エラ張りのあるベース顔の髪型作りポイントからヘアスタイル、メイクまで

メイクや髪型を決める時に意外とポイントとなるのが顔の形です。

特にエラの張ったいわゆる「ベース顔」の人は、目立つ「エラ」をなんとか隠したいと、髪型やメイク方法に悩んでいることも多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ベース顔に似合うメイクやエラ張りをカバーするおすすめヘアスタイルを紹介していきます！

「ベース顔」ってどんな顔？

ベース型の顔は四角形顔ともいい、エラが張ったような印象に映る顔つきで、顔の縦幅と横幅が1:2の比率になるのが特徴です。

女優の有村架純さん、安達祐実さん、前田敦子さん、土屋太鳳さんなどもベース型の輪郭をしています。

言葉だけ聞くとマイナスイメージを持ちがちなベース顔ですが、実は女性らしいイメージの人にも意外と多いのです。

直線的なフェイスラインがキリッとした印象を与え、健康的で明るい雰囲気を演出してくれやすいのもベース顔の魅力といえるでしょう。

ベース顔をカバーする髪型作りのポイント

親しみやすく可愛らしいベース顔はとっても魅力的ですが、ベース顔特有の「エラ張り」が時にコンプレックスとなることも。

ここではそんなエラ部分をカバーできる、ベース顔さんにおすすめの髪型やヘアアレンジ術を紹介していきます。

前髪ありなら幅は狭く流すのが◎

エラ張り女子の場合、前髪を作るなら斜めに流すヘアセットがおすすめです。

前髪の幅を狭くして毛束を斜めに流せば、毛流れに動きが出てエラ張りに目がいきにくいベース顔カバースタイルになります。

エラを隠したいならサイドバングを長めにしても良いでしょう。

逆に避けた方がよいヘアカットは、輪郭が目立ってしまうぱっつん前髪です。

担当サロンスタイリストさんと相談しながら前髪カットのバランスを気をつけることがベース顔ケアのカットポイントといえます。

パーマ・ゆる巻きで顔まわりをカバー

エラをカバーするなら、顔まわりの髪にボリュームをもたせるとよいでしょう。

センターパートにしてサイドに大きめカールのゆるパーマをかければ、エラを隠しつつ小顔効果も狙えます。

また、ヘアカラーにも髪の動きを強調する効果があるので併せて使うとより有効でしょう。

ショートレングスでボリューム抑えめのカットはベース顔型カバースタイルに向かないので注意が必要です。

前髪なしならフェイスラインを覆う

前髪を作らないなら、フェイスラインを覆うタイプの髪型がおすすめです。

サイドバングを長めにおろしたり、ロングであればカールを全体につけたりしても良いでしょう。

ショートやミディアムなら、ヘアアイロンなどで毛先を外はねにしてもOK。

また、ハーフアップやアップヘアにしたいなら、横髪を垂らしたりおくれ毛を出した無造作なアレンジでフェイスラインをカバーすることをおすすめします。

トップにボリュームを出し無造作にする

顔全体の大きさやおでこの広さも気になる…、という場合はトップにボリュームをもたせた無造作ヘアにしましょう。

ゆるくパーマをかければ、ほしい部分に手軽にボリュームを出すことができますよ。

また、強めに縮毛矯正をかけてしまうと顔の大きさが強調されてしまう場合があるので注意が必要でしょう。

長さに関係なくひし形シルエットを意識

どんな長さでも、ひし形シルエットを意識することでエラ張りをカバーすることができます。

セミロングスタイルでもショートボブベースな髪型でもひし形シルエットになるように心がけましょう。

耳のあたりでボリュームを出し、毛先は顎に沿うようにスタイリングすると美人顔ヘアスタイルに近づけます。

ロングであれば毛先は重めに、顔まわりと表面にレイヤーを入れることでやわらかい雰囲気を保ったままエラをカバーすることが可能です。

ひし形シルエットは小顔カットヘアの効果もあるので有効に取り入れましょう。

「ベース顔＝エラ張り」に似合う髪型

続いては、ベース顔さんに特に似合う髪型をレングス別（長さ別）に紹介します。

「ヘアカタログを見ても何が似合うかわからない…」と悩んでいるベース顔女子は、ぜひ参考にしてくださいね。

ショートヘア

ショートヘアは顔の形がわかりやすいですが、

• トップにボリュームをもたせる
• ひし形ヘアで立体感をもたせる

以上の2点を意識すれば、ベース顔さんに似合う小顔ショートヘアを作ることができます。

