冬至にやってはいけないことは?避けるべき行動やおすすめの過ごし方を紹介

冬至は1年で最も昼が短く、最も夜が長い日です。
かぼちゃを食べたり、ゆず湯に浸かったりするイメージがありますよね。
では、冬至には「やってはいけないこと」があるのをご存じでしょうか。
今回の記事では、冬至に避けるべき行動やおすすめの過ごし方を紹介していきます。
新年に向かって幸運を呼び込むためにも、冬至の過ごし方を今一度チェックしてみてください。
Contents
冬至とは
冬至とは、1年を24つに分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の一つで、1年で最も昼が短く、最も夜が長い日です。
毎年12月21日、もしくは22日が冬至に当たり、この時期を境に本格的な寒さが到来します。
冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」とも呼ばれ、この日を境に日が長くなるため、開運のチャンスとされています。
冬至にやってはいけないこと5選
その日を境に日が長くなるため、冬至は開運のチャンスとされています。
しかし、最も夜が長い日なので、「陰のエネルギーがもっとも強くなる」とも言われています。
冬至当日は能動的に動くのではなく、静かに過ごすべきです。
ここでは、冬至にやってはいけないことを詳しく解説します。
夜ふかしをする
冬至は夜ふかしをしないようにしましょう。
陰の気が極まっているので、エネルギーを消耗しやすく、体力が回復しにくいとされています。
夜ふかしせず、きちんと睡眠を取って英気を養うのがおすすめです。
体を冷やす
冬至は体を冷やさないように注意してください。
日の短い冬至は、非常に体が冷えやすいです。
そんな日に薄着で過ごしたり、冷たいものばかり食べたりすると、体を壊してしまう恐れがあります。
温かい食事を摂って、体を温めることを心がけましょう。
悪口を言う
普段はもちろん、冬至は特に悪口や陰口を控えましょう。
冬至は陰の気が強いため、悪口や陰口、あるいは他人との言い合いといったネガティブな言動をしてしまうと、より増幅される可能性があります。
また、運気が上昇するタイミングなので、負の感情が長引いてしまうだけでなく、自分自身の運気を下げてしまう恐れもあります。
大掃除をする
大掃除も冬至に避けるべき行動の一つです。
冬至に掃除をすると、せっかくの運気を外に出してしまう可能性があります。
冬至当日はゆっくり過ごし、大掃除は翌日から12月28日までの間に終わらせるようにしましょう。
新しい行動を起こす
陰の気が最も強い冬至は、新しいことを始めるのに向いていません。
そのため、新しくチャレンジするのであれば、冬至は避けた方が良いでしょう。
冬至はスタートするのではなく、エネルギーをチャージするための日です。
行動を起こすのではなく、過去の自分を振り返ったり、これからどう行動すべきか計画を立てたりしましょう。
冬至のおすすめの過ごし方
最後に、冬至のおすすめの過ごし方を紹介します。
しっかり英気を養って、運気アップを目指しましょう。
ゆず湯に浸かる
冬至はゆず湯に浸かるのがおすすめです。
体を温めることで、心身をリラックスさせることができます。
冬至にゆず湯に浸かるのは、「冬至=湯治(とうじ)」と「ゆず=融通が利くように」という掛け言葉が由来とされています。
「湯に浸かり病を癒し、融通が利いてうまくいくように」という願いが込められているのでしょう。
風邪を引かず健康に過ごしたいなら、ぜひゆず湯を試してみてください。
名前に「ん」が付く食べ物を食べる
冬至に名前に「ん」が付く食べ物を食べると、運気を呼び込むことができるとされています。
かぼちゃ(別名:なんきん)や金柑、人参、うどんなどです。
また、「ん」は付きませんが、小豆粥も厄除けの効果があるとされています。
今後の目標や計画を立てる
今後の目標や計画を立てるのに、冬至は適しています。
新年が近づいている時期なので、今までのことを振り返り、未来の目標や計画を考えてみましょう。
始まりの象徴である冬至に目標を立てれば、実行する際のパワーも生まれやすくなるはずです。
来年の目標を紙に書き出してみるのも良いかもしれません。
ふくら雀を見る
冬至は、ふくら雀を見ると縁起が良いとされています。
ふくら雀とは、冬場の寒さに耐えるため、羽毛をふくらませている雀のことです。
「福良雀」「福来雀」と書く幸運のシンボルなので、冬至に見かけることができたら運気アップは間違いありません。
大切な人と一緒に過ごす
冬至は大切な人と一緒に過ごしてください。
冬至はエネルギーをチャージする日なので、大切な人と過ごせば絆をもっと深めることができるでしょう。
また、大切な人同士で集まることで気持ちが穏やかになり、より幸運を引き寄せられるようになるはずです。
冬至にやってはいけないことを押さえておこう
冬至は陰の気が最も強く、エネルギーを消耗しやすい日です。
そのため、アクティブに過ごすよりも、ゆったりと過ごした方が運気アップにつながるとされています。
冬至はその年の出来事を振り返り、来るべき新年に備えましょう。
ぜひ英気を養って、今後の運気アップにつなげていってくださいね。
- 冬至とは、1年で最も昼が短く夜が長い日とされている
- 冬至にやってはいけないことは、夜ふかし・体を冷やす・大掃除など
- 冬至は、ゆず湯に浸かり、「ん」の付く食べ物を食べて今後の健康を祈ろう