12月といえば?みんなが思い浮かべる行事・食べ物・花をランキング形式で紹介
12月といえば、クリスマスや大晦日、忘年会など、さまざまなイベントがある時期です。
恒例行事だけでなく、師走ならではの食べ物や花もあります。
みなさんは12月の風物詩といえば、何を思い浮かべますか?
今回の記事では、成人男女200人を対象に「12月」に関するアンケート調査を実施しました。
回答結果をランキング形式で紹介しますので、1年の締めくくりを楽しむために、ぜひチェックしてみてください。
Contents
【12月といえば?】行事・イベントランキング
成人男女200人に、12月の行事・イベントといえば何を思い浮かべるか聞いたところ、「クリスマス」と答えた人がもっとも多くいました。
12月になると、クリスマス仕様のイルミネーションやクリスマスケーキの広告などが自然と目に入るため、イメージしやすいのかもしれません。
2位は「大晦日」、3位は「大掃除」となっており、年越しの行事を思い浮かべる人も少なくないようです。
より12月の行事・イベントを楽しめるよう、上位にランクインした「クリスマス」「大晦日」「大掃除」に関する豆知識を紹介します。
「クリスマス」の豆知識
クリスマスに欠かせないのが、子供たちにプレゼントを運んでくれるサンタクロースです。
サンタクロースの由来は諸説ありますが、4世紀に東ローマ帝国に実在したカトリック教会司教「聖ニコラウス(セント・ニコラウス)」といわれています。
聖ニコラウスはお金に困っている娘たちを救うため、金貨の入った袋を煙突から投げ入れたそうです。
その金貨は干してあった靴下のなかに入り、娘たちを救ったという話があります。
聖ニコラウスがサンタクロースの起源とされるのは、そうした慈悲深い行動がつながっているのでしょう。
「大晦日」の豆知識
1年の最後の日である大晦日は、お正月にやってくる年神様を迎えるために準備をする日です。
12月末日は縁起物として年越しそばを食べたり、煩悩を除いて新年を迎えるために除夜の鐘をついたりする習わしがあります。
他にも、「年の湯」といって1年の汚れと厄を落とすために、お風呂に浸かる風習があります。
いつもシャワーで済ませている人も、大晦日はお風呂にゆっくり浸かって、スッキリとした気持ちで新しい年を迎えるのがおすすめです。
「大掃除」の豆知識
大掃除は年神様を迎えるための準備のひとつです。
家のなかを綺麗にして1年の汚れを払い清める目的があります。
一般的には「煤払い(すすはらい)の日」とされる12月13日が、大掃除をはじめるタイミングです。
「苦」を連想させる12月29日や元旦は、掃除をするのを避けたほうがよいといわれています。
掃除をするときは上から下へ、奥から手前に向かっておこなうのが基本です。
効率よく進めて、年末年始はゆっくり過ごせるよう計画的に進めましょう。
【12月といえば?】食べ物ランキング
成人男女200人に、12月の食べ物といえば何を思い浮かべるか聞いたところ、1位は「クリスマスケーキ」、2位は「年越しそば」、3位は「チキン」でした。
年末はクリスマスや大晦日のイメージが根強いため、それらに関連する食べ物を思い浮かべる人が多いようです。
「鍋」や「おでん」という回答も散見され、4位・5位にランクインしています。
寒い冬は体を温める食べ物が好まれやすく、自然と思い浮かぶ人が少なくないのでしょう。
ちなみに「その他」の回答は、「カボチャ」「郷土料理」「チョコレート」でした。
続いては、より12月の食べ物を楽しめるよう、上位にランクインした「クリスマスケーキ」「年越しそば」「チキン」の豆知識を紹介します。
「クリスマスケーキ」の豆知識
クリスマスケーキといえば、イチゴのショートケーキを想像する人が多いでしょう。
しかし、クリスマスにショートケーキを食べるのは日本独特の風習です。
フランスではブッシュドノエル、イギリスではクリスマスプディング、ドイツではシュトーレンなど、国によって準備するスイーツは異なります。
ちなみにアメリカでは、クッキーやパイを用意する家庭が多いようです。
日本では、洋菓子メーカー『不二家』がクリスマスショートケーキを販売したことで、クリスマスにショートケーキを食べる風習が定着したといわれています。
「年越しそば」の豆知識
大晦日は、年越しそばを食べるのが日本の風習のひとつです。
年越しそばには、他の麺より切れやすいそばにかけて、「1年の苦労や災厄を断ち切って翌年に持ち越さない」という厄払いの意味があります。
年が明けてから食べるのはよくないといわれているので、日付に注意が必要です。
他にも、そばのように「細く長く生きられますように」と長寿を祈る意味もあります。
時間に決まりはないので、年越しそばは年が明ける前に食べましょう。
「チキン」の豆知識
クリスマスにはチキンを食べるのが定番という人は多いでしょう。
しかし、実はこれも日本独特の風習です。
クリスマスに七面鳥を食べるアメリカの文化がルーツといわれていますが、日本で目にする機会はほとんどありません。
入手困難な七面鳥の代わりに、食べやすい骨付き鶏もも肉が一般化していったそうです。
また、クリスマスに食べるチキンといえば、ケンタッキーフライドチキンが定番でしょう。
フライドチキンを食べる習慣が根付いたのは、日本KFCが1974年に展開したクリスマスキャンペーンによる影響が大きいといわれています。
