翡翠の意味が怖い?石が持つスピリチュアルな意味・効果とは
翡翠は美しい光沢と透明感を持つ宝石で、装飾品としても人気の高いパワーストーン。
古代から多くの国で珍重されてきた翡翠ですが「怖い意味がある」という噂があるため、持つことに抵抗を感じる人もいるようです。
この記事では、翡翠の意味が怖いと言われる理由を解説し、色別の意味やスピリチュアルな効果を紹介します。
Contents
翡翠の意味が怖い?噂される理由5つ
翡翠の歴史は古く、古代日本では石斧や勾玉(まがたま)の材料として使われ、縄文時代には世界最古とされる糸魚川翡翠の加工が始まりました。
中国では金より価値がある玉(ぎょく)と言われた翡翠ですが、スピリチュアルなイメージが強く「怖い石」と言われることもあります。
はじめに、翡翠の意味が怖いと噂される理由を解説しましょう。
呪術の道具として使われたから
スピリチュアルなパワーを持つ翡翠は、呪術の道具や魔除けとして使われてきた歴史があるため、神秘的なイメージが強く怖いイメージがあります。
アニメなどで翡翠の勾玉を身につけた祈祷師が、怪しい儀式で呪術を行うシーンを見た方も多いのではないでしょうか。
古代のメソアメリカやニュージーランドでは、悪い霊から身を守るための儀式で使う道具やお守りとして、翡翠を使用していたという記録があります。
死者と一緒に埋葬されていたから
古代中国や中南米の国では、翡翠には命を再生させるパワーがあると信じられており、亡くなった人が再び生き返るように願い、口に翡翠を入れて埋葬したと言われています。
死者と共に眠る石のイメージから、怖い石と呼ばれるようになったのでしょう。
中南米では、身分が高い人が亡くなった時、永遠の命を願って翡翠のビーズで装飾した衣で遺体を覆いました。
不老不死に効果があると信じられていたから
翡翠には不老不死を叶えるパワーがあり、若返りや病気を回復させる効果があると信じられていました。
古代メソアメリカでは、翡翠には病気を治す力があるとされ、腹痛を和らげる目的で使われていたこともあります。
また、古代中国では翡翠は健康の象徴であり、不老不死や浄化の力を持つ神聖な玉(ぎょく)とされていました。
翡翠の神秘的な力を信じる人たちにとって、翡翠は恐れ多く軽んじてはいけない石だと思われたのかもしれません。
五徳を高めるといわれているから
スピリチュアルにおいて、翡翠には五徳を高める力があり、魂のレベルを上げる力を持つ石とされています。
五徳とは思いやりの「仁」、私利私欲に動じない心の「義」、礼節を守る「礼」、知恵の「智」、誠実な心の「信」のことです。
翡翠を身につけた人は五徳が高まり、魂をより高いステージに上げられると言われています。
翡翠のスピリチュアルな力への畏敬から、恐れを抱かれることもあるのでしょう。
翡翠のパワーに関する体験談から
人気のパワーストーン、翡翠には、身につけた人が不思議な体験をした体験談を耳にすることもあります。
「翡翠が熱を持ち、災難が来るのを知らせてくれた」「持って寝たら夢を見て、重要な気づきを得た」など、ミステリアスなエピソードは珍しくないでしょう。
そのような体験談が広まると同時に、翡翠のスピリチュアルな力が噂されるようになり「怖い石」「強力なパワーを持つ石」などと言われるようになった可能性もあります。
翡翠の色別|石が持つスピリチュアルな意味

翡翠の色は緑色がポピュラーですが、実際は石の中の鉱物によって色が異なるため、さまざまなカラーがあります。
特にランクの高いジュエリーとされるジェダイト(硬玉)は、翡翠輝石という鉱物でできた翡翠で、緑以外にも黒や白など色のバリエーションが豊富です。
続いては、翡翠が持つスピリチュアルな意味を色別に紹介します。
緑翡翠
一般的な翡翠の色として知られている緑の翡翠には、ヒーリングという意味があります。
翡翠の中でも特に癒やし効果が高く、身につけていると健康をもたらす効果があると言われているのです。
淡い緑から深緑色までさまざまな色があり、濃い方が強いエネルギーを持つとされていますが、人によって個人差があるため、自分に合う翡翠を選ぶといいでしょう。
緑翡翠の石言葉は「誠実」「調和」で、誠実な生き方や調和の大切さを象徴しています。
黄翡翠
