永遠の謎解き「なぜ結婚するのか」結婚したい女性・男性それぞれの理由とは

男性も女性も、恋愛して恋人ができればやがて結婚し、夫婦になって家庭を築くのが人生の流れですが、なぜ結婚するのか理由が分からない人もいます。

そこで今回は、なぜ結婚するのかという永遠の謎解きをテーマにして、結婚を望む男女の理由を記事にまとめます。

もちろん、独身者として生きるのも一つの選択肢。

しかし、結婚という選択肢もあることを知るための参考にしてください！

なぜ結婚するのかわからない人の本音とは？

結婚する意味が分からない人は結婚したい理由が見つからず、結婚に一切のメリットがないと考えています。

世間一般の結婚したい理由は分かっているものの、自分が結婚したい理由が見つからないという人の本音は次のとおりです。

結婚に縛られず自由でいたい

結婚すれば愛する相手と一緒に暮らせる魅力がありますが、一方で時間やお金における自由が失われてしまいます。

家庭がある以上、友達と遊んだり自分の趣味を楽しんだりする時間が減り、お金も自分のためだけに使うことができません。

そのため、自由に生きたい人ほど結婚が苦しいものに見えてしまい、敢えて結婚の道を選ぶ理由が見つけられないのです。

何か成し遂げたい目標がある

自分の人生で何か成し遂げたい目標がある人は結婚願望がないことが多い特徴があります。

なぜなら目標達成のために必要なお金を考えると、結婚生活との両立が難しいからです。

経済的に不安定な状態だと親や周囲は結婚に反対しますし、何より一緒に生活するパートナーに苦労をさせてしまいます。

そのため、人生で成し遂げたい目標がある人は『結婚しても相手を幸せにできない』と考え、自ら独身者としての生き方を選択するのです。

家庭への憧れが一切ない

結婚して家庭を持つことに対して幸せと考える人がいる一方、幸せと考えない人もいて、後者の考えを持つ人は結婚願望がありません。

現代の家庭の形はさまざまであり、中には子どもの頃に辛い経験をした人もいるでしょうし、離婚して家庭崩壊した家族を知っている人もいるでしょう。

これらの人にとって家庭のイメージは悪いため、恋愛は望んでも家庭を持つ結婚に対して魅力を感じられないのです。

なぜ結婚するのか？結婚したい女の5つの理由

次に、「結婚したい人」の中でも女性の意見に注目してみます。

女性が結婚したいと思う理由は次の5つであり、共感できる部分があれば、自分には結婚願望があると判断していいでしょう。

一人で過ごすのは寂しい

将来、一人で寂しく過ごすのが嫌で結婚したいと考える女性は多く、若い時代は友達と遊んだり仕事に打ち込めたりできても、年齢を重ねるとそうはいきません。

例えば、自分が60代になれば仕事を辞めているでしょうし、親も健在ではなく、友達との交流も減っていくでしょう。

そうなると一人で生きていかなければならず、『誰かと一緒に生きていきたい』という気持ちが結婚に魅力を感じさせるのです。

将来的に子供が欲しい

子どもが欲しい人は結婚願望が強く、実際に子どもが欲しくて恋人との結婚を決めた女性も多いのではないでしょうか。

育児は大変ですが楽しくて有意義ですし、好きな人との間に子どもが産まれて家族が増える幸せは、個人だけでは絶対に味わうことができません。

また、子どもができれば人生が変わることも多く、毎日の仕事や生活にやりがいが出て人生もより充実したものになるでしょう。

経済的安定を求めている

夫婦が共働きなら収入が加算され、専業家庭なら一方が仕事に集中でき、どちらにしても結婚すると経済的に生活が安定します。

また、一方が仕事できない状況になった時でももう一方が仕事できるため、お互い支え合って生活していけるでしょう。

独身の場合、例えば親の介護が必要になった時などは仕事ができなくなりますが、結婚して夫婦支え合えば、親の介護をしながらでも収入を得ることが可能です。

恋活・婚活女性の中には、大きなダイヤの婚約指輪でプロポーズ、そして上昇婚をして玉の輿にのりたいと夢見ている女性もいるでしょう。

将来の資産のため

一戸建ての家やマンションなど、将来の資産となる大きな買い物をする場合は、一人よりも二人の方が理想を実現できる可能性が高くなります。

