前世の記憶がある人の特徴って?生まれ変わりの記憶を持つ人のエピソードも紹介

前世の記憶がある人には、どのような特徴があるのでしょうか。
「生まれる前のことがわかるはずがない」と言う人もいますが、説明がつかない不思議な体験や感覚を経験した人も多く存在します。
この記事では、前世の記憶がある人の特徴を解説し、生まれ変わりの記憶を持つ人のエピソードや、前世を思い出す方法を紹介します。
Contents
前世の記憶がある人の特徴とは?
前世の記憶とは、生まれ変わる前に別の人生を送っていた時の記憶です。
人は生まれ変わる時に全ての記憶を無くして、ゼロから新しい人生を始めると言われています。
しかし、前世の記憶が残っている人もいるのです。
まず、前世の記憶がある人の特徴を紹介しましょう。
デジャブをよく体験する
前世の記憶がある人の特徴によくあるのは、頻繁にデジャブを体験することです。
デジャブとは、初めて行った場所なのに過去に訪れたことがあるような気がしたり、何か起きた時に前にも同じ経験をしたと感じたりすることです。
知らない場所や覚えのない出来事が、夢に何度も登場するという人も多いでしょう。
デジャブの原因は明らかにされていませんが、経験がないことに対して既視感がある時は、前世の記憶を思い出している可能性があります。
習っていないのに知っていることがある
習っていないのに知っていることがあったり、外国語を見聞きする環境がないのに、母国語以外の言語を話せたり理解できたりするのも、前世の記憶がある人の特徴です。
海外の映像を見た時に、その国の歴史やイメージが頭に浮かんだり、現地の人の言葉がなんとなくわかったりする場合は、前世でその国にいた時の記憶だと考えられます。
普段は忘れていても、何かのきっかけで急に記憶がよみがえり、知らなかったことを急に理解できるようになることもあります。
生まれつきあるアザや傷がある
前世の記憶がある人には、バースマークと呼ばれる、生まれた時から身体にアザや傷などがある場合も多いでしょう。
バースマークは生まれ変わる前にあったアザや傷が、そのまま残ったものと考えられています。
前世で死因となった大怪我の跡が、生まれ変わっても残っていて、今もその頃の痛みや恐怖を感じることもあるでしょう。
バースマークは、二度とそんな危ない目にあわないようにという、警告の意味を持つ場合もあります。
理由なく苦手意識を感じるものがある
前世の記憶がある人の特徴でよくあるのは、理由なく強い苦手意識や恐怖を感じるものがあるというケースです。
例えば、前世で溺れて亡くなった人は水を怖がり、高いところから転落して亡くなった人は高い場所に苦手意識を持っています。
反対に、子供の頃から強く心を惹かれてしまうものがある人も、前世の記憶が影響しているかもしれません。
前世の職業や環境などの記憶が残っていると、興味の対象や行動パターンも同じようになりやすく、不思議と心が奪われるものがあるでしょう。
並外れた才能を持っている
特定のジャンルにおいて、生まれつき並外れた才能を持っている人物は、前世の記憶があることが多いでしょう。
例えば、前世で音楽家だった人は、生まれつき優れた音感を持っていたり、あまり練習しなくても楽器の演奏が誰よりも得意だったりします。
前世で身につけた才能が残っているため、特に努力を重ねたわけではないのに、子供の時から才能を発揮することがあるでしょう。
誰にも負けない能力や技術がある人は、前世の記憶が活かされているのかもしれません。
初めてなのに懐かしさを感じることがある
前世の記憶がある人は、初めて会った相手に対し、まるで昔から知っていたかのように懐かしさを感じることがあります。
スピリチュアルでは、魂のつながりがある相手のことをソウルメイトと呼びます。
