理詰めの意味や使い方とは?理詰めする人の特徴や上手な対処法も

意見が食い違うとすぐに理詰めしてくる人がいますが、相手をするのはとても骨が折れるものです。
職場や友人にいるとかなり厄介な理詰め好きですが、どのような人が理詰めを好むのでしょうか。
対処の仕方も気になるところです。
今回の記事では、理詰めの意味や使い方、理詰めする人の特徴や上手な対処法について解説します。
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理詰めとは?
そもそも理詰めとはどのような意味があるのでしょうか。
まずは、理詰めの意味と使い方を見てみましょう。
理詰めの意味
理詰めとは、考え方や議論などを論理や理屈で押し通すことをいいます。
本来はネガティブな言葉ではありませんが、自分の意見を無理やり通す際に使われることが多く、マイナスイメージを持たれやすい言葉です。
理詰めの使い方
「理詰め」という言葉を使った例文は以下の通りです。
【例文】
- 感情に流されず、理詰めで考えれば自ずと答えは見えてくる。
- 何でも理詰めじゃうまくいかないよ。
理詰めする人の特徴は?
仕事などは理詰めで進める方がいい場合もありますが、何でも理詰めにしようとすれば人間関係をこじらせてしまう原因にもなります。
ここでは、理詰めする人の特徴について見ていきましょう。
心の余裕がない
理詰めの人は現状を把握するだけの心の余裕がないことも多くあります。
自分の頭で事態を正しく観察したり解釈したりできず、一般論を持ち出してそれで推し進めようとしてしまうのです。
白黒つけたがる
現実では正解が一つということはあまりありません。
しかし理詰めの人は複数の可能性を考慮できず、白黒つけたがるところがあります。
特に、二者択一のような簡単な問題にしか取り組んだことがない人の場合、全てに一つの正解があると錯覚してしまうのです。
自分の意見を変えない
理詰めの人は理論的に話を進めたがるものの、自分の間違いは絶対に認めず、屁理屈をこねてでも自分の意見を変えません。
自分が常に正しいのだから、間違っているのは相手だと信じ切っているのです。
根拠なく自分が正しいと思い込んでいる時点ですでに論理的ではないのですが、本人はそのことに全く気づいていません。
正論が正義だと思い込んでいる
理詰めの人は正論が正義だと思い込んでいることも少なくありません。
正義とは人の道にかなっていることをいいます。
人の気持ちを踏みにじる正論が正義になることはありません。
人の気持ちに寄り添えてこその正義で、正論を振りかざせば正義になるとは限らないのです。
優位に立ちたがる
理詰めする人には優位に立ちたがる傾向も見られます。
自分は人より賢いと思っている人が、相手を言い負かそうとして理詰めを好むわけですね。
しかし誰もが認める賢さなら、相手を言い負かすより相手にわかるように嚙み砕いて説明した方が話は早いですよね。
理詰めで言い負かせてやろうと思うのは、現状では優位に立っているとは言い難いからでしょう。
反論を嫌う
理詰めする人の多くは反論を嫌います。
相手を言い負かすことができなければ、優位性を失ってしまうからです。
しかし本当に賢いのであれば、どんな反論であっても適切に言い返せるでしょう。
理詰めに頼る人は理論武装しているように見えて、実は自分の主張に自信がありません。
そのため高圧的になってしまい、相手に反論させまいと躍起になります。
それでも手強い反論相手に言い負かされると途端にヒステリックになり、誰よりも感情的になりがちです。
理詰めする人への上手な対処法
理詰めで食い下がってくる人は非常に厄介です。
もし出くわしてしまったら、どうやって交わすべきなのでしょうか。
最後に、理詰めする人への上手な対処法について解説します。
相手の話に乗らない
理詰めを好む人は他人を言い負かして賢い自分を実感し、安心したいと思っているのですから、相手の話に乗らないのが一番の策といえます。
付き合ってあげたところで時間の無駄にしかならないでしょう。
下手に相手をしても、言い負かされればマウントを取られて不快になりますし、言い負かしたところで逆恨みされるだけで、何一ついいことはありません。
うまく聞き流す
理詰めする人は自分がマウントを取れる相手を常に求めています。
そんな人のことはいちいち相手にせず、うまく聞き流すようにしましょう。
口実をつけて早々に話を切り上げられるのがベストですが、難しい場合は結論だけ聞くようにしましょう。
中には自分の知識をひけらかしたくて話があちこち飛ぶ人もいますが、そもそものテーマがAならAにまつわる話だけ拾っておけばOKです。
相手に合わせる
相手が上司なら、いちいち反論せず、話を相手に合わせておきましょう。
「そうですね」「わかりました」と相槌を打っておけば、理詰めの出番もないはずです。
質問も必要最小限に留め、わからないところは後で他の上司や同僚に「ここ、どうでしたっけ」と確認する方が無難です。
折り合いをつける
理詰めする人が自分の意見を変えることはありません。
縁を切る覚悟で反論するのも手ですが、穏便に済ませたいならこちらから折り合いをつけた方がいいでしょう。
今後も付き合いが続く相手なら物別れするより、折り合いをつけられるところはつけて、こちらから歩み寄った方が無駄な衝突を避けられます。
感情的にならない
理詰めを好む人は相手を怒らせて感情的にさせ、理詰めで言い負かすことで優越感を得ようとします。
挑発に乗ってしまうと相手の思うつぼになってしまいますから、感情的にならないよう心がけましょう。
あなたを尊重してくれるパートナーと出会おう
恋愛においても理詰めで自分の意見を押し付ける相手とは、良好な関係が築きにくいです。
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理詰めする人とは適度な距離感で付き合おう!
身近に理詰めする人がいると厄介なものです。
もちろん理路整然と話をする人もいますが、心に余裕がなかったり、プライドが高かったりする人も少なくありません。
身近にいると付き合い方に悩んでしまいますが、理詰めする人とは適度な距離感で付き合うのがおすすめです。
挑発されても話に乗らず、うまく聞き流しましょう。
まともに相手をしたところで、言い負かされれば不快ですし、言い負かしても逆恨みされるだけです。
上手な距離感を見つけて、無駄な衝突は避けるようにしましょう。
- 「理詰め」とは考え方や議論などを論理や理屈で押し通すこと
- 理詰めする人の特徴は、心の余裕がない・白黒つけたがる・自分の意見を変えない・正論が正義だと思い込んでいる・優位に立ちたがる・反論を嫌う
- 理詰めする人への上手な対処方法は、相手の話に乗らない・うまく聞き流す・相手に合わせる・折り合いをつける・感情的にならない