心がもやもやするときの対処法7選!もやもやする原因や心理状態を解説

「理由がないけど何だかもやもやする」「何かあった訳じゃないのに落ち込んでしまう」という経験がある人も多いでしょう。
心がもやもやしたままだと、失敗が増えたり気持ちがネガティブになったりして、精神に悪影響を及ぼす可能性も十分考えられます。
もやもやしたときは、一刻も早くもやもやから脱却して、前向きに物事を考えられるようになった方がいいでしょう。
この記事では、心がもやもやする原因や対処法を解説するので、是非とも参考にしてください。
心がもやもやする原因
まずは、心がもやもやする原因をいくつか紹介します。
自分に当てはまっているものがないか、チェックしてみてください。
ストレスが溜まって疲れているから
心がもやもやしているのは、ストレスが溜まって疲れているからかもしれません。
仕事の忙しさで体や心が疲れ、無意識にネガティブなことを考えやすくなっている可能性があります。
とくに忙しい人は、睡眠不足や栄養不足が続いて余計にストレスが溜まるようになり、落ち込みやすくなってしまうでしょう。
言葉にできない気持ちを抱えているから
言葉にできない気持ちを抱えているせいで、心がもやもやしている可能性も考えられます。
「何だか周りの人間に不満を感じる」「どうしてか分からないけど彼氏の行動が気になる」といったように、明確ではない理由で心がもやもやしてしまうこともあるでしょう。
相手に伝えようにも、言語化ができないのでうまく伝えられず、もやもやが解消できないままになってしまうこともあるのです。
自分で自分を否定しているから
自分で自分を否定してしまうと、心がもやもやしてしまいます。
「どうして自分はうまくできないんだろう」「どうして思い通りにいかないんだろう」という考えが自己肯定感を下げてしまい、惨めさや情けなさにつながるのです。
自分で自分を認めてあげられるようにならないと、心のもやもやは残り続けてしまうでしょう。
周囲の評価を気にしてしまうから
周囲の評価を気にしがちな人は、心にもやもやを抱えてしまう傾向が強いです。
「あの人は自分のことをどう思っているのかな」「もしかして嫌われているのかな」と人の顔色をうかがってばかりいると、どうしても落ち込みやすくなってしまいます。
「他人の評価=自分の評価」という考え方ばかりしていると、自力で自己肯定感を上げることが難しくなるでしょう。
日常に変化や刺激がないから
日常に変化や刺激がないと、それだけで心がもやもやしてしまいます。
「自分は新しいことが何もできていない」「周りから取り残されているような気がする」といった思い込みが、もやもやにつながってしまうのです。
挑戦を嫌がる人の場合、いつまで経っても気分が晴れないままになってしまいます。
もやもやするときの心理状態
「もやもやする」とは、つまりどのような心理状態を表しているのでしょうか。
ここでは、もやもやするときの心理状態を解説します。
ネガティブなことを考え続けてしまう
「心がもやもやする」とは、つまり「ネガティブなことを考え続けてしまう」とも言い換えられます。
相手の些細な一言について深く考えすぎてしまったり、ちょっとした失敗で自己否定に走ってしまったりするような心理状態です。
悪い考えがどんどん頭に浮かんでしまうので、悪循環から抜け出すことが難しくなってしまいます。
気分が落ち込んで毎日がつまらなくなる
気分が落ち込んで毎日がつまらなくなるのも、心がもやもやしているときの症状です。
刺激を感じられない毎日を送っていると、どうしてもテンションは下がりがちになってしまいます。
「何をしても心が満たされない」と感じるなら、心がもやもやしている状態だといっていいでしょう。
イライラしやすくなる
心がもやもやしていると、イライラする頻度が高まります。
精神的なゆとりを失っているせいで、他人のちょっとした言葉や行動、自分の些細なミスなどに過剰にイライラしてしまうのです。
その後、「なんでこんなことにイライラしているんだろう」「自分は心が狭い人間だ」と、自己嫌悪に陥ることも少なくありません。
心がもやもやするときの対処法7選
心がもやもやしている状態が長く続くと、精神に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
