「友達はいらない」と思う理由5選!友達がいないことのメリットを解説

友達は多い方が良いと言われることがありますが、近年は1人でも充実した時間を過ごしている人が増えています。
友達が多いと飲み会やイベントが増え、楽しいことは多いですが、友人関係の疲れやストレスが溜まることも多いです。
今回は、「友達はいらない」と思う理由、友達がいないこと・いることのメリット、「友達はいらない」と思ったときの対処法を詳しく紹介します。
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「友達はいらない」と思う人が増えている理由
どうして「友達はいらない」と思う人が増えているのでしょうか。
ここでは、主な理由を2つ紹介します。
SNSが普及しているから
近年ではSNSの普及によって、気軽に人とつながれるようになっています。
素性を明かさなくても趣味や価値観の合う人とコミュニケーションを取ることができ、気楽な関係を築けます。
そのため、リアルな友達関係よりも、SNS上での関係を居心地よく感じる人も多いです。
1人でも楽しめるエンタメが増えたから
サブスクの動画やゲーム、1人で楽しめるエンタメが増えたことも、「友達がいらない」と思う人が増えている理由のひとつです。
ひとり焼肉、ひとりカラオケ、ひとりサウナやソロキャンプなど、お一人様向けのサービスもたくさんあり、1人で行動するハードルが低くなっています。
1人でも十分楽しく過ごせるため、友達はいらないと感じるのでしょう。
「友達はいらない」と思う理由5選
ここでは、「友達はいらない」と思う理由を5つ紹介します。
友人関係が面倒くさいから
友達と一緒にいると楽しいことばかりではなく、友人関係が面倒くさいと感じることも起こります。
例えば、友達を面倒くさいと感じる場面には、以下のようなものがあります。
- 友達に付き合って興味のない場所に行かないといけないとき
- 愚痴や悪口を聞かされるとき
- 友達同士でトラブルが起きたとき
- 友達付き合いで自分の時間が使えないとき
こういったことが増えると、友達関係を続けることに苦痛を感じてしまうことがあるでしょう。
気を遣いすぎて疲れるから
友達に気を遣いすぎて疲れてしまい「友達はいらない」と思うケースもあります。
気を遣いすぎる人は、「相手に不快な思いをさせたくない」という気持ちが強かったり、周りの空気を優先したりする傾向があります。
そのため、自分の本音を言えず、相手のペースに合わせすぎて疲れてしまいやすいです。
1人でいる方が気楽なため、「友達はいらない」と思ってしまうのでしょう。
コミュニケーションを取るのが難しいから
友達がいらないと思うのは、コミュニケーションを取るのが難しいことが理由の場合もあります。
例えば、以下のような人はコミュニケーションを取るのが難しいと感じやすいです。
- 人と話すときに緊張してしまう
- 自分から話しかけられない
- 空気を読むのが苦手
人見知りや自分に自信がない人は、うまくコミュニケーションを取れないことがストレスになるケースがあります。
本当は友達が欲しいと思っていても、ストレスを避けるために1人でいることを選択する人もいるでしょう。
他人を信じることができないから
他人を信じられないことが、「友達はいらない」と思う理由になる場合もあります。
信頼関係が築けなければ友達にはなれません。
過去に人から裏切られたりいじめられたりしたことがある人は、他人に対して不信感を抱きやすいです。
「また嫌な思いをするかも」と考えてしまうため、友達を作らないことで自分を守ろうとします。
友達がいなくても充実しているから
1人でいるのが好きな人は、友達がいなくても充実した時間を過ごせます。
自分のペースで自分の好きなことをするのが楽しいので、友達の必要性を感じにくいでしょう。
読書やゲームのような1人でできる趣味があったり、仕事が楽しくて遊ぶ暇がなかったりすると友達がいなくても特に寂しさを感じません。
1人で十分豊かな人生を送っているのにわざわざ友達を作ろうとはならないのです。
友達がいない・少ないことのメリット
ここでは、友達がいない・少ないことのメリットを紹介します。
1人で判断して行動できるようになる
友達がいない・少ない人には、自分の判断で行動できるようになるというメリットがあります。
1人で行動していると、どんなときでも、頼れるのは自分の判断になります。
問題やトラブルが起きても誰かに頼ることはできません。
そうした経験を積むと、どんなことにも主体的に取り組む積極性が身につきます。
友達がいないことが自己成長の助けとなることがあるのです。
自分の趣味や好きなことに集中できる
友達がいない・少ない人は自分のために使える時間が多くあり、趣味や好きなことに集中できます。
資格の勉強をしたり習い事をしたりする時間も作りやすいので、夢や目標のために時間を有効活用したい人にはメリットが大きいです。
