅田川堤、小金井堤などに桜を植えて庶民の花見を奨励したそうです。今でもこれらは日本有数の桜の名所となっています。
【3位】エイプリルフール
毎年4月1日に行われるエイプリルフールも、4月の恒例行事です。
エイプリルフールは罪のない嘘をついてもいい日で、西欧発祥の習慣とされています。
身近な人と冗談を言い合うだけでなく、企業のエイプリルフールネタや面白いフェイクニュースを楽しみにしている人もいるでしょう。
2025年4月の主なイベントスケジュール
2025年4月の主なイベントスケジュールには、以下のようなものがあります。
4月ならではの風物詩を楽しんでみましょう。
日にち | 行事 |
4月上旬 | 入学式・入社式 |
4月1日 | エイプリルフール |
4月4日 | 清明 |
4月8日 | 花祭り |
4月13日 | 十三参り |
4月20日 | 穀雨 |
4月29日 | 昭和の日 |
【晴明】
清浄明潔(しょうじょうめいけつ)を略した言葉で、一年の季節を24分割した二十四節気のひとつです。
2025年の晴明は4月4日からで、沖縄ではこの時期に清明祭(シーミー)というお墓参り行事が催されます。
【花祭り】
4月8日はお釈迦様の誕生日で、全国のお寺で誕生を祝う花祭りが催されます。
【十三参り】
数え年で13歳の子どもが、13番目の菩薩様「虚空蔵菩薩」が祀られているお寺や神社をお参りする行事です。
数え年の13歳は生まれてから干支が一周するタイミングであり、人生の節目であるこの歳まで健康に育ったことを感謝する意味合いが込められています。
【穀雨】
穀雨は二十四節気のひとつです。
「穀物を運んでくれる春の雨」という意味を持っています。
2025年の穀雨は4月20日から始まり、立夏の5月5日までの時期を指します。
【昭和の日】
昭和の日は国民の祝日です。
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という意味が込められています。
4月の食べ物といえば何?
4月の食べ物といえば何を思い浮かべるか聞いてみたところ、1位は「いちご」、2位は「たけのこ」、3位は「春キャベツ」でした。
TOP3がそれぞれ3割程度を占めており、4月を代表する食べ物といえます。
【1位】いちご
いちごは12月頃から2月にかけて店頭に並び始めますが、これはクリスマスシーズンに合わせて流通させるために品種改良やハウス栽培されたもの。
品種によって異なりますが、いちごの本来の旬は3月から4月頃で、春のいちごは甘味が強いのが特徴です。
【2位】たけのこ
たけのこは3月から4月頃に旬を迎えます。
春を感じさせる食材のひとつで、たけのこご飯や若竹煮などさまざまな料理が楽しめます。
生のたけのこが出回る時期は短いので、ぜひ味わっておきたいですね。
【3位】春キャベツ
春キャベツは、葉が柔らかくて水分量が多いのが特徴です。
2月下旬から5月中旬頃が旬で、春になるとスーパーで見かけることから4月の食べ物として印象に残っているのかもしれません。
サラダや和物などで食べると美味しいため、毎年楽しみにしている人も少なくないでしょう。
4月の花といえば何?
4月の花といえば何を思い浮かべるか聞いたところ、1位は「桜」、2位は「たんぽぽ」、3位は「チューリップ」でした。
桜と回答した人が9割を占めていることから、やはり4月は桜をイメージする人が多いようです。
【1位】桜
日本の桜は自生していた11種の「基本野生種」がルーツとされており、自然交配で生まれたもので100種類以上あるといわれています。
代表的な「ソメイヨシノ」の他にも、「ヤマザクラ」「シダレザクラ」「ヤエザクラ」などが4月頃に美しい花を咲かせます。
【2位】たんぽぽ
たんぽぽも春の花のひとつです。
キク科タンポポ属の植物で、開花時期は3月〜5月頃。
道端や野原などに黄色く可愛いたんぽぽが見られると、春が来たと感じる人も多いでしょう。
【3位】チューリップ
チューリップはユリ科チューリップ属の植物で、3月下旬〜5月上旬頃に開花します。
春になると街中の花壇で見かけることも多く、身近な春の花として知られています。
色とりどりなチューリップが見られるレジャースポットも全国各地にあるため、毎年楽しみにしている人もいるかもしれませんね。
4月の季語には春らしいものが沢山!
俳句だけでなく、手紙やビジネスメールでも使われる季語。
4月の季語には春を感じさせるものが沢山あります。
ここでは、主に「花」「桜」「春」などが使われている季語を紹介します。
時候に関する4月の季語
時候は、季節・時期・暦上の区分など、一年のうちに移り変わる四季の陽気を指す言葉です。
時候に関する4月の季語には、以下のようなものがあります。
花冷え、春深し、春暑し、晩春、花時、春近し、清明、穀雨、暮の春、など
天文に関する4月の季語
天文は、星・月・風・雷など空に関わる自然を指す言葉です。
天文に関する4月の季語には、以下のようなものがあります。
春の露、春驟雨(はるしゅうう)、春の虹、花曇、桜まじ、花の雨、など
生活に関する4月の季語
衣食住、仕事、健康など生活に関する4月の季語には、以下のようなものがあります。
花菜漬、桜漬、桜餅、桜狩、桜衣、桜人、花軍、花篝(はなかがり)、花車、花衣、花疲、花盗人、花の宴、花の鈴、花の都、花の宿、花見、花筵(はなむしろ)、花守、夜桜、春闘、など
動物・植物に関する4月の季語
その季節に活発になる動物や植物に関する4月の季語には、以下のようなものがあります。
桜鰔(さくらうぐい)、桜蝦(さくらえび)、桜鯛、鰆、花烏賊、春の雁、春蝉、桜、芝桜、八重桜、山桜、遅桜、桜桃の花、春の筍、など
春を感じながら新生活を楽しもう!
今回のアンケート調査では、4月は「桜」のイメージが強いことがわかりました。
入学式・入社式、新年度・新学期など、新しい始まりを感じる事柄もランクインしています。
また、4月はだんだんと陽気が暖かくなり、いちごやたけのこなど春らしい食べ物を楽しめる時期です。
今回紹介したアンケート調査結果を参考に、4月を満喫してくださいね!
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:成人男性・成人女性
アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名)
実施日:2025年1月7日
調査実施主体:ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)
調査会社:株式会社アイベック
- 4月の風物詩といえば、1位「桜」2位「入学式・入社式」3位「新年度・新学期」
- 4月の行事・イベントといえば、1位「入学式・入社式」2位「花見」3位「エイプリルフール」
- 4月の食べ物といえば、1位「いちご」2位「たけのこ」3位「春キャベツ」
- 4月の花といえば、1位「桜」2位「たんぽぽ」3位「チューリップ」
- 4月の季語には、「花冷え」「春の露」「花菜漬」「春蝉」など、春を感じさせるものが多い