好きじゃない人と結婚した割合や結果は?結婚した理由や結婚前に確認するべきこと

「結婚は好きな人としたい」と考えている女子がほとんどでしょう。
しかし、中には好きじゃない相手と結婚したという人も存在します。
実際、好きじゃない相手との結婚は「アリ」なのでしょうか?
今回の記事では、好きじゃない人と結婚した理由や結婚前に確認すべきポイントを紹介していきます。
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好きじゃない人と結婚した割合
成人女性100人にアンケート調査したところ、好きじゃない人と結婚した人が「いる」と回答した人は2割弱でした。
好きな人同士でするものというイメージの強い結婚ですが、意外にも「好きじゃない相手」と結婚しているパターンは少なくないようです。
恋愛よりもその他の要素が重要視される「お見合い結婚」のように、結婚適齢期の女性なら好きじゃない人との結婚を考える可能性もあるでしょう。
果たして好きじゃない人との結婚は幸せなのかどうか、誰もが気になるところを以下に詳しく解説していきます。
好きじゃない人と結婚した理由
そもそも、なぜ好きじゃない人と結婚にまで至ったのでしょうか。
まずはその理由について見ていきましょう。
熱烈にアプローチしてくれたから
相手からの熱烈なアプローチによって結婚を決めるパターンは多いです。
恋愛対象として見ていなかった男性であっても、熱烈に求婚されたら嬉しいもの。
自分はそこまで好きじゃなかったけど、相手がそこまで愛してくれるならと絆(ほだ)された結果結婚に至ったのでしょう。
愛することよりも愛されることに喜びを感じるタイプであれば、案外うまくいくカップリングです。
結婚に焦りを感じていたから
結婚への焦りが、好きじゃない相手との結婚に走らせることがあります。
周囲に既婚者が増えていたり、親や親戚から結婚を急かされたりすれば、どんどん結婚へのプレッシャーは強くなってしまうでしょう。
そんなタイミングで結婚を申し込まれたら、「好きじゃないけどいいや!」と思い切った決断をする人もいます。
一緒にいて落ち着く存在だから
恋愛的に好きじゃなくても、一緒にいて落ち着く人は結婚相手として選ばれやすいです。
恋愛なら刺激を求める人も多いですが、結婚にドキドキを求める人はあまりいません。
むしろ、落ち着いて生活したいからと信頼感や相性を優先して結婚相手を選ぶ人も少なくないのです。
追われる恋愛のほうが幸せだから
追うよりも追われる恋愛が幸せだと感じはじめた女性は、好きじゃない相手と結婚を決めることがあります。
自分から追う恋愛は情熱的ですが、相手に振り回されて情緒不安定になりがちです。
そんな報われない恋愛に嫌気が差すと、自分が追うより追われたいと思っても仕方ありません。
報われない恋よりも愛してくれる相手と一緒にいたほうが幸せだと、結婚を選ぶのです。
妊娠したから
好きな相手でもそうじゃなくても、やはり妊娠は結婚の決め手になりやすいです。
たいして好きじゃない相手でも子どもができれば、結婚という決断を下さざるを得ないこともあるでしょう。
子どもを一人で育てるよりは、やはり両親揃っているほうがいいと考える人は多いのです。
相手がお金持ちだから
愛情よりも経済状況で結婚を決める人もいます。
愛情が大事とはいうものの、結婚生活ではお金はあるに越したことはありません。
子育てやマイホームの購入、老後の生活まで考えたら、やはりお金のない人よりはお金持ちのほうが安心です。
好きじゃないけどお金持ちなら…と、結婚に踏み切るパターンもあります。
好きじゃない人と結婚した結果どうなった?