最後に、心がもやもやするときの対処法を7つ紹介するので、できることから実践していきましょう。
自分を否定し過ぎないように気をつける
心がもやもやしていたとしても、自分を否定し過ぎないように気をつけましょう。
何か失敗したときには、「自分はダメなんだ」「自分は最低だ」と思うのではなく、否定的な言葉を肯定的な言葉に置き換えるのがおすすめです。
「失敗なんて誰にでもある」「次頑張ればいい」と前向きに考えるクセを身につければ、もやもやした状態から脱却することができるでしょう。
自分の気持ちを素直に受け止める
自分の気持ちを素直に受け止められれば、心のもやもやを晴らすことができます。
「あの人の言動が自分は嫌だったんだ」「こんな失敗をしたせいで自分を嫌いになっているんだ」と、自分を客観的に観察してみてください。
そのうえで、相手がその言動をした理由や、自分が失敗した原因をきちんと考えてみましょう。
そうすれば解決方法に目がいくようになるので、これ以上心のバランスが乱れにくくなります。
気持ちや考えを紙に書き出してみる
心がもやもやしたときは、気持ちや考えを紙に書き出してみるのもおすすめです。
言語化することで気持ちの整理がつきやすくなる上に、自分を客観的に見るのに役立たせることができます。
誰かに見せるものでもないので、日本語の不自然さや話の流れのおかしさを気にする必要はありません。
クオリティを求めず、思ったことを紙にどんどん書き出していきましょう。
適度な運動でリフレッシュする
適度な運動で、もやもやした気持ちをリフレッシュするのもいいでしょう。
運動をすると「セロトニン」や「エンドルフィン」という脳内物質が分泌され、心の安定やストレスの軽減につながります。
また、体が疲れることで入眠しやすくもなるので、睡眠時間が増える上に睡眠の質が高まることも期待できるでしょう。
いろいろな面で、運動は心の健康を支えてくれます。
何かもやもやしているのなら、軽い運動をして是非気分転換を図りましょう。
趣味や好きなことに集中する
趣味や好きなことに集中すれば、もやもやした状態から脱却することができます。
映画を見たり得意なスポーツに打ち込んだりするなど、何か夢中になれることに取り組んでみてください。
場合によっては、一時的に仕事を休んで好きなことに集中するのもいいでしょう。
自分の時間を大事にすることで、気持ちをリフレッシュさせることができますよ。
自分にご褒美をあげる
自分にご褒美をあげると、心のもやもやを解消させることができます。
前々から欲しかったものを買ったり、美味しいご飯を食べたりするなど、たまには贅沢をして自分を喜ばせてください。
気分が良くなる上に「何か頑張ったらご褒美がある」と考えることで、モチベーションを上げることができます。
SNSを見ないようにする
心がもやもやするときは、SNSから離れることも大事です。
SNSを頻繁に使っていると、人の考えや価値観に敏感になり、他人からの評価を気にするクセがついてしまいます。
また、誰かのキラキラした投稿を見て、嫉妬の感情が生まれたり気分が落ち込んだりすることもあるでしょう。
一時的にSNSを断ち、心を休める時間を作ってください。
心がもやもやするときは無理をしないようにしよう
心がもやもやするときは、気分転換を試みることが大切です。
心がもやもやしているのに無理をすると、より悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。
仕事や勉強を一度休んで、好きなことに打ち込んだり自分にご褒美をあげたりして、心をコントロールしていきましょう。
気分が晴れてから、次にどのような行動をするべきか考えることが大事です。
- 心がもやもやする原因は「ストレスが溜まって疲れているから」「言葉にできない気持ちを抱えているから」「自分で自分を否定しているから」など
- もやもやするときの心理状態は「ネガティブなことを考え続けてしまう」「気分が落ち込んで毎日がつまらなくなる「イライラしやすくなる」
- 心がもやもやするときの対処法は「自分を否定し過ぎないように気をつける」「自分の気持ちを素直に受け止める」「気持ちや考えを紙に書き出してみる」など