光のエネルギーが宿るとされる黄色の翡翠は、チャンスを逃さすことなく、タイミング良く幸運を掴む強運を意味するパワーストーンです。
人間関係運をアップさせ、良い縁を引き寄せる意味もあるため、婚活中の人やパートナー、人脈を求めている人に合うでしょう。
黄翡翠の石言葉は「喜び」「社交性」で、ネガティブな考え方を取り払い、気持ちを前向きにする効果を持つと言われています。
黒翡翠
神秘的な黒色の翡翠は、想像力を高めて新しい発想を作り出すという、クリエイティブな意味を持つ宝石です。
また、黒翡翠は富の象徴として身につけている人の財運を高めたり、社会的な地位を高めたりする効果があるとされています。
さらに、逆境を乗り越える力を与えてくれる宝石だとも言われているのです。
黒翡翠の石言葉は「徳」で、単なる成功だけでなく、人徳も高めたいという志のある人におすすめ。
紫翡翠
淡い紫色の翡翠は、ラベンダー翡翠とも呼ばれる美しい翡翠で、海外では特に人気が高いです。
紫翡翠にはストレスを軽減させ気持ちをスッキリさせる意味があり、悩み事がある人や心を落ち着けたい人に効果を発揮するでしょう。
また、身につけた人に自信をつけ、自立心を芽生えさせるとも言われています。
紫翡翠の石言葉は「繁栄」「安定」で、ビジネスを成功させたい人や、安定した評価をキープしたい人に力を貸してくれるでしょう。
翡翠のスピリチュアルパワー・効果
翡翠は昔から強力な力を持つパワーストーンとして、持つ人にさまざまな幸運をもたらして来ました。
次は、翡翠を身につけることによって得られる、スピリチュアルなパワーや効果を紹介します。
心と体のバランスを整えて健康にする
翡翠を身につけていると、スピリチュアルなパワーにより、心と体のバランスを整えて健康になれると言われています。
人間が本来持っている免疫力を高めるため、病気にかかりにくくなったり、病気になっても回復が早くなったりするでしょう。
また、ストレスを軽減して気持ちを穏やかにする効果があるため、精神的な疲れやネガティブな感情を和らげ、心の乱れによる体調不良が起きにくくなります。
成功や繁栄をもたらす
古代中国では、翡翠は豊かさや繁栄の象徴として、王族や貴族などの権力者が持つ宝石でした。
それは成功や盛運を引き寄せる翡翠のスピリチュアルなパワーが、評価されていたからかもしれません。
翡翠を持つ人は強運に恵まれて、ビジネスや商売などの成功や経済的・精神的な豊かさを得られると言われています。
チャンスを引き寄せる効果があり、キャリアアップを目指して努力する人に、夢を叶える手助けをしてくれるでしょう。
邪念やネガティブなエネルギーから守ってくれる
翡翠を身につけていると、邪念やネガティブなエネルギーが近くにあっても、バリアのように身を守ってくれる効果があります。
周りのネガティブな気持ちに影響を受けたり、悪意を持った人に騙されたりしやすい人には、自分を守る心強い御守になるでしょう。
古くから魔除けとして使われてきた翡翠は、災害や不意のアクシデントなどの危険から、持ち主を守る効果もあると言われています。
忍耐力を養い冷静さを保てるようになる
翡翠のスピリチュアルなパワーは、持つ人の忍耐力を養うため、逆境に立たされても諦めずに頑張れるようになると言われています。
気分を安定させる効果もあるため、感情的になったり一時的な気の迷いが起きにくくなったりして、常に冷静さを保てるようになるでしょう。
落ち着いていれば起きないミスが多い人や、感情的になってコミュニケーションのトラブルになりやすい人は、翡翠のパワーが効果的です。
不安が和らぎ癒やされる
翡翠を身につけたり触れたりすると、不安な気持ちが和らいで心配事が消え、前向きになれる効果があります。
悪いことばかり考えてしまう心配性の人や、小さなことが気になって気疲れしやすいタイプの人は、翡翠のパワーで自分を癒やし、安定したメンタルを手に入れましょう。
翡翠には調和を作り出す効果があるため、人間関係のトラブルがある人に、平和な解決方法を教えてくれるかもしれません。
翡翠が合う人・合わない人の特徴

翡翠が怖い意味を持つと言われるのは、合う人・合わない人がいるせいかもしれません。
スピリチュアル的に強いパワーを持つ翡翠は、合う人には幸運をもたらしますが、合わない人には効果を感じにくいでしょう。