好きじゃない人と結婚したからといって必ず幸せになる、もしくは不幸になるとは限りません。
それは恋愛結婚しても同じことが言えるため、「好きじゃないから」という理由で将来が見えることはほぼないでしょう。
恋愛結婚と違うところは「結婚してから徐々に好きになる」という心の変化がある部分です。
一緒に過ごす時間が長くなることで、良いところに気付くチャンスが増えて好きになることも十分考えられます。
もし、好きじゃないけど結婚はアリかも…と思うなら、「好きじゃない」よりも「人生を共にできるか」で考えてみると答えが出しやすくなるかもしれません。
好きじゃない人と結婚する前に確認するべきこと
恋愛の場合好きになれなかったら関係を解消することが可能ですが、結婚ともなると簡単にはいきません。
もし好きじゃない人との結婚を考えるなら、後悔しないためにも以下の項目を必ず確認しておきましょう。
金銭感覚・価値観は合う?
一緒に生活するなら、相手の金銭感覚や価値観を無視することはできません。
結婚する前に、金銭感覚や価値観が合うかどうかをチェックしておきましょう。
生活リズムや日常でのお金の使い方、さらには家族や子どもへの考え方など、大きくズレがあると離婚につながるかもしれません。
前もって話し合っておくことをおすすめします。
好きか嫌いだと「好き」?
恋愛的に好きじゃなくても、人間的に好感が持てるかどうかは非常に重要です。
この先生涯を共にする相手なのだから、ある程度好きな気持ちがなければ非常につらいものになるでしょう。
人として好きか嫌いかで考えて、好きな部分が多いと思える相手なら結婚後もうまくいく可能性が高いです。
相手と肉体関係を結べる?
結婚相手として考えるなら、肉体関係を結べるかどうかは非常に重要です。
自分が好きじゃなくても、結婚すれば相手は夫婦生活を求めてくる可能性は高いですし、拒否するのも不自然でしょう。
とくに子どもが欲しい、夫婦ならスキンシップは必要だとお互い考えているのなら、肉体関係の可否を真剣に考慮すべきです。
自分が結婚に求めるものを相手は持ってる?
結婚前には、自分が結婚生活に何を求めているかをよく整理しておく必要があります。
そして、自分が求めるものを相手が持っているのか見極めたほうがよいでしょう。
経済力や年齢なのか、それとも優しい性格や頼りがいなのか、自分が重要だと思う条件を相手が満たしていれば結婚生活もうまくいきやすいです。
相手を思いやることはできる?
一緒に暮らすなら、お互いに思いやりを持って接する必要があります。
もし相手を思いやることが難しいのなら、結婚は止めておいたほうがよいでしょう。
結婚生活ではいろいろなトラブルも起こります。
好きじゃない相手でも、しっかり思いやれるか必要なときにケアできるかどうか、よく考えてみることが大事です。
相手の家族はいい人?
結婚すれば、相手の家族と無関係でいることはできません。
とくに好きじゃない相手と結婚するなら、相手の家族の人柄は重要なポイントです。
好きな人の家族なら多少我慢できても、そうでなければ一気に破綻の原因になるからです。
逆に相手の両親や兄弟が素敵な人であれば、結婚生活が楽しく幸せなものになりやすいでしょう。
結婚生活は「好き」だけでは乗り越えられないものもある!
恋愛結婚が多数派とはいえ、結婚相談所や婚活サイト、お見合いなどを通じて「好きじゃない異性」との結婚を決めるという婚活女性は少なくありません。
実際、好きじゃない相手とでも結婚生活が上手くいくこともあれば、好きな相手だから幸せになれるとも限らないでしょう。
もし恋愛的に好きじゃなくても結婚できそうな相手が現れたら、生活を共にするパートナーとして考えてみることをおすすめします。
結婚生活は恋愛感情だけでは難しい部分も多いです。
好きじゃない人との結婚を考えているなら、メリットデメリットを含めて考慮してくださいね。
- 2割弱の女性が「好きじゃない人」と結婚している
- 相手からの熱烈なアプローチや結婚への焦りなどが、好きじゃない人との結婚を決める理由になる
- 好きじゃない相手もしくは好きな相手だから幸せになれるとは限らない
- 好きじゃない人と結婚するなら、金銭感覚や価値観や相手を思いやれるかどうか、相手の家族との相性などを必ず確認しよう!