長男の嫁は損するって本当?長男の嫁が抱えるお悩みあるあるを紹介!

「長男と結婚すると損する」といわれることがありますよね。
長男は家族にとって重要な立場になり、大事にされることがあるため、長男の嫁は家族との関係が濃密になって苦労する傾向があるのも事実です。
しかし、長男の嫁だからこそ受けられるメリットもあります!
この記事では、長男の嫁が抱えるお悩みあるあるや長男の嫁になるメリットについて詳しく紹介します。
長男夫婦って苦労しそう…と思っている女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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長男の嫁になると家族との付き合いが濃くなる
恋人として付き合うときは、相手の家柄や兄弟関係についてあまり気にしない女性も多いでしょう。
しかし、結婚となると相手の家族とも関係を持つことになるため、性格や見た目だけでなく相手の立場も大事なチェックポイントになります。
とくに相手が長男だった場合、家やお墓を継いだり両親の世話をしたりすることを期待されることが多く、長男の嫁は家族との付き合いが濃くなる傾向があります。
長男の嫁が苦労するといわれているのは、長男自身が重要なポジションとして扱われているケースが多いことが理由のひとつです。
長男にどれほど期待をしているかはその家庭ごとに違いますが、家業を営んでいたり代々続いている由緒ある家だったりすると、家族との関係がより濃くなる可能性が高いです。
長男への期待値は冠婚葬祭からチェックできる
長男に対して家族がどの程度期待しているかをチェックするには、その家族の冠婚葬祭を見るとわかりやすいかもしれません。
近年では核家族化が進み、結婚式や葬儀などの冠婚葬祭は簡素化されることも多くなっています。
しかし、家族の繋がりが強く昔からの風習が続いている家は、冠婚葬祭が豪華だったり参加する親族が多かったりする傾向があります。
その場合、長男は家を継ぐ大事な存在として、大きな役割があると考えている可能性が高いです。
同時に長男の嫁への期待が高く、それが大きなプレッシャーとなる場合も…。
結婚を前提に長男の男性と付き合うなら、どんな冠婚葬祭が行なわれているか、それとなく聞いておくといいですね。
正直キツイ!長男の嫁が抱えるお悩みあるある
長男の嫁は具体的にどのような苦労を経験しているのでしょうか。
ここでは、長男の嫁が抱えるお悩みあるあるを紹介します。
義両親から同居をお願いされる
長男は家を継ぐものという意識がある家では、「いずれ家を継ぐのだから一緒に住もう」と同居をお願いされる場合があります。
義両親との同居は、生活習慣が合わない、夫婦や子供の問題に過干渉してくるなどトラブルが起きてストレスになることも考えられます。
長男の嫁に対して厳しい目を持っている義両親だと、さらに負担が大きくなる場合もあるでしょう。
もちろん長男の義両親が必ず同居を求めてくるわけではありませんが、長男との結婚で同居問題に悩む女性は多いようです。
お盆・正月は旦那の実家に行くことになる
家を継ぐ立場として大事にされることの多い長男は、お盆や正月などのお休みの時期は、旦那の実家に帰省しなければいけない場合もあります。
家によっては親族で集まるのが慣習になっているケースもあるため、長男の嫁として色々と気を使わなければならない場面も出てきます。
せっかくの休みなのに義実家じゃ気が休まらない…と嘆く長男の嫁は多いのです。
夫側の親の介護役に任命されやすい
親の面倒を見るのは長男の役割という考えから、義両親の介護役を任命されやすいのも長男の嫁あるあるです。
とくに義両親と同居している場合、「一緒に住んでいるんだから介護をするのは当たり前」と言われて他の兄弟がまったく協力してくれないケースも考えられます。
結婚したときに義両親がまだ若ければ、老後や介護について何も言われないこともあるでしょう。
