【毒親あるある】そもそも毒親とは?子に悪影響を与える親の特徴も

毒親育ちの人は「自分に自信が持てない」「恋人の愛情を疑ってしまう」「自分の意見が言えない」など、人間関係や恋愛で苦労することがあります。
毒親にはさまざまなタイプがいるため、自分自身の親が毒親だと気づいていない人もいるかもしれません。
今回は、毒親の意味や代表的なタイプ、毒親の特徴を紹介します。
当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
毒親とは?
毒親は「毒になる親」の略称で、子供の心身や経済面などに苦痛を与え、悪影響を与える親という意味があります。
毒親にはさまざまなタイプがいますが、ここでは代表的な4つのタイプを紹介します。
タイプ①過保護・過干渉
過保護・過干渉タイプは、子供を心配しすぎたり、過剰に構いすぎたりして、成長や自立を妨げるのが特徴です。
子供のことは何にでも口を出し、自分の意見を押し付けようとします。
過剰に子供の援助をしたがり、金銭やものを与え続けるケースもあります。
周囲からは子供思いの良い親に見えやすいため、毒親と気づかれにくいタイプです。
タイプ②放置・無関心
放置・無関心タイプは、子供を放置して子育てに関心がないタイプです。
子供の食事や衛生面、健康状態などに気を配らず、子供が成長する上で必要なものを与えません。
また、衣食住は与えても、愛情を注がずに育てるケースもあります。
このタイプは育児放棄やネグレクトと呼ばれ、虐待のひとつです。
タイプ③支配・管理
支配・管理タイプは、子供への束縛が激しく、自分の価値観を押し付けて子供の人生を思い通りにコントロールしようとするのが特徴です。
子供にとって大事なことでも勝手に決めてしまったり、行動を制限したりします。
「あなたにはできない」「お前はバカなんだから」と、子供を否定するような言葉で精神的に追い詰めることもあります。
タイプ④虐待
子供に対して虐待をするタイプの毒親もいます。
虐待は叩く・蹴るなどの暴行を加える身体的虐待のほか、性的虐待や心理的虐待、ネグレクトを含みます。
子供が逆らうことを許さず、「〇〇したらこうなる」と脅すために虐待をすることがあります。
しつけや教育という理由をつけて、虐待を行う毒親も少なくありません。
【毒親あるある】毒親の特徴
ここでは、毒親の具体的な特徴を紹介します。
子どもの意思を尊重しない
毒親は子供の意思を尊重せず、自分の意のままにしようとします。
子供の考えや価値観は基本的に否定して、希望を聞かずにどんなことも親が決めてしまいます。
子供が「〇〇したい」と言っても、親の意に沿わなければ許してもらえません。
子供の好みにも口を出し、「〇〇が好き」と言っても無理やり親の好みに合うものを選ばされることもあります。
気に食わない言動があると、理不尽な仕打ちをする毒親もいます。
親の許可取りを強制する
毒親は子供のすべてをコントロールしたいと思っているため、何をするにも親の許可取りを強制するのも特徴です。
友達と遊びに行きたいとき、洋服や本などを買いたいときなど、新しいことを始めるときなど、何をするにも必ず親の許可を取らなければいけません。
「〇〇してもいい?」と先に聞いておかないと、勝手に行動したと怒られることがあります。
大人になっても就職や恋愛などに口を出す
毒親は子供の服装や髪型、持ち物、進学先などなんでも口を出してきます。
大人になっても就職や恋愛などに過剰に口を出し、否定してくることも少なくありません。
気に入らないと文句を言い続け、妨害することもあります。
結婚に対しても毒親が口を出し、親の理想と合わない相手は認めないことも多いのです。
叱るときは暴力や暴言を吐く
子供に対して、暴力を振るったり暴言を吐いたりして叱るのも毒親の特徴のひとつです。
「なんでできないの!」「静かにしろ!」などと突然怒り出し、感情的になって子供を攻撃します。
暴力や暴言を悪いことと思っていないことが多く、「お前が悪い」と責任転嫁する場合もあります。
子供が何もしていなくても、自分のフラストレーションやストレスを発散するために攻撃してくるケースも少なくありません。
満足するだけの食事を与えない
毒親は、子供が満足するだけの食事を与えないことがあります。
子供が食べ物を欲しがっても無視したり、適切な食事を与えなかったりします。
