紳士は全員習得するべき!ジェントルマンが実践する【エスコート術】

「女性を上手にエスコートできるようになりたい」と思っても、なんとなく恥ずかしかったり、やり方がわからなかったりして、自信がないという男性は多いのではないでしょうか。
デートでエスコートできるようになれば、女性からの評価が高まり、モテること間違いありません。
この記事では、ジェントルマンが実践するエスコート術を紹介しますので、紳士のみなさんは習得しておきましょう。
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エスコートとは
まずはエスコートの意味について確認しておきましょう。
英語の意味
英語の「escort」は、名詞・動詞として使われる単語です。
名詞として使うときは「付添人」や「同伴者」、動詞として使うときは「護衛する」や「送り届ける」などの意味があります。
日本語の意味
カタカナ語の「エスコート」は、主に「男性が女性に付き添う」という意味で使われます。
女性はエスコートしてくれる男性に対して、「リードしてくれて男らしい」「余裕があって素敵」と好感を持ちます。
大切にされていると実感できることが、好印象につながるのでしょう。
デートではさりげなく女性をエスコートして、2人の距離を縮めてみてくださいね。
エスコートのやり方【シーン別】
女性をスマートにエスコートするには、シーン別のやり方を心得ておく必要があります。
ジェントルマンを目指す男性は、ぜひ習得しておきましょう。
【階段】女性の手を取る
女性はヒールのある靴を履くことがありますが、高さのある靴は安定感がないため、階段でよろけると危険です。
階段を下りるときは、女性より1段低い位置から手を差し伸べ、彼女をサポートしましょう。
反対にのぼっていく場合は、真横に付き添って一緒にのぼると女性を安心させられます。
また、女性の少し後ろ側に立ってのぼるとスマートな印象になるため、臨機応変に対応するのがおすすめです。
【車】ドアを開け閉めする
女性が車に乗るときや降りるときは、ドアを開け閉めしてあげましょう。
もちろん女性自身でドアの開閉くらいできますが、男性が開け閉めしてくれたらお姫様気分を味わえて、大切にされていることを実感できるのです。
ドアを閉めるときは、安全のために「閉めるね」の一言を忘れてはいけません。
雨の日に車から降りるときは、「待っててね」と言って先に車から降り、彼女が濡れないように傘をさしてから降ろしてあげましょう。
【移動中】男性が車道側を歩く
女性と並んで歩くときは、常に自分が車道側にいることがポイントです。
危険な車道側を男性が歩くことで、女性は「守られている」と実感して嬉しくなるものです。
女性が自然と車道側に行ってしまった場合は、会話を楽しみながらさりげなくポジションチェンジしましょう。
【エスカレーター】女性の下側に立つ
エスカレーターに乗るときもエスコートが必要なシーンです。
上りの場合は男性が後ろ、下りの場合は男性が前に立ってください。
常に男性が女性の下側に立つことで、彼女がよろけて踏み外すようなことがあっても守ってあげられます。
【エレベーター】乗る順番・降りる順番は女性が先
エレベーターに乗る順番は、常に女性が先です。
女性が乗るときは、急に閉まって挟まれないようにドアを手でおさえてあげましょう。
彼女のあとに続いて自分も乗り、操作盤の前に立って扉を閉めます。
降りるときも同じようにドアを手で押さえて女性を先に降ろしてください。
【食事デート】レストランの予約をする
食事デートの際は、女性に料理の好みを聞いた上でレストランの予約をしておきましょう。
デート当日は、
- 女性を上座に座らせる
- 女性の飲み物が空になったら何を飲むか聞く
- 女性が気づかないうちに会計を済ませる
など、相手が快適に食事を楽しめるような気遣いを見せてください。
また、食後の口直しのガムや飴などを用意しておくと、女性に喜ばれるかもしれません。
細かいところまで気を配ることができれば、「エスコート上手」の称号を手にすることができるでしょう。
【映画デート】チケットは先に購入しておく
映画デートのときは、チケットを先に購入して席を確保しておきましょう。
当日映画館で買おうとすると、次の回の上映は満席ということがあるかもしれません。
何を見るか決めているなら、早めにチケットを購入しておくことで、スムーズに入場できるでしょう。
これはNG!女性が嫌がる男性の勘違いエスコート
エスコートしたつもりなのに、女性が不機嫌な顔を見せたことはありませんか?