夫婦一緒に仕事を頑張って貯金できますし、子ども部屋など将来を見据えた部屋の間取りを考えられるため、物件も選びやすくなるでしょう。

資産運用自体は独身でも可能ですが、『パートナーのため』『子どものため』と思える点から、結婚していた方が貯金へのモチベーションを維持しやすいのです。

心のよりどころが欲しい

生きていくのは大変なこと、毎日仕事をして食事を作る生活はストレスが溜まり、時には何のために生きているのか不安になることもあるでしょう。

一方、結婚して家庭を持てば守るべきものができ、いつでも帰れる場所があることで安心し、毎日生きる中で温かさを感じられます。

人間にとって家族・家庭は心のよりどころであり、そんな心のよりどころが欲しいと感じるのは結婚したいと思う理由として充分です。

なぜ結婚するのかわからない男が結婚したくなる3つの理由

なぜ結婚するのか分からない男性でも、その考えが一生変わらないわけではありません。

これまでの考えが変わり、結婚したくなる理由として多いものを以下で紹介します。

社会的信用を手に入れられる

日本では、結婚して家庭を持つと一人前になると考えている人が多く、社会的信用が手に入ることが魅力で結婚したくなる人がいます。

もちろん、独身者の中には立派に生きている人も多いですし、一方で既婚者の中には不倫関係に溺れて家庭崩壊させてしまう男女がいるでしょう。

しかし、それでも既婚者は社会的信用が高いのが事実。

とくに欧米ではパーティーなどにおいて配偶者やパートナーと出席するのが一般的になっています。

将来に不安を感じたため

将来に不安を感じたことがきっかけで結婚願望を持つ男性も多く、不安の内容として例えば次のことが挙げられます。

• 自分が寝込んだ時や、大きな病気にかかった時にどうなるかの不安
• 一人っ子のため、将来親の面倒を見なければならない不安
• 経済単位（家計）の管理ができない不安
• 子供がいないことで、自分の老後の生活がどうなるかの不安

このような不安を感じた時、結婚して妻がいれば不安が解消できると考えるようになり、結婚に対する価値観が大きく変わるのです。

最高に素敵なパートナーと出会えた

結婚する理由が分からない男性でも恋愛には興味があるため、女性と付き合うことがありますが、その中で素敵な女性と出会えば結婚願望が芽生えます。

『こんな素敵な女性とはもう二度と出会えない』と思えば手放したくなく、ずっと一緒にいる選択肢…すなわち結婚を考えるようになるのです。

理想の彼女と出会ったら、他の男に渡したくないと思うのが当然の男性心理であり、彼女を自分だけのものにするため、突然結婚したい気持ちになることもあります。

なぜ結婚するのか、理解を求めるのにおすすめの本

なぜ結婚するのかについて深く知りたい人は、本を読んで理解するのもおすすめです。

そこで、結婚について理解を深められる本を紹介します。

結婚の社会学

出典元：
結婚の社会学

現代では、20代後半～30代の未婚の男女が増加していますが、その多くは積極的な理由によって未婚を選択したわけではありません。

むしろ、『素敵な異性があらわれたら結婚したい』という本音を持っているのですが、結婚年齢が上昇して独身者が増え続けているのが現状です。

この本では、『結婚願望が充満している中で結婚年齢が上昇して独身が増加する』という逆説を、社会学的に解明しています。

著者の言葉から、結婚に対する視野が広がることでしょう。

なぜ結婚するのか、理由はさまざまだが人生をより充実させるには必要な選択肢の一つ。

結婚する意味が分からない人は、結婚に対するデメリットしか注目していないのでしょうが、結婚にはメリットがあることも忘れてはいけません。

仮に結婚にデメリットしかなければ、結婚したいと考える人などいるはずないですし、個人的な考えだけでなく視野を広げて結婚について考えてみてください。

そうすれば、これまで気づかなかった結婚のメリットを発見でき、結婚は人生をより充実させるための必要な選択肢の一つであると気づけるでしょう。

新型コロナによって厳しい時代になっていますが、機会があれば積極的に婚活パーティーなど出会いの場に参加してみるのもおすすめです。