仕事や遊び、アルコール、ギャンブルなどに夢中になり、子供の食事を蔑ろにしていることも少なくありません。
病院へ連れて行かない
子供が病気や怪我をしても病院へ連れて行かず、必要な治療を受けさせない毒親もいます。
子供の命に大きく関わることでも、「面倒臭い」「そのうち治る」と軽く考えて放置することがあります。
親の考えや宗教上の理由などから、薬を飲ませない・手術を拒否するといったケースもあります。
劣悪な環境下で生活をさせる
毒親は劣悪な環境下で生活させることもあります。
例えば、
- 掃除や片付けをせずに部屋が汚い
- ゴミを捨てずに溜め込む
- 何日も同じ服や下着を着させられる
など、ひどく不衛生な環境で子供を育てます。
「多少汚くても大丈夫」と考えていて、悪いことだと思っていないケースがあります。
勝手に子供が自分で掃除や片付けをしようとすると、「余計なことするな!」などと理不尽に怒ることもあるほどです。
子供に罪悪感を植え付けようとする
子供に罪悪感を植え付けようとするのも毒親の特徴です。
例えば、
- 生活に必要なものでも子供にお金を使うときに「買ってやってる」と言う
- 何かあるとすぐに「誰のおかげで生きられてるんだ」「養ってやってる」などと言う
- 子供に対して「お前のせいで自由にできない」と言う
といったことがあります。
子供に罪悪感を植え付けることで支配しやすい状況を作り、自分の管理下に置こうとしているのでしょう。
子供に言ってはいけない言葉を言う
「あなたなんかいない方がいい」「何をやってもダメな子」「産まなきゃよかった」など、子供に言ってはいけない言葉を言うのも毒親の特徴です。
子供の存在や人格を否定するような言葉は、心に深い傷を負わせることになります。
親の心無い言葉によって自己肯定感が低くなり、「自分なんて…」と自信がもてなくなってしまう子供もいます。
精神的な繋がりを強く求める
精神的な繋がりを強く求めて、自分の考えを押し付けたり干渉をしてきたりする毒親もいます。
夫婦関係が悪くて寂しさを感じている・子供が人生の生きがいになっているといったことがあり、子供に依存している可能性があるでしょう。
とくに、毒母の場合、同性である娘に対して「わかってくれる」「同じように感じてくれる」と過度な期待をして、精神的なつながりを強く求めることがあります。
必要以上に子どもの身の回りの世話をする
過保護になりすぎて、必要以上に子供の身の回りの世話をするのも特徴です。
子供にいろいろとしてあげることで、「自分には価値がある」「自分は必要とされている」と安心しようとしているのでしょう。
親が先回りしてなんでもやってしまうので、子供は成長する機会を奪われてしまい、自分で考える力がなくなってしまうのです。
自立しようとするといろいろな方法で邪魔してくるため、行きすぎた行動によって親子関係に亀裂が入ることもあります。
心を癒してくれるパートナーを見つけよう
毒親の影響でストレスを溜め込んでいる人もいるでしょう。
信頼できるパートナーがいれば、穏やかに過ごせるかもしれませんね。
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毒親あるあるに多く当てはまるなら、適切に対処したり関係を見直したりしよう
毒親あるあるに多く当てはまり、生きづらさを感じている場合は、以下のような対処法を試してみましょう。
- 毒親と物理的に距離を置く(実家から離れた場所に住む・連絡を少なくするなど)
- 相手に合わせずに自分の好きなことをしてみる
- 家族以外の人と交流を増やしてさまざまな価値観があることを知る
- 信頼できる身近な人に解決策を相談する
深刻な状況の場合は、心の専門家であるカウンセラーのカウンセリングを受ける・医療機関で専門的な治療を受けるといったことが必要なケースもあります。
今回の記事で紹介した情報を参考にして、適切に対処したり親との関係性を見直したりしましょう。
- 毒親は「毒になる親」の略称で、子供に悪影響を与える親のこと
- 毒親の代表的なタイプは、「過保護・過干渉タイプ」「放置・無関心タイプ」「支配・管理タイプ」「虐待タイプ」
- 毒親あるあるは、子供の意思を尊重しないで自分の意のままにしたがる・暴力や暴言で子供を攻撃する・子供の体調が悪くても病院へ連れて行かないなど
- 毒親あるあるに当てはまり、人生や恋愛に影響が出ているなら、適切に対処したり親子関係を見直したりするのがおすすめ