自分の好きなことに時間とエネルギーを注ぐことで、人生が豊かになる可能性が高まります。
対人関係スキルを磨く必要がない
友人関係を良好に保つためには、それなりの気配りが必要です。
友達との面倒な付き合いがなくなれば、空気を読んだり話を合わせたりするなどの対人関係スキルを磨く必要がなくなります。
友達に気を遣いすぎて疲れている人やコミュニケーションの難しさを感じている人は、ストレスを感じにくくなるメリットがあるでしょう。
相手に合わせて無理をしなくていい
友達がいなければ人に合わせる必要がないというメリットがあります。
友達といると、自分の興味がない場所に付き合ったり、相手の意見に合わせたりしなければならないこともあります。
せっかくの休みに友達と会って遊んだにもかかわらず、家に帰ってきたら「遊ぶ前よりもストレスが溜まった」というようなことが少なからず起きます。
1人でいれば他人に合わせる必要がないので、何事も自分のペースで楽しめるというメリットがあります。
友達がいる・多いことのメリット
ここでは、友達がいる・多いことのメリットを紹介します。
楽しいことや思い出を共有できる
友達がいると、楽しいことや思い出を共有できるメリットがあります。
友達と一緒に美味しいものを食べに行ったり旅行に出かけたりすると、ちょっとしたことも特別な思い出になります。
とくに好みが合う友達なら、一緒に活動すると充実した時間を過ごせるでしょう。
1人では経験できないことを味わえる
友達がいると、1人では経験できないことを味わえます。
例えば、バーベキューや海水浴、遊園地などのレジャーは、1人では体験しにくいものです。
同じ体験をして感想を言い合うのも1人ではできないことです。
友達がいれば行けるところややれることの幅が増えて、さまざまな経験ができるという良さがあります。
困ったときに助け合うことができる
困ったときに助け合えるのも、友達がいる・多いことのメリットです。
友達がいれば、悩み事があるときに相談したり、1人では大変なときに手を借りたりできます。
話を聞いてもらえるだけでも気持ちが楽になるということもあるでしょう。
ピンチが訪れたときに「頼れる人がいる」ということは心の大きな支えになります。
辛いときに支え合うことができる
辛いときに支え合うことができるのも大きなメリットといえます。
落ち込むことや傷つくことがあったとき、自分の苦しさや悲しさに寄り添ってくれたり励ましたりしてくれる友達は貴重な存在です。
辛くて耐えられないときにも、友達の励ましのおかげで乗り越えられることは少なくありません。
辛いときも支え合えるのは友達がいるからこそできることです。
「友達はいらない」と思ったときの対処法
「友達はいらない」と思っても、時間が経ってから「作っておけばよかった」「関係を切らなければよかった」と後悔することもあります。
「友達はいらない」と思ったときはいきなり関係を切らずに、以下のような対処法を試してみましょう。
SNSから距離を置く
SNSで友達とつながっている人は、離れている時間も友達付き合いが続いている状態になっています。
SNSは気軽にやり取りができるメリットがある一方で、ストレスも感じやすいです。
「友達はいらない」と思ったら、心を休めるために一度SNSから距離を置いてみましょう。
1人で過ごす時間を増やす
友達と良い関係を築くには、適度な距離感で接することが大切です。
いつも友達と一緒にいると気疲れしやすいため、「友達はいらない」と思ったときは1人で過ごす時間を増やすのがおすすめです。
自分の趣味や好きなことに時間を使ってリフレッシュすれば、友達はいらないという気持ちが薄まる可能性があるでしょう。
「友達はいらない」と思うのは変じゃない
友達がいなくても充実した時間を過ごしている人は多いため、「友達はいらない」と思うのは変なことではありません。
しかし、本当は友達がいらないのではなく、「適度な距離で付き合いたい」「1人の時間を増やしたい」と思っていることもあります。
その場合は、友達との付き合い方を変えることで、心地よい関係を築ける可能性があるでしょう。
「友達はいらない」と思ったら、一度リフレッシュする時間を作って、自分の気持ちと向き合ってみてくださいね。
- 「友達はいらない」と思う人が増えているのは、SNSの普及や1人で楽しめるエンタメが増えたことが理由として考えられる
- 「友達はいらない」と思う理由には「友人関係が面倒くさい」「気を遣いすぎて疲れる」「友達がいなくても充実している」などがある
- 友達がいない・少ないメリットは「1人で判断して行動できるようになる」「自分の趣味や好きなことに集中できる」「相手に合わせて無理しなくていい」などがある
- 友達がいる・多いことのメリットは「楽しいことや思い出を共有できる」「1人では経験できないことを味わえる」「困ったときに助け合える」などがある
- 「友達はいらない」と思ったときは、SNSから距離を置いたり1人で過ごす時間を増やしたりして気持ちを落ち着かせる