「後腐れ」の意味とは？後腐れなくスッキリ別れるおすすめの方法まとめ

どんなに好きな相手と付き合っていても、別れを考えることはあるものです。

別れ話というのは、男性・女性ともに悩む場面ですよね。相手への伝え方次第で、喧嘩別れになったり、なかなか別れられなかったり…。

切り出しにくい内容だからこそ、1回で綺麗に終わらせられると、ずるずる悩まずに済みます。

今回の記事では、恋人と後腐れなくスッキリ別れる方法を紹介していきます。

彼氏・彼女の関係をスパッと終わらせたい人や、ちゃんと別れられるか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

「後腐れ」の意味とは

後腐れ（あとくされ）をWEB上の辞書で検索すると、次のような意味がでてきました。

• 物事が終わったあとでも、ゴタゴタや煩わしさが残ること

綺麗に解決せずに、ずるずると引きずる様子を表す言葉であることがわかります。

ちなみに「後腐れがない」とは、「物事が終わったあとに、面倒なことが残らない様子」を表します。

その場限りで悪影響なく終われることを意味し、未練もないイメージです。

後腐れなくスッキリ別れるおすすめの方法

付き合いが長ければ長いほど、別れ話を切り出すのは難しいですよね。2人の関係が深いほど、綺麗さっぱり後腐れなく別れることは至難の業でしょう。

ここでは、そんな悩みを抱えた人におすすめの、恋人と後腐れなくスッキリ別れる方法を紹介します。

キッパリ気持ちがないことを伝える

曖昧な態度や言葉は、一番相手を傷つけてしまう行為です。

相手に気持ちが一切ないのであれば、そのことをハッキリ伝えることがポイントです。「もう好きじゃなくなった」と言われれば、「もう諦めるしかない…」そう思わざるをえないでしょう。

別れると決めたなら、自分の気持ちが揺らがないようにして、相手がしつこく粘ってきても、「別れたい気持ちは変わらない」という強い意志を見せることが大切です。

自分の入る隙は少しも残っていないんだ…と相手に思わせることができれば、後腐れない別れが実現するでしょう。

別れたい明確な理由を伝える

後腐れなく別れたいのであれば、どんなに言いにくくても明確な理由を伝えましょう。

理由を伝えることで、自分の悪い部分や直さなければいけないところに気づくことができ、次の恋愛で成長するキッカケを作ってあげられるかもしれません。

また、逆の立場だとして、あなたが別れたい理由を伝えてもらえなければ、納得がいきませんよね。

「自分に非があったの？」「なにか他の理由があるのかな？」など、相手をモヤモヤさせないためにも、きちんと別れの決断に至った訳を話すことが大切です。

徐々にフェードアウトする

別れ話をするのがめんどくさいからと、急に連絡を絶とうとする人もいますが、それでは後腐れのない別れ方はできません。

あなたのことが好きなまま、急に連絡がとれなくなったら、相手は混乱してしまいます。

その結果、どうにか連絡をとろうとして、周りの友達に聞き取り調査をしたり、家まで押しかけたりすることも…。最悪の場合、納得できない状況のせいでストーカーになってしまう恐れもあります。

そんな事態を避けるためにも、徐々にフェードアウトしていくことが大切です。

会う頻度や連絡回数を減らしたり、一緒にいるときに楽しくなさそうな表情を見せたりして、気持ちが離れていることを少しずつ匂わせるのです。

心の準備ができた頃に、別れ話を切り出したら、「やっぱり…」と相手は感じるでしょう。

とにかく自分を悪者にする

「すべての責任は自分にある」と主張して自分を悪者にするのも、後腐れなく別れたい人にうってつけです。

「あなたみたいな素敵な人は自分にはもったいない」と恋人を褒めれば、相手はあまり嫌な気持ちにはならないでしょう。また、「仕事と恋愛の両立ができない私が悪かった」という伝え方も良いでしょう。

