「人として好き」と言ってくる男性心理&恋愛に進展させる方法とは?
男性からの「好き」という言葉は、LIKEなのかLOVEなのかがハッキリしないため、悩んでしまう女性は多いでしょう。
とくに「人として好き」と言われた場合、友情の意味か恋愛感情の意味かで、さらに頭を悩ませている人もいるかもしれません。
そこで今回の記事では、「人として好き」と言ってくる男性心理と、そこから恋愛関係に進展させる方法を紹介します。
男性の何気ない一言に悩んでいる女性は要チェックです。
Contents
「人として好き」の意味は「異性として好き」とは別物
結論からお伝えすると、「人として好き」という言葉は「友達として好き」の意味合いが強く、恋愛対象であることを意味する「異性として好き」とは全くの別物です。
たとえば、男友達と一緒にいて「あなたが好き」と言われれば、恋愛感情があると解釈できますが、「人として」が付いてしまうと、少しあやふやな気がしませんか?
男性側は女性に勘違いされないよう、あえて「人として」を付け加え、恋愛対象ではないことを遠回しに伝えている可能性があるのです。
もっとも「人として好き」と言ってくる男性は、女性の人間性を認めているのは確かなため、たとえ好きな男性に言われても落ち込むことはありません。
ただし、曖昧な表現ではあるので、ネガティブな意味合いが込められていることも把握しておく必要があるでしょう。
「人として好き」と言うときの男性心理
なぜ男性は、女性が解釈に悩むような言葉をかけるのでしょうか。
ここからは、どのような理由から女性に「人として好き」と伝えるのか、言葉に秘められた男性心理について解説していきます。
女性に好意はあるが恋愛感情はない
女性のことを「人として好き」と好意的に見ているからこそ、そのままの気持ちを伝えているパターンがあります。
女性の人柄・性格などに対して好感を持っており、異性としてではなく人間として魅力的に感じているのです。
相手に対して全く興味がないわけではありませんが、今はまだ恋愛感情がないという心理状態です。
女性の好意に気付いて断りたい
男性が女性の好意に気付いて、断り文句の意味で「人として好き」と伝えるパターンもあります。
ハッキリと断ってしまえば女性を傷つける可能性がある上に、現在の仲を維持できなくなってしまうかもしれません。
そこで「恋愛対象ではない」ことを暗に伝える方法として、「〇〇ちゃんは人として好き」と伝えることがあるのです。
告白される前に「付き合うことはできない」ということが伝われば、今後気まずい関係にならなくて済むと考えているのでしょう。
女性を尊敬しているため友達でいたい
男性は女性に対して尊敬の気持ちを持っているときも、「人として好き」と伝えることがあります。
ずっと友達関係でいたい・ずっと刺激を与え合える仲でいたい…そんな思いから、「人として好き」という言葉を使うのです。
この場合、今はLIKEの意味合いが強いですが、今後女性として見てもらうことができれば、一気に恋愛関係に発展する可能性があります。
「自分は恋愛対象じゃないんだ…」と落ち込まずに、良い友達関係を続けておくことをおすすめします。
キープしたい
現状、本命の彼女ではなく「彼女候補」としてキープしたいという気持ちから、「人として好き」と伝えるパターンもあります。
「人として好き」という曖昧な表現は、男性の本心が分かりづらく女性を悩ませますが、それこそが男性の狙いです。
女性に告白すれば絶対に付き合わなければならず、一方で何も言わなければ彼氏ができてしまうかもしれません。
「この子は悪くないけど、他にも良い子がいそう…」というような心理状態から、男性は微妙な表現を使い、ひとまずキープしようと考えるのです。
女性に恋愛感情があるけど恥ずかしい
男性の中には、女性に恋愛感情を抱きつつも、告白するのが恥ずかしいため「人として好き」と伝える人がいます。
「好き」という言葉を使うことで好意を示しつつ、女性の反応が見たいのです。
告白して振られたら嫌ですし、でもこのままの状態が続いても交際に発展しないので、一旦「人として好き」と伝えて相手のリアクションを見ようとします。
女性から好意的な反応があれば、そのまま告白するなんてこともあるかもしれません。
また、好意をさりげなく伝えることで、「女性から何らかのアクションを起こしてくれる」と期待している心理状態の男性もいます。
どちらにせよ、このパターンは多くはありませんが、恋愛感情を持つ男性が女性に「人として好き」と言う場合もあるので、すぐに彼を諦める必要はありません。
「人として好き」と言ってくる男性の脈あり・脈なしの見極め方
女性に対して「人として好き」と伝える男性心理を考えると、確かに現状では脈なしの可能性が高いでしょう。
しかし、これはあくまで可能性の話であり、脈ありのケースだってあるのです。
そこで、「人として好き」と言ってくる男性の脈あり・脈なしを見極める方法を紹介します。
恋人募集中ということをアピールしてみる
「彼氏がいなくて寂しいな」「彼氏がほしいんだよね」など、自分が恋人募集中であることをアピールして、男性の反応をうかがってみてください。
そこで男性が合コンや友人の紹介など、彼氏作りへの協力やアドバイスをしてきたら脈なしです。
あなたを女友達として見ているからこそ、彼氏作りに協力的な姿勢を見せるのです。
一方で、積極的にデートに誘ってくるようになったり、連絡が以前より多くなったりしたら脈ありの可能性大。告白まで秒読みかもしれません。
他の男性を褒めてみる
「友達の〇〇君って、ホント優しいんだよ」「職場の〇〇さんがすごい仕事できる人なんだ」というように、他の男性を褒めて彼の反応を見ることも、脈あり・脈なしを見極める方法の1つです。
