ずるい人の特徴&心理とは?悪知恵が働く男女の見分け方・対処法を解説

ずるい人に対しては、いくらずるいと思っても不正をしていない限り文句も言えないため、厄介に感じている人は多いでしょう。
卑怯な人が身近にいると、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで今回は、ずるい人の特徴や心理、悪知恵が働くずるい男女の見分け方を紹介していきます。
また、ずるい人への対処法も解説するので、仕事・プライベート関係なく、周囲の卑怯な人に悩まされている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents [hide]
ずるい人の特徴
ずるい人は、自分が得することだけに、自身の優れた能力を活かす傾向があります。
ここでは、そんなずるい男性・女性に共通する特徴を見ていきましょう。
口が達者
ずるい人は口が達者です。
自分が利益を得るためなら、平気で嘘をついたりいい訳をしたりします。
また、会話の流れで相手に対して自然に責任を押し付けることができるので、上司からの説教をいとも簡単に回避します。
利用する価値があると判断した相手には、たとえ初対面でも巧みに丸め込もうとするのが特徴です。
損得勘定で動く
ずるいタイプの人は、人間関係において感情よりも利益を優先する傾向があります。
何事にも損得勘定で動くため、周囲から敬遠されることも少なくありません。
- ぴったり割り勘の飲み会には参加しない
- 誰も見ていないところでサボる
- 高評価につながる仕事は率先して対応する
このように、損か得かを判断して行動するのがずるい人の特徴です。
仮に損をした場合は仲間や店員など、自分に被害を与えた相手に怒りをぶつけるケースもあります。
洞察力が鋭い
ずるい人は洞察力が鋭く、わずかな情報からでも相手が自分にとって有益かどうかを見極めることができます。
もちろん不利益と判断すれば、コミュニケーションをとることは一切ありません。
眼中にないことを態度で示すので、上辺だけの付き合いはしないタイプです。
また、人の気持ちを汲み取るのも上手なため、鋭い洞察力でメリットがあると判断した相手に対しては、全力で自分の味方に引き入れようとします。
コミュニケーション能力が高い
ずるい人は自分の利益を重視して人と付き合い、相手の性格によって対応を変えることができます。
とにかくコミュニケーション能力が高いので、どのような場面においても良い人を演じるのが上手です。
有意義な時間を過ごせると感じた相手とは、すぐに良好な人間関係を築けるため、特定の人からは信頼されていることが多いでしょう。
出世が早い
ずるい人は職場でスピード出世するのも特徴的です。
有能な上司にゴマをすって可愛がられやすく、目上の人間との付き合い方を知っていて世渡り上手なところがあります。
もちろん卑怯な行動によって自分の評価が高まれば、同僚や部下から批判されるものですが、ずるい人は自分の利益だけを考えているので気にしません。
好意的に見てくれる上司がいる限り、周囲の気持ちを無視してどんどん出世していくのです。
ずるい人の心理
そもそもずるい人は、なぜずるい行動をとるのでしょうか。
ここでは、ずるい人の心理状況を詳しく見ていきましょう。
チヤホヤされたい
ずるい人は他人を気にしないように見えて、意外にも周りからチヤホヤされたいと思っていることが多いです。
チヤホヤされるには自分の評価を高めなければならないため、他人を蹴落とすという手段で地位を築こうとします。
ずるい行動に気付けない人は、純粋に彼らの能力や実績を尊敬するでしょう。
しかし、そこでチヤホヤしてしまえば、彼らの行動がエスカレートするだけです。
仲間の昇進によく思わない人が多いと感じるときは、褒める前に相手のことをよく見極めた方がいいかもしれませんね。
罪悪感がない
ずるい行為をすれば必ず傷つく人がいますが、それでも構わず卑怯な行動をとるのは頭の中に罪悪感の文字がないためです。
- 職場で仕事の手柄を独り占めする
- 店員の揚げ足取りをして商品を返品する
- 社会人なりたてという理由で仕事のミスを先輩になすりつける
このような行動で相手が傷ついても何も思わない人は、堂々と自分の意見を主張します。
自分が悪いという自覚は一切ないため、周囲も注意しづらいところが厄介です。
自分ファーストな考え方
ずるい人は、他人のことはどうでもいいと思っています。
とにかく自分ファーストな考え方をしているため、
- 花粉症という理由で、会社のマスクを独り占めして使う
- カラオケに行ったとき、順番を考えず好き勝手に曲を入れる
- 複数人で遊ぶときでも、自分のスケジュール・行きたい場所を優先する
といった行動をとりがちです。
ずるい人は協調性に欠けているため、集団行動は苦手でしょう。
