スピード婚とは?メリット・デメリットや後悔しないためのコツを解説

大好きな相手と交際できたとき、「すぐにでも結婚したい!」と思う人は多いでしょう。
しかし、スピード婚にはメリットがある一方、デメリットも存在します。
この記事では、スピード婚のメリットやデメリット、後悔しないためのコツを解説します。
スピード婚を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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スピード婚とは
スピード婚とは、交際から結婚までの期間が短い恋愛を指します。
具体的な日数は決まっていませんが、交際数ヶ月以内の結婚を「スピード婚」と呼ぶことが多いです。
中には、交際を開始してすぐに結婚をする「交際0日婚」のカップルもいます。
スピード婚だと思う期間ってどれくらい?
ハッピーライフでは、成人男女200人に「どれくらいをスピード婚だと思いますか?」というアンケートを取りました。
アンケートの結果は以下の通りです。
Q.どれくらいをスピード婚だと思いますか?
1ヶ月未満…37人
3ヶ月未満…74人
半年未満…65人
1年未満…23人
1年以上…1人
※ハッピーライフ調べ(成人男女200人対象)
アンケートの結果を見ると、大半の人が「1年未満であればスピード婚である」と考えているようです。
中でも、3ヶ月未満や半年未満をスピード婚だと思う人が多いことがわかります。
反対に、1年以上付き合えばスピード婚だと思う人はいなくなるようです。
スピード婚をする人はどれくらいいる?
実際にスピード婚をする人は、どれくらいいるのでしょうか。
Q.自分または身近でスピード婚をした人はいますか?
いる…53人
いない…147人
※ハッピーライフ調べ(成人男女200人対象)
「自分または身近でスピード婚をした人はいますか?」というアンケートの結果、「いる」と答えた人が2割以上いました。
そこまで数が多いわけではありませんが、スピード婚はものすごく珍しいことではないようです。
スピード婚のメリット3選
スピード婚にはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、スピード婚のメリットを解説します。
結婚のタイミングを逃さなくて済む
交際期間が長くなると、結婚のタイミングがわからなくなってしまうことが多いです。
また、恋人の欠点が気になってしまい、結婚することなく別れを選択してしまうこともあるでしょう。
しかし、スピード婚であれば迷いが生まれる前に結婚に持っていけるので、結婚のタイミングを逃すことがなくなります。
結婚生活に新鮮さがある
結婚生活に新鮮さがあるのも、スピード婚のメリットです。
マンネリになる前に結婚しておけば、結婚生活でお互いの新たな一面をたくさん知ることができます。
また、お互いに愛情が高まった状態なので、結婚や引っ越しの準備といった大変な作業ですら、楽しく感じられるはずです。
早めに妊活しやすくなる
女性にとって、出産や育児のタイミングは非常に気になるものですよね。
遅くなればなるほど出産の難易度が上がるため、「できる限り早く妊活を始めたい」と思う女性も多いでしょう。
スピード婚であれば、すぐに妊活を始めることができます。
年齢を考える必要がなくなるのは、女性にとって大きなメリットと言えるでしょう。
スピード婚のデメリット3選
スピード婚には大きなデメリットもあります。
ここでは、スピード婚のデメリットを3つ解説します。
結婚してから相手の欠点に気づくことがある
結婚してから相手の欠点に気づくことがあるのは、スピード婚の代表的なデメリットです。
些細な欠点ならいいのですが、好意がまるでなくなるような欠点を相手が持っている可能性もあります。
スピード婚をするときは、これから見つかるであろう相手の欠点をすべて受け入れる覚悟が必要です。
周囲から反対されることがある
スピード婚は、周囲に反対される可能性が高いです。
「もっとお互いのことを知った方がいい」「もし理想の相手じゃなかったらどうするの?」と、家族に反対されてしまうかもしれません。
反対されたときは、自分たちの気持ちを真剣に伝える努力が必要です。
人生設計が立てづらい
人生設計を立てずにスピード婚をしてしまうカップルは少なくありません。
どこに住むのか、仕事はどうするのか、などを決めないまま結婚をしてしまうと、後になって大変なことになってしまうかもしれません。
籍を入れる前に、しっかりと話し合っておくことが重要です。
スピード婚は離婚率が高い?