「あなたは悪くない、私が全部悪かった」といったニュアンスで相手に伝えれば、喧嘩別れになることは免れるはずです。

たとえ別れの原因が相手にあったとしても、そのことを伝えるのが怖くて言いにくい人にはおすすめのやり方ですよ。

相手に嫌われるように仕向ける

少し勇気がいる行為ですが、相手に嫌われるように仕向けるのも、後腐れなく別れる方法の1つです。

わざと嫌われるようなことをして、相手から別れを切り出させるパターンとなります。

相手が嫌いなファッションやヘアスタイルにしたり、マナー違反や約束を破るなどの人としてありえないような行動をしたりすれば、愛想を尽かすでしょう。

ただし、度が過ぎるとただのヤバイ人になるので、常識外れな行為には注意は必要です。

笑顔でさよならする

一度は好き同士だった2人なので、最後は感謝を伝えて笑顔でさよならをしましょう。2人で会うのは、今日が最後と決めて食事に行くのもアリです。

「あなたのこんなところに感謝している」「一緒にいられて楽しかった！」など、相手への感謝の気持ちを伝えて明るくさよならしましょう。

お互いに前を向いて歩くんだ！という前向きな気持ちが相手にも伝われば、笑顔で後腐れなくスッキリ別れられ、綺麗な思い出になるはずですよ。

同棲していたら準備万端にして出ていく

同棲している最中に別れ話を切り出す場合は、まず家を出る準備をしましょう。次の引越し先を決め、荷物をまとめ、すぐにでも出られる態勢を作ります。

引越の準備不足だとスマートに別れることはできず、別れ話をしたあとも一緒に住んだままの状態になりがちです。

そうなれば、自分も相手も気持ちに区切りがつかないでしょうし、あなたに情が出て離れづらくなる可能性もあります。

別れを決断したら、無理にでも家を出て、その意志が揺らがないようにすることが大事です。

【注意】後腐れが残るタブーな別れ方

ここでは、後腐れが残ってしまうタブーな別れ方を解説していきます。

今から恋人に別れを告げようとしている人は、次に紹介する行動を起こさないようにチェックしてみてください！

感情的になって取り乱す

別れ話をするときに感情的になって喚き散らしてしまうと、お互い嫌な印象が残り、後腐れのある別れになりがちです。

感情的になって取り乱すと、過去の嫌な思い出を掘り返したり、相手の悪口を言ったりして怒らせてしまうことも…。

言わなくても良いことまで口走ってしまい、結果的に喧嘩別れになってしまうケースもあります。

また、泣きじゃくっても相手を困らせるだけです。冷静に、言葉を慎重に選びながら話すことを心がけましょう。

相手を責める言葉を言う

別れる原因が相手にあったとしても、責める言葉を言ってはいけません。

「あなたが悪い」「あなたのせいで別れる」などと、全部の非が相手にあるような話し方は、相手の気持ちをヒートアップさせてしまいます。

振られるだけでも悲しいのに、一方的に責めてしまえば深い傷を負わせてしまうでしょう。

後腐れなく別れたいのであれば、どんなに相手が悪くても、責めたい気持ちを抑えて冷静さを保ちましょう。

迷いを見せる

別れ話をしている最中に迷いを見せることも、後腐れが残りやすい別れ方です。

恋人との思い出を振り返り「別れたら後悔するかも」「良い部分もあったしなぁ…」と、気持ちに迷いがあっては綺麗に別れることはできません。

迷いがあることが相手に伝われば、まだ付き合える可能性があるかも？と、変に期待をもたせてしまうので要注意です。

「好きだけど…」と前置きする

「好きだけど別れたい」と伝えることもタブーです。

そんなことを言われても相手は納得しません。「好きな気持ちがあるならまだ付き合えるのでは？」と思われてしまいます。

別れると決めたなら、相手への優しさや気遣いは不要です。気持ちがないのに、中途半端に優しくされるほうが辛いだけです。

やはり心を鬼にして、ハッキリ別れる意志を伝えるべきでしょう。

第三者伝いで別れを告げる

別れ話で一番タブーなのは、第三者伝いに別れを告げることです。

切り出しにくいからといって、男友達や会社の上司に伝えてもらうなんて、もってのほかです。2人の問題ですので、周りの人たちを巻き込んではいけません。

大事な話だからこそ、きちんと向き合わなければ相手にも失礼です。

もし、2人きりの空間になるのが怖いのであれば、ファミレスやカフェなどの、周りに人がいる環境で話し合いをするとよいでしょう。

後腐れなく別れられそうな人の特徴

恋愛至上主義の人は、常に恋人のことで頭がいっぱいなので、別れたいと言ってもなかなか納得してくれないかもしれません。

最後に、後腐れなく別れられそうな人の特徴を徹底解説していきます。あなたの恋人にも当てはまるか、確認しながら見ていってください。

理解力がある

普段から理解力がある人は、後腐れなく別れられる人です。

あなたのやりたいことや考えに反対することなく、しっかりと意見を受けとめてくれる人は、優しい性格で寛大な心の持ち主でしょう。

別れを切り出したとしても、あなたが幸せになれるのならば…と納得してスムーズに別れてくれる可能性大。

依存心がなく精神的に強い

恋愛依存体質の人は、別れを切り出したときにしつこく執着してくる傾向があります。

反対に依存心がなく、精神的に強いタイプの人は1人でも生きていける自信があるので、恋人と別れたくらいで人生がダメになるわけがないと思っています。

後腐れなく次の恋に進める心の強さがあるため、すんなり別れられるでしょう。

没頭できる趣味や仕事がある

没頭できる趣味や仕事があることも、後腐れなく別れられそうな人の特徴です。

このタイプの人は、プライベートが充実しているので、交際中も別れたあともあなたに依存することはありません。

寂しい気持ちを趣味や仕事で埋められる人の場合は、恋愛以外のことで忙しいので、振られたときの傷は気づいたら忘れていた…なんてことも少なくありません。

結婚願望がない

結婚願望がない人とも、後腐れなく別れられるでしょう。

20代後半にさしかかってくると、年齢的に結婚を考える人は増えていきます。とくにアラサー女子は、周りの結婚報告に焦りを隠せないことも多いはず。

そんなときに、恋人から別れを告げられたら結婚が遠のいてしまうことから、別れるのを渋る人は少なくないでしょう。

しかし、結婚願望がない人であれば、そんな焦りも願望もないので、アッサリ別れられる可能性があります。

異性関係がだらしない

後腐れなく別れられそうな人の特徴として、チャラついた感じで異性関係がだらしないことも挙げられます。

このタイプの人は、別れを切り出してもアッサリしていて、過去の恋を引きずることもめったにありません。

遊んでいる異性がたくさんいる人ほど、別れてもすぐに恋人ができると心にダメージを負うことはないでしょう。

交友関係が広く、出会いもたくさんあるので、別れを切り出されても焦ることなく、気持ちを切り替えて次の恋愛に進むケースがほとんどです。

後腐れがない別れであれば次の恋に進みやすい

後腐れない別れ方をすれば、お互いに次の恋に進みやすくなります。

後悔が残るような別れ方は、自分のためにも相手のためにもならず、新しい恋愛をしたとしても思い出してしまうでしょう。

別れる原因がどんな理由であれ、一度は愛し合った関係ですので、最後くらいは笑顔でスッキリ終わりたいものです。

後腐れなく別れられるよう、今回の記事で紹介した言動を心がけましょう。