しかし、義両親が歳をとってからや突然倒れたときに、自然と同居や老後の世話、介護を勝手に期待されてしまうことが多いようです。
夫が奥さんよりも両親を大事にしがち
長男は家族にとって特別な存在になりやすく、両親から大事に可愛がられて育っていることが多いです。
そのため、夫と義両親との絆が強く、夫は親の言うことに逆らえない場合があります。
姑との問題で悩んでいても、間に入ってくれなかったり妻よりも自分の両親を大事にするケースも珍しくありません。
両親を大事にするのは悪いことではないですが、嫁姑問題が起きたときには自分の味方でいてほしいものですよね。
悪いことだけじゃない!長男の嫁になるメリット
長男の嫁は苦労が多いと感じますが、実は悪いことだけではないんです。
長男の嫁になることで得られるメリットを紹介します。
たくさんの愛情を注がれて育った長男は優しい
長男として産まれた男性は、両親にとって初めての子供、または初めての男の子として、親からたくさんの愛情を注がれて育っています。
とくに一人っ子の男性は兄弟がいる人よりも、その愛情を独り占めしてきたことでしょう。
愛情たっぷりに育てられた長男は愛情深く優しい傾向があるため、穏やかで平和な結婚生活が送れる可能性が高いです。
また、長男は責任感が強くリーダーシップを発揮するタイプでもあるので、頼り甲斐があるのもメリットのひとつです。
結婚後も義両親に何かと援助してもらいやすい
義両親と同居すると家賃や食費などを節約できて、経済的に助かることが多いです。
結婚後も義両親に何かと援助してもらいやすいので、自分たちの負担を減らせるメリットがあります。
結婚する前は、嫁姑問題が起きたらどうしようと不安があるかもしれませんが、夫なしで買い物に行ったりランチをしたりするほど、仲良く過ごしているケースもあるのです。
「長男の嫁は面倒くさい」という考えより、困ったときにすぐに頼れる家族がいると考えればこれほど安心できることはないでしょう。
家や土地を相続できる可能性が高い
義父母が亡くなったとき、1人っ子の長男であれば遺産相続権を持つ法定相続人としてすべての遺産を相続できます。
兄弟がいる場合は、子供の相続分を均等に分けて相続するのが基本です。
不動産や貯金、証券などさまざまな財産がある場合、兄弟同士でどのように遺産分割するかトラブルになるケースは少なくありません。
長男は家を継ぐものという考えがある家では、長男が家や土地などの不動産を相続できる可能性が高いでしょう。
また、義父母の介護などで苦労をしてきた場合、貢献度を考慮して多く遺産をもらえる可能性もあります。
赤ちゃんが生まれたら可愛がってもらえる
長男の子供は特別な存在になりやすいため、赤ちゃんが生まれたら義両親から可愛がってもらえるメリットもあります。
初めての子育ては、わからないことがたくさんあって不安は多いものです。
そんなときに先輩ママである義母がそばにいてくれれば、すぐに相談できる安心感があるでしょう。
義両親に子供の面倒を見てもらえれば、記念日は夫婦2人でデートするなど自分の時間を楽しむこともできますよ!
長男の嫁という立場を理解して、自分から歩み寄る努力が大事
長男の嫁として悩みを抱えている女性もいれば、長男の嫁ならではのメリットを得て幸せに暮らしている女性もいます。
たとえ長男を特別扱いしている家族だったとしても、長男の嫁という立場を理解して自分から歩み寄る努力をすれば、結婚生活を上手くやっていける可能性が高いでしょう。
長男の男性と結婚するのが不安な人は、結婚する前に同居や子作りなどについて話し合いをしておくことがおすすめです。
- 長男の嫁になると相手家族との付き合いが濃くなる
- 冠婚葬祭が豪華だったり集まる親族が多かったりするなら、家族の付き合いが濃くなる可能性が高い
- 長男の嫁の悩みは、同居をお願いされる・義両親の介護役を任されやすいなどがある
- 長男の嫁になると、義両親から援助してもらいやすい・遺産相続できる可能性が高い・赤ちゃんが生まれたときに可愛がってもらえるなどのメリットがある