LINEで別れ話するのはあり?切り出す方法・注意点・パターン別例文を紹介

別れ話をしたいけど、直接言うのは心苦しいという人は少なくありません。
ただ、顔を見ずに要件を伝えられる「LINE」で別れ話をするのはアリなのでしょうか。
今回の記事では、LINEで別れ話を切り出す方法や注意点、具体的な例文を紹介していきます。
LINEでの別れ話を検討している人はぜひ参考にしてください。
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LINEで別れ話するのはあり?なし?
成人男女200人を対象にアンケート調査したところ、LINEでの別れ話を「あり」と回答したのは全体の約45%でした。
「なし」と考える人がやや上回るものの約半数はLINEでの別れ話を許容しており、それほど非常識には捉えられていないことがわかります。
近年はLINEやSNSでの連絡が中心であり、これらを利用した別れ話にも抵抗感が薄れてきているのかもしれません。
また、顔を合わせることで話がこじれることを防ぐなど、LINEでの別れ話にはそれなりのメリットもあります。
直接会いたくない相手、あるいは遠距離恋愛などで物理的に会うのが難しい相手であれば、LINEを使った別れ方も1つの手段として考えてみてもよいでしょう。
LINEで別れ話を切り出す方法
LINEでの別れ話は相手に伝わらなければ意味がありません。
もしLINEで彼氏・彼女に別れを切り出すなら、以下のステップに沿って実行することをおすすめします。
会話は一旦終わらす
カップルであればLINEでの連絡をこまめに行っていると思います。
しかし、別れを考えているのであればそうした会話を一旦終わらせておくようにしましょう。
自分からは連絡しない、もし相手から連絡がきても未読無視します。
何度か連絡が来るかもしれませんが、できるだけ放置しておきましょう。
少しでも日常会話をしてしまうと、別れ話が切り出しづらくなるので注意してください。
少しLINEをしない時間を設ける
会話を終わらせたら、しばらくLINEしない時間を設けましょう。
相手からの連絡には未読無視を続けるのがベターです。
とりあえずLINEで距離を置くことで、勘のいい相手なら別れの予感に気付いてくれるかもしれません。
「別れたい」理由と意思を伝える
冷却期間を置いたら、いよいよ本格的に別れを切り出しましょう。
ただし、急に「別れたい」とだけメッセージを送っても既読無視される可能性があります。
話し合いを成立させるためにも、まずは「大事な話がある」と真面目なトーンで伝えるのがおすすめです。
その後、別れたい理由と意思を明確にすることで相手もある程度聞き入れる姿勢を見せてくれるでしょう。
LINEで別れ話をするときの注意点
顔が見られないLINEでは、別れたい気持ちを正確に伝えるのは難しいものです。
そこで、LINEで別れ話をするときのポイントや注意点を見ておきましょう。
LINEの途中で別れ話をしない
LINEで別れ話をするのなら、日常会話の途中で伝えるのはNGです。
普通に会話していたのに、急に別れ話を切り出されても相手は戸惑ってしまいます。
また、普段のLINEの延長上では別れ話の真剣さも伝わりづらいです。
相手に話をしっかり聞いてもらうためにも、普段の会話から時間を置いた上で真剣に切り出すようにしましょう。
絵文字・スタンプは使わない
別れ話のLINEでは、絵文字やスタンプは絶対に使わないようにしましょう。
絵文字や顔文字で柔らかい雰囲気にしたいと思うかもしれませんが、これらを使ってしまうとイマイチ真剣さが伝わらなくなります。
別れ話が冗談だと受け取られかねないので、真面目な話だと強調するためにも絵文字・スタンプ類は封印しておくのがベターです。
言葉選びに配慮する
LINEで別れ話をするときは、普段よりも言葉遣いに配慮する必要があります。
文章だけでは顔色や声のトーンが伝わらないため、誤解や行き違いが生じやすいからです。
タメ口ではなく真面目モードな文体にする、相手にストレートに伝わるような言い回しを心がけるなど、別れたい意思と理由がしっかり伝わるようにしましょう。
既読無視・未読無視される可能性がある
LINEの場合、既読無視や未読無視の可能性は考慮しておくことが大切です。
LINEだとリアクションするかどうかは相手次第なので、場合によっては無視されてしまうパターンも考えられます。
ずっと連絡がこなければ別れ話に了承したと考えられますが、相手の性格によっては認めていないかもしれないので対応に注意が必要です。
返信がきたらきちんと対応する
LINEの別れ話に返信が来た場合は、誠実に対応することをおすすめします。