他の人を褒めても、まったく興味のない素振りを見せたり、女性とその男性とのキューピッド役を喜んで引き受けるようなら脈なしです。
一方、少しでもムッとして、嫉妬する素振りを見せるようなら脈ありの可能性が高いです。
意中の男性に「人として好き」と言われたら、ぜひ他の男性を褒めて彼の反応をチェックしてみてください。
一緒に食事したときのお会計をチェックする
男性と一緒に食事すると、脈あり・脈なしの見極めが可能です。
チェックポイントは、お会計時の負担額の割合です。ここで割り勘を選択する男性は、脈なしの可能性大です。
「人として好き」と言ってきたのは、「女友達として好き」という意味合いが込められていると判断できます。
なぜなら男性は、好きな女性に対して「気に入られたい」「カッコよく見せたい」という願望があり、食事代は男性側が多く支払ったり、奢ったりするものだからです。
そのため、女性の負担を軽くする行動を見せたら脈ありと捉えて問題ないでしょう。
「人として好き」と言ってきた男性との仲を恋愛関係に進展させる方法
「人として好き」と言ってくる男性は、今の段階では脈なしだとしても、未来で脈ありになる可能性は大いにあります。
断り文句として使っていたとしても、「好き」という言葉がある以上、好意的であることには変わりないからです。
最後に「人として好き」と言われた男性との仲を恋愛関係に進展させる方法を紹介していきます。
女磨きを頑張る
「人として好き」と言う男性は、女性のことを友達・仲間として見ており、女としては見ていない場合がほとんどです。
そこでまずは、外見・内面ともに女磨きをして、自分の女性としての魅力を高め、男性に女として見てもらうことを目指しましょう。
<外見の女磨きの例>
- 早寝早起きをしてホルモンバランスを整え、肌質をアップさせる
- デパートのコスメエリアに足を運び、プロのメイクを学ぶ
- 正しい姿勢を意識して、ポジティブな印象を与える
- 笑顔の練習をして、好感度の高い表情を研究する
- ウォーキング・筋トレをしてスタイルアップを目指す
- 普段と違うファッションに挑戦して、オシャレの幅を広げる
<内面の女磨きの例>
- ノートに自分の気持ちを書き出し、感情を吐き出して心をリフレッシュする
- 苦手なことや嫌なことでも、ゲーム感覚で楽しむつもりで取り組む
- 著名人のエッセイなどを読み、新しい価値観を取り込む
- 会話の中で愚痴・悪口は一切口にせず、裏表のない人間になる
- 客観的視点を持ち、他人への心配りを忘れないようにする
- 相手に対して短所よりも長所に目を向け、尊敬と感謝の気持ちを持つ
このように、外見・内面の両方を磨いていけば、きっと男性にも「手放せない女性」として見てもらうことができるはずです。
相手との共通点を増やす
趣味・価値観など、相手との共通点を1つでも多く増やせば、男性と恋愛関係に進展する近道になります。
実際、共通の趣味を持っていることが理由で付き合ったカップルは多いですし、同じ趣味を持つことで今後のつながりの維持もできるでしょう。
男性に「もしかして俺ら相性良いかも…!」と思わせることができれば完璧です。
LINEのやり取りや遊んでいるときに、「それ好きなんだ、私と同じ!」とさりげなくアピールして、2人の共通点を増やしていきましょう。
さりげなくボディタッチをする
「人として好き」と言ってきた男性に女として見てもらうには、ボディタッチも有効です。
ボディタッチをするときのポイントは、あくまで「さりげなく」です。あまりベタベタとわざとらしく触ってしまうと、「尻軽女だ」「俺は狙われている…」と警戒され、逆効果になってしまうので注意してください。
たとえば「手が大きいね!」と言って触れたり、「面白ーい!」と言って軽く肩をたたいたりなど、親近感を高めるつもりで触れてみるのがおすすめです。
男性からも「女性に触れてみたい」と思わせることができれば、作戦成功です。
どんな時でも味方でいる
人間は、落ち込んで弱っているときほどそばにいてくれる人を大切に感じるため、どんなときでも男性の味方でいることを心がけてください。
悩んでいたら相談にのってあげる、失敗したら励ましてあげるなどの行動を取ることができれば、男性の中で女性の存在感が徐々に高まっていくでしょう。
「人として好き」と言ってきた男性が、「女性として好き」と思ってくれるチャンスが巡ってくる日まで、彼の味方でいることが大切です。
他の男性の影を匂わせる
他の男性の存在をチラつかせるのは、男性の嫉妬心を煽って進展を狙える一方、男性が諦めてしまう可能性もあるギャンブル的要素が強い方法です。
そのため、あからさまに他の男性の影を匂わせるのではなく、徐々にメールや連絡を減らすなど、男性が「あれ?」と思う程度の行動に留めておくことがコツです。
意中の彼とあなたに信頼関係があり、少しでも脈ありの可能性を感じるときに実行するといいかもしれません。
恋の駆け引き的な行動は、ハイリスクハイリターンであると心得ておきましょう。
必ずしも「人として好き=振られた」ではない!
「人として好きは脈あり?脈なし?」と質問されれば、その回答は「NO」の場合が多いかもしれません。
しかし、現段階で脈なしだとしても、未来で脈ありに変わる可能性を大いに秘めた脈なしです。
また、恋愛感情がありながら「人として好き」と伝えるタイプの男性も存在するため、「人として好き=振られた」の方程式は成立しません。
少なくとも男性に人間としての魅力を認められている以上、諦めるのではなく進展を目標にして努力してみましょう!