「スピード婚は離婚率が高い」と言われています。
実際、アメリカのエモリー大学が3,000人の夫婦を対象に行った研究結果によると、交際期間が1年未満の夫婦よりも、交際期間が1〜2年、または3年以上の夫婦の方が離婚率が低い傾向にあることがわかっています。
具体的には、交際1年未満のスピード婚の離婚率は、交際期間1〜2年と比べると約20%、3年以上の夫婦と比べると39%も高いという結果が出ています。
スピード婚をしたからといって、必ずしも離婚するとは限りません。
しかし、離婚率が気になる場合は、結婚までの期間をある程度設けた方がいいでしょう。
出典:https://www.theatlantic.com/health/archive/2014/10/the-divorce-proof-marriage/381401/
スピード婚をしてから後悔しないコツ
最後に、スピード婚をしてから後悔しないコツを解説します。
スピード婚には何が大切なのか、しっかりと理解しておきましょう。
価値観が合う人を選ぶようにする
スピード婚で後悔しないためには、価値観が合う人を選ぶことが大切です。
これは通常の結婚にも言えることですが、価値観が合う人でなければトラブルに発展する可能性があります。
恋愛感情だけでなく、家族や友達のような安心感のある相手を選ぶようにしてください。
結婚する前に相手の本質を見抜く
結婚する前に、相手の本質を見抜いておくことも重要です。
ちょっとしたデートや会話では見られないような相手の姿を確認することで、結婚後のトラブルを減らすことができます。
具体的には、旅行や同棲などがおすすめです。
長時間一緒にいれば、そこで新たな相手の一面を知ることができるかもしれません。
相手の家族のことを聞いておく
結婚は2人だけの問題ではなく、互いの家族も大いに関わってきます。
そのため、事前に相手の家族のことを知っておく必要があります。
「親子仲はいいのか」「夫婦生活に介入してくる家族なのか」「何か厄介ごとはないか」など、細かい部分もしっかりと聞いておきましょう。
できることなら、一度互いの家に挨拶に行っておくのがベストです。
結婚観に大きなズレがないか確認しておく
結婚を決める前に、結婚観に大きなズレがないか確認しておきましょう。
他人である以上、価値観の違いは必ず発生します。
そのズレが大きければ大きいほど、結婚生活の難易度は上がってしまいます。
金銭感覚や衛生感覚、子どもは何人欲しいのかなど、必要なことはきちんと聞いておきましょう。
結婚後に結婚観のズレが発覚しても、もう後戻りはできませんよ。
スピード婚のメリットとデメリットを理解しておこう
スピード婚には、メリットもデメリットもあります。
結婚生活が楽しいものになりやすい一方で、離婚率の高さはどうしても懸念点となってしまうでしょう。
スピード婚をするときは、価値観や結婚観を今一度確認してみてください。
事前にチェックすべきことはすべてチェックし、万全の体制を整えてから結婚に踏み切るようにしましょう。
- スピード婚とは、交際から結婚までの期間が短い恋愛のことをいう
- 大半の人が「交際期間が1年未満であればスピード婚である」と考えている
- 「自分または身近でスピード婚をした人はいますか?」というアンケートに「いる」と答えた人は2割以上
- スピード婚のメリットは「結婚のタイミングを逃さなくて済む」「結婚生活に新鮮さがある」「早めに妊活しやすくなる」、デメリットは「結婚してから相手の欠点に気づくことがある」「周囲から反対されることがある」「人生設計が立てづらい」「スピード婚は離婚率が高い傾向がある」
- スピード婚してから後悔しないコツは「価値観が合う人を選ぶようにする」「結婚する前に相手の本質を見抜く」「相手の家族のことを聞いておく」「結婚観に大きなズレがないか確認しておく」