鳳凰がついている人の特徴！現れる時やスピリチュアルメッセージの意味・龍との関係を解説

麒麟や龍神だけでなく、鳳凰がついている人がいるのをご存じでしょうか。

「つく」というのは、いわゆる守護神のようなもので、あなたを守ってくれる存在のことです。

実は、鳳凰がついている人たちにはいくつかの特徴があります。

今回は特徴に加え、鳳凰に好かれる方法・スピリチュアルなメッセージなどについて解説します。

 

鳳凰がついている人の特徴7選

神様や架空の生き物にはそれぞれ特性があり、人間の性格や言動によってつくものが違います。

ここでは、鳳凰がついている人の特徴を見ていきましょう。

 

争いを好まない

鳳凰の加護を受けている人は争いを好みません。

というのも、中国神話における鳳凰は吉兆のシンボルといわれ、世界に安寧をもたらす存在ともいわれています。

つまり、鳳凰がついている人は争いや対立を避ける平和主義者。

そのため、自分から火種を蒔くことはありません。

たとえ、周囲で衝突が起きそうになっても、冷静に対処できる性格の持ち主です。

 

控えめで大人しい性格

守護神が鳳凰の人は、控えめで大人しい傾向にあります。

なので、あまり多くの自己主張はせず、基本的には物静かでコミュニケーションも少なめです。

ただし、消極的というわけではありません。

遠慮しがちに見えますが、実はすごく聞き上手な一面も持っています。

また、控えめとは裏腹に、自分の考えをハッキリ主張する熱い性格の持ち主でもありますよ。

 

努力家なところがある

鳳凰がついている人は、どんな困難な目標にも果敢に挑む努力家です。

鳳凰は平和の象徴であると同時に、目標や願いを成就したときに現れ、褒美を与えてくれる幸運の象徴でもあります。

なので、鳳凰の加護を受けている人も、この特性であることが多いです。

目標達成のためには決して努力は惜しみません。

それどころか、常に前向きで、ひとつの目標を達成したら次というように、休む間もなく努力を続けます。

鳳凰がついている人は、どんなに大変でも諦めない努力家なところがあるのです。

 

自分の意見をはっきり言う

鳳凰がついている人は、自分の意見をはっきり言う性格です。

控えめで大人しいと聞くと、どうしても「一歩引いた性格なのかな？」と思いますよね。

消極的で、周りの意見に流されがちな人を想像するでしょう。

しかし、鳳凰がついている人は違います。

自分はこう思うという自我をしっかり持っているので、周囲に流されることはありません。

たとえ、めちゃくちゃな要求をされても、自分の意見をしっかりと主張します。

周りが尻込みしそうな状況でも、言うべきことをハッキリ言うのが、守護神が鳳凰の人です。

 

周囲に流されない

鳳凰の加護を受けている人は、常に冷静なので周囲に流されません。

多くの人はよく「周りと同じにしなきゃ…」といって、少数意見より多数意見のほうに合わせますよね。

その場の雰囲気に任せて賛同するという、いわゆる「同調圧力」「マジョリティ」ですが、鳳凰がついている人はそうではありません。

彼らにとっては自分がどう思うか・どんな感情なのかが大事。

なので、一時の気の迷いで「賛成です！」と言ったりはしないのです。

 

人に慈悲深く接する

鳳凰がついている人は、人に慈悲深く接することができます。

慈悲深いとは、情が深く他者をあわれむ気持ちが強いこと。

簡単にいうと、見返りを求めることなく他人のために行動できる人です。

つまり、人が喜んだり、自分の行動によって目標や願いが成就したりすることに幸せを感じる性格。

損な役回りに見えますが、たとえ自分を後回しにしても「何かしてあげたい！」という強い意志を持っています。

 

周りの人を前向きにする

守護神が鳳凰の人は、周りの人を前向きにさせるパワーを持っています。

架空の生き物ではありますが、鳳凰の姿を思い浮かべると、とても華やかで活気に満ちていますよね。

これは、鳳凰がついている人も同じです。

その場に活気を持たせ、彼らの前向きな性格が周囲に良い影響を及ぼします。

とくに、ビジネスシーンにおいては、みんなが「頑張ろう！」と思えるきっかけになる存在です。

鳳凰がついている人の熱い人間性が、周りをポジティブにしています。

 

鳳凰に好かれる人になる方法

守護神が鳳凰といっても、もともとついている人がいれば、日々の言動のおかげで鳳凰に守られている人もいます。

では、鳳凰に好かれる人になるには、どうしたら良いのでしょうか。

 

自分の使命を全うする

鳳凰に好かれるには、自分の使命を全うすることが大事です。

というのも、鳳凰に限らず守護神がついている人の多くは、自分の存在意義をしっかりわかっています。

自分が何をすべきか・どの道に進むべきかを認識しているのです。

なので、まずは目標を立て、どうすればゴールできるかを考えましょう。

目標が決まれば、あとは努力あるのみ。

諦めず前向きに取り組む姿勢を続ければ、きっと鳳凰が幸福を与えてくれるはずです。

 

善行に積極的になる

鳳凰に好かれるには、善行に積極的になることが大切です。

鳳凰がついている人の特徴でも紹介したように、彼らには慈悲深いという共通点があります。

そして、鳳凰は平和・安寧・平穏などのシンボルです。

つまり、あなたがどれだけ他人のために行動できるかがポイント。

見返りを求めず、他人の幸福や利益を喜べるかが大事です。

他人をいつくしみ、あわれむ気持ちが深い人ほど鳳凰に好かれやすいといえます。

 