もう別れたのに…と思ってしまうかもしれませんが、最後の誠意として返信はしたほうが良いでしょう。
また「最後に会いたい」「電話したい」と言われた場合は踏ん切りをつけるためにもなるべく応じるのがベター。
ただ、直接会うのが怖いときは共通の友達など第三者を伴って行くのがおすすめです。
LINEで別れ話をするときのパターン別例文
いざLINEで別れ話をしようと決意しても、どんなメッセージを送ればいいのか…と悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで、LINEで別れ話を切り出す場合のシチュエーション別例文を紹介していきます。
付き合いたてで別れる
付き合いたてでまだ日の浅いケースの場合、比較的別れ話はしやすいはずです。
まだお互いそこまで関係性も深まっていないので、事務的な言い回しで気持ちを伝えれば相手もあきらめてくれるでしょう。
<例文>
付き合ってみるとお互いの価値観や思いに違いがあるのかな、と思いました。
このまま続けていくのは無理だと思ったので、ラインで申し訳ないんだけど別れよう。
楽しかったよ、ありがとう。
長く付き合って別れる
長い付き合いの相手にLINEで別れ話をするのは、少々厄介です。
おそらく簡単には納得させられないため、LINEでの話し合いが長期戦になる可能性を覚悟しておきましょう。
あくまで「別れたい」という意思を明確に、何度かに分けてやりとりすることで相手も次第に理解してくれるはずです。
<例文>
長く付き合ってきて〇〇のことは家族のようになり、恋人として付き合っていくのはもう無理かもと思って、LINEで伝えさせてもらった。
このままの関係ではいられないので別れたいと思ってます。
他に好きな人ができて別れる
他に好きな人ができてしまった場合、あくまでこちらが悪いという姿勢を貫くことが大切です。
自分の身勝手で別れを切り出すのだから、しっかりと謝罪の言葉を述べましょう。
決して開き直らずに、それでも気持ちがないから付き合えないということが伝わる文面にするのがコツです。
<例文>
他に好きな人ができてしまいました。
ごめんなさい、別れてほしいです。
自分が悪いことはわかってる、ごめんなさい。
相手の浮気が理由で別れる
相手の浮気が理由で別れ話をするのなら、それほど気を遣う必要はありません。
とはいえ、責めすぎると相手の性格によっては逆切れされる危険性があるので、なるべく淡々と別れたい気持ちを伝えるとよいでしょう。
<例文>
あなたが浮気をしていることはわかってます。
裏切られて、傷ついてもう一緒にはいられない。別れて。
恋人関係に溝ができて別れる
関係に溝ができ、お互い冷めてしまった場合の別れ話は比較的簡単です。
もう気持ちがなくなっていることは薄々感じているはずなので、「別れたい」という決定的な一言を伝えるだけでOK。
このままの関係を続けるよりも、別れたほうが建設的だと切り出してみるとよいでしょう。
<例文>
もうずっと会えてないよね。
付き合っている意味もわからないし、今の関係を続けるのはもうやめたい。
別れよう。
他に優先したいことができて別れる
仕事やスキルアップなど、恋愛よりほかに優先したいことができて別れるパターンもあるでしょう。
そんな場合は、別れの理由を曖昧な言い回しにはせず、お付き合いよりも優先したい意思を明確にしておくことが大切です。
また、自分の都合で別れてもらうので相手に謝罪の気持ちを伝えるのも忘れずに。
別れる意思が固いのなら、相手に復縁の隙を感じさせないようにしましょう。
<例文>
自分勝手でごめんなさい。
他にどうしてもやりたいことができて、恋人どころではないです。
叶えたい気持ちが強いから別れてください。
自分のことばかりで本当にごめんなさい。
LINEで別れ話をするときは失礼がないように順序立てて話そう!
もしLINEで別れ話をするのなら、いくつかの注意点を守る必要があります。
普段の会話の延長線上で別れ話をしたり、スタンプなどを使って別れを伝えたりするのはおすすめできません。
LINEであっても、普段とは違う真剣な話であると理解してもらうことが大事です。
そのためにも、文面やタイミングに気を付けて明確に別れの意志を伝えるよう心がけましょう。
また、適当な文面だとLINEでの別れ話に納得してくれない可能性もあります。
既読スルーや未読無視を避けるためにも、あくまで誠実な文面で別れ話を切り出してくださいね。
- LINEでの別れ話は「あり」という人が約45%
- LINEで別れ話をする場合は一旦会話を終わらせた上で時間を置き、そのうえで別れたい理由を冷静に伝えるなど、話の切り出し方に注意しよう
- LINEで別れ話をするなら絵文字やスタンプはNG!言葉選びに配慮しつつ、誠実に伝えることが大事