拗らせる(こじらせる)とは?こじらせ女子・こじらせ男子の特徴を解説

恋愛や人間関係を拗らせている人はいませんか?
一度拗らせてしまうと、なかなか状況は改善しないものです。
拗らせを改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
そこで今回の記事では、拗らせる人の特徴や脱却する方法を解説していきます。
こじらせ女子やこじらせ男子あるあるについても紹介するので、自覚のある人はぜひチェックしてみてください。
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拗らせる(こじらせる)の意味
「拗らせる(こじらせる)」とは、単純な物事を複雑にしてかえって面倒にすること、さらにはその状態を長引かせてしまうことです。
「話し合いのせいで余計問題を拗らせた」「無理がたたって風邪を拗らせた」など、余計な手出しのせいで物事が面倒になってしまうときに使われます。
つまり、「こじらせ女子」「こじらせ男子」は、物事を面倒にしてしまう性質を持つ人、ひねくれた考え方で恋愛や人間関係などを複雑化してしまう人を指します。
「こじらせ女子」「こじらせ男子」になってしまうと、相手の好意を素直に受け入れられなかったり、余計な想像をしてネガティブになったりするため、人間関係に悪い影響を及ぼす可能性があります。
拗らせる人の特徴4選
まずは、拗らせる人の特徴を紹介します。
自分に自信が持てない
拗らせる人は、第一に自分に自信がありません。
自己肯定感が低く、「どうせ自分なんて…」という気持ちが根底にあるため、自分に好意的な相手のこともイマイチ信用できないのです。
そのため、恋愛や人間関係でも相手を信じられず、親しくなれないまま縁が切れてしまうことも多いでしょう。
ネガティブな発言が多い
ネガティブな発言が多いのも拗らせる人の特徴です。
自分が褒められても「そんなことない!」と全力で否定したり、相手の話題に「でもそれってイマイチだよね…」と否定したりします。
最初のうちは周りもフォローしてくれるかもしれませんが、そのうち相手にされなくなってしまうでしょう。
素直なコミュニケーションができない
拗らせる人は、素直なコミュニケーションができません。
ポジティブなことを言われても「裏があるのかも…」と勘ぐってしまったり、単に映画の話をしているだけなのに「趣味の良さをジャッジしようとしているのかも…」とひねくれた考え方をしたりしてしまいます。
逆に、気を使うべきところで気を使えないなど、無神経でコミュニケーション下手な部分が目立ってしまうこともあります。
外見に気を使わない
外見に気を使わないのも拗らせる人の特徴です。
「どうせ自分がおしゃれしても似合わない」「魅力的になれるわけない」と考えてしまうため、適当で地味な恰好をしてしまいます。
なので、せっかくの魅力を活かしきれていないことが多いです。
自分磨きを怠ってしまうのは、恋愛において大きなデメリットになるでしょう。
こじらせ女子・こじらせ男子の恋愛あるある
続いては、こじらせ女子やこじらせ男子の恋愛あるあるを紹介していきます。
恋愛に関する知識は豊富
こじらせ女子やこじらせ男子は、恋愛に対する知識が豊富です。
しかし、拗らせているだけあって恋愛の知識が偏りがちです。
相手に必要以上のスペックを求めたり、「どうせ男なんて」「どうせ女なんて」といった極端な考え方を持っていたりと、世間一般と乖離した知識を蓄えてしまっています。
実際に良い出会いがあったとしても、相手に引かれてしまったり、自ら恋愛を終わらせてしまったりすることも多いでしょう。
自分からアプローチできない
こじらせ女子やこじらせ男子は、自分からアプローチすることができません。
自己肯定感の低さが足を引っ張り、「どうせ告白しても振られるに違いない」と最初から諦めてしまうのです。