強い信念を持っている

鳳凰に好かれる人の多くは強い信念を持っています。

信念とは、正しいと信じる強い心・揺らぐことのない確信のことで、簡単にいえば自我のようなもの。

つまり、周囲に流されず、自分自身が信じる道を行ける人が鳳凰に好かれやすいのです。

また「絶対にやり遂げるぞ！」という強い意志があるかもポイント。

強い信念を持っている人は、すぐそばに鳳凰がいるかもしれません。

 

鳳凰は縁起がいい？意味＆スピリチュアルメッセージ

鳳凰は、古来縁起の良い生き物だと伝えられてきました。

そのため、スピリチュアルな意味があるといわれています。

ここでは、鳳凰に込められた意味やメッセージを見ていきましょう。

 

平和・安寧の象徴

鳳凰は、私たちの世界に平和と安寧をもたらしてくれる存在です。

というのも、鳳凰は日本を含む東アジア地域で吉祥のシンボルとされています。

そのため、金閣寺・平等院鳳凰堂・旧一万円札の裏面など、さまざまなところで目にしますよね。

つまり、鳳凰は幸福が訪れる前兆なのです。

とくに、日頃の言動や努力が報われた人の前に姿を現すとされています。

鳳凰は、私たちを幸せな人生へ導いてくれる存在ということです。

 

運気上昇の兆し

鳳凰は、運気上昇の兆しというメッセージも込められています。

とくに、飛び立つ姿は金運・恋愛運・仕事運など、さまざまな運気をアップさせる効果が。

鳳凰のようにパワーがみなぎり、ポジティブな気持ちで過ごせるでしょう。

ポジティブになることで、恋愛や仕事において良い結果がついてきそうです。

また、臨時収入を得たり、給料が上がったりと、幸運が舞い込んでくるかもしれません。

 

平穏と子孫繁栄

鳳凰の加護を受けるということは、平穏と子孫繁栄を意味します。

というのも、スピリチュアルの世界において鳳凰は女性性を表す存在です。

そのため、美・繁栄・知恵などの象徴ともいわれ、そのエネルギーはとても強く神聖なもの。

なので、鳳凰に守られている人は子宝に恵まれるといわれています。

穏やかで幸せな家庭を築いていけそうです。

 

鳳凰が現れる時

幸福のシンボルといわれる鳳凰ですが、いつもどこかで姿を現しているわけではありません。

実は、顕現(けんげん)するにはタイミングがあります。

 

世界が平和になった時

世界が平和になったら鳳凰の姿を見られるかもしれません。

これは、聖天子(徳の高い天子・帝)が治める時期に鳳凰が出現したという、中国神話における言い伝えからです。

つまり、幸福を与えるのにふさわしい人物か、祝福する価値のある世界なのかを見極めて姿を現すということ。

不安定なご時世ですが、ふとどこかに鳳凰の存在を感じたのなら、それは世界が平和なりつつあるということかもしれません。

 

目標や願いを成就した時

鳳凰は、目標や願いを成就させた人の前にも現れる可能性があります。

これは、鳳凰が努力家な人を好む特性があるからです。

とくに、人生を大きく変えるようなゴールにたどり着いた人は、鳳凰から祝福が与えられるかもしれません。

鳳凰は天女に姿を変えるといわれています。

もし、夢の中や空などに鳳凰や天女の形が見えたのなら、やがて幸福が訪れるでしょう。

 

龍と鳳凰の関係

鳳凰を語るうえで必ず登場するのが、鳳凰と同じく架空の生き物である龍です。

龍も同じく強いエネルギーを持っており、龍神の加護を受けている人も少なくありません。

ここでは、龍と鳳凰の関係について解説します。

 

陰と陽

古代中国の思想における龍と鳳凰は、陰と陽の関係であるといわれています。

陰陽説とは、万物をさまざまな観点から陰と陽に分ける考えのことで、雌とされる鳳凰は陰、雄とされる龍は陽です。

よく、白と黒の勾玉が合わさった形を見ますよね。

いわゆる太極図というものですが、このように陰陽の調和がとれているほど両者の力が発揮されるといわれています。

鳳凰の加護を受けている人は龍神のことを、龍神の加護を受けている人は鳳凰のことを意識してみてはいかがでしょうか。

 

恋愛運と金運

鳳凰と龍は恋愛運と金運を表し、お互いを高め合える相性の良い守護神です。

龍は天に昇るイメージから、仕事運や金運といった発展・昇格・成功などをゴールとする事柄にご利益があります。

一方、鳳凰は美や繁栄のシンボルで、良縁に恵まれるほか、すてきな人と出会ってからの恋愛運アップにも期待できますよ。

鳳凰も龍も強いエネルギーを持っていますが、うまくバランスをとることで、どちらの運気も上昇していきます。

 

皇后と皇帝

龍と鳳凰は、皇帝と皇后のように最高のパートナー関係であるといえるでしょう。

かつての中国では龍は皇帝、鳳凰は皇后を表していたことから夫婦円満にご利益があります。

さらに、皇帝は龍のごとく力を示し、皇后は鳳凰のように愛と平穏を与えることから、出世・昇格・平和を願う人にとっても良きパートナーです。

陰と陽、恋愛運と金運のように、龍と鳳凰は一蓮托生の関係ということを知っておきましょう。

 

慈悲深く強い信念を持って鳳凰の陰のエネルギーを受け取ろう

スピリチュアルの世界において鳳凰は、幸福や平和の象徴といわれる縁起の良い生き物です。

もともと鳳凰の加護を受けている人もいれば、まだこれからという人もいます。

そのような人は、他者をいつくしむ気持ちを忘れず、無償の愛を与えられる人間になりましょう。

また、己の信念を貫き、日々努力し続けることが大切です。

そうすれば、鳳凰があなたにつく日も近いでしょう。

鳳凰からのエネルギーをいただいて、人生をより良いものにしていってくださいね。