嫌な気持ちになったときの対処法11選!気持ちを切り替える方法を解説

「嫌な気持ちのせいで物事が手につかない…」なんてことはありませんか?
沈んだ気分は、仕事のパフォーマンスを低下させたり、人間関係に悪影響を与えたりするなど、あまりいいことがありません。
仕事にも遊びにもしっかり向き合うためには、嫌な気持ちを切り替えていくことが何よりも大事です。
そこで今回の記事では、嫌な気持ちになったときの対処法や切り替えるための方法を解説していきます!
Contents [hide]
嫌な気持ちを切り替えることが大切な理由
生きていれば誰しも嫌な気持ちになるものです。
仕事で失敗をしたり友達と喧嘩をしたりして、嫌な気持ちになることもあるでしょう。
しかし、そうした気持ちを引きずったままでは、すべての物事が楽しくなくなってしまいます。
場合によっては、無気力感が続いたりやる気が低下したりして、さらに嫌な気持ちになるという悪循環にハマってしまう可能性もあります。
そうなる前に、上手く気持ちを切り替える方法を知っておきましょう。
嫌な気持ちは集中力も低下させる
嫌な気持ちでいるときは、何をしていてもその「嫌なこと」を考えてしまいがちです。
脳内がそのような気持ちで支配されていると、上の空になり目の前の物事にも集中できなくなってしまいます。
つまり、嫌な気持ちを引きずることは、集中力の低下にもつながってしまうのです。
嫌な気持ちのせいで仕事のミスが増えたり、せっかくの遊びやデートを楽しめなくなってしまったりすることは、いわば人生の損失といえるでしょう。
そうしたデメリットの影響を受けないためにも、気持ちの切り替え方を知っておくことが大切なのです。
気持ちを切り替えよう!嫌な気持ちになったときの対処法11選
では、嫌な気持ちを切り替えるためには具体的にどうすればいいのでしょうか。
ここでは、今からでも実践できる嫌な気持ちになったときの対処法を紹介していきます。
他人の言葉と自分の価値を分けて考える
「他人から嫌なことを言われてモヤモヤする…」というのはよくあるでしょう。
もし、他人の言葉に傷ついたときは、相手の言い分と自分の価値を分けて考えることが大切です。
たとえば、ミスを強く指摘されたとしても、改善すべきはそのミスであって、あなた自身の価値が低いわけではないということを理解しておきましょう。
また、その嫌な言葉があなたの価値を貶めるようなものであったとしても、それは真実ではありません。
嫌なことを言ってくる人は、他人を攻撃することで自分の価値を上げたような気分になっているだけなのです。
そんな人間の言葉を真に受けても意味がないとわかれば、必要以上に落ち込まずに済むでしょう。
今やるべきことに集中する
いくら嫌なことがあったとしても、仕事や勉強は待ってくれません。
やるべきことがあるのなら、今はそちらに集中することをおすすめします。
仕事や勉強に向き合っているうちは、嫌なことは自然と頭の中から出ていくはずです。
もしやることがないのなら、無理やり「やること」を作るのも1つの手でしょう。
人間は暇があると、どんどん嫌な気持ちに引きづられてしまいます。
そんな隙を自分に与えないように、部屋の大掃除をしたり読書や映画に集中したりして、スケジュールをあえて作ることが大事です。
物事を複雑に考えすぎないようにする
嫌な気持ちになったときは、物事をあまり複雑に考えすぎないようにしましょう。
嫌な気持ちに頭が支配されているときは、余計なことを考えてしまいがちです。
発端となった出来事だけでなく、周囲の人間関係や自分の選択ミスの有無など、あらゆることを追及してしまいます。
しかし、起こった出来事に対していろいろ考えてもあまり意味はありません。
原因を探ろうとすればするほど、嫌な気持ちに支配されてしまいます。
気持ちを切り替えたいのであれば、物事を複雑に考えるのはやめて「今ある問題」にのみ対処するようにしましょう。
価値観の多様性を認めてバランスを取る
他人と自分の価値観の違いがストレスになることもあるでしょう。
ときには理解できない相手もいるかもしれませんが、「向こうが間違っている!」と責めるよりも、まずは価値観の多様性を認めることが大事です。
「そういう考え方もあるのだ」と飲み込んだうえで、どちらが良いとか悪いとかは判断しないことをおすすめします。
一方に偏るのではなく、バランスの取れた考えを意識すれば、相手にも自分にもモヤモヤしなくて済むはずですよ。
運動して汗を流す
気持ちを切り替えるためには、運動して汗を流すのも効果的です。