ずるい人の見分け方
ずるい人は「良い人」を演じるのが上手なため、つい騙されてしまうことがあります。
思わぬトラブルに巻き込まれないためには、ずるい人を見分ける方法を知っておきましょう。
他人に対する態度をチェック
ずるい人を見分けるには、他人に対する態度をチェックしましょう。
ずるい人は、自分にとって有益・無益を判断して相手と接するため、人によって態度が変わります。
たとえば、自分には優しく接するのに、他の人には極端に冷たい態度をとった場合、損得勘定で動いている可能性大です。
明らかに人によって態度を変えたり、利用できそうな相手を見極めていたりするようなら、その人とは関わらない方がいいでしょう。
指摘されたときの様子をチェック
ずるい人は平気で嘘をついたりいい訳をしたりしますから、間違いを指摘されたときの様子から本性を探ることもできます。
- 業務の登録ミスについて指摘したとき、「他の人から指示された」といい訳する
- 情報漏洩の不正を指摘されたとき、「相手に命令された」と嘘をつく
- 浮気について問い詰められたとき、「相手に弱みを握られて…」と弁解する
このような場面では、実直な人なら素直に自分の非を認めますが、ずるい人は決して自分の非を認めず他の人に責任を押し付けようとします。
弁明の余地なしというシチュエーションでも、責任転嫁するようなら、相手をずるい人と判断して間違いないでしょう。
助けてもらったあとの対応をチェック
ずるい人を見分けるには、助けてもらったあとの対応をチェックすることもポイントです。
彼らは損得勘定で動くので、たとえ人を助けたとしても善意ではなく、そのあとの見返りを得ることが目的です。
そのため、自分自身が助けてもらったときは、相手が見返りを求めてくるか否かで判断することができます。
実直な人なら善意で人を助けますから、見返りを求めずお礼の言葉だけで充分という対応を見せてくれるでしょう。
職場にいると厄介!ずるい男女の対処法
ずるい人が職場にいると、縁を切りたくても簡単にはいかないので厄介です。
同じ業務を担当している・席が近いなど、相手をスルーできない状況においては、以下の方法で対処するようにしましょう。
貸し借りはしない
ずるい人に対して最もやってはいけないのが貸し借りです。
とくにお金を貸してしまうと、相手はなかなか返そうとしないでしょう。
大金はもちろん、ほんの数百円でも返そうとしないのがずるい人の特徴ですから、何があっても貸し借りをしてはいけません。
そうすれば、相手は「この人からは借りられない」と悟るため、自分から離れていくでしょう。
約束事は見える形で残しておく
ずるい人は平気で嘘をつきますし、口も上手いため、状況によっては本当のことを言っている側が悪者にされてしまいます。
そうならないためには、ずるい人との約束事は見える形で残しておくことがポイントです。
たとえば、LINEやメール上での約束事なら文章として残せますよね。
電話するときも通話を録音しておくといいでしょう。
対話で約束したときも、「忘れないようにLINEしておくね!」とできるだけ見える形で残すのがベターです。
嘘が通用しない状況を作り出すことで、ずるい人に騙されることはなくなるはずですよ!
できるだけ関わらない
ずるい人とはできるだけ関わらないようにすることをおすすめします。
ずるい人と付き合えば、いずれ自分がトラブルに巻き込まれてしまうのは明白ですし、大切なものを失う原因になってしまうかもしれません。
そのため、ずるい人とは距離を置いて関わらないのが得策です。
会話するときは業務連絡だけにして、プライベートなお誘いは断りましょう。
相手と一線を引けば、「この人は自分に無益」と判断するので、余計なおしゃべりはしなくなるはずです。
ずるい人と恋愛すれば不幸な末路が待っているかも…
ずるい人は自己中心的な考え方をしているため、恋人に対しても自由奔放に振る舞う傾向があります。
そんな彼らと恋愛すれば、不幸な末路が待っているかもしれません。
たとえば、相手が浮気しても反省することなくいい訳して、メリットのある異性と出会えば恋人を簡単に裏切る可能性もあるでしょう。
ずるい人に対して「自分にだけは優しくしてくれるかも」と期待するのはムダです。
たとえ本当に優しかったとしても、その優しさで何らかの利益を求めています。
ずるい人の対応に困っている人は、このページで紹介した対処法を実践して上手に付き合っていきましょう。
- ずるい人には「口が達者」「洞察力が鋭い」などの特徴がある
- ずるい人は自分ファーストな考え方をしている
- ずるい人を見分けるには、他人に対する態度をチェックしたり、指摘されたときの様子をチェックしたりするのがポイント
- ずるい人と接するときは、「貸し借りはしない」「約束事は見える形で残しておく」などの対処法がおすすめ