出雲大社にタブーはある?やってはいけないことや参拝の作法を解説

恋愛や縁結びのパワースポットとして有名な出雲大社。
出雲大社には、参拝するにあたってタブーとされる行動があることを知っていますか?
神聖な場所にふさわしくない行いをすると、せっかくのご利益をいただき損ねてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、出雲大社のタブーや正しい参拝作法を詳しく解説します。
出雲大社の歴史や慣習を理解し、適切なマナーを心がけることで、より意義深い参拝となり、恋愛運アップのご利益も期待できるでしょう!
Contents
出雲大社でタブーを犯すとどんな影響がある?
非常に長い歴史を持ち、由緒ある神社として知られる出雲大社。
そんな神聖な場所でタブーを犯すことは、神様への冒涜であり不敬な行為だと捉えられます。
せっかくの参拝の意義が損なわれるだけでなく、自らの心の平安をも乱してしまいかねません。
また、迷惑行為は場の空気を壊してしまいますので、他の参拝客たちの気分まで台無しにしてしまう恐れがあるのです。
神聖な場所に相応しい振る舞いを心がけることで、より意義のある特別な参拝となるはず。
タブーを知り、守ることは参拝者としての最低限のマナーであり、神様への敬意を表す行為でもあるのです。
出雲大社のタブー例
ここでは、服装、お賽銭の納め方、参拝ルート、そして参道の歩き方に関する主要なタブーについて詳しく説明します。
ラフすぎる服装での参拝
出雲大社に参拝する際は、服装に注意しましょう。
まず、露出の多い服装は避けるべきです。
ノースリーブやショートパンツなど肌の露出が多い服は、神聖な場所にふさわしくないためタブーとされています。
また、サンダルやビーチサンダルなどのカジュアルすぎる履物も控えましょう。
帽子やサングラスも、出雲大社の中へ入る前に外すのが望ましいです。
神様に対する敬意を表すために、頭部を露出させることが重要なのです。
お賽銭の投げ込み方
お賽銭を納める際にも、注意すべきタブーがあります。
お賽銭箱に硬貨を投げ入れる時は、静かに行うことが大切。
勢いよく投げ込んだり、大きな音を立てたりすることは、神様への無礼に当たると考えられているのです。
お賽銭は、感謝の気持ちを込めて丁寧に納めるようにしましょう。
強く投げ込むのではなく、静かに置くように心がけることが基本です。
宇迦橋の大鳥居をくぐらないで中に入る
出雲大社の参拝ルートには、重要なポイントがいくつかあります。
中でも見落としがちなのが、一の鳥居である宇迦橋(うがばし)の大鳥居です。
宇迦橋の大鳥居は、出雲大社への参拝ルートの一部を成しています。
しかし、この大鳥居をくぐり抜けずに参拝してしまう方が少なくないのです。
大鳥居をくぐることで、神聖な領域に入ることを示すことができます。
参拝する際はこの大鳥居を見落とさないよう、注意深く進んでいきましょう。
※2024年9月現在、宇迦橋は橋の架け替えと鳥居の補強工事が行われており、通ることができません。
工事完了は、2026年ごろを予定しています。
参道の中央を歩くこと
出雲大社へ参拝した際に、参道の中央を歩くのはタブーです。
参道の中央は、神様の通り道であると考えられています。
人間が真ん中を歩くことは避けるべきとされているので、参道の端を歩くことを心がけましょう。
出雲大社の正しい参拝作法
出雲大社での参拝には、独自の作法があり、これを正しく理解して実践することが重要です。
これらの作法を丁寧に守ることで、より深い敬意を表し、心のこもった参拝となります。
二礼四拍手一礼の方法と意味
出雲大社を参拝する際は「二礼四拍手一礼」を用いましょう。
【手順】
最初に二回礼をし、次に四回手を叩き、最後にもう一度礼をする
二礼四拍手一礼には、神様への感謝と尊敬の気持ちが込められています。
二回の礼は神様へのあいさつ、四回の拍手は神様への呼びかけ、最後の一礼は神様への感謝を表しているのです。
御本殿でのお参りの仕方
御本殿に向かう前に、手水舎で丁寧に身を清めましょう。
御本殿では、ご神体の正面から挨拶をすることが重要です。
出雲大社の場合、御本殿の西側がご神体の正面にあたります。
ご神体に向かって、二礼四拍手一礼を行い、心を込めてお参りしましょう。
以上が、出雲大社での正しい参拝作法の概要です。
これらの作法を守ることで、神様への感謝と尊敬の気持ちを表すことができるでしょう。
出雲大社参拝時のその他の注意点
出雲大社に参拝する際、これまで紹介したタブー以外にも守るべきマナーやルールがあります。
神聖な場所を訪れる意識を持ち、適切な行動をとることで、より有意義な参拝となるでしょう。
ここでは、出雲大社参拝時の注意点をいくつかご紹介します。
写真撮影のマナーとルール
出雲大社では、写真撮影に関するマナーとルールがあります。
まず、御本殿内での写真撮影は基本的に禁止されています。
神聖な空間であるため、静かに参拝することが大切です。
撮影する際は、他の参拝客に迷惑がかからないように配慮するのがマナー。
そもそも、参拝時はカメラやスマートフォンに気を取られすぎないことが基本です。
写真を撮ることに夢中になり、本来の目的を忘れてしまっては本末転倒なので、参拝を最優先に考えてくださいね。
おみくじの正しい引き方と保管方法
おみくじを引く前に、まずは心を落ち着けましょう。
神様に向かって一礼し、自分の願いごとを心の中で唱えます。
そして、おみくじ箱から番号の書かれた棒を1本引き抜きます。
あまり悩まずに、直感で選ぶのがコツです。
おみくじの内容が良くなかった場合でも、すぐに捨てるのはタブーとされているので要注意。
おみくじを破ったり、乱暴に扱ったりすることは避けてください。
自宅に持ち帰る場合は、清潔な場所に保管することをおすすめします。
参拝後の過ごし方のコツ
出雲大社の参拝後は、周辺のスポットを楽しむのもおすすめです。
定番は、コシの強い麺が特徴的な郷土料理「出雲そば」を味わうこと!
出雲大社周辺には、美味しい出雲そばを提供するごはん屋さんが多数ありますので、旅の思い出としてぜひ立ち寄ってみてください。
また、恋愛運アップのご利益があるとされるスポット巡りをするのも良いでしょう。
タブーを知って出雲大社を正しく参拝しよう
出雲大社を訪れる際は、まず宇迦橋の大鳥居をくぐることから参拝が始まりますので覚えておきましょう。
参拝の際は、出雲大社独特の「二礼四拍手一礼」という正しい作法を守りましょう。
御本殿では、ご神体の正面から丁寧に参拝することが大切です。
参拝後は、境内や周辺にある恋愛運アップのスポットを巡るのもおすすめです。
これらの場所を訪れることで、出雲大社のパワーをより深く感じることができるでしょう。
正しい作法と敬意を持って参拝することで、出雲大社の神聖な雰囲気を十分に味わえます。
歴史ある神社のパワーを感じながら、心を込めて参拝してみてはいかがでしょうか。
出雲大社での特別な体験が、あなたの人生に良い影響をもたらすかもしれませんよ!
- 出雲大社に存在するタブーを犯す=神様への冒涜
- ラフすぎる服装で参拝したり、お賽銭を雑に投げ込んだりするのはNG
- 御本殿ではご神体の正面から丁寧に参拝するべし
- 出雲大社では「二礼四拍手一礼」が基本
- マナーをしっかり守って出雲大社のパワーを感じよう