運動をすると、精神を安定させる効果のある「セロトニン」という脳内物質が分泌されやすくなります。
とくに、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、気分転換になるのでおすすめです。
家から出られない場合は、室内で筋トレをしたりダンス動画を見て踊ったりするのもいいでしょう。
深呼吸や呼吸法を実践する
深呼吸や呼吸法の実践も、良い気分転換になります。
悩んでいるときは体が緊張状態にあるので、なかなかリラックスできません。
なので、深呼吸を意識的に行い、酸素をしっかりと体に取り入れて、脳を活性化させてあげましょう。
また、呼吸に意識を向ければ嫌な気持ちとも距離を置くことができます。
3秒吸い・2秒息を止め・15秒かけてゆっくり吐き出す「3・2・15呼吸法」も、心身をリラックスさせるのにおすすめなので、ぜひ取り入れてみてください。
親しい人と話をする
嫌な気持ちのときは、親しい人と話をするとスッキリできることが多いです。
家族や親友、あるいは信頼できる同僚など、親しい人に自分の気持ちをぜひ聞いてもらってください。
あなたのことを大事に思っている人なら、きっと親身に相談に乗ってくれるでしょう。
たとえ解決方法が見つからなかったとしても、気持ちを吐き出し、他人に共感してもらうだけでも、ずいぶん気持ちが変わるはずです。
どうしても気分が晴れないときは、心を許せる人に悩みを打ち明けてみましょう。
自分に非があるときは素直に謝る
自分自身が許せず嫌な気持ちになることもあるでしょう。
自分に非があったと感じているのなら、素直に謝ってしまうことをおすすめします。
意地を張って自分の罪悪感に蓋をしたままでは、いつまでたっても嫌な気持ちは晴れません。
自分が悪いとわかっているときは、率直に謝罪をした方が気持ちを切り替えやすくなるはずですよ。
考えを紙に書き出してみる
「嫌なことが次々と頭に浮かび上がってしまう…」そんなときは、考えを紙にすべて書き出してみましょう。
「仕事が嫌」→「仕事の何が嫌なのか」→「自分はどうしたいのか」と、具体的に悩みを分解していくことで、頭のモヤモヤを整理することができるはずです。
また、自分の悩みを客観的にとらえることで、意外とすぐに解決策が見つかるかもしれません。
悩みを吐き出してしまえば頭もスッキリするので、気持ちを上手く切り替えることができるでしょう。
質の高い睡眠と食事をとる
悩みに頭を支配されている人は、睡眠や食事が不十分なことが多いです。
そのままでは心身ともに疲れてしまうので、意識的に質の高い睡眠や食事を心がけるようにしましょう。
とくに食事面は、落ち込んでいると適当になりがちです。
内臓に負担のかかるジャンクフードではなく、野菜たっぷりのスープや、良質なタンパク質が入ったメニューなどを選ぶようにしてください。
リラックスした空間でしっかりと眠り、栄養バランスのとれた美味しい食事を摂ることで、後ろ向きな気持ちも少しづつ変わっていくはずですよ。
感動できる作品を楽しむ
嫌な気持ちを変えるためには、外部からの刺激に頼ることも大切になります。
感動的な映画、心揺さぶる小説など、フィクションの世界に思いっきり浸るのも気持ちの切り替えには効果的です。
とくに感動作品は、気持ちをスッキリさせて心を安定させる効果があるとされています。
気持ちを切り替えたいときは、泣けると評判の映画や漫画、あるいは音楽などで心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか。
気持ちを切り替える方法を身につけよう
嫌な気持ちを引きずっていると、集中力の低下ややる気の減退につながってしまいます。
ネガティブな気持ちが晴れないときは、意識的に気持ちを切り替えていくことが大事です。
他人の発言が気になっているのなら、まずはあまり気にしないようにしましょう。
それでも嫌な気持ちが続く場合は、今回紹介した方法を参考に、自分に合ったやり方で上手に気持ちを切り替えていってくださいね。
- 嫌な気持ちを引きずっていると集中力が低下してしまう!パフォーマンスを下げないためにも気分転換の方法を知っておこう
- 嫌な気持ちを切り替えたいなら、他人の言葉と自分の価値は分けて考えることが大事
- 気分の切り替えには、運動や呼吸法の実践、親しい人との会話もおすすめ
- 嫌な気分のときは投げやりになりがちなので、食事や睡眠を疎かにしないように気を付けよう
- 運動や遊び、あるいは感動作品の鑑賞など、自分に合った方法で上手く気持ちを切り替えていこう!