ソウルメイトは、生まれ変わる前にも深いつながりがあったり、前世で何度も会っていたりした人です。
初めて会ったのに、なぜか懐かしく感じられる時には、魂がソウルメイトとの前世の関係を覚えているからだと考えられます。
臨死体験をしたことがある
ひどい事故や病気などにより、一時的な昏睡状態に陥って臨死体験をした人は、その間に前世の記憶を思い出すことがあると言われています。
魂が自分の身体から離れて、別世界に行くような感覚を味わうと同時に、前世で自分が生きている間のできごとを追体験する人も多いようです。
例えば、現在の妻が前世では兄と妹の関係で、昏睡中に兄と妹として過ごしていた時の記憶がよみがえり、詳しい場所や名前なども思い出したという体験をした人もいます。
小学校3年生くらいまでの子供
前世の記憶がある人の特徴でよく知られているのは、小学校3年生くらいまでの子供は、前世のことを覚えているケースが多いことです。
子供は前世の記憶を持って生まれることが多く、人生での経験を重ねる度に、その記憶はだんだん失われていくと言われています。
一般的に2歳くらいから前世の記憶を思い出し始め、年齢を重ねるにつれて記憶を失うようになり、ほとんどの場合9歳くらいになる頃には、全て忘れてしまいます。
【実話】前世の記憶を持って生まれた日本人のエピソード
前世の記憶がある人の特徴で紹介したように、子供は前世の記憶が残っていることがよくありますが、鮮明な記憶まで残っていて、周りの大人たちを驚かせる場合もあります。
続いては、前世の記憶を持って生まれた日本人の子供の、不思議なエピソードを紹介します。
前世はタイの警察官だった男の子
ある日本人の男の子は、前世でタイの警察官だった記憶があり、生まれ変わりでなければ説明できないような、細かいことを覚えていました。
彼が言うには、前世で警察官だった人物は、タイ暦で2444年(西暦1901)生まれの男性でした。
そして、タイの地図を見せると、住んでいた場所や勤務していた地域を指さしたのです。
また、タイ語で警察を意味する「タムラウ」という言葉を知っていたり、その時代の警官の写真を見て、彼らのエピソードを詳しく話したりしました。
前世はインド人の「ラディ」だった女の子
前世の記憶がある人は、生きていた時の記憶だけでなく、死後の記憶や生まれ変わるまでの気持ちや状況についても、覚えていることがあります。
ある日本人の女の子は、自分の前世はインド人の「ラディ」という女の子で5人きょうだいの末っ子だったことや、火事で亡くなったことを覚えていました。
さらに、次に生まれ変わる時は、女の子が大切にされる国と言われる日本で生まれたいと思い、自分で日本人として生まれることを選んで生まれたと発言しています。
前世はイギリス人だった男の子
前世の記憶だけでなく、自分の仕事や技術を覚えていて、何かのきっかけで思い出すケースもあります。
ある日本人の男の子は、前世でイギリス人の料理人だったことを思い出し、普段は右利きなのに左手でニンニクの皮を上手に剥き始めて、両親を驚かせました。
また、前世での兄の名前が「グレッシェンス」だったことも思い出しました。
その名前を思い出したきっかけとなったのは、ピアノ教室で「クレッシェンド」という音楽用語を学んだことだったそうです。
生まれる前に雲の上からママを見ていた女の子
ある日本人の女の子は、自分は生まれる前に、空の雲の上からママのことを見ていたと語りました。
これは、今の世界へ生まれ変わる前、前世と現世の途中の段階にいた時の記憶だと言えるでしょう。
空の雲の上とは、亡くなった後に魂が存在する場所のことで、魂はそこから次の肉体に生まれ変わると考えられます。
彼女は母親が2回流産した後に生まれた子供でしたが、その時のことも覚えていて「ママのところに2回行ったけれど2回戻ってきた」と言ったそうです。
前世の記憶を思い出す方法はある?