男性がエスコートと勘違いしやすいNG行動もありますので、確認しておきましょう。
女性の小さなハンドバッグを持とうとする
女性の荷物を全部持つことがエスコートだと勘違いしてはいけません。
女性はそこまでか弱くはありませんので、小さなハンドバッグまで持ってあげるのはNGです。
「男性に何もかも持たせちゃって」と、周囲から白い目で見られることを危惧して、女性が不快な思いをする可能性があります。
また、ハンドバッグには貴重品も入っていますので、とくに初デートで持つのは絶対に避けましょう。
高級レストランで椅子を引こうとする
レストランで女性が座るときは、椅子を引いてあげるのがエスコートと思っている男性もいるでしょう。
しかし、場所によっては椅子を引く必要がないこともあります。
高級レストランでは、ウェイターが椅子を引いてくれるので、男性がしなくていいのです。
それに気づかず、女性の椅子を引こうとしたら「恥ずかしい」と思われてしまうでしょう。
せっかく高級レストランでのデートなのに、勘違いエスコートにより雰囲気を壊してしまわないよう注意したいものです。
何でも相手任せにする
デートプランを立てるときは、待ち合わせ場所や時間、デートの内容などさまざまなことを決めなくてはいけません。
このときに女性の希望に合わせようとして、何でも相手任せにするのはNGです。
「何したい?」「何時に会う?」「どこで待ち合わせするのがいい?」などと聞いてしまえば、「自分で決めるのがめんどくさいんだ」と思われてしまいます。
デート前のプランニングでは、女性の希望を汲み取りながら、男性側が提案することを忘れないでください。
相手任せな発言は、決してエスコートしていることにはなりませんので注意しましょう。
女性をエスコートする際の心得
ここまでエスコートのやり方を紹介してきましたが、女性を喜ばせるために心得ておきたいことがあります。
女性を上手にエスコートするには、次のポイントを忘れないようにしておきましょう。
心に余裕を持って行動すること
エスコートの目的は、女性に居心地よく過ごしてもらうことです。
そのため、心に余裕を持って行動することを意識してください。
余裕がなければ、女性のちょっとした言動にイライラして、表情や態度に表れてしまうでしょう。
しかし、イライラしながらエスコートされても女性は嬉しくありません。
気持ちにゆとりを持たせるには、時間的な余裕を持つことが効果的です。
早めに待ち合わせする、デートプランを詰めすぎないようにするなど、時間に余裕があれば、彼女がマイペースであってもイライラせずにエスコートできるでしょう。
女性を思いやる気持ちを忘れないこと
完璧なデートプランを立てたと思っても、女性は他に行きたい場所があるかもしれません。
細かく予定を立てて、寄り道する暇もないようなプランを女性が喜ぶとは限りません。
マニュアル通りの自己満足プランでは、独りよがりのエスコートになってしまいます。
臨機応変に対応できなければ、デートは失敗に終わってしまいます。
常に女性を思いやる気持ちを忘れないようにしておきましょう。
女性にモテたいならエスコートの達人を目指すべし!
女性をエスコートするには、思いやる気持ちが大切です。
そのため、彼女への気配りを忘れなければ、素敵なデートを演出できるでしょう。
レディーファーストを意識して、イギリス紳士のようなエスコート上手になれば、女性は「またデートしたい」と思うに違いありません。
モテたい男性は、本記事で紹介した情報を参考にエスコートの達人を目指して、女性をうっとりさせましょう!
- 英語のエスコートは「付添人」や「同伴者」、日本語の場合は「男性が女性に付き添う」という意味で使われる
- エスコートのやり方として、階段なら女性の手をとる、車ならドアの開け閉めをすることなどが挙げられる
- 女性が嫌がる男性の勘違いエスコートには、小さなハンドバックを持とうとすることや、高級レストランで椅子を引こうとすることがある
- 女性をエスコートするときは、心に余裕を持って行動することや、女性を思いやる気持ちを忘れないことが大事