「恋煩い」の意味・症状とは?なりやすい男女の特徴と治し方を解説

好きな人ができたとき、食欲がなくなる・眠れない・すぐに泣きたくなるなどの状態が続いたら、恋煩い(こいわずらい)の症状かもしれません。
恋煩いは、恋愛中なら男女関係なく誰でも起こる可能性があります。
この記事では、恋煩いの意味や恋煩いになりやすい人の特徴、恋煩いの治し方などを詳しく解説します。
つらく苦しい恋煩いに悩んでいる男女は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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そもそも「恋煩い」は?
「恋煩い」とは、どのような状態のことを指すのでしょうか。
まずは恋煩いの意味を確認していきましょう。
恋煩いの意味とは
「恋煩い」とは、恋をする気持ちが募るあまり、心身に影響を与えて病気のような症状が出てしまうことです。
食欲がなくなったり気分が塞ぎ込んだり、人によってさまざまな症状が現れます。
ただ、どの症状も医学的な方法で治るものではありません。
【男女別】恋煩いになりやすい人の特徴
恋をした場合、恋煩いになる人とならない人がいますよね。
恋煩いになりやすい人はどんな特徴があるのか、男女別にチェックしてみましょう。
男性の場合
恋煩いになりやすい男性は、以下のような特徴があります。
心配性
もともと心配症の人は、些細なことや今考えても仕方ないことで悩んでしまいがちです。
心配症は、精神的に疲れてしまったり他のことが見えなくなってしまったりするため、恋煩いになりやすい傾向にあります。
自分に自信を持っていない
自分に自信が持てない男性は、ポジティブに物事を考えられません。
とくに女性に振られたり裏切られたりした経験がある男性は、好きな人ができても「うまくいくはずがない」と思い悩んでしまうことがあります。
そういったトラウマと好きな人への気持ちとの狭間で、恋煩いになってしまうのです。
恋愛に慣れていない
恋人ができた経験が少なく、恋愛に慣れていない男性も、恋煩いになりやすい傾向があります。
経験していないことは不安が募るだけでなく、必要以上に期待を抱きやすいものです。
妄想をしたりシミュレーションをしたりしても、思い通りにならなくて悩んでしまう場合もあるようです。
恋愛以外に楽しみがない
仕事や趣味など恋愛以外に没頭できるものがある人は、恋愛で悩む時間が少なくなります。
しかし、恋愛以外に楽しみがない人や、恋愛をすると他のものが手につかないほどのめり込んでしまう人は、恋愛に集中しすぎて恋煩いになりやすい傾向があります。
女性の場合
恋煩いになりやすい女性は、以下のような特徴があります。
恋愛経験が少ない
恋愛経験が少ない女性は、相手にどうやって思いを伝えたらいいのかわからず、片思いが長くなってしまう場合があります。
付き合ったとしても未経験のことばかりで悩む時間が多くなり、恋煩いに陥るケースがあるようです。
愛情深く考え込みやすい
愛情深くて、好きな人のためなら何でもしてあげたいと思っている女性は、常に相手のことばかり考えています。
好きな人を優先しすぎてしまうので、自分のことは二の次になって恋煩いになってしまうことも…。
また、まだ付き合っていない段階なのに、付き合った後や結婚後の生活を考えて、思い悩んでしまうこともあるようです。
真面目で一途
真面目で一途な女性ほど、恋煩いになりやすい傾向があります。
まっすぐな気持ちで恋愛に向き合っているので、小さなことでも考えすぎてしまうのです。
また一途な性格から、叶わない恋だとしても長い期間、片思いを続けてしまい、つらい恋煩いの症状が長引いてしまうことがあります。
恋愛体質
いつも恋をしている恋愛体質タイプな女性は、寂しがり屋の傾向があります。
常に男性がそばにいて、自分が愛されていると実感していないと落ち着かないため、恋愛にハマってしまうようです。
そのため、恋愛について考える時間が長いことから、恋煩いになりやすくなります。
恋煩いの症状
恋煩いになると、どのような症状が起こるのでしょうか。
よくある恋煩いの症状を紹介していきます。
食欲がない
好きな人のことで思い悩む時間が長くなると、ストレスから食欲がなくなってしまう場合があります。
反対に、食欲のコントロールができなくなって過食してしまうケースもあるようです。
拒食症・過食症など、摂食障害につながる恐れがあるので注意が必要です。
眠れない
疲れているはずなのに、眠れなくなるのも恋煩いの症状のひとつです。