前世の記憶がある人の特徴を持っていても、自分は前世でどんな人生を送っていたのか思い出せないこともあるでしょう。
前世のことを思い出すには、どうすればいいのでしょうか。
最後は、前世の記憶を思い出す方法を紹介します。
印象に残った夢を記録する
印象に残った夢を見たら、起きた後すぐに記録する習慣をつけると、前世の記憶を思い出すヒントが見つかるかもしれません。
起きている間は思い出せなくても、夢には潜在意識が登場し、前世での記憶が反映されることが多いと言われています。
夢は目が覚めた後しばらくすると忘れてしまうことが多いため、夢の記録から前世に関連するキーワードを見つけましょう。
1つの夢では意味がわからなくても、続けるうちに夢の傾向がわかるようになり、前世の記憶のパズルが徐々に完成します。
瞑想を習慣化する
定期的に瞑想を行って無意識の状態になる練習をすると、前世のことを思い出したり、思い出すきっかけを発見したりするのに効果があります。
日常生活を送っていると、常に目の前のことに意識が向かっていて、前世の記憶を思い出すのは困難です。
瞑想で無意識な状態になると、前世で見た情景や出来事などの記憶が、ふと頭に浮かぶかもしれません。
最初のうちは、全てを忘れて集中するのは難しいと感じるでしょうが、繰り返し行い習慣化すると、楽にできるようになります。
退行催眠を実践する
マインドコントロールで前世の記憶を思い出す退行催眠も、前世を思い出すのに有効な方法の1つです。
専門家に頼む方法もありますが、自分自身で暗示をかけることも可能です。
やり方は、まず睡眠前にリラックスした状態になり、自分が胎児に戻るのをイメージしましょう。
次に、魂が天に向かうシーン、そこから前世の自分に戻るシーンを思い浮かべながら、眠りにつきます。
暗示がうまくかかると、前世の自分がどんな人生を送っていたかを、夢で体験できるでしょう。
急に頭に浮かんだ場所に行ってみる
前世の記憶がある人は、突発的にある場所のことが気になり始め、そのことばかり考えてしまう時があります。
その場所は、前世の記憶と関連があることが多いため、実際にその場に行って何を感じるのかを探ってみましょう。
その感覚から忘れていた記憶がよみがえり、前世のことを思い出せるようになるかもしれません。
初めて訪れたのに不思議な懐かしさを感じる場所も、前世で関わりがあった場所の可能性が高いでしょう。
なぜか気になる音楽を聴いてみる
自分が生まれる前の古い歌や、民族音楽、クラシック音楽等を聞いた時に、懐かしさを感じ気になって仕方なくなる時は、前世で聞いていた音楽だったかもしれません。
周りの情報をシャットダウンして、その曲の世界観に集中しながら続けて聞いてみると、前世の記憶を思い出すきっかけになるでしょう。
音楽だけでなく、古い絵画や彫刻などの芸術作品や、写真、映画、動画などに対し、不思議と心が奪われる場合は、前世の記憶を思い出す手がかりになることが多いです。
占い師に相談する
前世を知るには、前世を占うのが得意な占い師や霊能力者に相談して、前世占いをしてもらうのもいいでしょう。
口コミなどを調べて、信頼できる人に相談するのがおすすめです。
また、霊感が強い人やアカシックリーディングができる人の力を借りて、前世の記憶にアクセスする方法もあります。
アカシックリーディングとは、宇宙の歴史が記録されているアカシックレコードを読み取ることです。
前世の記憶がある人には不思議な特徴がある!生まれ変わる前の人生を探ってみよう
前世の記憶がある人は、デジャブの経験や、習っていないのに知っていることがあるなど、不思議な特徴を持っています。
バースマークや、なぜか苦手意識を感じるものがあるなど、外見や性格に特徴があらわれることもあるでしょう。
生まれ変わりの記憶があり、細かいことを覚えていたり、現世に誕生するまでのことを覚えていたりする子も珍しくありません。
前世のことを思い出す方法は、夢の記録や瞑想で潜在意識にアクセスする方法などがあり、信頼できる占い師に相談することもできます。
生まれ変わる前の記憶を探り、前世を思い出してみましょう。
- 前世の記憶がある人は、デジャブや飛び抜けた才能など、不思議な特徴を持っている
- 小学校3年生くらいまでの子供は前世の記憶があるケースが多い
- 生まれ変わりの記憶があり、前世の詳しい情報や技術を覚えている場合もある
- 夢を記録したり瞑想を行ったりすると、前世を思い出すヒントがつかめる
- 前世の記憶を探り、生まれ変わる前の人生を思い出そう