日本の伝統的な行事のひとつである「節分」。
豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりする風習がありますが、現代の日本で、実際にこれらの行事を行う人はどのくらいいるのでしょうか。
そこで今回は、成人男女200人を対象に「節分」に関するアンケート調査を実施しました。
本記事では、節分の意味や日付といった基礎知識とともに、現代の節分事情をデータに基づいて詳しく紹介します。
そもそも節分とは?
節分とは、邪気を払い、新しい一年を健康に過ごせるように願う伝統的な行事のことです。
節分は「季節を分ける」という意味があり、本来は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」という四季の変わり目の前日すべてを指していました。
しかし、現在では一年の始まりと考えられている立春の前日に行うものとして、一般的に定着しています。
【節分の日付】
節分といえば「2月3日」のイメージが強いですが、実は立春の日付がその年によって変動するので、節分の日付もそれに伴って変わります。
そのため、まれに2月2日や2月4日になることがあります。
ちなみに、今年(2026年)の節分は2月3日です。
【節分に行うこと】
節分には、「豆まき」や「恵方巻き」といった風習を楽しむのが定番になっています。
<豆まき>
豆まきは、災いの象徴とされる「鬼」を追い払う邪気払いの儀式です。
「鬼は外、福は内」と唱えながら、炒った大豆をまきます。
まき終わったら、自分の年齢の数(または年齢に1個足した数)だけ豆を食べ、健康を願います。
<恵方巻き>
恵方巻きとは、七福神に由来する7種の具材を入れた巻き寿司のことです。
恵方巻きには、「福を巻き込む」という意味が込められています。
その年の恵方(縁起の良い方角)に向かって、「縁を切らない」という意味からカットせずに一本丸ごと黙って食べるのが基本のルールになっています。
ちなみに、今年(2026年)の恵方は「南南東」です。
節分がいつか正しく知っている人は約半数

成人男女200人に「節分の日付を知っていますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人が半数を超えて最多でした。
次に多かったのは「毎年2月3日だと思っていた」で、約3割強を占める結果となりました。
この結果から、節分の日付の認知度は比較的高いことがわかります。
立春は2月4日であることが多いので、「節分は2月3日」というイメージが強く定着しているのかもしれません。
今年の豆まきをする予定の人は半数弱

成人男女200人に、「今年(2026年)の節分に豆まきを行う予定ですか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は半数弱にとどまりました。
現代では、豆まきをしない人の方が多いようです。
豆まきは節分を代表する習わしのひとつですが、「掃除の手間がかかる」「衛生面が気になる」「近隣への騒音配慮」など、現代のライフスタイルに合わない側面があるのかもしれません。
また、子どもやペットの誤嚥(ごえん)事故のリスクを考慮し、豆まき自体を避ける家庭が増えていることも一因と考えられます。
豆まきの目的は「家族の無病息災や厄除けを願うため」が最多

続いて、先程のアンケートに「今年の節分に豆まきを行う予定」と回答した92人に、「豆まきを行う理由はなんですか?」と尋ねました。
その結果、「家族の無病息災や厄除けを願うため」が約3割を占めて最多でした。
「邪気払い」という本来の意味で、豆まきを行う人が多いことがわかります。
一方で、「子どもに体験させたいから」「年中行事として楽しみたいから」「昔からの習慣だから」といった回答が、それぞれ約2割を占めています。
伝統的な儀式としてでなく、豆まきを「家族で楽しむイベント」や「単なる習慣」として捉えている人も多いようです。
7割以上の人が今年恵方巻きを食べる予定

成人男女200人に「今年(2026年)の節分に恵方巻きを食べる予定ですか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は7割を超える結果となりました。
豆まきをする人と比べて、恵方巻きを食べる人は非常に多いことがわかります。
恵方巻きは、節分の行事として人気が高いようです。
もともと恵方巻きは関西地方の風習でしたが、1990年代にコンビニが販売を始めたことをきっかけに、全国的な行事として急速に定着しました。
恵方巻きはイベント的な要素が強く、豆まきのように「掃除の手間」や「騒音」を気にせずに手軽に楽しめるので、幅広い層から支持を集めているのでしょう。
恵方巻きのルールは意識してる?

続いて成人男女200人に「恵方巻きを食べる際、ルールやマナーをどこまで意識しますか?」と尋ねたところ、「今年の恵方を必ず向く」と回答した人が4割強を占める結果となりました。
この結果から、「その年に縁起が良い方向を向いて食べる」という恵方巻きの重要なルールが最も重視されていることがわかりました。
次いで、「食べ終わるまで無言で食べることを徹底する」が3割強、「包丁で切らずに丸かぶりする」が3割弱を占めており、多くの人が基本的なルールを意識している傾向が見られました。
一方で、「ルールは意識しないで食べる」という回答も3割弱を占めています。
形にこだわらず、純粋に恵方巻きの味やイベントを楽しんでいる人も少なくないようです。
節分は家族の健康を願う年中行事

今回のアンケート調査から、「節分の日付を正しく知っている人は半数程度」ということがわかりました。
また、「豆まきよりも恵方巻きの方が圧倒的に人気が高い」という現代の節分事情も明らかになりました。
節分は古くから続く日本の伝統であり、家族の健康を願う大切な行事です。
しかし、現代のライフスタイルの変化に伴い、ルールに縛られず、自分たちに合った形で風習を楽しむという柔軟な姿勢も浸透しています。
このアンケート結果を参考に、ご自身の家庭にぴったりの方法で、今年の節分を楽しんでくださいね!
| 【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート 調査対象:成人男女200名 アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名) 実施日:2025年11月19日 調査実施主体:ハッピーメール(ハッピー)(https://happymail.co.jp/) 調査会社:株式会社アイベック |
- 節分とは、邪気を払い一年間を健康に過ごせるように願う行事のこと
- 節分の日付を正しく知っている人は約半数
- 豆まきをする予定がある人は半数弱
- 恵方巻きを食べる予定がある人は7割以上