いざ寝ようとしても頭に好きな人のことが浮かんだり妄想が膨らんだりして、神経が高ぶって眠れなくなるのです。
感情のコントロールができない
恋煩いになると、涙もろくなる・情緒不安定になるなど、感情のコントロールができなくなることも少なくありません。
一人で考え込むとネガティブな気持ちになりやすくなるので、ちょっとしたことで悲しくなったり不安になったりします。
ため息が増える
相手を好きな気持ちでいっぱいになると、物思いにふけて、ため息ばかりついていることがあります。
ため息は無自覚でついている場合が多いので、「最近ため息ばかりついているね。どうしたの?」と周りの人に指摘されたら、恋煩いの可能性があるでしょう。
仕事が手につかなくなる
眠れない・感情のコントロールができないなどの症状から集中力が低くなり、仕事が手につかなくなる人もいます。
恋煩いがひどくなると、周りの人に迷惑をかけてしまい、日常生活に大きな影響を与える場合があるのできちんと対策することが大事です。
痩せる
恋をすると綺麗になる・痩せるといわれるのは、脳内ホルモンの一種である恋愛ホルモン「PEA(フェニルエアチミン)」が関係していると考えられています。
この恋愛ホルモンは、恋をして不安や緊張を感じているときに分泌量が多くなり、食欲中枢を抑制するそうです。
そのため、食欲不振になって体重が落ちてしまうケースがあります。
恋煩いの治し方
恋愛心理学上「恋煩い」は、生活や考え方を変えると治る可能性があります。
苦しい症状から抜け出すために、恋煩いの治し方・対処法を見てみましょう。
仕事や趣味に没頭する
恋愛系だけに集中しすぎないように、仕事や趣味に没頭する時間を作りましょう。
とくに自分の好きなことをする行為は、ストレス解消につながります。
- 映画を観る
- 運動をする
- カラオケボックスで歌う
など、リフレッシュできる時間を作ってみましょう。
新しい趣味を作ったり仕事のために勉強をしたりするなど、気分転換も兼ねて自分磨きにつなげるのもおすすめです。
気分転換に旅行に行く
恋煩いの症状を改善するために気分を変えるなら、旅行に行くのもひとつの方法です。
旅行中は幸せホルモンと呼ばれる脳内物質セロトニンの分泌量が活発になるといわれていて、リラックス効果から心を落ち着かせるのに役立ちます。
また、旅行を計画している期間は、ドーパミンによって幸福感がアップするんだとか。
そのため、気持ちがリフレッシュして恋煩いから脱却できる可能性が高い方法です。
同性の友人と遊ぶ機会を増やす
恋煩いになると一人で塞ぎ込んでしまうことがあるため、心身ともによくありません。
一人で思い悩む時間が多い人は、同性の友達と会う機会を増やしてみましょう。
参加人数の多いBBQや飲み会などもおすすめです!
恋愛とは関係ない時間を過ごすと、気分転換になりますよ。
また、悩みは人に話すだけで気分が晴れる場合もあります。
自分にはない恋愛観の意見を聞けるので、恋煩いから抜け出すきっかけが見つかるかもしれません。
好きな人と距離を置く
恋愛のことが頭から離れず、仕事や人間関係に支障が出ていたら、好きな人と距離を置いてみることが大切です。
恋煩いになっている間は、気持ちが整理できずに、まともな考えができない場合があります。
心身ともに疲れてしまっている可能性もあるので、一度恋愛から距離を置いて、自分自身を見つめ直してみてくださいね。
恋煩いにならないくらい安定した恋がしたい!
大好きな恋人ができても恋煩いになってしまっては仕事やプライベート、体調にまで悪影響を及ぼしかねません。
恋煩いとは、不安の現れでもありますよね。
「恋煩いにならない心が安定した恋がしたい!」と思いませんか?
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恋煩いを治して素敵な恋をしよう
恋煩いの期間が長く症状が重くなると、体調不良を引き起こして、健康を害する恐れがあります。
また、仕事や周りの人との関係に影響を与える場合があるので、恋煩いになったら早めに対策をとりましょう。
恋をする気持ちは誰にも止められませんが、自分の身を滅ぼす恋はおすすめしません。
ぜひ今回解説した情報を参考に恋煩いを直して、素敵な恋をしてくださいね!
- 恋煩いは、恋する気持ちが募って病気のような症状が出ること
- 恋煩いになると、食欲がない・感情のコントロールができなくなるなどの症状が現れる
- 恋煩いを治すには、仕事や趣味に没頭する・好きな人と距離を置くなどがおすすめ