思い込みが原因である場合が多いですが、過去の苦い経験が影響して新しい恋愛に踏み出せない人もいます。
固定観念や決めつけにとらわれてしまう
固定観念や決めつけにとらわれているのも、こじらせ女子やこじらせ男子あるあるでしょう。
「恋愛とはこうあるべきだ」という固定概念にとらわれているため、ちょっとしたことで勝手に追い詰められ、自信をなくしてしまうのです。
また、「女性はイケメンしか好きじゃない」「男性は絶対に浮気する」など、事実と乖離した考え方に振り回されることもあります。
そのため、恋愛に対して嫌悪感を持っている人も少なくありません。
恋愛や人間関係を拗らせるのをやめたい!脱却する方法
最後に、拗らせることから脱却する方法を紹介します。
拗らせた状態が続くと、人間関係の中でどんどん孤立化してしまう危険性があります。
恋愛や人間関係を拗らせている人は、これから紹介する方法を実践してみてください。
自分の考えではなく起きたことに向き合う
拗らせを改善するには、自分の考えではなく起きたことに向き合うことが大切です。
たとえば、誰かに褒められたら「褒められた」という事実にだけ着目しましょう。
なぜそんなことを言ってくるのか、深読みしたところでわかるはずがありません。
深読みして相手を避けるよりも、言葉を素直に受け取った方が人間関係が円滑になるはずです。
誰かに褒められたら、嬉しい気持ちをそのまま言葉にするようにしてください。
とにかく相手を信じてみる
拗らせを改善したいなら、とにかく相手を信じてみるようにしましょう。
他人の言葉を疑ってばかりいると、次第に周囲から人が離れてしまいます。
友人関係や恋愛関係には信頼が必要不可欠です。
「悪い人」だと決めつけずに、フラットな気持ちで相手と接しましょう。
信頼している姿勢を見せれば、相手からの信頼を得ることができるはずです。
笑顔を絶やさないようにする
拗らせた自分から卒業するためには、笑顔を絶やさないことも大事です。
仏頂面をしていると「話しかけづらい」と思われ、他人と親しくなるきっかけをつかめなくなってしまいます。
自分から話しかけるのが難しい人でも、笑顔を絶やさなければ周囲に人が集まりやすくなるでしょう。
他人と比べることをやめる
ちょっとしたことでも他人と比べて勝手に落ち込んではいませんか。
もし他人と比べる癖があるのなら、今すぐやめましょう。
他人と比べても自己肯定感が下がるだけです。
他人と比べるのではなく、自分らしく生きることを大切にしましょう。
自分らしく生きていれば、自分の魅力を見つけることができるかもしれませんよ。
関わる人を増やして視野を広げる
自分の中だけであれこれ考えていると、どんどん視野が狭くなり、拗らせをより悪化させる可能性があります。
拗らせの自覚がある人は、関わる人を増やして視野を広げるようにしましょう。
いろいろな人と関わり、さまざまな考えに触れれば、自分の考えが狭いことに気づけるはずです。
偏見や思い込みがなくなり、拗らせが改善するでしょう。
素直さを意識して拗らせるのをやめよう
自分に自信がないと、恋愛や人間関係を拗らせてしまうことが多いです。
拗らせを改善したいなら、固定概念や決めつけにとらわれないようにしましょう。
難しく考えることをやめて、他人からの言葉を素直に受け取るようにしてください。
相手を信じることができれば、より良い人間関係が築けるようになるはずですよ。
- 「拗らせる」とは単純な物事を複雑にしてかえって面倒にすることで、「こじらせ女子」「こじらせ男子」はひねくれた思考で人間関係などを複雑化してしまう人のこと
- 拗らせる人の特徴は、自信がない・ネガティブな発言が多い・素直なコミュニケーションができない・外見に気を使わない
- こじらせ女子・こじらせ男子は、自分からアプローチできず固定観念にとらわれている傾向が強いため、恋愛でも苦戦しがち
- 恋愛や人間関係を拗らせないためには、自分の考えにとらわれず、事実にのみ向き合うべき