キャンペーンをはじめた経緯は定かではありませんが、日本在住の外国人がクリスマスに七面鳥を手に入れられず、フライドチキンでお祝いしたことがきっかけという説が有力です。
【12月といえば?】花ランキング
成人男女200人に、12月の花といえば何をイメージするか聞いてみたところ、1位は「ポインセチア」、2位は「クリスマスローズ」、3位は「赤バラ」でした。
TOP3の花は、クリスマスシーズンになると花屋さんで見かけることが多いでしょう。
12月は贈り物の季節で、クリスマスに花をプレゼントする人は少なくありません。
しかし、花をプレゼントするときは、花言葉に注意が必要です。
最後に、12月の贈り物によく選ばれる「ポインセチア」「クリスマスローズ」「赤バラ」の豆知識として、それぞれの花言葉を紹介します。
「ポインセチア」の豆知識
ポインセチアはトウダイグサ科の植物で、原産地のメキシコでは「聖夜(ノチェブエナ)」と呼ばれています。
クリスマスにぴったりの赤いポインセチアには、「幸運を祈る」「祝福する」といった花言葉があります。
また、ピンクのポインセチアは「思いやり」「清純」、白のポインセチアは「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」という意味があり、贈り物に適した花といえるでしょう。
誰かにプレゼントするなら、相手やシーンに合ったポインセチアを選ぶことがポイントです。
「クリスマスローズ」の豆知識
クリスマスローズは、キンポウゲ科の植物です。
開花時期は1〜4月が一般的ですが、ニゲルという品種が12月にバラに似た花を咲かせることから、「クリスマスローズ」と呼ばれるようになりました。
代表的な花言葉は、「追憶」「私を忘れないで」「私の不安を和らげて」です。
中世ヨーロッパでは、戦いに行く騎士が「自分を忘れてほしくない」という願いを込めて、恋人にクリスマスローズを贈ったといわれています。
遠距離でなかなか会えない恋人へ、少し切ない想いを届けたいときにぴったりの花ですね。
「赤バラ」の豆知識
バラはバラ科の植物で、「花の女王」と呼ばれています。
バラ全体の花言葉は「美」「愛」です。
赤バラには「情熱」「熱烈な恋」「あなたを愛しています」といった意味があり、記念日やプロポーズに最適でしょう。
また、バラは本数によって異なる花言葉を持っています。
本数別の意味は、以下のとおりです。
1本 | 「ひとめぼれ」 |
2本 | 「この世界はあなたと私の2人だけ」 |
3本 | 「愛しています」 |
4本 | 「死ぬまで気持ちは変わりません」 |
5本 | 「あなたに出会えて心から嬉しい」 |
6本 | 「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」 |
7本 | 「片思い」 |
8本 | 「あなたの思いやりに感謝します」 |
9本 | 「いつもあなたを想っています」 |
10本 | 「あなたは完璧な人」 |
11本 | 「最愛の人」 |
12本 | 「私と付き合ってください」 |
13本 | 「永遠の友情」 |
14本 | 「誇りに思う」 |
15本 | 「ごめんなさい」 |
16本 | 「不安定な愛」 |
17本 | 「絶望的な愛」 |
18本 | 「誠実」 |
19本 | 「忍耐と期待」 |
30本 | 「縁を信じています」 |
99本 | 「ずっと好きでした」 |
100本 | 「100%の愛」 |
108本 | 「結婚してください」 |
365本 | 「あなたが毎日恋しい」 |
バラには友情や愛情を示す花言葉がたくさんあるので、相手に合わせてプレゼントするのがおすすめです。
なかにはネガティブな意味を持つ本数があるため、贈る際は注意しましょう。
参考:https://happymail.co.jp/happylife/special-feature/romance-flower/
12月は魅力的な風物詩がたくさんある!
今回のアンケート調査では、12月といえば「クリスマス」や「大晦日」、「大掃除」といった年末の行事・イベントを思い浮かべる人が多くいました。
食べ物では「クリスマスケーキ」や「年越しそば」などが挙げられ、師走には魅力的な風物詩がたくさんあります。
忘年会シーズンでもあるので、友人や同僚に「12月といえば?」と聞いてみたり、豆知識を話したりすると盛り上がるかもしれません。
年末は仕事が忙しくなりがちですが、恋人や家族、友人と一緒に風物詩を楽しんで、新しい年を気持ちよく迎えてくださいね!
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:成人男性・成人女性
アンケート母数:男女200名
実施日:2024年10月25日
調査実施主体:ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)
調査会社:株式会社アイベック
- 12月の行事・イベントといえば、「クリスマス」「大晦日」「大掃除」を思い浮かべる人が多い
- 12月の食べ物といえば、「クリスマスケーキ」「年越しそば」「チキン」を思い浮かべる人が多い
- 12月の花といえば、「ポインセチア」「クリスマスローズ」「赤バラ」を思い浮かべる人が多い
- 魅力的な風物詩がたくさんある12月は計画的に楽しむのがおすすめ