また、後頭部や顔周りをふんわりさせたショートヘアもおすすめです。

ボブヘア

ボブヘアはアレンジがしやすく人気の高い長さです。

ベース顔さんに似合うボブは、毛先を外はねさせたスタイルやワンレン。

顔まわりの髪をふんわりさせることで、顔の横幅が気になる場合も上手にカバーすることができます。

面長顔にもボブヘアは有効なので、ベース顔＆面長な女性にはとくにおすすめです。

ミディアムヘア

肩よりも髪の長さのあるミディアムヘアなら、毛先やサイドバングの作り方がポイントです。

ベース顔さんなら、カールでサイドにボリュームをもたせたミディアムヘアや、レイヤーを大胆にいれた動きのあるスタイルがおすすめ。

大人っぽい雰囲気になりたいなら、ゆるくカールをかけたふんわりヘアも良いでしょう。

ロングヘア

ロングヘアなら、やや重さをもたせたふんわりヘアーがベース顔さんにぴったりです。

顔まわりだけあごくらいにカットするなど、輪郭をカバーできる部分を作るのがおすすめ。

また、トップにボリュームをもたせた華やかなゆるパーマロングも似合います。

立体メイクと小物使いがベース顔とベストマッチ！

メイクをするときは自分の個性を上手に活かしつつ、気になる部分をカバーすることが大切です。

そこで最後に、ベース顔さんに似合うおすすめの美人顔メイク方法を紹介していきます。

シェーディング・ハイライトの最強コラボ

面長の人とは対照的に、横幅のあるベース顔さんは顔が大きく見えてしまいがち。

そこでぜひ使ってほしいのが、シェーディングとハイライトです。

これらで顔に立体感をもたせれば、メリハリがつき小顔効果が期待できます。

シェーディングは気になるエラ部分から、顔の中心に向かって放射状になじませるのがポイント。

一番出っ張っている部分が濃くなるように、グラデーションをつけながら入れるようにしましょう。

ハイライトは鼻筋と目の下に使います。

特に目の下は逆三角形になるよう意識して入れるのがコツです。

そうすることで、顔全体がシュッと引き締まった雰囲気になりますよ。

ポイントメイクで縦幅を目立たせる

ポイントメイクで顔の縦幅を目立たせれば、よりシャープな雰囲気を演出することが可能です。

眉はなるべくしっかり描き、やや太めにすることで顔の縦幅を強調することができます。

また、アイメイクでは広く見えがちな横幅を埋めるイメージで、シャドウは目尻側を濃いめに仕上げるのがおすすめです。

アイラインも同様に目尻側を長めに描きましょう。

逆にリップは淡い色であっさり仕上げることで、顎やエラ部分を目立たせない効果があります。

仕上げのチークはなじみの良いベージュ系がおすすめ。鼻先の延長線上の頬骨のあたりに楕円形になじませましょう。

そうすることで顔に立体感が出て、さらなる小顔効果が期待できます。

丸いメガネでエラをカバー

ベース顔さんは実は丸メガネと相性の良い顔型。

近年流行の「ボストン型」や「オーバル型」などはベース顔さんにぴったりです。

そうしたメガネをつけることで、顔に柔らかみを出し優しい印象にすることができます。

逆にスクエア型などの角のあるタイプのメガネは、ベース顔さんのエラを強調してしまうのであまりおすすめできません。

ベース顔のポイントを理解すれば、簡単に「可愛い」をつくれる！

ベース顔の女性は、なかなか自分の顔を好きになれないかもしれません。

しかし、ちょっとしたポイントを理解するだけで、誰もが「可愛い」と思えるような顔を手に入れることができます。

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ベース顔は美しくも可愛くもなれる最強輪郭！

ベース顔というとごつごつしたイメージがあることから、コンプレックスに思っている人も多いかもしれません。

しかし、親しみのあるあどけない雰囲気と意志の強さが同居した、とっても魅力的な顔型でもあります。

メイクやファッションによってイメージを変えられる「ベース顔」は、ある意味とてもお得ではないでしょうか。

それでもやっぱりエラが気になる、というならヘアスタイルやメイクでカバーすることも可能です。

ぜひ自分の特徴を知り、その個性にぴったりなスタイリングを楽しむことをおすすめします。

自分に似合うスタイルがわかれば、それが更なる自信へとつながるはずですよ！