最後は、翡翠が合う人と合わない人の特徴を紹介します。
翡翠が合う人の特徴
翡翠に合う人と合わない人がいる原因は、パワーストーンとしての翡翠の特異性です。
強い波動を持つ翡翠は、波動が高い人には大きな効果を発揮します。
また、持つ人の心に寄り添いサポートする特性があり、必要とする人には大きな力を与えてくれるのです。
まず、翡翠が合う人の特徴を紹介しましょう。
翡翠に選ばれた人
翡翠は人を選ぶパワーストーンだと言われています。
スピリチュアルな力を持ち波動が高い人は、翡翠のエネルギーと共鳴しやすいため、翡翠に選ばれた「翡翠が合う人」です。
ただし、翡翠はそれぞれ違う波動を持つため、ある翡翠には選ばれても、別の翡翠には選ばれない可能性があります。
翡翠に選ばれた時は、触れた時にインスピレーションを感じたり、強く惹かれたりするでしょう。
ストレスが多い人
ストレスが多く、パワーストーンに癒やしを求めている人は、翡翠が合うでしょう。
翡翠のスピリチュアルなパワーは、ストレスを和らげて健康的な精神を保つ効果があります。
感受性が強く気分のアップダウンが激しい人や、流されやすくメンタルの安定が必要な人は、翡翠を身につけることで安らげるようになり、効果を感じるでしょう。
はっきりとした目標がある人
持つ人のスピリチュアルな成長を助けるとされる翡翠は、はっきりとした目標を持ち、前向きに努力する人に合うパワーストーンです。
金運を高めたい人や夢を叶えたい人、仕事運や人間関係運をアップしたい人は、翡翠の効果を感じやすいでしょう。
人生の新たなステージへ進もうとする人にも、おすすめです。
悪い気から自分を守り、本来の自分の力を発揮したい人にも効果的です。
翡翠が合わない人の特徴
翡翠が合わない人は、翡翠のスピリチュアルなパワーを信用せず、心の中で必要ないと思っている人です。
逆に即効性を求めて、頼り過ぎる人も合わないため、身につけてもあまり効果を感じられないでしょう。
次は、翡翠が合わない人の特徴を紹介します。
メンタルが強くストレスが少ない人
メンタルが強く何事にも動じない性格で、日頃からあまりストレスを感じないような人は、翡翠を持っても変化を感じにくいでしょう。
自分の性格や考え方に自信があって、何が起きても自分の力で解決できると信じている人は、翡翠が向かないタイプです。
翡翠は癒しを求める人に寄り添ってくれますが、必要ない人にはパワーストーンとしての意味を持たないでしょう。
ネガティブな発想をする人
ネガティブな発想をしがちで、翡翠のスピリチュアルな力を過度に恐れる人や、逆に信じられず何も起きないだろうと思う人は、翡翠に合わないでしょう。
翡翠を身につけても本来のパワーが活かされず、効果を感じにくいです。
全く合わない場合は、体調やメンタルに悪い影響を与える恐れがあるため、しばらく触らない方がいいかもしれません。
安定思考で変化を恐れる人
翡翠は明確なビジョンを持って前進する人をサポートするため、現状に満足し変化を恐れる人には向かないでしょう。
将来に対する希望や自分の目標がなく、なんとなく生きている人や他力本願な人は、翡翠を身につけても変化を感じにくいかもしれません。
翡翠のパワーで幸運を引き寄せたいと思うなら、まず気の持ち方を変える必要があります。
翡翠が怖い理由は強いパワーによるもの!正しく使えば健康や成功を引き寄せてくれる
翡翠が怖いと噂される理由は、神秘的なシーンで使われてきたイメージが強く、強力なパワーに対する評判があることです。
翡翠には緑以外にも色のバリエーションがあり、それぞれに意味があります。
スピリチュアルなパワーは健康や成功を引き寄せ、魔除けの効果もあるのです。
ただし、合う人と合わない人がいて、合わないと効果を感じにくいかもしれません。
翡翠は怖いものではなく、正しく使えばスピリチュアルなパワーを実感できるでしょう。
- 翡翠が怖いと言われる理由は、神秘的なイメージや強いパワーへのリスペクト
- 緑以外にもさまざまなカラーがあり、それぞれ意味がある
- 健康や成功を引き寄せ、ネガティブなエネルギーを払うなどの効果がある
- 合う人もいる反面、合わないと効果を感じにくい
- 本当は怖くない翡翠を正しく使い、スピリチュアルな効果を実感しよう




